個人もしくは会社でホームページやサイトを作る際には、WordPress(ワードプレス)を利用するととても便利です。WordPressは高度なカスタマイズ性と拡張性を備えており、デザインやレイアウトの基礎となる「WordPressテーマ」も豊富に用意されています。しかし、選択肢が多いがゆえに、適切なテーマを選ぶのに悩む方も少なくありません。
本記事では、WordPressのおすすめテーマを5つ厳選して紹介します。さらに、WordPressテーマの本質や選定方法についても詳しく解説します。これから紹介する情報は、WordPressでウェブサイトを構築する際に役立つ重要なポイントとなりますので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
WordPress(ワードプレス)テーマとは?
WordPressとは、専門知識無しでデザイン性・カスタマイズ性に優れたWebサイトが作れる、世界で最も導入実績のあるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のことです。専門的な知識がなくても、デザイン性が高くカスタマイズ性に優れたWebサイトを簡単に作成できることが特徴です。
関連記事:ワードプレス(WordPress)を使いたいと思っている初心者向け!始め方や使い方を解説します!
WordPressテーマとは、このWordPressで作成されたWebサイト全体のデザインや構成を決定するテンプレートのことを指します。現在、公式のWordPressテーマだけでも8,000種類以上存在し、選択肢が豊富すぎるほどです。
テーマを設定するだけでWebサイト全体のデザインと構成を一括で変更できるため、Webデザインやプログラミングの知識がない初心者でも、統一感のあるプロフェッショナルなWebサイトを容易に作成することができます。
さらに、WordPressテーマの特徴として、デザインの変更だけでなく、各種コンテンツのレイアウトやフォントの種類など、細かな設定も可能です。これにより、ユーザーは自分の好みや目的に合わせて、きめ細かくサイトをカスタマイズすることができます。
関連記事:WordPressとは?選ばれる理由や基本機能・メリット・デメリットを完全解説!
WordPress(ワードプレス)テーマに関する基礎知識
ここからは、WordPress(ワードプレス)テーマに関する基礎知識を紹介します。WordPressテーマには、無料と有料の2種類が存在し、それぞれに特徴があります。テーマを選ぶ際は、コスト面だけでなく、デザインの完成度やカスタマイズ性、サポート体制、更新頻度などを総合的に考慮することが重要です。
無料テーマは初期コストがかからないため、WordPressを始めたばかりの方や予算に制限がある方に適しています。一方、有料テーマは一般的に10,000円から20,000円程度の価格帯で提供されており、より高度な機能や洗練されたデザイン、充実したサポートが期待できます。
テーマ選びの際は、サイトの目的や長期的な運用計画を考慮し、適切なものを選択することが大切です。また、WordPressのアップデートに対応できるか、レスポンシブデザインに対応しているかなども重要な判断基準となります。
無料と有料の違い
WordPressテーマには、無料と有料の2種類が存在します。これらの違いは主に、テーマを利用する際に費用が発生するかどうかという点にあります。それぞれのテーマにはメリット・デメリットがありますので、ここでは無料テーマと有料テーマの主な特徴を比較してみましょう。
無料テーマは、文字通り無料で利用できるため、初めてWordPressを導入する方や、予算に制限がある方におすすめです。コストをかけずにサイトを立ち上げたい場合や、試験的に利用したい場合に適しています。
一方、有料テーマは一般的に10,000円から20,000円程度の費用がかかります。しかし、その分機能やデザインが充実しており、専門的なサポートも期待できます。長期的にサイトを運営する予定がある場合や、高品質なデザインを求める場合は、有料テーマを選択する価値があるでしょう。
有料テーマの購入方法には、「買い切り型」と「サブスクリプション型」の2種類があります。買い切り型は一度支払えば永続的に利用できますが、サブスクリプション型は定期的に料金を支払う必要があります。サイトの運用期間や予算に応じて、適切な購入方法を選択することが重要です。
テーマ選びの際は、単純に無料か有料かだけでなく、自身のニーズや予算、サイトの目的に合わせて総合的に判断することが大切です。次のセクションでは、無料テーマと有料テーマの具体的な違いについて、さらに詳しく解説していきます。
コスト面
WordPressを初めて導入しようとする方は、無料で利用できる無料テーマを設定するのがおすすめです。試験的に利用したいという方や、予算が無い方にも安心なのが無料テーマです。
