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WordpPress(ワードプレス)テーマのおすすめ5選のご紹介!有料と無料の違いも解説

2021.9.7
読了まで約 7

個人もしくは会社でホームページやサイトを作る際には、WordPress(ワードプレス)を利用するととても便利です。WordPressはカスタマイズ・拡張性に優れており、デザインやレイアウトの核となるテンプレート「WordPressテーマ」も豊富にあります。しかし種類が豊富なため、なかなかテーマを選び切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、WordPressのおすすめテーマを5選、紹介します。また、WordPressのテーマとはどういったものか、テーマの選び方はどのようにすれば良いかという点についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

WordPress(ワードプレス)テーマとは?

WordPressとは、専門知識無しでデザイン性・カスタマイズ性に優れたWebサイトが作れる、世界で最も導入実績のあるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のことです。

関連記事:ワードプレス(WordPress)を使いたいと思っている初心者向け!始め方や使い方を解説します!

そして、WordPressテーマとは、WordPressで制作された、Webサイト全体のデザインや構成を設定するためのテンプレートのことを指します。現在、WordPressテーマは、公式のものでも8,000種類以上あり、選びきれないほどのテーマが存在していると言えます。

WordPressでは、テーマを設定するだけでWebサイト全体のデザイン・構成を変更することができるため、Webデザインやプログラミング言語の知識がない初心者でも、コンセプトが一貫したデザインのWebサイトを容易に作成することができます。

さらにもう一つ、WordPressテーマの特徴として、デザイン変更以外にも各種コンテンツのレイアウトや、フォントの種類の設定などをすることも可能です。

関連記事:WordPressとは?選ばれる理由や基本機能・メリット・デメリットを完全解説!

WordPress(ワードプレス)テーマに関する基礎知識

ここからは、WordPress(ワードプレス)テーマに関する基礎知識を紹介します。

無料と有料の違い

WordPressテーマには、無料と有料の違いがあります。文字通り、そのテーマを購入する際に、お金がかかるのか、かからないのかという違いです。それでは、無料テーマと有料テーマとではどのような違いがあるのでしょうか。

コスト面

WordPressを初めて導入しようとする方は、無料で利用できる無料テーマを設定するのがおすすめです。試験的に利用したいという方や、予算が無い方にも安心なのが無料テーマです。

一方、有料テーマの料金相場は、約10,000円~20,000円前後と言われています。機能やデザインが優れており、サポートも充実したテーマを選びたい方にとっては、有料テーマの相場は問題のない範囲のコストと言えるでしょう。しかし、初めて導入する方にとっては、少し手痛いコストであると言えるかもしれません。

また、有料テーマは、「買い切り型」での購入が一般的ですが、月額制の「サブスクリプション型」のものも存在します。

サイト全体のデザイン

ホームページの評価において、デザインはとても重要な指標になっています。そして、テーマのデザインは、無料・有料で異なります。

1つ目の違いは、デザインの完成度でしょう。もちろん無料テーマでもデザイン性に優れているものは存在しますが、やはり有料テーマは完成度が高く、洗練されたデザインのものが比較的多くなっています。

2つ目の違いは、カスタマイズ性の高さです。有料テーマはカスタマイズ性が高く、最初からさまざまな機能があるため、初心者でも簡単にカスタマイズが可能です。もしも、初めに設定したデザインやレイアウトがコンセプトに合わなくなった場合でも、楽にデザイン変更ができ、とても便利です。

サポート対応の有無・更新対応

サポート対応の有無や更新対応も、無料・有料で異なります。無料テーマでは、サポートや更新対応が不十分なものが多くなっています。また、サポートや更新が途中で終了してしまう可能性もあります。WordPress自体のアップデートに対応できなくなった場合は、せっかく作ったサイトが動かなくなってしまう可能性も否定できません。無料テーマを利用する際は、アップデートの可否、サポート体制の充実度をしっかり確認してください。

一方、有料テーマは、サポート対応・更新対応が充実しているものが多いです。もしWordPressで作成するサイトを長期的に運用していくことを考えているのであれば、有料テーマを選んだ方が、後々の支障がなく、Webサイトを運用できると言えるでしょう。

初期コスト

無料テーマと有料テーマの最も大きな違いは「初期コスト」でしょう。無料テーマの場合は、テーマを購入する際の初期コストが不要で、サーバー代・ドメイン代のみでコストを考えることができます。

