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SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

2023.2.7
読了まで約 19

SEOとは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。

SEOという言葉を聞いたことはあるが、具体的にどうすればいいのか?、社内の担当者でできることなのか?など、対策にあたってお悩みの声を多く聞きます。

この記事ではSEOの基礎知識や、SEO対策の10個のポイントを解説します。

目次

SEOとは

SEOとは、“Search Engine Optimization” の略称で、検索エンジン最適化ともいいます。
GoogleとYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索をした際、自社のサイト(ページ)が上位に表示されるように、サイトの評価を上げることをSEOといいます。

厳密に言うと、検索結果には、リスティング広告が対象キーワードで入札されていれば上位に表示されます。ただ、リスティング広告の場合、広告費用をかけ続けなければ上位の掲載位置を維持できないのに対して、SEOはサイト評価を上げることで、費用をかけることなく上位表示を維持できるのです。

関連記事:リスティング広告の基礎知識を解説。メリットや特徴とは?

SEOの目的

SEOの目的は検索結果の上位に表示させることがすべてではありません。
なぜSEOに取り組み、サイト評価の向上や検索順位を上位に表示させる必要があるのでしょうか?
それは「その先の目的達成につながるから」です。

例えば、
・商品を購入してもらうこと
・お問い合わせをしてもらうこと
・資料請求してもらうこと
・キャンペーンに応募してもらうこと
・ブランディング効果を与えること
・ニュースやトピックスで重要な情報を知ってもらうこと

営業・マーケティングを担当している人にとっては、このような目的を達成することは大切です。

特定のキーワードで検索をし、目的の情報を探してサイトに訪れるユーザーは、目的に対するモチベーション(目的の商品を購入するなど)が高いので、コンバージョン(CV)率も上がります。

つまり、上位表示に取り組むことで、自社サイトが見込み客の目に入る機会を生み、上記のような目的達成へとつなげることが可能です。

「サイトへの訪問者数を増やす」ということだけを目的とせず、本来の目的まで明確にして、しっかりと意識しながらSEO対策を行うと、狙っている本来の目的達成へとつながります。

SEOの種類

SEOの種類は、次の4つに大別できます。

● SEO内部対策
● SEO外部対策
● コンテンツSEO
● その他のSEO

SEO内部対策

内部対策とは、サイト内部の構造を整え、検索エンジンの結果にて自社サイトの順位を上位表示させるための施策を指します。

検索エンジンでは、独自の評価基準によってWebサイトを分析し、検索結果として表示する順序を決めています。評価を決めるアルゴリズムは常に変わるため、新しい情報をアップデートしながら対応していく必要があります。

SEO外部対策

一方、外部対策とは、良質な外部リンクを獲得するために行う施策のことを指します。
良質とは、検索エンジンから高く評価されていることを意味するため、既に高い評価を受けているWebサイトのリンクを獲得することが自社サイトの検索上位表示に繋がります。

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、良質、つまり検索エンジンから高く評価されるコンテンツの作成を指します。検索エンジンでは、Webサイト自体だけでなくコンテンツも独自の基準で評価しています。評価されやすいコンテンツを作成し、Webサイト自体の評価も上げていきましょう。

また、良質なコンテンツを作成すると、ユーザーの目に留まり、閲覧数が増えることもあります。商品やサービスの販売につながるコンテンツなら、売上増も実現できるでしょう。また、逆説的ではありますが、ユーザーから高く評価を受けるコンテンツは検索エンジンからも高く評価されるため、結果的には検索順位の向上につながります。

その他のSEO

その他にも、画像検索や動画検索などに向けた対策もあります。また、Googleマップや特定の地域内で検索したときに上位表示を狙う対策など、対象を絞り込んだミクロ的な対策もあります。特定のSEO対策を実施するのではなく包括的に実施することで、閲覧されやすいWebサイトを作り上げていきましょう。

検索エンジンに合わせてSEO対策をすることは不可欠ですが、対応する内容は多く、決して簡単なことではありません。しかも、検索エンジンのアルゴリズムや評価ルールは頻繁に変わるため、常に最新の情報を入手し、新しいルールに応じた対策を実施することが求められます。

より効率良く、なおかつ効果につながるSEO対策を実施したい方は、SEO対策専門のサポートサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

MarkeTRUNKではホームページやオウンドメディアの運営で成果を出すためのSEO対策サポートを実施しています。ぜひお気軽にHR SEO/HR SEO オウンドへお問い合わせください。

関連資料:【初心者もわかる!】VSEO(動画SEO)のやり方・手順のまとめ資料

 

SEOの効果測定

SEOを実施した前と後での数値を比較し、効果を測定していきます。
SEOの目的は、Webサイトの集客を改善し、その先の目的達成につなげることにあるので、運営者はサイトの集客指標の変化を敏感に感じ取り、計測する必要があります。
そして、施策の効果がどの程度あったのかを計測した前後の数値をもとに可視化します。

日本における検索エンジンのシェア

日本では、GoogleとYahoo!の2つの検索エンジンで、約9割のシェアを占めています。しかしYahoo!は、Googleの検索エンジンのアルゴリズムを採用しているため、実質ほぼGoogleへの検索エンジン対策が日本におけるSEOの定石と言えます。

その他、使われている検索エンジンとしてはMicrosoftが提供しているBingが挙げられます。このSEO対策については別記事で解説していますので、併せてご覧ください。

関連記事:BingのSEO対策は意外にも重宝されるその理由とは!Bing集客を徹底解説!