一方、有料テーマの料金相場は、約10,000円~20,000円前後と言われています。機能やデザインが優れており、サポートも充実したテーマを選びたい方にとっては、有料テーマの相場は問題のない範囲のコストと言えるでしょう。しかし、初めて導入する方にとっては、少し手痛いコストであると言えるかもしれません。
また、有料テーマは、「買い切り型」での購入が一般的ですが、月額制の「サブスクリプション型」のものも存在します。
サイト全体のデザイン
ホームページの評価において、デザインはとても重要な指標になっています。そして、テーマのデザインは、無料・有料で異なります。
1つ目の違いは、デザインの完成度でしょう。もちろん無料テーマでもデザイン性に優れているものは存在しますが、やはり有料テーマは完成度が高く、洗練されたデザインのものが比較的多くなっています。
2つ目の違いは、カスタマイズ性の高さです。有料テーマはカスタマイズ性が高く、最初からさまざまな機能があるため、初心者でも簡単にカスタマイズが可能です。もしも、初めに設定したデザインやレイアウトがコンセプトに合わなくなった場合でも、楽にデザイン変更ができ、とても便利です。
サポート対応の有無・更新対応
サポート対応の有無や更新対応も、無料・有料で大きく異なります。無料テーマでは、サポートや更新対応が不十分なものが多く見られます。また、サポートや更新が途中で終了してしまう可能性も否定できません。WordPress自体のアップデートに対応できなくなった場合、せっかく構築したサイトが動作しなくなるリスクもあります。無料テーマを利用する際は、アップデートの可否、サポート体制の充実度を事前にしっかりと確認することが重要です。
一方、有料テーマは、サポート対応・更新対応が充実しているものが多数存在します。長期的なサイト運用を視野に入れている場合、有料テーマを選択することで、将来的な支障を回避し、安定したWebサイト運用が可能となるでしょう。有料テーマの多くは、専門のサポートチームが常駐し、技術的な質問や問題解決をサポートしてくれます。また、定期的なアップデートにより、最新のWordPressバージョンや web 技術との互換性が維持されます。
したがって、WordPressテーマの選択において、サポートと更新対応の観点からは、有料テーマがより安心感のある選択肢と言えるでしょう。ただし、無料テーマの中にも、開発者のコミュニティによって継続的にメンテナンスされている優れたものも存在するため、個々のテーマの評判や更新頻度を確認することが大切です。
初期コスト
無料テーマと有料テーマの最も顕著な違いは「初期コスト」にあります。無料テーマを選択した場合、テーマ購入にかかる初期費用は不要で、サーバー代とドメイン代のみを考慮すれば十分です。
一方、有料テーマは初期投資が必要となります。一般的な価格帯は、買い切り型で約10,000円~20,000円、サブスクリプション型では年間数千円程度です。一見すると買い切り型の方が高額に感じられますが、長期的な運用を考慮すると、必ずしもそうとは限りません。サブスクリプション型の場合、利用年数によっては総額で買い切り型を上回る可能性もあります。
初期コストを抑えることは重要ですが、それだけでテーマを決定するのは賢明ではありません。長期的な運用コストや、テーマの機能性、デザインの質、アップデートの頻度なども総合的に検討する必要があります。また、将来的なサイトの成長や要件の変化も考慮に入れると、初期コストが高くても長期的には有利になる場合もあります。
おすすめのWordPress(ワードプレス)テーマ5選
ここまで、WordPressやテーマの概要を解説してきました。ここからは、おすすめのWordPress(ワードプレス)テーマ5選を紹介します。これらのテーマは、デザイン性、機能性、使いやすさなどの観点から厳選されたものです。
無料と有料のテーマをそれぞれ紹介しますので、自身のニーズや予算に合わせて選択することができます。無料テーマは初心者や予算の制限がある方に適していますが、有料テーマはより高度な機能や充実したサポートを提供しています。
それぞれのテーマには特徴があり、例えばSEO対策に強いものや、アフィリエイト向けの機能が充実しているもの、企業サイトに適したものなどがあります。サイトの目的や用途に応じて、最適なテーマを選ぶことが重要です。
以下では、無料テーマ2つと有料テーマ3つを詳しく解説していきます。各テーマの特徴、長所、対象ユーザーなどを比較しながら、あなたに合ったテーマを見つける参考にしてください。
無料のWordPressテーマ
無料のWordPressテーマには、多くの魅力的な選択肢があります。初めてWordPressを使用する方や、予算に制限がある方にとって、無料テーマは理想的な出発点となります。これらのテーマは、基本的な機能を備えつつ、サイトの構築を始めるのに十分な柔軟性を提供します。
