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CMSとは?利用目的やメリットデメリット・基本機能を初心者向けに分かりやすく解説

2023.1.12
読了まで約 11

CMSとは「コンテンツ管理システム」のことで、ウェブサイトの作成や運営を簡単に行うシステムを指します。例えば、WordPressはCMSの1つです。CMSを使ってウェブサイトを作成するメリットや注意点、搭載されている基本機能、適切なCMSの選び方について分かりやすく解説します。

目次

CMSとは?

CMS(Contents Management System、コンテンツ管理システム)とは、ブログやウェブサイトを作成・運営するためのシステムのことです。

CMSを使わずにブログやウェブサイトを作成するときは、ユーザーが閲覧するページを直接操作することになります。また、直接ウェブサイトを作成するため、HTMLなどのプログラミング言語に精通し、サイトデザインやプログラミングを実施できることも必要です。

しかし、CMSを利用すれば、いくつかの設定を行うだけで、ブログやウェブサイトを簡単に作成できます。プログラミングやデザインなどについての知識がなくても問題なく利用できるので、ウェブサイトの作成・運営のハードルが下がります。

CMSの特徴

CMSの主な特徴としては、次のポイントが挙げられます。

● 専門知識がなくてもウェブサイトの作成・運営ができる
● マルチデバイスに対応したウェブサイトを作成できる
● 複数人でウェブサイトの運営ができる

通常、ウェブサイトを作成・運営するには、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を理解し、実際にコードを書けることが必要です。しかし、CMSを活用すれば、既定の流れに沿って設定していくだけで、誰でも簡単にウェブサイトを作成し、管理できます。

また、多くのCMSは、マルチデバイスに対応しています。チェックボックスにチェックを入れる、対応したプラグインをインストールするなどの簡単な作業をするだけで、パソコンで見るユーザーにもスマホで見るユーザーにも最適な画面を提供することが可能です。

CMSは、IDとパスワードさえあれば、誰でも執筆や投稿管理などの作業を行えます。例えば、複数のライターが同時に異なる記事を執筆する、執筆と投稿管理を別の担当者が受け持つというように、複数の人数がウェブサイト作成・管理に関わることが可能です。多くのコンテンツを有するウェブサイトを短期間で作成したり、チェック者を複数配置して、誤字や文法ミスをチェックしたりといった使い方もできるでしょう。

CMSの利用目的

CMSは、ブログやウェブサイトを作成・管理に用いられるシステムです。次のような使い方をしたいときは、CMSが適していると言えます。

● テキストをまとめて管理したい
● コンテンツに掲載する画像・動画をまとめて管理したい
● 自動投稿を利用したい
● 複数のスタッフでブログやウェブサイトの作成・運営を行いたい
● ブログやウェブサイトの管理にかかる手間を削減したい

CMSによっては、次のような目的で活用できる多機能システムもあります。

● マーケティング
● 顧客体験の改善

静的CMSと動的CMSの違い

コンテンツの作成方法によって、静的CMSと動的CMSに分けることもできます。それぞれに見られる特徴は次の通りです。

<静的CMS>
● 別途生成したHTMLをウェブサーバーに転送して使用する
● ページの表示速度が早い
● CMSサーバーとウェブサーバーは別のものを用いるので、セキュリティを確保しやすい
● 更新頻度が少ない、あるいはセキュリティを重視するウェブサイトに適している

<動的CMS>
● ユーザーがアクセスしたときに、データベースから必要な情報が引き出され、その都度、ウェブページが生成される
● ページの表示速度が遅い
● ウェブサイトの自由度が高く、ページ拡張・更新が簡単
● 検索サイト、あるいはマイページ(会員ページ)などに適している

静的CMSと動的CMSの違いについては、次の記事でも詳しく解説しています。

静的CMSと動的CMSの違いは? CMS選定のポイント | MarkeTRUNK

なお、CMSによって搭載されている基本機能が異なります。セキュリティ対策が不十分で、後からプラグインなどの手法により機能追加が必要になるものなどもあるので注意が必要です。

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CMSでサイト構築を行う9つのメリット

CMSでサイト構築をすることには、多くのメリットがあります。その中でも特に注目したいメリットとしては、次のものが挙げられます。

1. 専門的なプログラミング知識がなくてもサイト構築・運用ができる
2. ページ追加に付随する編集作業が自動で行われる
3. CMSの基本機能やプラグインにより簡単にSEO対策ができる
4. テンプレートが多彩でレイアウト設定・デザイン設定が簡単
5. ユーザー数が多いため知りたい情報がネットで簡単に手に入る
6. サイトの運営業務が属人化しない
7. マルチデバイス対応が可能
8. SNS連携が容易
9. 経費削減になる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

