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DSP広告出稿時にかかる費用と適切な宣伝費用とは

2017.11.30
読了まで約 2

前回のDSPコラム(アドネットワークとDSPの違いとは?それぞれのメリット・デメリット)ではアドネットワークやDSPといったアドテクノロジーの領域についての話をしました。

今回は実際にDSPへの広告出稿をする際の準備や費用、効果測定について解説をしていきたいと思います。

 

DSP配信までの道のり、ベンダー選定~配信まで

DSPの配信は以下のような流れになります。

1.配信層やターゲットの選定

はじめにキャンペーン時の商材や抱えている課題を解決するために、ターゲットや配信面を考えていくのですが
配信する目的として挙げられるのは大きく分けて以下の2つになると思います。

購入などアクションをして欲しい獲得目的(クリック率のアップ)とたくさんの人にみてもらいたい認知目的(表示回数のアップ)です。

獲得目的を重視するならば、ターゲット層と配信面を絞れば絞るほど配信のボリュームが出せなくなるが、クリック率が高くなる可能性があります。(表示回数は出せないが必要としている人に届く可能性が高い)

認知目的を重視するならば、ボリュームが出て認知向上には貢献をするがボリュームを出している反面でクリック率が低くなる可能性があります。(表示回数は出せるが必要としていない人に届く可能性が高い)

 

2.ベンダー各社の提案と選定

配信層や配信面がある程度、絞れて来たらそのターゲットに対して配信出来そうなベンダーを選定します。

弊社を例にあげますと人事担当者に配信したいということであればHRDSPという商品があり、経営層に配信したいということであれば、エグゼクティブDSPという商品になります。

またターゲット層にビジネス系のメディアの配信をしたいということであれば、ターゲットのユーザーが該当のメディア訪問時に広告を表示させることも可能です。

 

3.課金方法の確認と契約期間と契約金額の確定

DSPだとほとんどがCPM課金(表示回数による課金方法)ではあるが一部クリック課金で出来る事もあります。
課金方法を確認しつつ配信のボリューム(期間と金額)を確定させます。

契約金額と期間についてはベンダーにより様々ではあるが大体が1カ月単位で数万円~数十万円で出稿が可能だと思います。

 

4.クリエイティブの作成

ベンダーが指定するサイズのクリエイティブ(広告素材)を作成し入稿します。
指定してきたものすべてを作成する必要はありませんが、300×250or300、728×90、468×60の3点を用意すると良いと思います。

 

5.タグの埋め込み

配信準備が完了したら配信の効果測定をするためにベンダーが発行するタグを該当ランディングページに挿入します。
コンバージョンポイント(目的達成ポイント)はそれぞれのキャンペーンで異なる中でタグを置くことで測定が可能となります。

 

6.配信開始

タグの埋め込みまで完了したら配信開始となります。
ベンダーにより頻度は異なりますが以後は1日ごとか3日に1回か1週間に1回の頻度で配信レポートが提出されてきます。
配信結果を検証し、次のアクションを考えます。

 

配信開始~配信終了までに注意すべき点

配信が無事開始されて一安心といきたいところではありますが、こまめに状況を追いかける必要があります。
なぜなら配信層や配信面、入札単価(課金単価)や日別・月別の上限金額を配信前に設定してしまえば、オートで消化していくだけだからです。

DSPそのものは前回のコラム(アドネットワークとDSPの違いとは?それぞれのメリット・デメリット)でも解説した通りツールであり仕組みになるので、配信開始後のコンバージョンの推移や想定していた広告単価の推移を見ながら、ベンダーにその都度オーダーをしていくのがいいかと思います。

配信後、ある程度放置しておいても配信が止まったり、明らかに意図してなかったユーザーに配信される事などは無いのですが、良い結果を見込むのは非常に難しくなりますし、費用がかかる事ですので勉強も兼ねて常にオーダーしてくのが良いかと思います。

まとめ

◆DSPの広告配信までには、ターゲット・配信面の策定、ベンダー選定、課金方法の確認と契約期間と契約金額の策定、タグの埋め込み後に配信が始まる。

◆配信開始後も日々のレポートから広告単価の最適化やコンバージョンの進捗をベンダー側の担当者に常にオーダーを出していくことも必要である。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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