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Pinterest(ピンタレスト)とは?初心者の方でもわかる活用法を解説

2024.9.3
読了まで約 10

「Pinterest(ピンタレスト)」とは、インターネット上にある画像や動画を集めてコレクションにし、シェアもできるWebサービスです。個人ユーザーはもちろんのこと、企業のマーケティングや販促にも利用されており、商品の認知拡大やブランディングなどの可能性があります。今回は、Pinterestの初心者でもわかる基本的な使い方やビジネスでの活用法や事例をご紹介します。

目次

Pinterestとは何か

スクリーンショット:Pinterestとは

インターネットを閲覧している最中に、好きな画像や動画を集めて保存したいと思ったことは、一度はあるのではないでしょうか。また、その集めた画像などを友人・知人、家族、仕事のチームメンバーなどに共有したいと思ったことはありませんか?

実は、それらがWeb上で簡単にできてしまうのが、Pinterestです。自分の好きな写真や画像を自分専用のコルクボードのような「ボード」にピン止めをするように「ピン」をして、それをシェアできるサービスです。

Pinterestの自分専用のボードは「ファッション」「行きたいところ」「景色」「ビジネスアイデア」など、好きな名前を付けてカテゴリー分けして整理することができます。

Pinterestは、言ってみれば自分のコレクションを公開できるサービスです。一般ユーザーの間では、センスの良い人や流行に敏感な人のボードを手軽に見られるため、刺激になり、自分の感度を高められたり、トレンドをとらえられたりします。そのため、自分のコレクションを作るだけでなく、他の気になるユーザーのボードに「いいね」をしてリアクションをしたり、ブックマークをつけたり、コメントやメッセージによって交流ができたりすることで、SNSの側面もあります。

Pinterestは2010年にアメリカで生まれました。その後、世界で利用されており、利用者数を増やしていきました。

米Pinterestが発表した2022年度第3四半期の決算の結果によると、世界の月間アクティブユーザー数は4億4,500万人にも上っているそうです。

出典:Pinterest ニュースリリース
https://investor.pinterestinc.com/press-releases/press-releases-details/2022/Pinterest-Announces-Third-Quarter-2022-Results/default.aspx
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Instagramとの違い

ところで、画像を共有するサービスと言えば、思い出すのがInstagramではないでしょうか。Pinterestと似ているように思えますが、まったく異なるのです。その違いを見ていきましょう。

・ユーザーの利用目的の違い
Instagramでは、自分で撮影、加工した写真を投稿して共有するという目的が一般的ですが、Pinterestはインターネット上で見つかる写真を集めてコレクションし、それを共有するのが目的です。またPinterestは自分自身のコレクション用、アイデア用としての意味合いが強い一方で、Instagramは世間や友人・知人に対して情報公開する意味合いが大きい点に違いがあります。

・機能面の違い
Instagramとは機能面でも違いがあります。例えば、Pinterestは投稿した画像に外部リンクをつけられますが、Instagramでは、URLを入力して投稿しても、外部リンクとしては機能しないため、実質、外部リンクを貼ることはできません。PinterestはInstagramよりも外部へと展開していきやすい、ブックマーク的な意味合いも強いといえるでしょう。

・拡散性の違い
Pinterestは拡散効果があるといわれています。Pinterest内では「リピン」という他ユーザーの投稿を拡散する機能があるため、拡散されやすいといえます。Instagramには同様の機能は基本的にありませんので、拡散性については異なるといえます。
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Pinterestのユーザー活用例

Pinterestを企業が活用していくにあたって、一般ユーザーがどのような使い方をしているのか、一通り把握しておきたいものです。ここでは、Pinterestユーザーのよくある活用例をご紹介します。

外部サイトや他ユーザーの気に入った写真・動画を収集してブックマークしておく

Pinterestでは、自分で撮った写真を投稿するというよりも、外部Webサイトの写真や他ユーザーがピンした写真を集めることが中心になります。動画も同様にピンできます。また画像をクリックすると、画像の掲載元のページに飛ぶので、まさにブックマークとしての使い方ができます。