SEOの基礎知識

「SEO = Google対策」です。

検索結果で上位表示を狙うには、検索結果が表示される仕組みを知り、評価基準を理解することが必要です。

SEO対策を始める前に知っておきたい基礎知識を紹介します。

検索結果が表示される仕組み

検索窓に特定のキーワードを入力すると、検索エンジンは関連性が高い順に情報を整理し、ランキング形式で表示します。

このランキングが検索順位となり、ランキング上位であれば検索結果の1枚目に表示されるようになり、よりユーザーの目に留まりやすくなるのです。

提示された検索結果がユーザーにとって望ましいものだったときは、検索上位のWebサイトやコンテンツをクリックし、記載されている内容から情報を入手します。

しかし、検索結果が望ましいものでなかったときには、ユーザーは2枚目以降の結果ページを確認したり、他のキーワードで再検索したりするでしょう。

検索エンジンでは、検索結果に対するユーザーの行動を次回以降の検索結果に反映します。
検索結果に対するユーザーの行動確認とランキングへの反映を何度も繰り返し、より満足度(キーワードに対する検索結果の整合度)が高くなるように調整していきます。

つまり、検索エンジンは、利用すればするほどキーワードと検索結果の整合性が高まり、検索結果に対する満足度が向上する仕組みになっているのです。

検索順位が決まるメカニズム

それでは、検索順位はどのように決まっているのか?それを知るためには、
SEOに深く関わっている3つのステップを理解することが必要不可欠です。

1. クローリング(収集)
2. インデクシング(登録)
3. スコアリング(評価)

より専門的な話に入っていきますが、それらについて解説していきます。

1. クローリング(収集)

Webサイトを立ち上げた後、検索結果に反映されるようにするには、検索エンジンにサイトの存在を認識してもらう必要があります。クローラーと呼ばれるシステムがサイト内を巡回し、コンテンツの情報を収集していくことをクローリングといいます。

関連記事:クローラーとは? 検索エンジンの仕組みを解説します!

2. インデックス(登録)

クローリングにより収集されたデータをシステムがデータベースに保存することをインデックスといいます。他にもインデクシングと呼ばれることがあります。インデックスによって初めて検索結果に表示されるようになるのです。
インデックスでは、収集したデータをそのまま保存すると不要なデータが含まれている可能性があるため、システムが処理しやすい形に変換してから保存されます。

関連記事:インデックスとは?Google検索におけるSEO効果と登録方法、重要性を解説

3. スコアリング(評価)

インデックスが完了したWebページに対して、システムが検索順位を評価することをスコアリングといいます。検索エンジンにより検索順位を決める要因は異なりますが、Googleには200以上もの評価基準が存在し、各基準に基づいて順位を決定しています。

SEOのメリット

SEOを行うことで得られるメリットは、主に次の4つが挙げられます。

1. 中長期的に安定したサイト流入が見込める
2. 潜在顧客へのブランド認知の向上
3. サイト内に蓄積されたコンテンツの資産化
4. 広告宣伝費の削減

中長期的に安定したサイト流入が見込める

SEOの大きなメリットは、自然検索からの流入が増加することです。
見込み客にとってニーズのあるキーワードを含んだコンテンツを数多く配置することは、サイトの質を向上させることにつながります。
サイトの質向上がGoogleからの評価へとつながり、キーワードの検索順位の上昇、あるいは、より複数のキーワードでインデックスされ、検索結果の露出が増加していくのです。
検索流入が増えることは、自サイトに引き込みやすくなるので、見込み客のインバウンド(セミナー集客やWeb問い合わせなど)を促進させます。

潜在顧客へのブランド認知の向上

SEOで検索露出を増やすことは、ブランド認知の向上につながります。
検索結果で、見込み客の目にサイト名が触れる機会が多くなることで認知度が上がり、直接サイト名で検索される回数も増えることが見込めます。結果として、Webページへの流入者が増加することにつながり、ブランド認知が高まっていくのです。

サイト内に蓄積されたコンテンツの資産化

サイト内で保守管理したコンテンツは、資産として長期的なメリットをもたらします。
例えば、Webサイトを運営していくなかで良質なコンテンツを蓄積し続けたとします。SEOの目的で作成したコンテンツは永続的にサイト内に存在し、見込み客アプローチのための資産として、繰り返し活用できます。つまり、蓄積したコンテンツを一時的な目的のためだけではなく、資産として運用し続けることが可能です。

