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DSP広告出稿時にかかる費用と適切な宣伝費用とは

2026.1.19
読了まで約 5

DSP広告の出稿を検討する際、最も気になるのが費用と、それをどのように適切に設定するかという点でしょう。DSP広告の費用体系は、主にCPM課金(インプレッション課金)が一般的ですが、一部ではクリック課金(CPC課金)が可能な場合もあります。具体的な費用は、選定するDSPベンダーやターゲットとする配信層、配信ボリューム(期間と金額)によって大きく変動します。一般的には、月数万円から数十万円程度で出稿できるケースが多いようです。

しかし、単に費用をかければ良いというものではありません。広告の目的を明確にすることが、適切な宣伝費用を設定する上で不可欠です。例えば、購入などの具体的なアクションを促したい「獲得目的」であれば、ターゲット層や配信面を絞り込むことで、クリック率は向上する可能性があります。一方で、より多くの人に広告を知ってもらいたい「認知目的」であれば、配信ボリュームを確保することが重要ですが、その分クリック率は低下する傾向があります。

DSP広告における無料という概念は、初期費用がかからない場合や、少額からの出稿が可能であるという文脈で語られることがあります。しかし、広告配信には必ずインプレッションやクリックに応じた費用が発生します。そのため、DSP広告の運用においては、費用対効果を最大化するために、配信開始後の状況を常にモニタリングし、ベンダーと連携しながら広告単価や配信設定の最適化を図ることが極めて重要です。

関連記事:DSP広告を徹底解説!基本的な仕組みと効果的な運用方法とは

DSP配信までの道のり、ベンダー選定~配信まで

DSP広告の出稿は、計画から実行までいくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、そのプロセスを詳しく解説します。

1. 配信層やターゲットの選定

DSP広告を効果的に活用するためには、まずキャンペーンの目的を明確にし、それに合致した配信層やターゲット設定が不可欠です。主な目的は「獲得目的」と「認知目的」の二つに大別できます。

  • 獲得目的: 購入や会員登録といった具体的なコンバージョン(成果)を最大化することを目指します。この場合、ターゲット層や配信面をより詳細に絞り込むことで、広告に興味を持つ可能性の高いユーザーにリーチしやすくなり、結果としてクリック率(CTR)の向上が期待できます。ただし、配信ボリュームは限定的になる傾向があります。
  • 認知目的: より多くのユーザーにブランドや商材を知ってもらうことを目指します。広範なターゲット層や多様な配信面を設定することで、広告の表示回数(インプレッション数)を増加させ、ブランド認知度の向上に貢献します。しかし、ターゲットを広げる分、広告に直接的な関心を持たないユーザーにも配信される可能性があり、クリック率は低下する傾向が見られます。

このように、目的に応じてターゲット設定を調整することが、DSP広告の費用対効果を高める上で重要となります。

2. ベンダー各社の提案と選定

配信層や配信面がある程度絞れて来たら、そのターゲットに対して効果的な配信ができそうなDSPベンダーを選定します。DSPベンダーは多岐にわたり、それぞれが強みとする配信面やターゲティング機能、料金体系を持っています。

ターゲット層がビジネス系のメディアをよく利用するのであれば、そのメディアへの配信に特化したDSPや、ターゲットユーザーが該当メディアを訪問した際に広告を表示させるターゲティングが可能なベンダーを選ぶことも重要です。

ベンダー選定においては、単に配信できるかだけでなく、DSP広告の無料トライアルの有無や、過去の実績、提供されるレポートの質、サポート体制なども考慮に入れると良いでしょう。自社の広告予算や目的に合致したベンダーを見つけることが、DSP広告の成功に不可欠です。DSP広告の費用対効果を最大化するためには、複数のベンダーから提案を受け、比較検討することが推奨されます。無料相談などを活用し、自社に最適なベンダーを見つけましょう。

3. 課金方法の確認と契約期間と契約金額の確定

DSP広告の出稿においては、DSP広告の無料の範囲はないものの、課金方法を正確に把握することが重要です。一般的にDSP広告のほとんどはCPM課金(Cost Per Mille)、つまり広告が表示された回数に応じて課金される方式が採用されています。ただし、一部のDSPベンダーでは、クリック課金(CPC課金)や成果報酬型(CPA課金)などのオプションが提供されている場合もあります。

自社のキャンペーン目標(認知拡大なのか、それとも具体的なコンバージョン獲得なのか)に合わせて、最適な課金方式を選択することが、DSP広告の費用対効果を最大化する鍵となります。

課金方法を確認したら、次に配信のボリューム、すなわち契約期間と契約金額を確定させます。DSPベンダーによって契約条件は様々ですが、多くの場合は1ヶ月単位での契約が可能で、DSP広告の費用としては数万円から数十万円程度で出稿できるケースが多いです。キャンペーンの予算や目標とする配信規模に合わせて、ベンダーと詳細を詰め、正式な契約へと進みます。