旅行の計画をする

旅行を計画する際に行き先を探したり、行きたい観光スポットを調べるためにPinterestを活用することができます。

ファッションコーデの研究に活用する

お出かけや日々のファッションコーディネートのために気になるスナップを集めて、コーデの参考にすることができます。

引越し・模様替えのインテリアを収集する

引っ越しや模様替えの前に、参考になるインテリアのリサーチ・収集に活用することができます。

ヘアスタイル・ネイルのオーダー用に

美容院やネイルサロンに出かける前に、Pinterestでイメージ画像を事前に集めておけば、オーダーがしやすくなります。

結婚式のイメージを夫婦で共有

招待状やウェルカムボードのデザイン、当日のヘアアレンジやブーケのアイデアなど、夫婦で結婚式のイメージを固めるために活用している人もいます。国内外で素敵な写真が見つかるので、より洗練されたものを作ることができます。

仕事のアイデアをスクラップしておく

仕事のデザインや制作物のアイデアをスクラップしておくのにも活用されています。行き詰まったときなどにそれらの写真や動画を一覧で見ることで、よりアイデアが出やすくなると考えられます。
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Pinterestアカウント登録方法

Pinterestはさまざまな活用方法があります。ぜひユーザーに役立つ情報を発信して、企業としても有意義に活用したいものですよね。では、いよいよ活用の方法に進んで行きましょう。まずはアカウント登録を行います。次の手順で簡単に行えます。

Pinterestへアクセスする

スクリーンショット:Pinterestへのアカウント登録方法_Pinterestへアクセスする

Pinterestのホームページにアクセスしましょう。

https://www.pinterest.jp/

アカウントの登録を行う

スクリーンショット:Pinterestへのアカウント登録方法_アカウントの登録を行う

トップページを開いたら、まず右上の「無料登録」のボタンを押して、登録を進めます。登録は無料で行うことができます。

「Pinterest へようこそ!」のメッセージと共にポップアップ画面が表示されます。登録に必要な「メールアドレス」「パスワード」「年齢」を入力して「続行」ボタンを押しましょう。

または、Facebook、Google、LINEアカウントでも利用ができるので、それらのアカウントでログインすることもできます。

5つの興味関心を選択する

スクリーンショット:Pinterestへのアカウント登録方法_5つの興味関心を選択する

続いて、興味関心のあるテーマをたくさんのカテゴリーの中から5つを選択します。選んだ興味関心を元に、自分のホームのフィードがカスタマイズされるので、訪れるたびに興味のあるテーマの他ユーザーのピンを見ることができます。

さらに進むと、登録が完了します。自分のホームのページが開き、興味関心のあるテーマの写真がずらりと並んでいることでしょう。

スクリーンショット:Pinterestへのアカウント登録方法_5つの興味関心を選択する

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Pinterestの基本的な使い方

Pinterestは、具体的にどのように使っていくことができるのでしょうか。基本的な使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。

Pin(ピン)する

Pinterestは、インターネット上にあるWebサイト上の画像や動画を「Pin(ピン)」することから始めます。ピンとは、ボードにピン止めするかのようにクリップするという意味合いです。ピンするには、2通りの方法があります。

1.ブラウザボタンからピンする方法

スクリーンショット:Pinterestの基本的な使い方_Pin(ピン)する

一つは、ブラウザにPinterest専用のボタンをインストールし、そのボタンを押すことで保存する方法です。Chrome、Firefox、Microsoft Edgeにボタンを設置できます。例えば、Chromeの場合、Chrome ウェブストアのページにアクセスし、「Chrome に追加」をクリックして、表示されるメッセージに従ってインストールを完了します。
このようにしてPinterestボタンをブラウザにインストールすれば、気になる画像があるページでPinterestボタンを押すだけでピンすることが可能です。

スクリーンショット:Pinterestの基本的な使い方_Pin(ピン)する

2.ブラウザボタンを使わずにピンを保存する方法

もう一つの方法は、ブラウザボタンを使わずにピンを保存する方法です。Pinterest アカウントにログイン後、ホームの上部左側にある「作成」をクリックします。その後、「ピンを作成する」を選択し、現れる画面上の「ウェブサイトから保存する」をクリックして、保存する画像のWebサイトのURLを入力します。次に「右向きの山かっこアイコン」をクリックし、切り替わった画面上にそのURLに含まれる画像一覧が表示されますので、ピンしたい画像を選択して右下の「1件のピンを追加」をクリックします。

スクリーンショット:Pinterestの基本的な使い方_ブラウザボタンを使わずにピンを保存する方法

タイトルと説明文を追加し、タイトルの上にある「選択」をクリックし、ピンを保存したいボードの横にある「保存」をクリックして保存するもしくは、「ボードを作成」をクリックして新しいボードを作成してそのボードに保存します。