関連記事:コンテンツの正しい意味合いを理解しましょう!良質なコンテンツとは何か

広告宣伝費の削減

Googleでは、広告費を支払うことで検索結果ページ内(広告枠)に表示してもらえます。しかし、表示されるごとに広告費が発生するため、広告費がかさむ可能性があるでしょう。

一方、SEO対策を実施して検索上位を獲得できれば、広告費を支払わなくても検索結果ページに表示されます。
しかも、検索結果は一定期間ほぼ同じものが表示されるので、無料で多くのユーザーにアピールすることが可能です。広告費をかけずに高い宣伝効果を得るためにも、正確なSEO対策を実施しましょう。

SEOのデメリット

SEO対策には多大なメリットがありますが、場合によってはデメリットに感じる点もあります。SEO対策を取り組むにあたり、考慮しなければならない点としては次の3つが挙げられます。

● 即効性がなく根気よく取り組む必要がある
● 検索エンジンのアップデートによる順位変動が起こる
● 専門的な知識を必要とする

即効性がなく根気よく取り組む必要がある

SEOは、すぐに目に見える効果が表れるわけではありません。
検索順位を向上させるためには、地道に各施策を試行錯誤する必要があり、場合によっては、効果が得られるまで年単位の時間を要することもあります。
Webサイト内のリンク配置を変更したり、コンテンツを蓄積したりしても、効果に結びつかないことは珍しくありません。逆に、タイトルタグを変えるだけですぐに検索順位が上がることもありますが、一度検索順位が下がるようなこともあります。

関連記事:タグ(tag)って何?今更聞けないタグについて説明します

SEO施策に精通している人であれば、このような動きにある程度予想をつけることもできますが、実践経験が少ないとなかなか難しいです。

そのため、「短期間でコンバージョンを獲得したい」という場合には不向きな手法です。

検索エンジンのアップデートによる順位変動が起こる

SEOの結果、検索順位を向上させても、環境要因で下がるケースがあります。
ユーザビリティの向上を目的としたGoogleの評価システムのアップデート(Googleコアアップデート)が定期的に実施されることにより、これまで上位表示されていたキーワードの順位が落ちてしまうことが一つの懸念点です。
特に、年に数回の大規模なアップデートが実施されると、大きな順位変動が起こり、今まで維持できていたサイトの流入者が、大幅に減少してしまう恐れがあります。
ユーザーにとって有益なコンテンツを発信できているサイトであれば、それほどの心配にはおよびませんが、常にSEOの最新情報を収集しながら、運営し続けることが重要です。

専門的な知識を必要とする

SEO対策で成果を上げるためには、SEOに対する正確かつ専門的な知識が欠かせません。
安全にサイト運用するためにも、まずはSEOのルールを理解し、正しい知識を身に付けましょう。

正しい知識を持たない状態でWebサイトの構造やコンテンツに手を加えると、Googleからの評価が下がって検索順位が下がることがあります。
場合によっては、検索結果に表示されなくなることもあるので注意が必要です。

また、Googleは頻繁に検索表示のルールを変えるため、新しい専門知識を有していないと、Webサイトやコンテンツに手を加えなくても検索順位が下がることもあります。

正確かつ専門的にSEO対策を実施するためにも、SEO対策の専門家によるサポートを受けることをおすすめします。ぜひMarkeTRUNKのマーケティング支援HR SEO/HR SEO オウンドにお問い合わせください。

関連リンク:SEO対策を中心としたWEBマーケティング支援「HR SEO/HR SEOオウンド」

SEO対策に欠かせないGoogleの考え方

SEO対策を実施するうえで、Googleの考え方を知っておくことは欠かせません。SEO対策の成果は、どれだけGoogleの考え方を知るか、そして、考え方に沿ったサイト構造やコンテンツを作るかにかかっています。実際の対策を始める前に、Googleの指針について熟知しておきましょう。

次の4つに分類すると、Googleの理解を体系的に進められます。

● Googleによる3つの評価基準「E-E-A-T」
● Google検索品質評価ガイドラインの項目「YMYL」
● 「Googleが掲げる10の事実」
● Googleの「ガイドライン」と「ペナルティ」

Googleによる4つの評価基準「E-E-A-T」

現在、SEOを行ううえで重要な概念として、Googleが重要視している独自に定めた4つの評価基準「E-E-A-T」を満たすことが求められています。これまでは、「E-A-T」として認知されていた言葉ですが、2022年12月のガイドライン更新により、「E」が一つ増え、「E-E-A-T」へと変化しました。

1. Experience(経験)
2. Expertise(専門性)
3. Authoritativeness(権威性)
4. Trustworthiness(信頼性)

この4つを備えるコンテンツをGoogleは「高品質」と評価し、検索結果において上位表示させるとしています。

Experience(経験)