無料テーマの中には、驚くほど高品質で機能豊富なものもあり、有料版に引けを取らない特徴を持つものも存在します。ただし、無料テーマを選ぶ際は、開発者のサポート状況や更新頻度を確認することが重要です。長期的なメンテナンスが行われているテーマを選ぶことで、将来的な問題を回避できる可能性が高まります。
ここでは、特に注目に値する2つの無料WordPressテーマを紹介します。これらのテーマは、使いやすさ、デザインの質、そして機能性において高い評価を得ています。
①:Cocoon(コクーン)
Cocoon(コクーン)は、シンプルなデザインを特徴とし、サイトの作成に必要な機能を網羅した万能型の無料テーマです。「Simplicity」の後継テーマであり、無料のWordPressテーマの中でも特に人気があります。
Cocoonの特徴は、初心者にも使いやすい直感的な操作性にあります。テンプレートを活用することで、プログラミングやデザインの知識がなくても、感覚的にコンテンツを作成できるようになっています。また、Googleアドセンスの挿入も容易なため、アフィリエイトサイトの構築や収益化を目指す方にも適しています。
SEO最適化やレスポンシブデザインにも対応しており、検索エンジンでの表示順位向上や、様々なデバイスでの快適な閲覧体験を実現できます。さらに、カスタマイズ性も高く、ユーザーのニーズに合わせて細かな調整が可能です。
これらの特徴から、Cocoonは個人ブログからビジネスサイトまで、幅広い用途に対応できる万能型のテーマとして評価されています。無料でありながら、有料テーマに匹敵する機能性を持つCocoonは、WordPressユーザーにとって魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
また、SEO最適化、レスポンシブ対応をしており、機能性も合格点と言えるでしょう。
関連記事:レスポンシブの意味とは。Webデザイン上で気を付けること
②:Xeory Extension(セオリー エクステンション)
Xeory Extension(セオリー エクステンション)は、SEOに強い無料のWordPressテーマです。Webマーケティングの分野で有名なバズ部が制作しています。Xeory Extensionの特徴は、SEOに強い点と、企業ホームページの作成に向いている点です。Xeory Extensionは、Googleガイドラインに沿った内部構造になっており、タグやメタディスクリプションの設定も簡単にできます。
関連記事:タグ(tag)って何?今さら聞けないタグについて説明します
関連記事:ディスクリプション(description)とは。SEO対策に必要な文字量や書きかた
また、ワンカラム型のサイトにブログ機能を搭載したテーマの仕様になっており、サービス紹介や会社情報などのコンテンツの配置が容易なため、企業のホームページやLP(ランディングページ)に向いています。Xeory Extensionは、ビジネス用途に特化した機能や、カスタマイズ性の高さも特徴的です。
有料のWordPressテーマ
次に、有料のWordPressテーマを3つ紹介します。無料テーマとは異なり、有料テーマにはより高度な機能や洗練されたデザイン、充実したサポートが期待できます。以下に挙げる3つのテーマは、それぞれ独自の特徴を持ち、様々なニーズに対応できる人気の高いものです。
● SWELL(スウェル)
● AFFINGER(アフィンガー)
● JIN(ジン)
これらのテーマは、SEO対策やカスタマイズ性、使いやすさなどの面で優れており、プロフェッショナルなWebサイトを構築したい方や、収益化を目指すブロガーの方々に特におすすめです。各テーマの詳細な特徴や価格については、以下で順番に説明していきます。
①:SWELL(スウェル)
SWELL(スウェル)は、最新の投稿エディターであるブロックエディタ「Gutenberg」に完全対応している、シンプルで高機能の有料テーマです。SWELLの特徴は、記事コンテンツを作成する容易さとデザイン・機能のシンプルさにあると言えるでしょう。「Gutenberg」に対応しているため、サクサク楽しくブログを書くことができ、デザイン設定やコンテンツ配置なども直感的な操作で簡単に行えます。
また、SWELL独自のカスタムブロックや専用のアフィリエイトプログラムも用意しており、サイト作成のかゆいところに手が届くテーマになっています。さらに、SEO対策やレスポンシブデザインにも優れており、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されています。
価格は、買い切り型で17,600円(税込)です。この価格で提供される機能や使いやすさを考えると、長期的な運用を考えている方にとっては非常にコストパフォーマンスの高いテーマだと言えるでしょう。
②:AFFINGER(アフィンガー)
