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はじめてホームページを制作する上で注意する点を解説

2020.8.27
読了まで約 3

企業担当者がはじめてホームページを制作する際には、さまざまな点に注意する必要があります。この記事で解説するはじめてホームページを制作するというのは、内製と外注どちらも含んでいます。

まずはホームページを制作すること以前に必要な取り組みから、ホームページを実際に作り込んでいく過程に必要な取り組みまで、注意したい点を解説します。

はじめてホームページを制作するときの注意点~準備編

はじめてホームページを制作する際には、まず準備が必要です。準備段階における注意点からお伝えしていきます。

●目的とターゲットを明確にする
はじめに、ホームページの制作目的やターゲットなどの要件定義を行う必要があります。企業がホームページを作る際には、必ず何かしらの課題や目標があり、それを解決もしくは達成するために行うものです。

まずはホームページを制作する目的を明確にし、社内、特に上層部に合意を取る必要があるでしょう。そのためには、目的及び課題を設定し、それをホームページでどのように解決していくのか、仮説立案を立てます。事前に社内ヒアリングや競合分析などの取り組みも必要になってくるでしょう。また予算についても想定が必要です。

さらに、目的を設定する際はホームページのターゲット、つまり「誰が見るのか」ということも明確にしておくと制作がしやすくなります。

●外注・内製の範囲を設定する
ホームページ制作の目的とターゲットが明確になれば、どのような規模やレベル感のホームページが必要になるかが見えてきます。

すると、そのホームページを実制作できるのは誰なのかも、自ずと見えてくるでしょう。社内に制作の知識や技術がない場合は、Web制作会社やWebデザイナーに外注する必要がありますし、知識や技術がある場合は、どこまで内製できるかを確認し、検討します。

ここで注意したいのは、すべてを外注に丸投げしてはいけないということです。制作を依頼するにしても、先の目的とターゲットなどを定めた要件定義書を提示し、それに沿って実際に手を動かしてもらうというスタンスで外注依頼することが重要です。

はじめてホームページを制作するときの注意点~実践編

外注と内製の範囲が決まれば、いよいよホームページの制作を始めていきます。手順としては、まず具体的なページ設計やデザインを行ってから、実際のページ制作、確認・修正へと移っていきます。

ここでは、そうした一連の制作において、注意したい点をご紹介します。

●著作権侵害について理解しておく
ホームページを制作する場合、コンテンツを公開するにおいて、著作権を侵害しないように十分注意して制作する必要があります。例えば、著作権フリーでない画像を使用してデザインしたり、他サイトの文章をコピペして張り付けたりすることは、著作権侵害となります。

画像については、著作権フリーのものや、自社でオリジナルに撮影したものを利用するなど、十分注意しましょう。また自社で撮影したものであっても、一般人が写り込んでいるといった場合に、そのままホームページに載せてしまうと肖像権侵害になりますので注意が必要です。

また、他のサイトや著作権の有効な著作物の文章を無断で掲載することも著作権侵害になります。もし引用が必要な場合は、引用部分とオリジナルの文章の区別が明確に分かるようにすること、引用文章を改変しないこと、オリジナルの文章がメインで引用はサブとすること、引用する出典元を明記することなどのルールを守って行いましょう。

●SSL対応をする
企業ホームページは何より信用第一です。そのため、ホームページをサーバーにアップする際に、SSLを導入するのは必須となっています。SSLとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことで、第三者によるデータの改ざんや盗み見を防ぐためのものです。

もしユーザーから個人情報やカード情報などを預かるホームページの場合は、第三者が容易に盗聴できるので、悪用されるケースがあります。SSLで暗号化することは、万が一のときの備えだけでなく、信頼の証にもなります。最近では、ブラウザでSSL化されているかどうかがひと目で分かるようになっているため、もはやSSLを導入しない理由はありません。

●ファーストビューを重視する
ホームページのうち、トップページを作る際に特に注意したいのが、ファーストビューを重視することです。ホームページを訪れるユーザーは、ブラウザでホームページを表示したときにスクロールせずに最初に見える範囲であるファーストビューで、そのホームページを見るかどうかを決定するといわれます。ファーストビューでユーザーを引き付けるものがなければ、ユーザーはすぐに離れていってしまいます。いくらコンテンツを作り込んでも、見てもらえなければ意味がありません。ファーストビューは何よりも大事ということを常に念頭に置いて制作する必要があります。

●ユーザビリティを高める
ホームページというと、デザインなどの見た目ばかりに意識が偏りがちになります。しかし、重要なのは、ユーザーがそのホームページで実現したいことをスムーズに実現できるかどうかにあります。そうしなければ、当初定めた目的も達成されません。そのためには、ただ見栄えの良さだけでなく、ユーザーの操作性、つまりユーザビリティをよくすることが重要です。 ユーザビリティを高めるためには、ユーザビリティの専門家が行うヒューリスティック分析や認知的ウォークスルーや、ターゲットに近しいユーザーに実際にホームページを利用してもらうユーザビリティテストなどの手法があります。

●SEO対策はホームページを制作しながら同時進行で行う
SEO対策、検索エンジン最適化は、検索エンジン上位表示させるために、企業ホームページ制作には欠かせないものです。しかしホームページが完成した後に行うと、一から作り直さなければならないといったケースも珍しくありません。また、制作後に手を加えることで、完璧にコンセプト通りに作り込んだホームページを覆すことになってしまいます。コストや手間がかかる恐れがありますので、はじめからSEO対策も考慮した制作を行いましょう。

まとめ

◆はじめてホームページを制作する際には、まず準備が必要。目的とターゲットを明確にし、要件定義書を制作することが重要。

◆準備段階では、外注・内製の範囲を設定し、最適な方法で制作する。

◆はじめてホームページを制作するとき、実制作段階では、著作権侵害について理解しておく、SSL対応をする、ファーストビューを重視する、ユーザビリティを高める、SEO対策はホームページを制作しながら同時進行で行うといったことに注意する。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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