インターネットを利用すれば、経験したことがない事柄についても情報を得られます。

しかし、インターネットなどを利用して得た情報はオリジナリティがなく、ユーザーは他のWebサイトからでも入手できるでしょう。

Googleでは、コンテンツが作成者の経験に基づいて作られているのかチェックします。

インターネットなどから入手した情報ではなく、作成者自身の経験に基づいたコンテンツだと判断されるときは、Googleから高い評価を受けられます。

Expertise(専門性)

コンテンツの内容がある分野において専門的に述べられ、ユーザーの目的に対して深い価値を与えられる情報であるか。

例えば、「旅行」をテーマにしたサイト内で国内旅行のコンテンツと海外旅行のコンテンツを取り扱っている場合、Googleの評価の対象は「国内旅行」と「海外旅行」になります。そのため、専門性の評価を得るためにはよりコンテンツを細分化する必要があります。

例えば……

海外といってもヨーロッパなのか、ハワイなどリゾート地なのか、旅行の目的はショッピングなのか、グルメなのか

など、特定のテーマやジャンルに特化することで、ユーザーのニーズを的確にスピーディーに解決できるので、専門性を高めることは重要です。

Authoritativeness(権威性)

多くの人に知られ、認められている者がコンテンツを作成しているか。

言い換えれば「誰が言っているのか」ということです。

よく例にあげられるものとして、医療に関するコンテンツがあります。

病気の症状や予防、治療方法について個人が発信するよりも医師や医療関係者、クリニックが発信するコンテンツのほうがユーザーに有益であると判断し、検索結果で上位表示されます。

Trustworthiness(信頼性)

ユーザーにとって、信用できるオリジナルの情報・サイト・運営者であるかどうか、コンテンツがオリジナルであるか、事実に基づいているのか、また個人情報が保護され安全なサイトであるかなどが評価の基準となります。

当たり前のことではありますが、他のサイトからコピーしただけのサイトはコンテンツの内容が正しくても信頼できません。

関連記事:E-A-Tとは?GoogleがSEO対策で評価する基準を解説!

Google検索品質評価ガイドラインの項目「YMYL」

YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字で、「お金・生活・健康などの、人に影響を与えやすいジャンルを扱うWebサイトやコンテンツ」を指します。
以下の情報を提供するWebサイトはいずれもYMYLに該当します。

● 法律に関する情報
● 医療や健康、保健に関する情報
● 金融や保険、投資などのお金に関する情報
● 不動産に関する情報
● 転職や求人に関する情報

GoogleではWebサイトの評価基準としてE-E-A-Tの基準を満たしているかをチェックしますが、YMYLを扱うWebサイトに対してはより一層詳しくE-E-A-Tの基準を満たしているかをチェックします。
事実のみを記載することはもちろんのこと、経験や専門性、権威性、信頼性を意識したコンテンツづくりが必要です。

「Googleが掲げる10の事実」とは

「E-E-A-T」によって、Googleの意図や考えが少し見えてきたかと思いますが、実際にコンテンツを作ってSEOをおこなうには、少し漠然としています。

そこで、さらに具体的に知りたい時に参考にしたいのが、「Googleが掲げる10の事実」のリストです。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。

出典:Google「Googleが掲げる10の事実」
https://www.google.com/about/philosophy.html

SEOに関して明言しているものではありませんが、Googleの理念のようなものであるため、Googleが何を良いと考えているのか、Googleが求める世界の理想形を知れるため、SEOに必要な考え方です。

Googleの「ガイドライン」と「ペナルティ」

Googleの「品質に関するガイドライン」の基本方針では、検索順位を上げるための不正行為をしないことが明記されています。
Googleのガイドラインに反する手法を「ブラックハットSEO」と呼びますが、間違っても手を出さないようにしましょう。

例えば、なかなか検索順位が上がらないとき、人気のWebサイトの運営者に金銭を渡してリンクを貼ってもらい、流入者を増やそうと考えるかもしれません。
しかし、Googleではリンクの売買は禁じられているので、このような行為はブラックハットSEOに相当し、ペナルティ対象になることがあります。

他にも、次の行為はいずれもGoogleのガイドラインに反するため、ブラックハットSEOと考えられます。

● 相互リンクが集まっただけのサイト(リンクファーム)を利用する
● ユーザーの見えないところにリンクを貼り、偶然のクリックを狙う
● ユーザーが見えない部分にコンテンツを作成し、検索エンジンだけに読めるようにする
● 他のWebサイトのコンテンツをコピーして使用する

Googleのガイドラインを満たさない行為をすると、検索順位が下がる、あるいは検索結果に表示されないなどのペナルティを受けることがあります。
Googleのアルゴリズムの穴を突くようなSEO対策ではなく、正攻法のSEO対策を実施するようにしましょう。

