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オウンドメディアとは?マーケティングにおけるメリットとは?

2018.5.31
読了まで約 3

数年ほど前から自社のコーポレートサイトやソリューションサイトとは別に、オウンドメディアという新たなメディアが出てきました。
はじめてそのメディアを訪問してみると、面白そうなコンテンツばかりで、運営会社のサービスなどの情報は一切ありません。
このメディアの目的は? マネタイズは? など疑問を持ちながら、自分の心惹かれるコンテンツを読んだ経験があります。
今回はオウンドメディアについて、マーケティングにおけるメリットとあわせて紹介していきたいと思います。

 

オウンドメディアとは必然の出会いを作るメディア

オウンドメディア(Owned Media)とは、オウンド(Owned)とあるように、自社の所有する(Owned)メディアのことを指し、冒頭のコーポレートサイトやソリューションサイトなどもオウンドメディアに含まれます。
しかし、国内ではこれらのサイトと線引きをするような形で、企業が運営する情報サイトやブログのことを主にオウンドメディアと呼んでいます。
オウンドメディアという言葉を調べると「オウンドメディアとは必然の出会いを作る」と興味深い表現を見つけました。
広告との対比で説明されていた中でのキーワードで、広告はというと「偶然の出会いを作る」とありました。
また、広告が「偶然の出会いを作る」なら、なぜオウンドメディアは「必然の出会い」となるのか、検索エンジンで見ていくとわかりやすいと思います。

たとえば、リスティング広告であればあるキーワードに対して検索をかけてきたユーザーに、広告主が意図して特定のサービスやコンテンツを表示させることができるため、ユーザーの検索した意図と、表示される情報の関連性よりも広告主の意図が優先され、結果的にユーザー側からすると「偶然の出会い」となるわけです。
一方で、オウンドメディアは、ユーザーの検索意図に合うコンテンツがオウンドメディアにあれば、検索エンジンがそれを検索結果として表示させるため、ユーザー側からしてみれば「必然的な出会い」となります。

関連記事:マーケティングとは?基礎から重要ポイントまで初心者にも分かりやすく解説

 

オウンドメディアをより効果的に活用する方法

実はオウンドメディアは、トリプルメディアの中の1メディアに含まれています。

トリプルメディアとは、

・リスティング広告や外部メディアのメール配信、DSP(広告主のために用意された広告配信プラットフォーム)など広告費を支払うペイドメディア(Paid media)
・FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを通じユーザーとのコミュニケーションのなかで信頼を勝ち取っていくアーンドメディア(Earnd media)
・オウンドメディア

の3つを総称していいます。

Webマーケティングにおいては、それぞれのメディアの特徴を理解して、自社のマーケティングの目的にあわせて有機的に連携させていくことが重要です。
ここでは詳細な説明は割愛しますが、オウンドメディアの運用を考えていく際には、ペイドメディア、アーンドメディアとの連携もあわせて考えていく必要があります。

 

オウンドメディアのメリット

オウンドメディアのメリットとしては大きく4つあると思います。
ペイドメディア、アーンドメディアと比較しながら、オウンドメディアのメリットについて考えていきます。

◆コンテンツが資産となる

ペイドメディアは短期的、即効性の効果がありますが、広告は消費していくもので資産としては残りません。
対照的にオウンドメディアは長期的、継続的な効果が見込めて、さらに作成したコンテンツはサイト内に蓄積されていき、自社の資産となっていきます。

◆広告予算の削減ができる

オウンドメディアを自社のリソースで運用する場合には実質の費用はかからず、広告予算を削減することができます。
また、それまでどの程度の広告費用をかけていたかにもよりますが、仮にコンテンツ作成をアウトソーシングする場合にも、結果的に広告予算を抑えられる可能性はあります。

◆戦略的なマーケティングができる

ペイドメディアとオウンドメディアでは効果の特徴が対照的ですが、意図した形で施策を行えるのは共通です。設定したターゲットに対してコンテンツの提供を行い、PDCAを回しながら戦略的なマーケティングが行うことができます。アーンドメディアはユーザーからの信頼を勝ち取るために、「いいね」やシェアなどユーザーのアクションが必要ですが、企業側で操作することはできません。

◆顧客のエンゲージメント向上

見込み客となり得るユーザーとのコミュニケーションを図り、自社のエンゲージメントを上げていくことはSNSなどのアーンドメディアが非常に有効ですが、検索エンジンによる必然的な出会いも、もちろん顧客のエンゲージメントを高めていく施策となります。

 

HRベンダーによるオウンドメディア

HR業界にもオウンドメディアを運営しているベンダー様はあります。
下記に数社様をご紹介しますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
・ベネフィット・ワン様『BOWGL
・アデコ様 『Power of Work
・jinjer様 『HR NOTE

上記の3社のように、1メディアとして一定のPV数を維持しているオウンドメディアを運営しているHRベンダーはまだ多くはありませんが、SEO施策とあわせてニーズが高まってきている印象はあります。

 

まとめ

◆オウンドメディア(Owned Media)とは自社の所有する(Owned)メディアのこと。国内ではポータルサイトやソリューションサイトではなく、企業が運営する情報サイトやブログのことを主に指す

◆広告費を支払うペイドメディア(Paid media)、SNSを通じユーザーの信頼を勝ち取っていくアーンドメディア(Earnd media)、そして、オウンドメディアの3つを総称してトリプルメディアと呼ぶ。オウンドメディアの運用を考える際には他の2メディアとの連携をあわせて考えることが重要

◆オウンドメディアのメリットとして、コンテンツが資産となる、広告予算の削減、戦略的なマーケティングの実行、顧客のエンゲージメント向上の4つがある

 

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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