リファラル採用の意味

リファラル採用とは、人材を採用したい企業が自社の社員から友人や知人を紹介してもらい、選考や採用を行う手法のことを指します。

リファラル採用は、その企業と人材の両方のことをよく知った社員からの推薦であるため、求める人物像や適性に合った人材を集めやすいという理由で、日本企業でも導入が広がり始めています。

リファラル採用導入のメリット・デメリット

リファラル採用のメリットとしては、
・ミスマッチが少なく、内定承諾率が高い
・離職率が低い
・採用サイトへの掲載費用や人材会社に支払う紹介料が必要ないため採用コストを削減できる
・採用市場に出ていない優秀な人材も獲得できる
などの点が挙げられます。

一方でリファラル採用のデメリットとしては、
・紹介者と対象者の人間関係が悪化すれば離職につながりかねない
・偏った人材を集めがち
などが挙げられます。

いきなりリファラル採用を導入してもうまくいかない可能性が高い企業は、リファラル採用を進める前に、会社のミッションの共有や従業員満足度の向上に取り組む必要があるでしょう。