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サービスの導入実績をアピール!導入企業ロゴの集め方と注意点

2025.9.11
読了まで約 5

多くのBtoBサイトでは、製品・サービスの導入実績をアピールする目的で導入企業のロゴを並べて掲載しています。どういった製品・サービスなのか、情報収集をするためにサイトを訪れたユーザーにとって、名前の知っている大手企業のロゴを見ると製品・サービスの信頼感を得ることができます。

BtoBサイトの担当者は導入企業ロゴをどのように集めて掲載しているのでしょうか。今回は導入企業ロゴの集め方を注意点とあわせて紹介します。また、ロゴ使用許可を得るための効果的なアプローチ方法についても触れていきます。

導入企業ロゴの掲載は、自社サービスの信頼性を高める重要な要素となります。しかし、ただ単にロゴを集めるだけでなく、適切な方法で使用許可を得ることが不可欠です。本記事では、効果的なロゴ収集の手法や、使用許可を得る際の注意点、さらには導入企業との良好な関係を維持するためのポイントについても詳しく解説していきます。

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BtoBサイトに導入企業ロゴを掲載する目的・メリット

BtoBサイトに導入企業のロゴを掲載する目的とメリットは主に3つあります。これらの効果により、製品やサービスの価値を効果的にアピールし、潜在顧客の興味を引き付けることができます。また、ビジネスの信頼性を高め、新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化にも貢献します。さらに、導入企業ロゴの掲載は、自社の製品やサービスの市場での位置づけを示す指標としても機能し、競合他社との差別化にも役立ちます。これらの要素が相まって、BtoBサイトの全体的な説得力と効果を高めることにつながります。

①製品・サービスに対する信頼感・安心感の醸成

紹介・クチコミやインターネット検索で製品・サービスを知って、サイトを訪れたユーザーにとって、導入企業ロゴの一覧は製品・サービスの信頼感・安心感を与えてくれます。特に、知名度の高い企業のロゴが並んでいると、その製品・サービスの品質や実績を視覚的に確認でき、安心して検討を進められます。これにより、潜在顧客の興味を引き、商談や契約へとつながる可能性が高まります。

②大手企業に支持されていることをアピール

導入企業ロゴのなかに知っている大手企業のロゴがあれば、大手企業に支持されるほどの製品・サービスであるという印象をユーザーに与えることができます。これは、製品やサービスの信頼性を高め、潜在的な顧客に対して強力な説得力を持つ要素となります。また、大手企業との取引実績は、自社の製品・サービスの品質や実績を間接的に証明することにもつながります。

③視覚的に導入実績をアピール

導入企業をテキストで表示させるよりも企業ロゴを並べることで、どんな企業がどれだけ導入しているのか、視覚的にアピールできます。企業ロゴは一目で認識できるため、サイト訪問者の注目を集めやすく、印象に残りやすいという利点があります。また、多数の企業ロゴを整然と配置することで、製品やサービスの普及度や信頼性を効果的に伝えることができます。SmartHRの導入企業一覧ページをみるとイメージが湧きやすいでしょう。このような視覚的なアプローチは、ユーザーの理解を促進し、製品やサービスへの興味を喚起する上で非常に効果的です。

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導入企業ロゴの集め方

サイト担当者が導入企業のロゴを収集する方法には、主に2つのパターンがあります。これらの方法を実行するには、営業担当者との緊密な協力と連携が不可欠です。

1つ目の方法は、新規契約時にロゴ掲載の依頼を行うことです。この場合、営業担当者を通じて、契約締結のタイミングで企業担当者にロゴ掲載の許可を求めます。

2つ目の方法は、導入事例作成時にロゴ掲載の依頼を行うことです。導入事例の作成を依頼する際に、併せて企業ロゴの掲載許可も求めます。

これらの方法を使い分けることで、効果的にロゴを集めることが可能となります。ただし、企業によっては製品やサービスの導入を公開したくない場合もあるため、柔軟な対応が求められます。

また、ロゴ掲載の許可を得やすくするために、初月の利用料を無料にするなど、契約条件を優遇する戦略を取ることもあります。このような工夫により、より多くの企業ロゴを効率的に集めることができます。

①契約時に企業ロゴの掲載を依頼

新規契約が成立した際、営業担当者を通じて顧客企業の担当者に対し、製品・サービスサイトへの企業ロゴ掲載を依頼します。この段階で、ロゴ使用の許可を得ることで、後々の手続きを円滑に進めることができます。ただし、企業によっては製品・サービスの導入自体を非公開にしたい場合があり、断られるケースも想定されます。そのような状況に対応するため、企業ロゴの掲載を条件に初月の利用料を無料にするなど、契約条件を優遇する戦略を検討することも有効です。さらに、SmartHRの事例のように、新規導入企業の情報をプレスリリースとして発信することで、企業ロゴとともに導入実績を広くアピールする手法も効果的です。こうしたアプローチにより、自社製品・サービスの信頼性と認知度を高めることが可能となります。

プレスリリース アーカイブ

②導入事例と企業ロゴの掲載を依頼

導入事例を依頼する際に、企業ロゴの掲載をあわせて行います。導入事例の掲載を打診する企業は一定の効果が得られているため、契約時に企業ロゴの掲載を依頼する際よりは協力を得やすくなります。また、導入事例と企業ロゴを同時に依頼することで、効率的に実績をアピールすることができます。
仮に導入事例が断られたとしても、企業ロゴの掲載について許可を得られるかもしれません。このような柔軟な対応により、より多くの企業ロゴを掲載できる可能性が高まります。