Repin(リピン)する

スクリーンショット:Pinterestの基本的な使い方_Repin(リピン)する

Pinterest内の他ユーザーの投稿した画像・動画は、「Repin(リピン)」することができます。リピンとは、Twitterでいうリツイートのようなものです。他ユーザーがピンした画像を自分のボードに張り付けることができます。他ユーザーの画像にカーソルを合わせると、赤枠で囲まれた「保存」ボタンが表示されますので、これを押すことでリピンができます。

Board(ボード)を作成する

Board(ボード)を作って、気になった画像や動画を保存することができます。カテゴリー別に格納しておけるフォルダのようなイメージです。ボードを作成する方法は、2通りあります。一つはピンした画像を保存するときに新しいボードを作成する方法です。もう一つは、マイページから作成する方法です。
ボードは公開・非公開を選ぶことができます。非公開にすると、自分と自分が招待したユーザーだけが。そのボードを見ることができます。

フォローする

他ユーザーをフォローすることができます。フォローしたいユーザーのプロフィールページを開いたら、赤い枠で囲まれた「フォロー」ボタンが表示されるので、それを押せばフォローできます。フォローしたり、フォローされたりすると、プロフィールページに「フォロワー:●人 フォロー中:●人」と人数が表示されます。

関連記事:フリー素材をうまく活用しよう!著作権フリー画像を使用する際の注意点とは!

Pinterestその他の便利機能

Pinterestには、その他にも次のような便利機能があります。それぞれ見ていきましょう。

キーワード検索

Pinterestには、検索機能があります。その一つが、キーワード検索です。好きなキーワードを入力することで、ピンされた画像を見つけることができます。例えば「結婚式」であれば結婚式に関係する画像から、関連性の薄いものと思われる画像までが表示されます。Pinterestでは、そのキーワードが画像のタイトルやディスクリプション(詳細説明文)に記載されていないのにも関わらず、表示される画像が多くあります。そのため、固定概念にとらわれない、柔軟な画像検索が可能です。

ズームイン検索

ズームイン検索という検索機能もあります。これは、指定の画像の中から、自由に範囲選択することで、その範囲選択された画像の部分に似ている画像を見つけてきてくれる機能です。例えば、木や花、山が映っている景色の画像の中で、特定の花だけを範囲指定してズームイン検索を行うと、その花に関連した画像や、似た形や似た色の花の画像などが表示されます。

Pinterestレンズ

これも一種の検索機能です。Pinterest レンズは、スマートフォンで撮影した画像をスキャンして、似ている画像などを検索することができる機能です。スマートフォンなどのモバイルデバイスでPinterestを開き、検索画面の右上にある「虫眼鏡」のマークを押すことで利用できます。ボタンをタップしてその場で写真を撮るか、もしくはスマートフォンなどのカメラロールから写真を選択するかして指定することができます。

似ているピン

似ているピンとは、その名の通り、似たような画像のことです。Pinterest上で画像を開くと、ページ下部に表示されます。どのような基準で選ばれているのかは不明ですが、似ている画像や関連する画像が見事に表示されます。

サブボード

サブボードとは、ボードの拡張機能のようなものです。保存したピンをボード内でさらに細かく分類・整理することができる機能です。例えば「インテリア」というボードを作ったとすれば、サブボードとして「リビング」や「ベッドルーム」、「子ども部屋」などのサブボードを作成します。よりボードを整理することができるので、雑多に色々な種類の画像が並んでいるよりも、閲覧するときに見やすくなります。

メッセージ機能

メッセージ機能は、ピンした画像をメッセージ付きでユーザーに送信することができる機能です。ホームの画面右上にある「吹き出し」マークをクリックしましょう。名前またはメールアドレスでユーザーを検索してメッセージ送信ができます。

ボードにノートとスケジュールを追加する機能

ボードには、メモを追加できるノート機能と日付を入れることのできるスケジュール機能があります。例えば、料理レシピをピンした場合、そのレシピを使って料理するための買い物から料理の日時をスケジューリングすることができます。

関連記事:GIMP(ギンプ)の使い方は?無料で使える画像編集ソフトの機能を解説

Pinterestのビジネス活用法

さて、いよいよPinterestをビジネスで活用する方法をご紹介します。まずは、Pinterestのビジネス視点の特徴を押さえておきましょう。

【Pinterestのビジネス視点の特徴】

購買行動など次のアクションにつながりやすい

Pinterestは、基本的にユーザーの次なるアクションのために利用されるものです。InstagramのようなSNSとは異なり、「ピンしておいて、後からこの行動を起こそう」と決めるためのプラットフォームとしての意味合いが強いです。そのため、一般ユーザーを対象にモノやサービスを販売したい企業からすれば、ユーザーの実際の行動につながりやすい特徴があることから、購買行動につながる可能性もあります。このような特性もあり、Pinterestはすでに多くの企業にビジネス活用されています。