1.プログラミング知識がそこまでなくてもサイト構築・運用ができる

CMSを使うと、流れに沿って設定するだけで、誰でも簡単にウェブサイトの構築・運用が行えます。画像・動画のアップロードや編集などの機能がついているCMSもあるので、他のアプリやシステムを使わずにCMSだけでウェブサイトを作成し、管理し続けることも可能です。

ただし、手作り感のない高度にデザインされたサイト、高い操作性と多岐にわたる機能を搭載したサイトに仕上げるためには、プログラミングやサイトデザインの知識と実践的スキルが必要になります。例えば、企業向けの商品・サービスの販売サイトや、企業ホームページなどを作成するときは、CMSの基本機能だけでは満足のいく仕上がりにはなりません。

とりわけBtoBに活用するウェブサイトは、企業の顔でもあります。閲覧者から信頼を獲得するためにも、プログラミングやウェブデザインの専門家に作成を依頼するようにしましょう。

2.ページ追加に付随する編集作業が自動で行われる

CMSを利用せずにウェブサイトを作成するときは、ページごとにフォーマットを適用して1から設定をしなくてはいけません。わずか1ページを増やすだけでも、HTMLについての知識が必要とされ、パソコン初心者ではスムーズに対応できないでしょう。

しかし、CMSを利用すれば、ページ追加に付随する編集作業が自動で行われるので、手間をかけずにページやコンテンツを増やせます。プログラミングの知識やスキルに個人差があるチームでも、CMSなら運営・管理が可能です。

3.CMSの基本機能やプラグインにより簡単にSEO対策ができる

CMSの中には、基本機能にSEO対策が搭載されているものがあります。SEO対策とは、検索エンジンで上位に表示されるための対策のことで、メタディスクリプションや見出しを作成したり、キーワードを適切に挿入したりすることが含まれます。上位に表示されると閲覧数の増加が期待できるので、商品・サービスの販売サイトやアフィリエイトサイトなどでは不可欠の対策です。

また、基本機能にSEO対策が含まれていない場合でも、プラグイン(拡張機能)を導入することでSEO対策に対応できることがあります。ウェブサイトによる広告効果を高めるためにも、CMSを活用してSEO対策を進めていきましょう。

4.テンプレートが多彩でレイアウト設定・デザイン設定が簡単

CMSでは、サイトデザインの設定も簡単に行えます。多彩なテンプレートが用意されているので、好みに合うものを選びましょう。また、同じデザインでも、レイアウトや色彩などを変更できるものもあります。

ただし、テンプレートをそのまま使用するのでは、理想とするデザインを表現できないこともあるので注意しましょう。また、企業ホームページを作成するときは、テンプレートをそのまま利用すると重みのないデザインになる傾向があるだけでなく、企業イメージを正確に表現できないこともあります。

企業の信頼性に関わる公式ホームページや商品・サービスの販売サイトを作成するときは、テンプレートをそのまま使用するのではなく、プログラミングやサイトデザインのスキルのある専門家にデザインを依頼するようにしましょう。

5.ユーザー数が多いため知りたい情報がネットで簡単に手に入る

CMSを利用すれば、プログラミングなどの知識やスキルがなくても簡単にウェブサイトを作成することが可能です。そのため、企業や個人のブログ、ホームページの多くはCMSを使って制作されています。

ユーザー数が多いCMSであれば、ユーザーのコミュニティが形成され、知りたい情報をインターネットで簡単に入手できるでしょう。例えば、WordPressなどの人気CMSは世界中にコミュニティがあり、より効果的な運用方法やトラブル時の対応方法などの情報を日夜交換しています。

また、コミュニティがない場合でも、Yahoo!やGooなどのプラットフォーム内で提供されている知恵袋的なウェブサイトを活用すれば、知りたい情報を簡単に入手することが可能です。ただし、知りたい情報を入手できても、その情報が正しいかどうか検証することや実装することには、ある程度のプログラミングの知識やスキルが求められます。自力での対応が難しそうなときは、サポート体制が充実しているCMSを選ぶようにしましょう。