導入企業ロゴの依頼方法

営業担当を通して企業ロゴの掲載を依頼する際には、慎重かつ丁寧なアプローチが求められます。この過程では、複数のステップを踏む必要があり、各段階で適切なコミュニケーションと文書のやり取りが重要となります。具体的には、初めに使用目的や使用箇所、使用期間などの詳細を明確に伝え、企業側の理解を得ることから始まります。続いて、必要に応じて正式な使用許可申請書を提出し、承認を得ます。承認後は、高品質なロゴデータを受け取り、使用規定に厳密に従って適切に扱います。最後に、実際の使用イメージを企業側と共有し、最終確認を行います。この一連のプロセスを通じて、企業との良好な関係を維持しつつ、効果的なロゴ使用を実現することが可能となります。

①打診する

打診する際には、使用目的・使用箇所・使用期間、希望のデータ形式を伝え、企業ロゴの使用マニュアルに基づいて使用する旨を伝えます。この際に使用イメージがあれば、一緒に添付するとよいでしょう。具体的には、メールや電話で営業担当を通じて企業の担当者に連絡を取り、ロゴ使用の許可を求めます。その際、自社のウェブサイトや印刷物などでどのように使用するかを明確に説明し、使用期間が決まっている場合はその期間も伝えます。また、ベクターデータやJPEG、PNGなど、どのような形式のデータが必要かも併せて伝えることが重要です。企業によってはロゴ使用に関する厳密なガイドラインがある場合もあるため、それらの規定に従う意思を示すことで、スムーズな許可取得につながることがあります。

②使用許可書の提出

企業によってロゴ使用許可申請書の提出が必要な場合は、指定のフォーマットをもらい用意し、提出します。企業によっては独自の申請フォームや手続きを設けている場合もあるため、相手先の要求に応じて適切に対応することが重要です。申請書には通常、使用目的、使用期間、使用媒体などの詳細情報を記入する必要があります。提出後は、承認が得られるまで待機し、必要に応じて追加情報の提供や修正を行います。

③企業ロゴデータの受け取り

使用許可が出次第、企業のロゴデータを受け取ります。その際に、データ形式と使用マニュアルを確認します。データ形式は、展示会やパンフレットなど使用範囲が広がるのでAIデータであればおすすめです。また、JPEGやPNG形式など、ウェブサイトでの使用に適したファイル形式も合わせて入手できると便利です。使用マニュアルには、ロゴの使用に関する詳細な規定が記載されていることが多いため、しっかりと目を通し、遵守すべき事項を把握しておくことが重要です。

④サイト反映・イメージ共有

受け取ったロゴデータをサイトへ反映します。ロゴ使用マニュアルがある場合、最小使用サイズや使用カラー、加工・変形などの禁止事項の規定を見てマニュアルに反していないか、十分に確認します。特に、背景色との関係やロゴの周囲の余白など、細かい点にも注意を払います。
実際にサイトに掲載する際に、企業にイメージを共有し問題ないか、再度確認してもらいます。この時、ロゴの配置や他の導入企業ロゴとの関係性なども含めて確認を依頼します。企業による確認で問題なければ、そのまま掲載します。万が一修正が必要な場合は、速やかに対応し、再度確認を取ることが重要です。

申請許可の更新・ロゴデータの取扱い

企業によっては1年単位で申請許可の更新が必要な場合があります。更新を忘れないように担当者や部署内で共有するようにしておきます。更新時期が近づいた際には、カレンダーにリマインダーを設定するなど、具体的な対策を講じることも効果的です。

また、企業から受け取った企業ロゴデータも紛失や漏えいをしないように充分に管理するようにしましょう。ロゴデータは専用のフォルダに保管し、アクセス権限を適切に設定するなど、セキュリティ面にも配慮が必要です。担当者が変わっても、導入企業から共有された伝達事項を漏れなく引き継げるように、社内での企業ロゴ管理体制とマニュアルを構築しておきます。このマニュアルには、ロゴの使用規定、更新手続きの流れ、保管場所などの情報を詳細に記載し、誰でも適切に対応できるようにしておくことが重要です。

定期的な棚卸しを行い、使用許可が切れたロゴデータの削除や、最新のロゴデータへの更新なども忘れずに行いましょう。これらの取り組みにより、長期的かつ適切な企業ロゴの管理が可能となります。

まとめ

導入企業のロゴを掲載することは、サイトを訪れたユーザーにとって信頼感・安心感の醸成につながります

導入企業ロゴは、新規契約時に営業担当から企業の担当者へ掲載を打診したり、導入事例依頼時に合わせて掲載をお願いする方法があります

ロゴ使用マニュアルがある場合、最小使用サイズや使用カラー、加工・変形などの禁止事項の規定を確認し、マニュアルに違反していないか十分に確認する必要があります

担当者の変更時にも、導入企業から共有された伝達事項を漏れなく引き継げるよう、社内での企業ロゴ管理体制とマニュアルを構築しておくことが重要です

企業ロゴの掲載許可は期限付きの場合があるため、更新漏れに注意し、適切に管理する必要があります

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

マーケトランク編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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