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どんな人がどんなときにどこでYouTubeを利用しているのか?Googleの調査報告をご紹介

2020.11.2
読了まで約 3

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で、オンライン飲み会や配信ライブ、ECサイト上でのウィンドウショッピングを楽しむユーザーが増え、人々の生活環境はコロナ渦前と比べ変化しています。マーケティングにおいてもこうした変化に対応すべく、デジタル広告へシフトする動きが強まっています。

世界最大級の動画共有サービス「YouTube」は、より多くのユーザーにメッセージを届けるデジタル広告ツールとして最適です。コロナ禍をきっかけにデジタル広告へのシフトが強まる中、YouTube広告を効果的に活用するには、まずはどのようなユーザーがYouTubeを利用しているのか知る必要があります。

この記事では、コロナ渦によるデジタル広告シフトの変化を紹介する前に、まずはそもそもYouTubeを誰がいつどこで利用しているのか、GoogleによってまとめられたYouTube利用状況の調査報告をご紹介します。

YouTubeは年齢、性別を超えて幅広い層で利用されている

YouTubeは比較的若い年齢層のユーザーが利用するイメージがあるかもしれませんが、実際は年齢、性別を超えて幅広い層のユーザーが利用しています。しかし、年齢や性別、ライフスタイルによって興味関心は異なるため、YouTubeを視聴するシーンや興味のある動画はそれぞれの層によって大きな違いがあることがわかりました。

Googleがまとめた調査報告では、YouTubeのユーザー層を「F1層(20〜34歳女性)」「45+層(45〜65歳男女)」に分類し、それぞれの視聴傾向を分析しています。

ここからは、異なる年代、性別のYouTube利用状況について、さらに詳しく解説していきます。

F1層(20〜34歳女性)のYouTube利用状況

F1層(20〜34歳女性)の利用シーンで最も多かったのは、平日は「就寝前」、休日は「日中家でくつろいでいるとき」でした。F1層は自宅内での利用が多く、家事の合間や入浴中にも利用がみられるのが特徴的です。

また、F1層の視聴率が最も高かったジャンルは、平日・休日ともに「アーティスト・音楽家のライブ・楽曲」でした。45+層でも人気のあるジャンルであり、幅広い年代から視聴率を獲得していることがわかります。

さらに、F1層には「クリエイター動画」や「コスメ紹介」のジャンルも人気があり、ユーザー全体の平均よりも高い視聴率を記録しています。45+層の視聴率ランキングには入っていないことから、F1層を中心に視聴率を集めていることがわかりました。

●F1層の利用状況まとめ
<平均より利用が多いシーン>
・就寝前(寝床の中など)
・日中家でくつろいでいるとき
・家事の合間に

<視聴率TOP5ジャンル>
1位:アーティスト・音楽家のライブ・楽曲
2位:クリエイター動画
3位:コスメ紹介
4位:メイク・ネイル・ヘア
5位:お笑い・ドッキリなどのバラエティ

45+M層(45〜65歳男性)のYouTube利用状況

45+M層(45〜65歳男性)の利用シーンで最も多かったのは、平日・休日ともに「帰宅後くつろいでいるとき」が圧倒的でした。会社や出先での利用が多いのも特徴的で、ユーザー全体の平均と比較すると利用シーンに偏りがあることがわかります。

また、45+M層はスポーツ関連動画や時事・政治動画の視聴が目立っており、同年代の女性と比べても高い視聴率を記録しています。

●45+M層の利用状況まとめ
<平均より利用が多いシーン>
・帰宅後くつろいでいるとき
・お昼などの休憩時間
・会社
・学校
・出先

<視聴率TOP5ジャンル>
1位:アーティスト・音楽家のライブ・楽曲
2位:スポーツニュース・中継
3位:時事・政治
4位:お笑い・ドッキリなどのバラエティ
5位:スポーツ一般

45+F層(45〜65歳女性)のYouTube利用状況

45+F層(45〜65歳女性)の利用シーンで最も多かったのは、「日中家でくつろいでいるとき」でした。平日・休日ともに「家事の合間に」視聴するユーザーも多く、自宅での利用が目立つ結果となりました。

また、45+F層の視聴率を集めたジャンルには、「料理・お菓子のレシピ」や「ペット関連」がランクインしています。F1層や45+M層にはランクインしなかったジャンルであり、45+F層を中心に人気を集めていることがわかりました。

●45+F層の利用状況まとめ
<平均より利用が多いシーン>
・日中家でくつろいでいるとき
・家事の合間に

<視聴率TOP5ジャンル>
1位:アーティスト・音楽家のライブ・楽曲
2位:料理・お菓子のレシピ
3位:ペット関連
4位:時事・政治
5位:お笑い・ドッキリなどのバラエティ

まとめ

◆新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で、オンライン飲み会や配信ライブ、ECサイトの利用などオンラインを活用するユーザーが増えている。マーケティングにおいても人々の生活環境の変化に対応すべきであり、コロナ禍をきっかけにデジタル広告へのシフトが強まっている。

◆世界最大級の動画共有サービス「YouTube」は、コロナ禍でデジタル広告へのシフトが進む中、より多くのユーザーにメッセージを届けるデジタル広告ツールとして最適だ。YouTube広告を効果的に活用するには、まずはどのようなユーザーがYouTubeを利用しているのか知る必要がある。

◆F1層(20〜34歳女性)は自宅内でYouTubeを利用するユーザーが多く、クリエイター動画やメイク・コスメ関連の視聴率がユーザー全体の平均よりも高い。

◆45+M層(45〜65歳男性)の利用シーンには偏りがあり、会社や出先で利用するユーザーが多いのが特徴的。スポーツ関連動画や時事・政治動画がよく視聴されている。

◆45+F層(45〜65歳女性)は自宅内での利用が多く、F1や45+M層にはランクインしていない料理やお菓子のレシピ、ペット関連動画の人気が高い。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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