一方の有料テーマは、買い切り型で約10,000円~20,000円、サブスクリプション型でもトータルで年間数千円はかかります。初期コストとしては、買い切り型の方が高くつくと感じてしまうかもしれませんが、運用年数によってサブスクリプション型の方が高くついてしまうこともあります。

初期コストをできる限り抑えることも大事ですが、最初の金額だけでテーマを決定することは危険です。

おすすめのWordPress(ワードプレス)テーマ5選

ここまで、WordPressやテーマの概要を解説してきました。ここからは、おすすめのWordPress(ワードプレス)テーマ5選を紹介します。

無料のWordPressテーマ

まずは、無料の下記2つのテーマを解説します。

● Cocoon(コクーン)
● Xeory Extension(セオリー エクステンション)

それぞれ順番に見ていきましょう。

①:Cocoon(コクーン)

Cocoon(コクーン)は、シンプルなデザインを特徴とし、サイトの作成に必要な機能を網羅した万能型の無料テーマです。「Simplicity」の後継テーマであり、無料のWordPressテーマの中でも特に人気があります。

Cocoonのテンプレートは、初心者でも使いやすいように感覚的な操作でコンテンツを作成できるようにできています。Googleアドセンスの挿入も簡単で、アフィリエイトサイトを作成したい方は、手軽に収益化できるサイトを構築できます。

また、SEO最適化、レスポンシブ対応をしており、機能性も合格点と言えるでしょう。

関連記事:レスポンシブの意味とは。Webデザイン上で気を付けること

②:Xeory Extension(セオリー エクステンション)

Xeory Extension(セオリー エクステンション)は、SEOに強い無料のWordPressテーマです。Webマーケティングの分野で有名なバズ部が制作しています。Xeory Extensionの特徴は、SEOに強い点と、企業ホームページの作成に向いている点です。Xeory Extensionは、Googleガイドラインに沿った内部構造になっており、タグやメタディスクリプションの設定も簡単にできます。

関連記事:タグ(tag)って何?今さら聞けないタグについて説明します
関連記事:ディスクリプション(description)とは。SEO対策に必要な文字量や書きかた

また、ワンカラム型のサイトにブログ機能を搭載したテーマの仕様になっており、サービス紹介や会社情報などのコンテンツの配置が容易なため、企業のホームページやLP(ランディングページ)に向いています。

有料のWordPressテーマ

次に、有料の下記3つのテーマを紹介します。

● SWELL(スウェル)
● AFFINGER(アフィンガー)
● JIN(ジン)

それぞれ順番にご説明します。

①:SWELL(スウェル)

SWELL(スウェル)は、最新の投稿エディターであるブロックエディタ「Gutenberg」に完全対応している、シンプルで高機能の有料テーマです。SWELLの特徴は、記事コンテンツを作成する容易さとデザイン・機能のシンプルさにあると言えるでしょう。「Gutenberg」に対応しているため、サクサク楽しくブログを書くことができ、デザイン設定やコンテンツ配置なども直感的な操作で簡単に行えます。

また、SWELL独自のカスタムブロックや専用のアフィリエイトプログラムも用意しており、サイト作成のかゆいところに手が届くテーマになっています。

価格は、買い切り型で17,600円(税込)です。

②:AFFINGER(アフィンガー)

AFFINGER(アフィンガー)は、「稼ぐ」に特化した有料のWordPressテーマで、収益化を目指すサイトが結果を出しやすいような構造・機能になっています。

AFFINGERの特徴は、収益化をアップさせる機能を管理画面上で簡単に設定できることです。SEOや、広告・ASPに関する機能が他のテーマよりも豊富に取り揃えられています。もちろん、レスポンシブにも対応しています。

価格は、買い切り型で14,800円(税込)です。

③:JIN(ジン)

JIN(ジン)は、真の使いやすさを追求したデザインを持つ有料のWordPressテーマです。

JINの特徴は、SEO対策とアフィリエイトに強みを持っている点です。テーマ制作者の知識をフル動員した収益化機能を6つ搭載しています。また、ボタン1つでデザインを切り替えたり、簡単に記事が書けたりするため、初心者にとても優しいテーマであると言えるでしょう。