SEO対策の10個のポイント

主にサイトの中身に対して行う「内部対策」と、被リンクを最適化する「外部対策」の2つの観点から基礎的なSEO対策のポイント10個をみていきましょう。

SEOの内部対策

1.現時点での営業活動を確認する

SEO内部対策において、かなり重要で一番先にやるべきことが、現時点での自社の営業活動を確認することです。

どのような商品・サービスを扱っているのか、また、誰をターゲットに定め、どのように販売しようと考えているのか、正確に把握しておきましょう。

営業活動の方針を理解すると、対策すべきキーワードを絞り込めます。

例えば、アロマキャンドルを販売するサイトであれば、「アロマ」や「ベルガモット」などを対策キーワードにできるでしょう。用途を考えて「プレゼント」や「癒し」なども対策キーワードに設定することもできます。

自社サイト内の特定のページに訪れてもらうためには、数多くのユーザーが検索するキーワードを選び、そのキーワード検索の結果、ヒットするページを作るのが正攻法です。

キーワードの調査には専用のツールを使うと効率良く進められます。次の記事でSEO対策に活用できるツールを紹介しているので、ぜひご覧ください。

関連記事:SEO対策ツール10選をご紹介

2.本文にキーワードを盛り込む

キーワードを選定したら、1ページにつき1キーワードを盛り込むのがいいといわれています。キーワードは見出しや本文に盛り込んでいきます。
ページタイトルや見出し、本文に違和感のない自然な形でキーワードを入れていきましょう。

3.コンテンツの品質と量を高める

Googleは、ユーザーのニーズに沿った高品質の情報を率先して提供することを目的としています。そのため、いくらキーワードを適切に盛り込んでいたとしても、コンテンツがニーズに沿っていないページであれば、上位表示してもらえません。
また、文字数が多いほど上位表示される傾向があるためコンテンツの量も重要です。

関連記事:SEOを意識しポイントを押さえたライティングとは?

4.ページタイトル・見出しタグ・metaタグの設定

キーワードはできるだけ、ページタイトルや見出しの先頭に入れましょう。

また、検索結果の画面でタイトルの下に表示される「meta description」は全角80~110文字以内で、キーワードを入れて本文の内容を要約したものを記載します。

関連記事:ディスクリプション (description)とは。SEO対策に必要な文字量や書きかた

5.内部リンク最適化

ページ内に他のページへのリンクを貼ると、SEO効果があるといわれています。
ただし、関連度の高いページであることが前提であり、無関係なリンクを貼るとGoogleやユーザーから評価されません。

6.ページ表示のスピードを上げる

サイトの表示はできるだけ速いことが求められます。

クリックしたページの表示速度が遅いと、いくらコンテンツが有益であってもユーザーは離脱してしまいます。

ページ表示速度はSEOに大きく関係するので、使用している画像の容量をできるだけ減らしたり、無駄なコードを省いたりしましょう。

現状のスピードについては、Googleが提供しているPageSpeed Insightsで測定が可能です。

関連記事:PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)の使い方を徹底解説!WEBサイトの表示速度を改善する方法

7.クローラビリティを向上させる

クローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットが、インターネット上のリンクを辿ってWebページを検出するときに認識しやすくします。

具体的には、XMLサイトマップというクローラーが理解しやすいXML言語で書いたサイトマップファイルを設置する、高品質のコンテンツを作成する、URLをシンプルにする、重複コンテンツのあるページを無くす、内部リンクを最適化するなどの方法があります。

関連記事:サイトマップ(構成図)の作り方を解説!SEO対策に適したサイトマップとは

8.低品質コンテンツがインデックスされないようにする

インデックスとは、クローラーが読み取ったWebページの情報を独自のデータベースに登録することです。
Webページは閲覧してもらうことが目的ですが、ユーザーに対して検索結果にヒットさせたくないページや、あえて表示させる必要のないページもあります。
例えば、情報量が極端に少ないページや、ユーザー向けのサイトマップのページなどです。これらのページがインデックスされてしまうと、Webページに対する評価が、その低品質コンテンツのせいで下がってしまう恐れもあります。その場合には、「noindex」のコードを記述することで、インデックスから除外させられます。

SEOの外部対策

9.被リンク施策としてブログを運営する

被リンクとは、自社サイトのリンクを外部のWebサイト内に貼ってもらうことです。
質の高いブログやサテライトサイトをあえて自社で作り、リンクを貼ることで質の高い被リンクを得られます。

10.大手ニュースサイトにプレスリリースを配信してもらう・インタビューを受ける

外部の質の高いサイトから自然にリンクを貼ってもらうことが望ましいですが、自然なリンクを待っている余裕がない場合は、大手のニュースサイトにプレスリリースを掲載してもらったり、インタビュー取材を受けて記事化してもらったりして、同時に自社サイトのリンクを貼って拡散させます。

関連記事:重要な役割を担うプレスリリースとは?意味や簡単に書けるポイントを紹介

以上が基本的なSEO対策です。

SEOの外部対策はもちろん重要ですが、まずは内部対策をしっかりと実施することを意識してみましょう。

関連記事:SEOをまずは自分でやるには? 初心者がすぐに取り組める手法を解説!