AFFINGER(アフィンガー)は、「稼ぐ」に特化した有料のWordPressテーマです。収益化を目指すサイトが結果を出しやすいような構造・機能を備えています。
AFFINGERの最大の特徴は、収益化をアップさせる機能を管理画面上で簡単に設定できることです。SEOや、広告・ASPに関する機能が他のテーマよりも豊富に取り揃えられており、アフィリエイターにとって使いやすい設計になっています。
また、レスポンシブデザインにも対応しているため、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスでも適切に表示されます。これにより、多様な閲覧環境からのアクセスにも対応し、より多くのユーザーにリーチすることが可能です。
AFFINGERの価格設定は、買い切り型で14,800円(税込)となっています。初期投資は必要ですが、長期的な運用を考えると、その機能性と使いやすさから見て、十分な価値があると言えるでしょう。
③:JIN(ジン)
JIN(ジン)は、真の使いやすさを追求したデザインを持つ有料のWordPressテーマです。
JINの特徴は、SEO対策とアフィリエイトに強みを持っている点です。テーマ制作者の知識をフル動員した収益化機能を6つ搭載しています。また、ボタン1つでデザインを切り替えたり、簡単に記事が書けたりするため、初心者にとても優しいテーマであると言えるでしょう。
さらに、JINはレスポンシブデザインに完全対応しており、スマートフォンやタブレットでも美しく表示されます。カスタマイズ性も高く、ヘッダーやフッター、サイドバーなど、様々な要素を自由にアレンジできます。
価格は、買い切り型で14,800円(税込)です。この価格で提供される機能と使いやすさを考えると、コストパフォーマンスの高いテーマだと言えます。
WordPress(ワードプレス)テーマの賢い選び方
WordPressテーマを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントに注目する必要があります。適切なテーマを選ぶことで、効果的なWebサイトの構築と運用が可能になります。以下に、WordPressテーマを賢く選ぶための5つの主要な観点を紹介します。これらの要素を考慮することで、あなたのニーズに最も適したテーマを見つけることができるでしょう。
・SEO対策の充実度
・サイトのコンセプトとの一致
・定期的なアップデート状況
・レスポンシブデザインへの対応
・最新のエディタとの互換性
これらの基準を満たすテーマを選択することで、長期的に使いやすく、効果的なWebサイトを構築することができます。次のセクションでは、これらの選び方のポイントについて詳しく解説していきます。
最低限のSEO対策がされているか
作成したWebサイトへの集客を効果的に行うためには、最低限のSEO対策が施されているWordPressテーマを選択することが重要です。検索エンジンの上位表示を目指すために必要な機能として、以下のようなものが挙げられます。
・タグの適切な記述
・メタディスクリプションの設定機能
・ページ表示速度の最適化
これらの機能が標準で搭載されているテーマを選ぶことで、SEO対策の基礎を固めることができます。また、構造化データの対応やAMP対応など、より高度なSEO機能を備えたテーマも存在します。WordPressテーマを選定する際は、これらのSEO対策機能が充実しているかどうかを十分に確認し、検討することをおすすめします。
サイト全体のテーマと雰囲気が合致しているか
WordPressテーマは、サイトの用途や目的によって最適なものが異なります。企業のホームページ向けのテーマか、ブログ向けのテーマかによっても、機能面での強みが変わってきます。
例えば、ランディングページ(LP)を作成する場合は、サービス紹介や会社情報などのコンテンツを効果的に配置しやすいテーマを選ぶことが重要です。一方、アフィリエイトブログを運営する場合は、アフィリエイトリンクを簡単に挿入できる機能を持つテーマが適しています。
このように、WordPressテーマの選択は、作成するサイトの目的や特性に応じて行う必要があります。自分が構築しようとしているサイトの性質を明確に把握し、そのコンセプトやデザインと調和するWordPressテーマを選ぶことが大切です。テーマの雰囲気がサイトの目的と合致しているかどうかを慎重に確認し、最適なものを選択しましょう。
適宜アップデートが行われているか
適宜アップデートが行われているかどうかは、WordPressテーマを選ぶ上で非常に重要なポイントです。WordPress本体は定期的にアップデートされるため、それに対応できないテーマを使用すると、将来的にサイトが正常に機能しなくなる可能性があります。
また、検索エンジンのアルゴリズムも頻繁に更新されます。GoogleやBingなどの主要な検索エンジンの変更に対応できないテーマでは、SEO対策が効果的に行えなくなる恐れがあります。そのため、検索エンジンの最新動向に合わせて最適化されているテーマを選ぶことが賢明です。
