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20~40代女性のインフルエンサーへの好感度は?「PR明示」がインフルエンサーマーケティング成功の鍵(トレンダーズ調査)

2021.3.30
読了まで約 3

「トレンドを捉え、新しい時代を作る」のミッションのもと、次世代型の「マイクロマーケティング」を提供しているトレンダーズは、2021年3月4日~3月5日の期間、「インフルエンサー好感度調査」を実施。

20~40代の女性527人を対象に、好きなインフルエンサーやインフルエンサー消費経験の有無、PR投稿に対して抱くイメージなどについてのインターネット調査を行い、集計・分析結果を発表した。

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参照元:20~40代女性のインフルエンサー好感度を調査/20代の7割以上が「インフルエンサー消費」の経験アリ! 「好感の持てるPR投稿」の第1条件が判明!?

若い世代ほど「好きなインフルエンサーがいる」と回答

本調査によると、調査対象者のうち、「現在、好きなインフルエンサーがいる」と回答した人の割合は、全体の31.5%に上った。

世代別に見ると、20代では46.8%、30代では29.2%、40代では23.3%が好きなインフルエンサーがいると回答しており、若い世代ほど好きなインフルエンサーがいることが明らかになった。

「好感を抱くインフルエンサーが、最も多いと感じるSNS」は、インスタグラムが57.2%で最も高く、以下、YouTubeが26.5%、Twitterが11.4%、TikTokが3.6%、ブログが1.2%と続く結果となった。

写真や動画の投稿および閲覧に特化したSNSは、文字の投稿および閲覧が中心のSNSに比べてインフルエンサーの個性や魅力が伝わりやすいようである。

参照元:20~40代女性のインフルエンサー好感度を調査/20代の7割以上が「インフルエンサー消費」の経験アリ! 「好感の持てるPR投稿」の第1条件が判明!?

関連記事:SNSとは?種類や使い方、仕組みについて分かりやすく解説

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20代は「タレント性」、30代と40代は「共感性」に好感

「SNSで好感を抱くインフルエンサーの条件」として最も多くの支持を集めたのは、63.3%の「表現方法が魅力的(言葉づかい、画像加工、イラスト等)」だった。以下、45.2%の「専門知識やノウハウを伝えてくれる」、42.2%の「憧れの姿や世界を見せてくれる」が続いている。

「表現方法が魅力的(言葉づかい、画像加工、イラスト等)」の支持率はどの世代でも最も高かったが、以下、20代では「憧れの姿や世界を見せてくれる」が60.6%、「専門知識やノウハウを伝えてくれる」が53.0%と高かった。

一方、30代では、「飾らない素のキャラクターが伝わる」が56.0%、「専門知識やノウハウを伝えてくれる」が42.0%と高かった。40代も30代と同様、「飾らない素のキャラクターが伝わる」が42.0%、「専門知識やノウハウを伝えてくれる」が38.0%と高かった。

また、「投稿へのポジティブなコメントが多い」ことを支持する20代は10.6%に止まったのに対し、30代では24.0%、40代では20.0%に上った。

トレンダーズは、20代は「憧れ」や「専門性」といった「タレント性」を重視し、30代と40代は「親近感」や「周囲からの好感度」といった「共感性」を重視していると分析している。

参照元:20~40代女性のインフルエンサー好感度を調査/20代の7割以上が「インフルエンサー消費」の経験アリ! 「好感の持てるPR投稿」の第1条件が判明!?

女性の半数以上、20代では7割以上が「インフルエンサー消費」を経験

調査対象者のうち、インフルエンサーのSNS投稿をきっかけとして購買行動を行う「インフルエンサー消費」を経験したことがある女性は、52.2%に上った。

世代別に見ると、20代では72.3%、30代では48.5%、40代では41.9%がインフルエンサー消費を経験したことがあると回答していた。好きなインフルエンサーの有無と同様、インフルエンサー消費の経験率も若い世代ほど高かった。

インフルエンサー消費の経験率が最も高かったジャンルは、26.4%の「食品」だった。以下、23.3%の「スキンケア関連」、23.0%の「メイク関連」、13.1%の「服飾・ファッション」、12.0%の「ヘアケア関連」、9.9%の「外食店」が続いている。

気軽に試しやすいものや、商品のパッケージや画像を見るだけでは使用感がつかみにくいものは、インフルエンサー消費につながりやすいようである。

参照元:20~40代女性のインフルエンサー好感度を調査/20代の7割以上が「インフルエンサー消費」の経験アリ! 「好感の持てるPR投稿」の第1条件が判明!?

好感を抱くポイントは「PR投稿であることをわかりやすく伝えている」こと

調査対象者のうち、インフルエンサーのPR投稿に好感を抱いたことがある人の割合は、「PR投稿がわからない」と答えた人を除けば37.9%だった。

世代別に見ると、20代では49.5%、30代では33.1%、40代では33.3%がインフルエンサーのPR投稿に好感を抱いたことがあると回答していた。30代と40代の間に大きな差は見られなかったものの、20代の半数近くがPR投稿に好感を抱いたことがあるという点は、注目に値しよう。

PR投稿をしているインフルエンサーに対して好感を抱くポイントは、「PR(タイアップ)投稿であることをわかりやすく伝えている」が66.4%で、最も多くの支持を得ていた。以下、「他人の目を気にしない、正直な意見を言っていると感じる」が39.6%、「PR(タイアップ)投稿の頻度が多くない」が27.6%と続いている。

多くの人がPR投稿の明示や正直さを支持していることからは、SNSユーザーの多くがインフルエンサーに対して信頼を寄せるに値する誠実な姿勢を求めていることが窺える。また、裏を返せば、多くのユーザーがステルスマーケティングに強い嫌悪感を抱いていることの証左として捉えることができよう。

参照元:
20~40代女性のインフルエンサー好感度を調査/20代の7割以上が「インフルエンサー消費」の経験アリ! 「好感の持てるPR投稿」の第1条件が判明!?
ステマ(ステルスマーケティング)とは?事例6選と絶対にやってはいけない3つの理由

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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