6.サイトの運営業務が属人化しない

CMSは、誰でも簡単にウェブサイトを作成・運営できるシステムです。そのため、誰が扱ってもウェブサイトの外観や機能は変化しません。

一方、CMSを使わずにウェブサイトを運営する場合、担当者のスキルによって外観や機能が大きく変化したり、トラブルを招いたりする可能性もあります。大勢で運営した場合でも一定のクオリティを保つためには、CMSの利用を検討するとよいでしょう。

7.マルチデバイス対応が可能

マルチデバイス対応とは、ユーザーのインターネットデバイス(スマホやパソコン、タブレットなど)に合わせて画面や文字のサイズ、レイアウトを最適化する機能です。多くのCMSでは、マルチデバイス対応が標準機能として搭載されています。

マルチデバイス対応できていないウェブサイトは見づらく、ユーザーの途中離脱を招きかねません。様々なデバイスで閲覧することを考慮し、ユーザーにとって使いやすいウェブサイトを構築しましょう。

8.SNS連携が容易

ウェブサイトの閲覧数を増やすには、SEO対策が必要です。また、ウェブサイトの流入経路を増やすことも必要になります。

流入経路を増やすには、SNSで自社の公式アカウントを開設し、ウェブサイトと連携することなども検討できるでしょう。CMSの中にはSNSとの連携をシンプルな手続きで行えるものもあり、閲覧数増加に役立てられます。

9.経費削減になる

ウェブサイトの構築・運営に必要な機能がパッケージ化されたCMSは、フルオーダーメイドでウェブサイトを作成するよりも安価に利用できる傾向にあります。また、自動投稿機能やセキュリティ対策などが搭載されているCMSなら、人件費や保守費の削減も実現できるでしょう。

ただし、ウェブサイトに求める機能性やデザイン性によっては、オプション費用やプラグインの使用料などが必要になるため、コストがかさむこともあります。理想とするサイトの実現、更新性を含めた運営改善と費用感はトレードオフの関係にある点に留意しておきましょう。

CMSでサイト構築を行う5つのデメリット

CMSでウェブサイトを構築することには、いくつか注意すべき点もあります。主なデメリットとしては次の点が挙げられます。

1. 既存サイトがある場合はデータ移行やリニューアルの必要がある
2. セキュリティ対策が必要
3. 定期的にバックアップを取らなければならない
4. 最低限の作業フローを覚える必要がある
5. カスタマイズが難しい

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

1.既存サイトがある場合はデータ移行やリニューアルの必要がある

同じ目的で運営しているウェブサイトがある場合は、統一することでユーザーの混乱を防げるでしょう。ウェブサイトが2つあればアクセス数が2倍になる…といった単純なものではなく、ユーザーの不信感を強める、ウェブサイトの管理の手間が2倍になるなどのデメリットのほうが多い点に注意が必要です。

すでに運営しているウェブサイトを、CMSで制作するウェブサイトに統一するときは、データ移行やサイトリニューアルの必要性が生じます。サイト構築に使ったシステムが異なる場合には、データを自動的に読み込むことはできません。設定のひとつひとつ、コンテンツのひとつひとつを丁寧に移行することが不可欠です。

2.セキュリティ対策が必要

CMSによっては、セキュリティ対策の機能も搭載されていることがあります。しかし、悪意のあるユーザーがアクセスするリスクもあるため、基本的なセキュリティ対策だけでは十分とは言えない可能性もあります。

特にオープンソースのソフトウェアは、誰もが使用しているコードを閲覧できるので、システム上の穴を見つけて攻撃するユーザーもいないとは言えません。とりわけ利用者が多いCMSはターゲットになりやすいので、セキュリティ対策用のプラグインなども活用するようにしましょう。

3.定期的にバックアップを取らなければならない

一般的に、CMSは頻繁にアップデートが行われます。最新のセキュリティ対策を実装するためにも、アップデートの案内の度に対応することが必要です。

しかし、アップデートにより操作ができなくなったり、何らかの不具合が生じてテキストや画像が失われたりすることもあります。定期的にバックアップを取り、万が一に備えるようにしましょう。

4.最低限の作業フローを覚える必要がある

CMSは、誰にでも使いやすいように設計されているシステムです。しかし、直感に従って操作していると、設定ミスやデータ消去といったトラブルが起こることもあるので注意しましょう。

まずは執筆から投稿、削除といった最低限の作業フローを覚え、手順に沿って操作する習慣を身につけます。また、複数人で運営する場合は、使い方のマニュアルを作成し、誰もが適切な作業を行えるようにしておきましょう。