SEO対策を始める際に必要なツールと使い方

SEOの事前準備として、まずツールを導入して分析環境を整えましょう。

SEOの分析ツールは、「SEOチェキ」といったURLを入力するだけで、SEOに役立つ情報を取得できる簡易的なものもあれば、「ヒートマップ」といったWebページ内での行動をサーモグラフィのように色で可視化するものなど、多種多様なツールがあります。

関連記事

「SEOチェキ!」とは?使い方もチェック!初心者に最適な無料ツール
ヒートマップの機能や種類を紹介。用途ごとに必要な機能や種類とは

 

ここでは、アクセス解析ができる2つのツールについて詳しく解説します。

● Googleサーチコンソール
● Googleアナリティクス

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールとは、自サイトに流入したユーザーの検索ワードや表示回数、検索順位、クリック率などを調査するGoogleの無料ツールです。
検索キーワードに対して深掘りできるため、SEO対策には欠かせません。次の用途で活用できます。

● 対象キーワードの表示回数、クリック数、クリック率などを調べる
● 対象ページが表示されないときに、ページがインデックスされているか調べる
● Webサイトが抱えるセキュリティ上の問題を調べる
● Googleガイドラインの違反有無(ペナルティの状況)を調べる
● 被リンクを調べる

調べた結果は、ユーザーニーズの把握や追加コンテンツの作成などに活用できます。
すべて無料で利用できるので、ぜひ活用しましょう。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、他のWebサイトやSNSなど、ユーザーがどのようなチャネルから流入しているかを確認できるツールです。
Googleサーチコンソールと同じく無料で利用でき、サイト設計や広告戦略の改善に役立てられます。次の用途で利用しましょう。

● どのコンテンツが人気か調べる
● ユーザーの属性を分析する
● コンテンツ内の滞在時間や離脱率を調べる

調べた結果はユーザーの行動分析やターゲット設定に活用できます。また、購入や問い合わせにつながるアクションボタンを配置する位置なども分析できます。

なお、2023年7月1日以降は分析ツールの「UA(Universal Analytics)」において新しい処理ができなくなる点に注意が必要です。
Googleでは、早めにGoogleアナリティクス4に切り替えるようにとアナウンスしています。
UAとGoogleサーチコンソールを連携している場合は、2031年7月1日以降はGoogleサーチコンソールにも影響が及ぶので、早めにGoogleアナリティクス4に切り替えておきましょう。

関連記事:Google search console(サーチコンソール)とGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の違いを解説!使い分け方と連携方法とは

SEOの分析方法

SEOは、以下のサイクルを中長期的に繰り返すことで、検索順位を維持、向上させていきます。

1. 現状把握
2. 効果測定
3. 改善

それぞれの手順について説明します。

1.現状把握

SEOを始めるうえで、現状からの改善ポイントを認識するためには、「Googleサーチコンソール」や「Googleアナリティクス」を活用して得られるデータから、現状を正確に把握する必要があります。

そこで、最初にまず確認しなければならないことが、「現時点で自サイトがそもそも検索結果に表示されているか」ということです。

これを確認するためには、まず、サーチコンソールにログイン後、メニューの【検索パフォーマンス】に遷移し、下部のタブで【ページ】をクリックします。

検索結果に自サイトが表示されていない場合、SEO対策の必要があるということです。

このように、現状を把握して改善ポイントを認識することが、SEO対策を始める前の重要な第一歩となります。

2.効果測定

SEOの効果計測には、選定したキーワードの検索順位を確認する必要があります。

例えば、Webページに関連するテーマからキーワードを1つ選び、検索順位の推移が追える専用ツール(BULLやGRCなど)に登録します。

そして、月日が経ってから登録したキーワードの推移を確認した際に、検索結果が向上していれば、そのキーワードに関連するコンテンツがGoogleシステムに評価され、SEOが有効に働いていると判断できます。

一方、推移を確認しないことは、キーワードの検索順位がどのように変動しているのか判断ができないため、SEOの効果計測が非常に難しくなります。

仮に、SEOの効果が表れているのかを分からずに放置した場合、サイト内に検索順位が低いキーワードに関連したコンテンツが多く存在していることになります。Webサイトの質が低下することは、Googleシステムからの低評価につながります。

このような状況に陥らないためにも、専用ツールでキーワード順位をチェックし、効果測定を重ねていくことが、SEO対策を進めるにあたって重要とされます。

関連記事:SEO対策ツール10選をご紹介

3.改善

効果測定の結果をもとに、何を改善すればより良い結果が生じるのか分析します。分析した結果を基に改善案を打ち立てて実行しましょう。
改善案を実行してから一定期間運用し、再び現状把握の段階に戻ります。改善によって良い結果が得られたのか測定し、必要な改善案を打ち立てます。
なお、どの改善案が効果的であったのかわかるように、実行した改善案と測定結果はすべて記録して残しておくことが不可欠です。

