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コンテンツマーケティングで注目されるインフォグラフィックについて解説!

2020.11.6
読了まで約 3

インターネットでコンテンツマーケティングを行う際には、「インフォグラフィック」にこだわってみましょう。よりこちらの意図が伝わり、成果が現れやすいコンテンツを生み出すことができます。

今回の記事では、「インフォグラフィック」の種類や使用例をわかりやすく解説します。

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そもそもインフォグラフィックとは?

インフォグラフィックという言葉に馴染みがない方もいらっしゃるかと思います。まずはインフォグラフィックとはどういうものか、なぜコンテンツマーケティングに必要なのか、といった基礎知識を説明します。

●データや情報をわかりやすく伝える手段 インフォグラフィックとはイラストや図表などを用いて情報やデータをわかりやすく伝える手法です。実はネットに限らず私たちに身の回りに多く存在しています。

道路標識などは典型的な例です。道路に「ここは制限速度60kmです」という文章が書かれた看板を設置しても、スピードを出している車のドライバーは読み取れない可能性があります。そこで、「60」と書かれた道路標識を設置することで、「ここは制限速度が60kmなんだ」とドライバーに瞬時に認識させることができます。

ほかにも鉄道の路線図や地図などもインフォグラフィックの一種といえます。

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インフォグラフィックの種類と使用例

それではインフォグラフィックにはどんなものがあるのでしょうか?その種類と活用例をご紹介します。

●ピクトグラム 単純な記号やイラストを使って情報を伝える手法です。

たとえば、上図のようなピクトグラムがトイレの入口にあった場合、そこがトイレだということが一目瞭然でわかります。

さらに、青色で描かれたズボンをはいた人のイラストによって左が男性用のトイレ、赤色で描かれたスカートをはいた人のイラストによって右が女性用のトイレだということが判別できます。

このように、伝えたい物事を象徴する記号やイラストを用いることで、情報を瞬時に伝えることが可能です。

●ダイアグラム ダイアグラムとは情報を幾何学的な模様やイラストで表したものです。ピクトグラムと似ているように思われますが、より多くの情報を伝えることができます。

上図のようなイラストが掲載されているホームページがあったら、どんな印象を受けますか?「家を探すイラストが掲載されているから、この会社は不動産屋さんかな?」とイメージすることができるかと思います。

家のイラストと虫眼鏡のイラストを組み合わせることで、このような不動産屋さんを想起させるダイアグラムを作ることができます。

●チャート チャートとはデータを表や図、グラフなどで表現することです。

たとえば、「2010年のスマートフォンの普及率はわずか9.7%だったが、翌11年には29.3%、2015年は62.5%、そして15年には71.8%に到達。5年間でスマホの普及率は7倍になりました」というニュースがあったとしましょう。

確かにスマホの普及率が高くなっていることは理解できますが、数字が羅列された文章を読んだだけでは、いまいちイメージがしづらく感じます。

このようなグラフを使えば、スマートフォンの普及率がどれほどの伸び率なのか、どれくらい急激に伸びているのかが視覚的にわかりやすくなり、説得力を高めることができます。

●地図 地図や路線図もよく使われるインフォグラフィックです。たとえば、「岐阜県は日本列島の真ん中くらいに位置していて、海には接していません。東京から見ると西のほうにあって、関西地方よりは近いですが、それでも300km以上離れています。」という解説を言葉だけで見聞きしてもピンと来ません。特に日本の地理を知らない外国人旅行者などは、説明を読んだり聞いたりしても岐阜県の位置はなかなかイメージしづらいでしょう。

そこで、このように地図で岐阜県の位置を塗りつぶせば、岐阜県が日本列島のどこに位置しているかがすぐにわかります。また、東京との位置関係や距離もイメージさせることができます。

●画像の情報量は文字の6倍以上!インフォグラフィックを使わない手はない 画像は文字よりも圧倒的に伝えられる情報量が多いといわれています。人が文章を読んで1分間に得られる情報量は300文字程度とされています。それが画像になると文字に換算して2000字分の情報を得られるといわれているのです。

確かに、冒頭で挙げた道路標識の例を考えてみても「ここは制限速度60kmです」というメッセージを一瞬で伝えることができます。ほかにも、「制限速度を守って走行してください」「スピードを出しすぎないようにしましょう」「この速度を超えると警察に捕まりますよ」といったメッセージも感じ取ることができます。

文章でも情報を伝えることはできますが、限界があります。人に情報をより多く伝えたいのであれば、インフォグラフィックを使わない手はありません。

まとめ

◆インフォグラフィックはイラストや図表などを用いて情報やデータをわかりやすく伝える手法

◆インターネットに限らず、標識や地図、看板など、ありとあらゆるところにインフォグラフィックが使われている

◆ピクトグラムやダイアグラム、チャート、地図など、さまざまな手法があり、適切に活用することで情報を多く、的確に伝えられる

◆画像の情報量は文字の6倍以上。コンテンツマーケティングで効果的に使うことで、より成果を上げることにつながる。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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