リアルな興味関心が集まりやすい

Pinterestは人々のリアルな興味関心が集まりやすい場所といわれています。なぜなら、自分の実際の行動に紐づくことが多いためです。そのため、一般消費者を対象とするビジネスを展開する企業は、一般消費者のユーザーの興味関心の傾向をとらえることもできます。

このような特徴を受け、Pinterestはビジネス活用を積極的に行っていくことで、成果につながりやすくなるといえます。では、具体的にどのように活用するのでしょうか。
主な活用方法をご紹介します。

【Pinterestのビジネス活用方法】

一般消費者の趣味嗜好・自社コンテンツ利用の意向を知る

企業アカウントを開設して運用していく中で、徐々にフォロワーが増えていきます。自社のビジネスに何らかの興味関心を持ったユーザーがフォローしてくれます。また、フォロワーが自社アカウントの画像をリピンしてくれたときには、そのフォロワーのボードに保存されることになります。その際、どのような目的、意図があってリピンしたのかを、ボード名である程度予測をつけることができます。例えば、食品メーカーが、自社の食品を使ったレシピ写真をリピンしたとします。そのレシピ写真をリピンしたユーザーが保存したボード名が「レシピ」の場合は、レシピを使って料理をするつもりであることが推測できます。一方で、「クリスマスパーティー」というボードに保存したのであれば、クリスマスパーティー用のレシピとして利用するつもりであることが推測できます。このように、どんなボード名の保存されたのかを分析することで、自社コンテンツを利用した目的を知ることができ、自社のアカウント運用の方向性やマーケティング施策の検討が可能になるでしょう。

ボードをフォローする機能を利活用してボード分けする

先述の通り、Pinterestではボードを分けてピンすることができます。自社コンテンツの中でも、いくつかに分類することができるでしょう。例えば、アパレルメーカーであれば、「メンズ」「レディス」「キッズ」「トップス」「ボトムス」「春夏」「秋冬」「商品」「コーディネート」などさまざまな分け方があります。それらのうち、「メンズ」のボードをフォローするユーザーと、「コーディネート」のボートをフォローするユーザーとでは嗜好や目的が異なることが推測できます。もし「メンズ」のボードのフォローが多ければ、例えば、メンズ衣料に興味関心を持つ人向けのアカウント運用が有効となります。企業アカウントそのものがユーザーの意向に限りなく沿っていくことで、購買促進などの成果が出やすくなると考えられます。

Pinコードを活用する

Pinコードとは、QRコードのように、スマートフォンにインストールしたPinterestアプリでカメラスキャンすると、特定のプロフィールもしくはボードにアクセスすることができるものです。例えば、アパレルショップの店内にPinコードを配置しておき、お客さんにスキャンしてもらい、「コーディネート」のボードにアクセスしてもらい、店頭商品のコーディネートを見せるという活用法が考えられます。これにより、お客さんは目の前の衣料の利用シーンを複数描くことができるので、購買促進につながると考えられます。

EC事業者向けのショッピング機能を利用する

Pinterestには、オンラインで商品を販売するEC事業者向けのショッピング機能があります。例えば、自社ECサイト等から取得した価格や商品のタイトルと説明文が自動表示される「プロダクトピン」、自社ECサイト内の商品画像がピンされた際に、プロダクトピンを自動的に作成する「カタログ機能」などがあります。

広告「Pinterest アド」を配信する

2022年6月からPinterest内で広告を配信できる「Pinterest アド」が日本でも利用できるようになりました。通常の投稿に近しい形で配信されるので、いわゆる「広告っぽくない」広告といえます。画像や動画などを用いてさまざまなクリエイティブで配信可能です。
「認知度を高める」「比較検討を促す」「コンバージョン数を増やす」の3つのキャンペーンタイプに分かれており、利用できる広告フォーマットが変わってきます。
また、ターゲティングもできるので、本格的な広告運用が可能になります。

「プレミア スポットライト」と「トラベルカタログ」を導入する

「プレミア スポットライト」は、広告を見た人が広告に反応しやすいタイミングでリーチを広げられるように設計された広告ソリューションです。

「トラベルカタログ」は、Pinterest のテクノロジーを応用したトラベルカタログを利用すると、旅行商品を簡単にプラットフォームへアップロードできる機能です。

このように、Pinterestではさまざまな方法でビジネス活用ができます。ご紹介した方法以外にも活用法はありますので、ぜひご自身で調査してみてください。

関連記事:Googleアカウントの作成方法を画像付きで徹底解説します!