SEO対策後は現状把握→効果測定→改善をエンドレスで続けていきます。
終わりなく続けることで、常に最新かつ最適の状態にWebサイトを維持することが可能です。

SEOの分析時に確認すべき5つの項目

SEO対策では、対策後に現状把握・効果測定・改善のサイクルを繰り返すことが必須です。現状把握の際には、次の5つの項目を確認しておきましょう。

1. アクセス数
2. 流入経路
3. 検索キーワード
4. ユーザー行動
5. コンバージョン

それぞれの意味と分析する必要性、SEO対策へのつなげ方について説明します。

1.アクセス数

アクセス数とは、Webサイトや特定のページに訪問したユーザー数です。
アクセス数を分析することで、どの程度のユーザーが訪れ、どのページを閲覧したのか理解できます。

また、増加・減少したタイミングから、どのような行為(コンテンツをリライトした、画像を変更したなど)がアクセス数に影響を与えるのか分析しましょう。

2.流入経路

流入経路とは、どこからWebサイトにたどり着いたのかという情報です。
Googleなどの検索エンジンから訪問したのか、URLを直接入力したのか、SNSから流入したのか、ディスプレイ広告やリスティング広告から入ったのかなどを調べておきましょう。

流入経路を調べることで今後のSEO対策の方針が見えてきます。
例えば、ディスプレイ広告からの流入が少ないときは広告を打ち切る、SNS経由の訪問が多いときはSNS投稿の対策を行うことが求められるでしょう。

3.検索キーワード

検索キーワードとは、検索エンジン経由のユーザーがWebサイトに流入するために検索したキーワードのことです。

検索キーワードを調べることで、対策が必要なキーワードを絞り込みやすくなります。
例えば検索順位が高いにもかかわらずクリック率が低い場合は、タイトルやディスクリプションがユーザーの疑問に答える形になっていないことが想定されます。
他の検索上位記事を参考に検索キーワードに対するユーザーニーズを分析し、タイトルやディスクリプションに反映しておきましょう。

4.ユーザー行動

ユーザー行動とは、ユーザーのWebサイト内での行動のことです。
最初にたどり着いたページや、ページを移動する順番などを調べます。

ユーザー行動が予想したものと違うときは、サイトの構成やコンテンツの配置などに問題があると考えられます。
ユーザー行動から最適なサイト構成を割り出し、適切な導線を設置して、構成を組み立て直しましょう。

5.コンバージョン

コンバージョンとは、Webサイトで設定している目標(問い合わせや購入など)のことです。
コンバージョン率を求めることで、Webサイトが目標を達成できる内容になっているか調べられます。

コンバージョンの達成は、サイト運営の最終的な目標でもあります。
目標達成のためにも、サイト把握と分析、改善を繰り返し、コンバージョン率を上げる方法を探っていきましょう。

SEO対策を実施する際のポイント

SEO対策は、次のポイントに注目することで期待する効果を得やすくなります。

● SEO対策の目的を明確にする
● SEOのためだけの施策を行わない
● 最新の情報を収集する
● メンテナンスを行いながら改善を繰り返す

それぞれのポイントで実施すべきことを説明します。

SEO対策の目的を明確にする

SEO対策を行う本来の目的は、サイトの順位を上げることではなく、設定したコンバージョンを達成することです。
目的を明確にし、サイト上位の獲得にこだわりすぎないように注意しましょう。

SEOのためだけの施策を行わない

SEO対策は、検索エンジンに対する施策ではあるものの、それ以上に重要なのはユーザーです。
検索結果に気を取られすぎてユーザーを置き去りにすると、サイトの目的を達成できないばかりか、Googleの理念にも反してしまいます。

また、Googleの理念に反すると検索順位が下がることもあります。良い成果を得るためにも、SEO対策よりもユーザー中心のサイト改革を実施していきましょう。

最新の情報を収集する

Googleは、定期的にアルゴリズムのアップデートを行っています。
アップデートに気付かずに従来の方法でSEO対策をしていると、検索順位が下がることもあります。
Googleの動向を常に追い続け、SEO対策に反映していきましょう。

メンテナンスを行いながら改善を繰り返す

SEO対策は、定期的に見直しながら改善を行う必要があります。
現状把握と効果測定、改善を行い、一定期間改善の効果を見守ってから、再度現状把握から始まるサイクルを繰り返しましょう。
改善を実施したときは、改善した要素と効果について記録を残すことも大切です。

また、一度実行した施策も放置することはおすすめできません。
Googleの方針が変更されている可能性もあるため、最新の動向に合わせたメンテナンスが必要となります。

YouTubeもSEOが必要

近年インターネット上では動画コンテンツが急増し、多くの企業が動画マーケティングに力を入れています。動画コンテンツの代表であるYouTubeは、若年層を中心に検索エンジンとしても注目されています。