特に有料テーマの場合、多くは新機能の追加や既存機能の改善など、テーマ自体のアップデートも頻繁に行われます。これにより、最新のWebデザイントレンドやユーザビリティの向上に対応することができます。
テーマの開発元がアップデート情報を公開しているかどうかも確認しましょう。アップデート履歴や今後の開発予定が明確に示されているテーマは、長期的な運用を見据えた選択肢として適しています。
結論として、WordPressテーマを選ぶ際は、単に現時点での機能や見た目だけでなく、将来的な運用や拡張性を考慮し、適切にアップデートが行われているテーマを選択することが重要です。
レスポンシブに対応しているか
レスポンシブ(マルチデバイス)とは、スマホやタブレットなどのデバイスに合わせた、最適なページ表示のことを指します。
パソコンではキレイに表示されていたサイトが、スマホで見ると、表示が崩れてしまっているサイトを見たことはないでしょうか。それは、レスポンシブに対応していないサイトです。現在では、レスポンシブに対応していないテーマはあまりありませんが、中にはそういうものも存在しているため、注意して確認するようにしましょう。
Googleも、レスポンシブに対応しているWebサイトを検索上位に上げると発表しています。テーマ選択の上で標準装備と言える、レスポンシブ対応がなされたテーマを選択するようにしましょう。
ユーザー体験の向上と検索エンジン対策の両面から、レスポンシブ対応は非常に重要な要素となっています。WordPressテーマを選ぶ際には、必ずレスポンシブ対応の有無を確認し、対応しているテーマを選択することをおすすめします。
ブロックエディタに対応しているか
WordPressは、最新の投稿エディターである「ブロックエディタ(Gutenberg)」をリリースしています。現時点では、旧エディターのみに対応したテーマも数多く存在しており、無料テーマの場合は、「ブロックエディタ(Gutenberg)」の対応が今後もされない可能性があります。
WordPressテーマを選ぶ際には、「ブロックエディタ(Gutenberg)」に対応しているもの、対応予定のものを最初から選ぶようにしましょう。ブロックエディタは直感的な操作が可能で、記事作成の効率を大幅に向上させる機能です。また、将来的にはWordPressの標準機能として完全に移行する可能性が高いため、対応していないテーマを選択すると、長期的な運用に支障をきたす可能性があります。
テーマ選択時には、ブロックエディタへの対応状況を必ず確認し、最新の機能を活用できるテーマを選ぶことをおすすめします。
WordPress(ワードプレス)テーマは有料のものを使うべき?
WordPressテーマを選ぶ際、有料と無料のどちらを選択すべきか迷う方も多いでしょう。初期コストを抑えたい場合は無料テーマが魅力的ですが、長期的な視点で考えると有料テーマの利用をおすすめします。
有料テーマの優位性は以下の点にあります。
●機能面の充実: 有料テーマは一般的に、より多くのカスタマイズオプションや高度な機能を提供しています。
●デザインの質: プロフェッショナルなデザイナーが手掛けた洗練されたデザインが多く、サイトの見栄えが向上します。
●アップデートの継続性: 最新のWordPressバージョンや新しいウェブ標準に対応するため、定期的なアップデートが行われます。
●サポートの充実: 技術的な問題や使用方法について、専門的なサポートを受けられることが多いです。
●SEO対策: 多くの有料テーマはSEO最適化が施されており、検索エンジンでの順位向上に貢献します。
無料テーマを選んだ後、機能不足や更新停止などの理由で有料テーマに乗り換えるケースも少なくありません。このような二度手間を避けるためにも、最初から目的に合った有料テーマを選択することで、長期的にはコスト効率が良くなる可能性があります。
ただし、予算や目的によっては無料テーマも十分に機能する場合があります。テーマ選びは、サイトの目的、必要な機能、長期的な運用計画を考慮して判断することが重要です。
まとめ:WordPress(ワードプレス)テーマを使いこなそう
本記事では、WordPressテーマの選び方、おすすめテーマ5選を紹介してきました。WordPressテーマには、様々なデザインや機能を持ったものが存在します。デザイン面に注目するだけでなく、SEO対策が取られているか、レスポンシブ対応をしているかなど、機能面にも注目するようにしましょう。
また、Webの世界ではアップデートが頻繁に行われます。これに対応できるテーマであるかどうかにも着目し、自分が作成したいWordPressテーマを選択するようにしてください。選び方の注意点を十分に理解することができれば、あなたも自在にWordPressテーマを使いこなせるようになるでしょう。