Pinterestの企業活用事例

最後に、Pinterestを実際に活用している企業の事例を4つご紹介します。

サンリオ

https://www.pinterest.jp/sanrio/

スクリーンショット:Pinterestの企業活用事例_サンリオ

サンリオ社はさまざまなキャラクターを持っていることで知られていますが、その多様なキャラクターごとにボードが分かれているのがまず一番の特徴です。キャラクターのグッズの写真が多くピンされています。また、お菓子やファッションなどで分類されたボードもあります。多くの国内外の多くのフォロワーが集まるアカウントです。

本田技研工業株式会社

https://www.pinterest.jp/honda/

スクリーンショット:Pinterestの企業活用事例_本田技研工業株式会社

Honda車で知られる本田技研工業株式会社のアカウントです。車種ごとにボードが分かれているので、見やすいのが魅力です。車のボディから走行シーン、内部シートまでさまざまな写真がピンされています。

Gapジャパン

https://www.pinterest.jp/gapjpn/

スクリーンショット:Pinterestの企業活用事例_Gapジャパン

アパレルメーカーGapジャパンのアカウントです。キッズ&ベイビー、秋や冬などの季節ごとのコレクションごとにボードが分かれています。コレクション商品を一度に見たいというときに非常に便利です。洋服を購入する目的のほか、キッズファッションをピンして子どものコーデに役立てたり、デザインのアイデアにしたりとさまざまなユーザーの活用法が想像できる、バラエティー豊かな画像群です。

淡路市役所

https://www.pinterest.jp/awajicity/

スクリーンショット:Pinterestの企業活用事例_淡路市役所

地方自治体もPinterestを活用しています。淡路市役所のアカウントでは、外国人向けに「JAPAN」や淡路市内のレストラン、パワースポットなどの観光地によって分類された楽しいボードが多数展開されています。外国人が、思わず訪れたくなるような魅力的な画像が豊富です。もちろん、日本人も惹き付けられるでしょう。

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まとめ

・「Pinterest(ピンタレスト)」とは、インターネット上にある画像や動画を集めてコレクションにし、シェアもできるWebサービス。個人ユーザーはもちろんのこと、企業のマーケティングや販促にも利用されており、商品の認知拡大やブランディングなどの可能性がある。

・Pinterestの基本的な使い方は、「Pin(ピン)する」「Repin(リピン)する」「Board(ボード)を作成する」「フォローする」がある。

・Pinterestは購買行動など次のアクションにつながりやすい、リアルな興味関心が集まりやすいというビジネスに有効な活用方法がある。

・Pinterestのビジネス活用方法として「一般消費者の趣味嗜好・自社コンテンツ利用の意向を知る」「ボードをフォローする機能を利活用してボード分けする」「Pinコードを活用する」「EC事業者向けのショッピング機能を利用する」「広告『Pinterest アド』を配信する」などがある。

よくあるご質問

Pinterest(ピンタレスト)の特徴は?

Pinterest(ピンタレスト)には、インターネット上に公開されている画像や動画を自身のボードにピン(クリップ)することで保存し、コレクションできるという特徴があります。ピンタレスト内の画像や動画は、キーワードはもちろん、画像そのものから検索することも可能です。また、ピンした画像や動画を友人などにメッセージをつけて送信し、シェアすることもできます。

Pinterest(ピンタレスト)は安全に使用できる?

Pinterest(ピンタレスト)では、アカウントの安全性を保護する取り組みを実施しています。また、ピンタレストを利用する個人にも、アカウントの安全性を確保するためのアクションが求められています。たとえば、2段階認証をオンにすることや、ピンタレスト専用のパスワードを作成して、ほかのサービスに使いまわさないことなどが必要です。これらを行うことでPinterestをより安全に使用できるでしょう。

Pinterest(ピンタレスト)のデメリットは?

Pinterest(ピンタレスト)のデメリットは、投稿内容ではなく画像だけで評価されることが挙げられます。リンク先の投稿内容が素晴らしいものであっても、画像に魅力がないと拡散されにくいのが特徴です。また、拡散されるまでに時間がかかることや、自分が作成したもの以外のピンの人気については閲覧者のリアクション以外で確認することが難しいことなどもデメリットといえます。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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