価格は、買い切り型で14,800円(税込)です。

WordPress(ワードプレス)テーマの賢い選び方

ここでは、WordPress(ワードプレス)テーマの賢い選び方を5つ解説します。ぜひ、5つのポイントに沿ったWordPressテーマを選ぶようにしましょう。

最低限のSEO対策がされているか

作成したWebサイトへの集客をするためには、最低限のSEO対策がされている必要があります。検索上位に上がるために必要な機能は次のようなものです。

● タグの記述
● メタディスクリプションの設定
● ページ表示の高速化等

WordPressテーマを選ぶ際には、SEO対策が万全なテーマを選ぶようにしましょう。

サイト全体のテーマと雰囲気が合致しているか

WordPressテーマは、サイトの用途や目的によって最適なものが変わります。企業のホームページ向きのテーマなのか、ブログ向きのテーマなのかによっても、機能面での強みが異なってきます。

たとえば、LPを作る場合は、サービス紹介や会社情報などのコンテンツが設置しやすいものを選ぶべきです。また、アフィリエイトブログを作ろうとする場合は、簡単にアフィリエイトリンクが挿入できるテーマを選ぶべきです。

このように、WordPressテーマはサイトの用途や目的によって選ぶべきものが変わります。あなたが作成しようとしているサイトはどのようなものなのかを明確にし、サイトとWordPressテーマの雰囲気が合致しているかどうか十分に確認するようにしましょう。

適宜アップデートが行われているか

適宜アップデートが行われているかどうかも重要な点です。WordPress自体のアップデートに対応できていないテーマを利用すると、作成したサイトが将来的に機能しなくなってしまう危険性があります。

Googleなどの検索エンジンも定期的にアップデートを繰り返しています。変更された検索エンジンのアルゴリズムに対応できないテーマでは、SEO対策もままならなくなってしまいます。

また、テーマ自体のアップデートも重要です。特に有料テーマは、新しい機能が随時追加・更新されていくものが多く、とても手軽にバージョンアップが可能になります。

このように、選択するテーマが適宜アップデートを行っているか、様々なものへのアップデートに対応しているかという点も、WordPressテーマを選ぶ際には重要なポイントです。

レスポンシブに対応しているか

レスポンシブ(マルチデバイス)とは、スマホやタブレットなどのデバイスに合わせた、最適なページ表示のことを指します。

パソコンではキレイに表示されていたサイトが、スマホで見ると、表示が崩れてしまっているサイトを見たことはないでしょうか。それは、レスポンシブに対応していないサイトです。現在では、レスポンシブに対応していないテーマはあまりありませんが、中にはそういうものも存在しているため、注意して確認するようにしましょう。

Googleも、レスポンシブに対応しているWebサイトを検索上位に上げると発表しています。テーマ選択の上で標準装備と言える、レスポンシブ対応がなされたテーマを選択するようにしましょう。

ブロックエディタに対応しているか

WordPressは、最新の投稿エディターである「ブロックエディタ(Gutenberg)」をリリースしています。現時点では、旧エディターのみに対応したテーマも数多く存在しており、無料テーマの場合は、「ブロックエディタ(Gutenberg)」の対応が今後もされない可能性があります。

WordPressテーマを選ぶ際には、「ブロックエディタ(Gutenberg)」に対応しているもの、対応予定のものを最初から選ぶようにしましょう。

WordPress(ワードプレス)テーマは有料のものを使うべき?

WordPressテーマは、有料のものを使うべきなのでしょうか。初期コストをできる限り抑えたいという方であれば、無料テーマ以外の選択肢はないでしょう。しかし、もし有料化無料かでどちらにしようか迷っているということであれば、有料テーマを利用することを推奨します。

なぜなら、有料テーマの方が機能面・デザイン面ではるかに優秀であり、最新のシステムへのアップデート対応をしているものが多いためです。

「無料テーマを最初選んだが、アップデートに対応しなかったから有料のテーマに変えた」というような二度手間にならないためにも、最初の導入から有料テーマを選択するようにしましょう。

まとめ:WordPress(ワードプレス)テーマを使いこなそう

本記事では、WordPressテーマの選び方、おすすめテーマ5選を紹介してきました。WordPressテーマには、様々なデザインや機能を持ったものが存在します。デザイン面に注目するだけでなく、SEO対策が取られているか、レスポンシブ対応をしているかなど、機能面にも注目するようにしましょう。

また、Webの世界ではアップデートが頻繁に行われます。これに対応できるテーマであるかどうかにも着目し、自分が作成したいWordPressテーマを選択するようにしてください。選び方の注意点を十分に理解することができれば、あなたも自在にWordPressテーマを使いこなせるようになるでしょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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