4. クリエイティブの作成

広告効果を最大化するためには、ターゲットユーザーの関心を引く魅力的なクリエイティブ(広告素材)の作成が不可欠です。ベンダーが指定するフォーマットやサイズに沿って作成し、入稿します。一般的に、以下のような標準的なサイズを用意しておくと、多様な配信面に対応しやすくなります。

  • 300×250ピクセル
  • 728×90ピクセル
  • 468×60ピクセル

これらのサイズ以外にも、ベンダーの推奨するフォーマットがあれば、それらも準備しておくとより効果的な配信が期待できます。

クリエイティブ作成においては、単にビジュアルの良さだけでなく、DSP広告の無料で利用できる範囲や、DSP広告の費用対効果を考慮した上で、キャンペーンの目的に沿ったメッセージを明確に伝えることが重要です。例えば、獲得目的であれば、具体的なメリットや行動喚起を促すコピーを盛り込むと効果的です。認知目的であれば、ブランドイメージを訴求するデザインが適しています。また、クリエイティブのA/Bテストを実施することで、どちらのデザインがより高いパフォーマンスを発揮するかを検証し、継続的な改善につなげることが推奨されます。クリエイティブの無料ツールやテンプレートを活用して、予算を抑えつつ質の高い広告素材を作成することも可能です。

5. タグの埋め込み

配信準備が完了したら、DSP広告の配信効果を正確に測定するために、ベンダーが発行するトラッキングタグを該当のランディングページに挿入します。このタグは、コンバージョンポイント(例えば、商品購入、資料請求、問い合わせ完了など、キャンペーンごとに設定される成果目標)に設置されることで、広告経由でどれだけの成果が発生したかを可視化します。DSP広告の運用において、このタグの正確な設置は、後の費用対効果の分析や広告予算の最適化に不可欠なステップとなります。コンバージョンポイントはキャンペーンごとに異なるため、それぞれの目的に合わせて適切な箇所にタグを設置することが重要です。

6. 配信開始

タグの埋め込みまで完了したら、いよいよDSP広告の配信を開始します。ベンダーにより頻度は異なりますが、配信開始後は1日ごと、3日に1回、あるいは1週間に1回の頻度で配信レポートが提出されてきます。このDSP広告の配信結果を詳細に検証し、次のアクション、すなわち広告運用の改善策を検討していくことが極めて重要です。無料でDSP広告を始めることはできませんが、適切な費用対効果を目指すためには、配信開始後の継続的な分析とベンダーへの指示が不可欠となります。

配信開始~配信終了までに注意すべき点

配信が無事開始されて一安心といきたいところではありますが、こまめに状況を追いかける必要があります。なぜなら、DSP広告の配信層や配信面、入札単価(課金単価)や日別・月別の上限金額を配信前に設定してしまえば、あとは自動で予算を消化していくだけだからです。DSPそのものは、コラム(アドネットワークとDSPの違いとは?それぞれのメリット・デメリット)でも解説した通り、あくまでツールであり仕組みです。そのため、配信開始後のコンバージョンの推移や想定していた広告単価の推移を見ながら、DSPベンダーにその都度具体的な指示を出すことが、効果的な運用のためには不可欠です。

配信後、ある程度放置しておいても配信が止まったり、明らかに意図していなかったユーザーに配信されたりといった事態は稀ですが、良い結果を見込むのは非常に難しくなります。広告予算は限られており、DSP広告の無料で利用できる機能は限定的であるため、費用対効果を最大化するためにも、勉強も兼ねて常にベンダーに具体的なオーダーを出していくことが重要です。これにより、想定外の広告費の浪費を防ぎ、より精緻なターゲティングと最適化を実現できます。

まとめ

DSP広告の出稿プロセスは、ターゲット設定と配信面の選定から始まり、ベンダー選定、CPM課金などの課金方法の確認、契約期間・金額の確定、クリエイティブ作成、そして効果測定のためのタグ埋め込みを経て配信開始となります。
DSP広告の費用は、一般的にCPM課金が主流ですが、一部クリック課金にも対応しています。契約期間や金額はベンダーによって異なりますが、月額数万円から数十万円程度で出稿可能な場合が多いです。

配信開始後も、広告単価の最適化やコンバージョンの進捗状況をベンダー担当者に常に確認し、オーダーを出すことが重要です。これにより、想定外のユーザーへの配信を防ぎ、より効果的な運用を目指すことができます。DSP広告の無料で利用できる範囲は限られていますが、効果的な運用のためには、初期段階から適切な費用を投じること、そして継続的な最適化が不可欠です。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

マーケトランク編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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