5.カスタマイズが難しい

CMSは、プログラミングの素養のない方でも簡単に利用できるように工夫して作られています。そのため、基本機能を使う分には難しさはほとんどないのですが、拡張機能を使いこなすのは難しく、HTMLなどの知識や実務スキルが求められます。

カスタマイズして、より高度なデザイン性と機能性を搭載したいときは、ウェブサイト制作会社に依頼するなど、専門家の力を借りることが必要です。どのようなウェブサイトにしたいか、また、どの程度の予算を割けるのかによって、適切な方法でウェブサイトを作成しましょう。

比較的簡単に維持や管理のできるCMSをお探しの方は、以下の記事も参考にしてください。

CMS比較5選!簡単に維持管理の出来るCMSはこれ!|MarkeTRUNK!

CMSの種類

CMSは大きく次の3つの種類に分けられます。

● オープンソース型CMS
● パッケージ型CMS
● フルスクラッチ型CMS

それぞれ順に、小規模サイト、中~大規模サイト、独自開発サイトに適しています。各CMSの特徴やメリット、注意点について見ていきましょう。

小規模サイト向けの「オープンソース型CMS」

オープンソース型CMSとは、プログラムのソースコードがオンライン上に公開されているCMSのことです。無料で利用できるものが多く、ユーザーや利用できるテンプレート、プラグインなども多数あります。

気軽に利用できる点はメリットですが、サポート体制が整っていないことがほとんどです。そのため、トラブルが生じたときは、ユーザー間で知識を共有したり、自分で独自に対応したりしなくてはいけません。

とはいえ、気軽に利用できるので、コストを極力抑えたいときには適しています。個人ブログや趣味のウェブサイト、企業ホームページに掲載する簡易的なブログなどにおすすめです。

中〜大規模サイト向けの「パッケージ型CMS」

パッケージ型CMSとは、パッケージやクラウド商品として販売されているソフトウェアのことです。基本的には有料で、最初に買い切るタイプと、月単位・年単位で利用料金を支払うタイプがあります。

パッケージ型CMSは、サポート体制が充実している傾向にあります。メールやチャットでの問い合わせ以外にも、電話などの窓口が用意されていることも少なくありません。

パッケージ型CMSは機能性が高く、セキュリティ対策も手厚いことが多いため、中~大規模サイトや商用利用に適しています。ECサイトなどの顧客の個人情報を扱うサイトなどにも適しているでしょう。

独自開発が可能な「フルスクラッチ型CMS」

オープンソース型もパッケージ型も、ウェブサイトの制作は基本的には自社で行う必要があります。トラブルが生じた場合も、パッケージ型CMSであればサポートは受けられますが、指示通りに操作するのは実際には自社の担当者となるため、プログラミングの素養が求められるでしょう。

一方、フルスクラッチ型CMSは、一定の型を使わずに一からウェブサイトを作成することです。社内で自作する場合も、ウェブサイト制作会社に依頼する場合も、いずれも一から作成するときはフルスクラッチ型と呼ばれます。

ウェブサイト制作会社に依頼するときは、保守やトラブル対応も全て任せられるので、プログラミングに対応できるスタッフがいないときでも利用できます。ただし、基本構成から全て作成するため、オープンソース型やパッケージ型と比べて時間がかかるだけでなく、費用も高額になる点に注意しましょう。

代表的な2つのCMSツールを比較

どのCMSを利用しようか迷ったときは、ユーザーが多いものを検討してみてはいかがでしょうか。ユーザーが多いということは、使いやすさがある程度担保されていることに他なりません。代表的な2つのCMSを紹介します。

1.WordPress(WordPress.com)

ウェブサイトの40%以上は、WordPressのCMSで作成されているとも言われます。WordPressの特徴としては、次のものが挙げられます。

● 無料で利用できる
● WordPressの広告が入らない有料プランもある
● プラグインの数が多く、デザイン性や機能性を高められる
● 基本機能はシンプルなので、カスタマイズをするにはある程度のプログラミングの素養が必要

次のいずれかに当てはまるときは、WordPressの利用が適しています。

● ウェブサイトやブログの運営をしたことがない
● プログラミングやサイトデザインの経験がない
● ウェブサイトのデザインにこだわりたい

なお、WordPressのサポート体制は十分とは言えません。しかし、WordPressはユーザーが多いので、ユーザーコミュニティで質問し、解決につなげられます。WordPressについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