せっかく動画を制作しても、閲覧数が伸びなければマーケティングとして成功とはいえません。Webサイト同様にYouTubeもSEO対策を実施することで、動画を検索ランキングで上位に表示することが可能になります。

関連資料:【初心者もわかる!】VSEO(動画SEO)のやり方・手順のまとめ資料

YouTubeのSEOもキーワード選定から

Webサイトと同じように、YouTubeも関連するキーワードの選定から始めます。

キーワードが決まったら、タイトルや説明文、タグにそれぞれ盛り込んでいきましょう。

適切なキーワードの選定ができると、YouTubeだけではなくGoogleの検索結果にも表示されるため、さらに多くの閲覧数を獲得できます。

YouTube動画のサムネイルにこだわる

動画の内容が一目でわかるような、サムネイルを設定することもYouTubeのSEOです。
サムネイルは商品でいうパッケージ、書籍でいう表紙であるため、主にユーザーを惹きつける役割があります。

YouTubeアナリティクスで分析する

YouTube動画はアップロードしたら終わりではありません。
Webサイトと同じように分析と改善を繰り返しながら、ユーザーにとって有益な動画コンテンツを作っていくことが大切です。

SEOの会社を利用するときの注意点

SEOの基本やポイントが分かっても、具体的に今自社が取り組むことが分からない、業務が忙しくてSEOまで手が回らないという場合は、SEO会社を利用するのも1つです。

SEOの会社に依頼する内容を決めておく

SEO会社にはキーワード分析からサイトの最適化や効果測定まですべてを行う会社もあれば、リンクを貼るだけの会社もあり、会社によって提供するSEO対策のサービス内容や範囲が異なります。

「SEO会社に何をしてほしいのか」を明確にしておくことが大切です。

SEOは「費用=効果」ではない

先にも述べたように、会社ごとにサービスの内容が異なるため、費用の内訳を見てみると現段階では不要なオプションが含まれている場合もあります。

一概に、SEO会社が提示するサービスの費用が高いから必ず効果が出るというわけではありません。

SEOの会社には成果報酬タイプと固定報酬タイプの2種類があるので、契約前にサービスの内容や費用、自社が行うべき対策として適しているかなどを精査して依頼をしましょう。

関連記事:SEO対策の費用と料金相場を解説します!費用早見表もご紹介

SEO施策で集客できるHPを目指すならHR SEO/HR SEOオウンドへ!

この記事では、SEOの基礎知識や対策のポイントをお伝えしました。

SEOは検索エンジンに対してサイトの評価を上げて、検索結果の上位に表示してもらうために、サイトを最適化することです。

ただし、検索上位の表示だけを目的とするのではなく、その先にある本来の狙いを明確に定めることでSEO対策も効率的に行えます。

WebサイトでもYouTubeでもSEOを行う際に忘れてはいけないことは、「このコンテンツは誰のためのものなのか」です。

ユーザーが本当に知りたい情報か、ユーザーが読みやすい文章になっているか、ユーザーが見つけやすいキーワードを設定しているか。

この記事で紹介したSEO対策のポイントを踏まえながら、自社サイトが検索結果で上位に表示されるようSEO対策をしてみてください。

SEO対策を実施したけれども思うような効果が得られないとき、また、SEO対策の必要性は感じているけれども何から始めれば良いかわからないときは、ぜひMarkeTRUNKにご相談ください。

MarkeTRUNKではホームページやオウンドメディアで成果を出すSEO対策をサポートしています。お気軽にHR SEO/HR SEO オウンドへお問い合わせください。

関連記事:エイチームのSEO戦略~データ分析と基盤作りについて~ |エイチーム連載第3回

参考リンク:SEOは何の略称?ウェブ初心者にもわかる正式名称や基本ツールを解説|QUERYY

よくあるご質問

SEOの特徴とは?

SEOの特徴は、サイト構造やコンテンツの改善などの内部対策と、被リンクなどの外部対策を実施して、Google検索の結果ページで上位表示を狙うことです。Googleの評価基準を正確に理解することがSEOの基本方針となります。また、現状把握と効果測定、改善を繰り返し続けることもSEOの特徴です。

SEOの費用対効果ってどれくらい?

SEO対策の費用対効果は高く、正しく対策を実施すれば、高い広告費以上の価値があるといえます。SEO対策をすれば、広告費なしに検索結果ページに表示されます。また、適切な対応をし続けることで、長期間の表示も可能です。広告費を抑さえて宣伝効果を高めたいサイトも、SEO対策を行いやすいでしょう。

SEOとMEOの違いは?

SEOとMEOの違いは、どの検索結果に対して対策を行うかという点にあります。SEOはGoogle検索の結果において、MEOはGoogleマップの検索結果において、上位表示を目指す対策です。MEOはSEO対策よりライバルが少なく、なおかつユーザーのアクセスに直接つながるという特徴があります。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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