ロングテールSEOとは、非常に検索数の多い「ビッグワード」での上位表示だけではなく、検索ボリュームが限定的である関連する検索数自体は少ないキーワード「ロングテールキーワード」を用いることによって「ビッグワード」のみをターゲットにした競合サイトよりも特定のキーワードで検索順位の上位に掲載され、他のサイトが取りこぼしたユーザーを獲得できるようにするためのSEO施策のことを指します。
このロングテールSEO戦略は、検索キーワード戦略において競合が少ないニッチな領域を狙うことで、効率的にオーガニック検索からのアクセスを増加させることができるメリットがあります。ビッグワードのように競争が激しくない分、適切なコンテンツ最適化を行うことで比較的短期間での順位上昇が期待できる点が特徴です。
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目次
1、「ロングテールSEO」ってなに?
皆さんがSEOを行う場合、通常は検索しているユーザーの多い「ビックワード」をターゲットとして施策を行うことが多いと思います。
ただビッグワード対策は競合も多く、任意のビックワードで検索順位の上位に表示されることは難しいのが現状です。このような競争環境では、ロングテールseo対策が有効な戦略として注目されています。
そこでビッグワードほどではないがユーザーから検索されている少しマイナーなキーワードや、キーワードと一緒に別のキーワードを組み合わせた複合ワード(例:「ケーキ 低糖質」など)をデータから拾い出し、それら「ロングテールキーワード」を用いて検索結果の上位に表示され集客を行うロングテールseo戦略のことを指します。
またこの「ロングテール」は恐竜のしっぽを指すもので、売り上げや検索キーワードのアクセス数などを棒グラフに表した際に人気のキーワードが丁度恐竜の背中、その他のキーワードがしっぽを表す様からロングテールと言われています。
アクセス数において、この恐竜のしっぽ部分である「ロングテール」を集計すると、メジャーなビックワードよりも多くのアクセス数を稼ぎ出すことが多く、ロングテールseoの効果として「塵も積もれば山となる」を体現するような検索エンジン対策となるのです。

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2、ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは、ごく一部の人しか検索しないような検索回数が少ないキーワード、もしくは複数のキーワードの組み合わせである「複合ワード」(「ケーキ 代官山」など)のことを指します。
このロングテール対策では、ユーザーの具体的な検索意図を満たすことが重要です。例えば、もしライバルが同じサービスや商品を売っていたとしても、地域名や他社の扱っていない規格やオプションなどを組み合わせて検索を行ってくるユーザーがいた場合は、圧倒的にロングテールキーワード対策を行っているウェブサイトのほうが有利となります。
これらのキーワードはウェブサイトの管理者側が想定していないニッチなキーワードであるが為に対応した良質なコンテンツを提供しているサイトが少なく、もしユーザーの求める情報を提供できれば高いコンバージョン率が期待できるキーワードです。
特にロングテール検索の特徴として、ビッグキーワードに比べ、ライバルのサイトも注力していないため情報量自体が少なくクリックされる率も高い傾向にあります。購買意欲が高いユーザーが検索する傾向があるため、適切なロングテール対策を施すことで、少ない検索ボリュームながらも質の高いコンバージョンを獲得できるのです。
3、ロングテールSEOの注意点
前述の通りライバルのサイトを出し抜くことが可能なロングテールキーワードですが、そもそもロングテール SEOを実施する際に検索数自体が少ないため、より多くのページ・コンテンツを作成しなければビックワードでのアクセス数を超えることが出来ません。このため、ロングテール SEO 戦略を成功させるには継続的で計画的な施策展開が必須となります。
逆に言えば努力すれば各ページ自体は少ないアクセスでも全体のアクセスの総数を延ばしやすい施策と言えます。複数のロングテールキーワードから得られるアクセスを積み上げることで、結果としてロングテール SEO 効果を実感できるようになるのです。
イメージ的には魚を多く捕まえるには人気の漁場にピンポイントに網を投げるより、誰もいない穴場に大きな網で根こそぎ取った方が簡単に多くの魚を捕まえられる、と言った事なのです。つまり、戦略的なキーワード選定と継続した情報発信により、安定した集客を実現することができるということです。
4、ロングテールキーワードの探し方
では実際にロングテールキーワードを設定する際にこれらのキーワードはどのように探し出せばいいでしょうか?
色々と方法はあるかと思いますが、なるべく身近なツールを使って解析する方法には次のようなものがあります。
A、Google広告(旧Adowrds)のキーワードプランナーを利用する
Google広告のツール「キーワードプランナー」を使い「新しいキーワードを見つける」でビッグワードなどを指定してそのキーワードに関連するロングテール SEOキーワードを洗い出します。

「月間検索ボリューム」や「競合性」などのデータを見ながらある程度検索数があり競合性の少ないキーワードを理解し、効果的なロングテールキーワード対策をしながらコンテンツを制作・修正していきます。
キーワードプランナーで得られたデータを活用することで、単なるビッグワードだけでなく、ユーザーの潜在ニーズに基づいたロングテール SEO 戦略を立案できます。月間検索ボリュームが100件未満の低検索キーワードでも、複合ワードとして組み合わせることで、競争が少なく高いコンバージョン率が期待できるロングテールキーワードを発見することが可能です。
B、アナリティクスやサーチコンソールのデータを参考にする
皆さんもご存知の通り、Google Search Console(サーチコンソール)は、Googleでの検索結果に於いてどのキーワードでどの位置に表示されているのか、またどれくらいのクリック数・クリック率といった詳細なデータが確認できる分析ツールです。
ロングテール対策を進める際、サーチコンソールで確認すると、ウェブサイトの管理者側が意図していない検索キーワードで表示されていることも稀に起こります。そうしたロングテールキーワードを発見した場合、そのキーワードでの検索順位を上げるようにコンテンツの修正や最適化を行うことで、予期しない流入源を育成できます。
一方、Google Analyticsアナリティクスは既にウェブページにアクセスしたユーザーのデータが確認できる解析ツールとなるため、サーチコンソール同様に訪問時のキーワードや流入経路を確認し、高い成果につながっている優秀なロングテールキーワードを特定することができます。その後、該当するページの滞在時間やページビューを増やせるようにコンテンツの改善や充実を行うことも重要です。
このように両ツールを組み合わせることで、ロングテール施策に適したキーワード選定がより効果的になるといえるでしょう。
まとめ
ロングテールSEOは、前述の通り「人気の漁場にピンポイントに網を投げるより、誰もいない穴場に大きな網で根こそぎ取った方が簡単に多くの魚を捕まえられる」施策です。このロングテール施策を実装することで、検索数が少ないキーワードであっても競合との差別化が図りやすくなります。
また、ライバルひしめくビッグワードでの順位争奪戦は半ば運も味方につける必要もあり、必ずしも労力に見合った成果を出すものではありません。その点ロングテールキーワードを活用したSEO施策は、施策に対する結果も上がりやすいというメリットがあります。
さらに、ロングテール対策を通じて複合ワードやニッチなキーワードを組み合わせることで、確実にアクセスを延ばすための最良の施策であると言えるでしょう。特定のキーワードに特化したコンテンツを充実させることで、質の高い流入を期待できます。