2.Movable Type

Movable Typeも、ユーザーの多いCMSです。主な特徴としては、次のものが挙げられます。

● 個人は無料で利用できる
● 複数のブログを運営できる
● プラグインの数が少なめ
● 有料プランでは公式サポートを受けられる

次のいずれかに該当するときは、Movable Typeの利用を検討できます。

● 有料であっても公式サポートを受けたい
● ページ表示速度が速いウェブサイトを構築したい

Movable TypeはWordPressと比べると、基本となる料金が高めの傾向にあります。

CMSツールを比較する際の4つのポイント

どのCMSを利用するか迷ったときは、次のポイントで比較してみましょう。

1. マーケティングに有効な機能はついているか
2. Web制作や記事作成などの操作は簡単か
3. 他システムとの連携がスムーズに行えるか
4. 導入後もサポートがあるか

比較するポイントについて簡単に説明します。

1.マーケティングに有効な機能はついているか

CMSによっては、次のようなマーケティングに有効な機能がついています。

● アクセス解析
● ランディングページ最適化
● アンケート配信
● メルマガ配信
● 問い合わせフォーム作成
● FAQ作成
● SNS連携
● 製品情報管理
● 顧客リスト管理
● ウェブサイト内検索窓の作成

例えば、ユーザーの流入経路やウェブサイト内の滞在時間などを解析できれば、アクセス数を増やすための改善方法も見つけやすくなります。外部のツールでアクセス解析するのも良いのですが、連携の手間などを考えると、CMS内に備わっているほうが便利です。

また、顧客リストを安全に管理する機能があれば、顧客に合うプロモーションを実行したり、個別にアプローチしたりすることも簡単になります。ウェブサイトを通して商品やサービスの売上増を目指しているときや、ECサイトや採用サイトを運営するときなども、マーケティング機能が充実しているCMSを選びましょう。

関連記事:メルマガとは?配信の目的やメリット、開封率が上がる作り方

2.Web制作や記事作成などの操作は簡単か

CMSはウェブサイトを簡単に作成するためのシステムですが、実際の操作方法が簡単とは限りません。高度なプログラミングの知識やスキルを必要とされるものや、記事作成の度に設定に時間がかかるものなどもあります。

本格的に利用する前に無料でトライアルできるシステムを選ぶと、操作性についても検証しておけます。ウェブサイトの運営は長期にわたって行うのが基本です。使いやすいシステムを導入するためにも、無料トライアルができるシステムを選びましょう。

3.他システムとの連携がスムーズに行えるか

他のシステムとの連携が簡単なCMSであれば、より高度なマーケティングツールなどと連携して、機能性を高められます。また、既存の顧客データベースやテキストなどもシンプルな手間で移行できるので、ウェブサイトや顧客の管理を一元化することが可能です。

近年は、検索エンジンではなくSNSで検索するユーザーも少なくありません。SNSと連携できるシステムであれば、ウェブサイトへの流入経路を簡単に増やせるだけでなく、SNSのユーザーにもアピールしやすくなります。CMSを選ぶときには、他システムやSNSとの連携がしやすいかどうかもチェックしておきましょう。

4.導入後もサポートがあるか

ウェブサイトの運用中にトラブルが起こることが想定されます。例えば、特定の機能が使用できなくなったり、テキストや画像が消えたりすることもあるかもしれません。

特にアップデートなどの大きな変化を加えたときには、不具合が起こったり、使いづらくなったりすることがあります。CMSを選ぶときは、導入後にもサポートが受けられるかどうかも確認しておきましょう。

また、サポートの種類についても注意が必要です。チャットサービスも良いのですが、チャットボットで運営されている場合は、個々の状況に基づいたサポートを得られない可能性があります。可能であれば、CMSの公式ホームページに問い合わせ専用のフォームがあるものを選ぶようにしましょう。

ウェブサイトの目的に適した特徴・機能を持つCMSを選ぼう

ウェブサイトを作成するときは、そのサイトを使って何をしたいのか明確に決めておくことが必要です。ウェブサイトの目的によって、必要な機能は変わります。例えば、売上や問い合わせの増加を目指すのであれば、アクセス解析や顧客管理などのマーケティング機能が充実したウェブサイトが必要になるでしょう。

マーケティング機能が充実したCMSをお探しの方は、ぜひ『Switch Plus』をご検討ください。『Switch Plus』はサポート体制も充実しているので、搭載されている機能をウェブサイトの目的に合わせてフル活用していただけます。ぜひ無料トライアルアカウントでお気軽にお試しください。詳細は以下の資料ダウンロードをしてご覧ください。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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