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短期間で実行できるWEBサイトリニューアルの進め方

2021.8.24
読了まで約 3

WEBサイトは一度作成したら終わりではなく、定期的に改修やリニューアルしていく必要があります。デザインが古い、製品・プロダクトの成熟度ともにターゲットが変わってくるなど、その際の課題に応じてリニューアルをします。
しかし、突然上司からWEBサイトリニューアルの決定を伝えられ、かつ、短期間での公開を求められた際には多くの担当者が困るでしょう。今回はサイトリニューアルの進め方と、短期間で実行できる方法を紹介します。

WEBサイトリニューアルの進め方

WEBサイトのリニューアルは新規で一から作るのとは異なり、すでにある既存サイトから修正していきます。WEBサイトリニューアルに当たって、既存サイトの抱える課題を整理し、どのように改善していくのか、検討しなければいけません。
WEBサイトリニューアルの進め方は大きく5つのステップです。

①マーケティング全体像と課題整理

WEBサイトのリニューアル自体は、マーケティング全体の施策の1つに過ぎません。WEBサイトのリニューアルがマーケティング全体にどのように影響するのか把握するために、マーケティングの全体を整理します。
マーケティング全体を1枚のスライドにまとめることで、リニューアル後のWEBサイトへの集客や、WEBサイト内でCVしたリードへの対応など、検討すべき項目が見えるようになります。

マーケティング全体像を把握したら、課題を整理していきます。現状の顧客を理解し、達成すべき目標に対する課題を洗い出していきます。
また、それぞれの課題に対する優先順位と、解決すべきタイミングを整理し、今回のリニューアルの対象とするかどうか判断していきます。リニューアルによって、全ての課題を解決しようとするのではなく、このタイミングでやるべきこと、できること、やらないこと、できないことを整理します。

マーケティング全体像と課題の整理とあわせて、競合他社のWEBサイトや市場動向の分析も行います。

②リニューアルの目的と方針策定

整理した課題をもとに、WEBサイトリニューアルの目的と方針を策定します。数年先のWEBサイトを見据えて、今回のサイトリニューアルで達成したい目的を決めます。
また、WEBサイトのターゲット顧客を明確にし、サイトに訪れた顧客がどんなコンテンツを求めて、最終的にお問い合わせ・資料ダウンロードなどCVに至るのか、詳細なシナリオを描きます。

この際に、競合他社とは違う価値をどのように伝えるのか、伝えるのに必要なリニューアルのコンセプトをなにか、あわせて決めます。

③サイトマップの設計とサイト構成の作成

リニューアルの目的と方針が決まったら、WEBサイト全体の設計と詳細なページの構成を考えていきます。

WEBサイト全体の設計は、サイトマップを作成しながら決めていきます。トップページを第1階層、グロナビに掲載するカテゴリページを第2階層、さらに第2階層の下にカテゴリページに属する詳細ページを第3階層と、現状のサイト全体を作成しながら、どのページが改修対象なのか、リニューアルによって追加するページをサイトマップに反映していきます。

WEBサイト全体を設計したら、各WEBページにどのようなコンテンツをどこに掲載するのかサイト構成を考えます。各ページに掲載する情報を洗い出し、どのような形でどの場所に掲載するのか、ワイヤーフレームや構成案として作成していきます。

④WEBデザインとコーディング

ワイヤーフレーム・構成案をもとに、デザインの方向性を決め、素材(画像やテキスト)を用意し、Webサイトのデザインに落とし込んでいきます。デザインが完成したら、コーディングを行いWeb制作に入っていきます。

⑤公開と運用改善

Web制作が完了したら、公開します。その後はサイト運営と改善を行っていきます。サイトについては定期的に分析を行い、改善していきます。
Googleアナリティクスを活用し、ユーザー数やページビュー数、コンバージョン数、ヒートマップで離脱率やクリックされているCTAなどを分析していきます。
また、ユーザーアンケートやインタビューによって定性的にも分析ができると、より顧客の解像度が高い効果検証が可能になります。

WEBサイトリニューアルを短期間で実行する方法

WEBサイトリニューアルは一般的には半年から1年の長い期間がかかります。その上で2か月から3か月の短期間での公開を求められれば、どのようにしたら良いのか分からなくなる担当者が多数です。
短期間でリニューアルを実行する方法は3つあります。

①WEBサイトリニューアルの中期計画を立てる

一般的なWEBサイトリニューアルは、すべてのページを改修するフルリニューアルを指します。
ページの量にもよりますが、改修するページの量を変えずに、単純に納期を短縮するのは現実的ではありません。仮に実行できたとしても突貫工事となってしまい、出来上がりが雑で、かつ、効果が出ない結果となってしまいます。

短期間での公開だとしてもきちんと効果を出して、サイトリニューアルを成功させるために、WEBサイトの中期計画を立てます。サイトリニューアルを短期で完了させるのではなく段階を踏ませ、そして、その段階において短期で対応する範囲を示していきます。

②目的にあわせリニューアル範囲を最小限にする

中期計画のなかで、どの段階でどのページのどこをリニューアルするのか、決めていきます。短期の場合、デザインやコンテンツなどすべてを変えることはできません。
デザインのみか、コンテンツのみかなど、短期のリニューアルで立てた目標に対し、対象範囲をできるだけ最小限にします。また、短期間で対応できる選択肢をいくつか用意し、優先順位をつけることで、対象範囲を調整していきます。

仮にあれもしたい、これもしたいと追加の要望が出てきた場合には、要望に対応するのに必要な期間を追加で示します。要望が必須なのであれば、期間の延長を交渉し公開日の調整をします。

③短納期で対応できる制作会社を探す

社内で制作する場合にはある程度のスケジュールが調整しやすいですが、外注する際には短期で対応できる制作会社を探さなければいけません。
制作会社によっては短納期を売りにしているところもあるので、インターネットで探して問い合わせをしてみましょう。

短納期の場合、特急対応として追加費用がかかるケースもあります。見積もりを確認し依頼しましょう。

まとめ

WEBサイトリニューアルでは、数年先のWEBサイトを見据えて、今回のサイトリニューアルで達成したい目的を決める
現状のWEBサイトの課題に対する優先順位と、解決すべきタイミングを整理し、今回のリニューアルの対象とするかどうか判断する
短納期の場合、WEBサイトの中期計画を立て、サイトリニューアルを短期で完了させるのではなく中期での完了としゴールまでのステップを描き、短期で対応する範囲を示す
また、デザインのみか、コンテンツのみかなど、リニューアル範囲をできるだけ最小限にする。短期間で対応できる選択肢をいくつか用意するのも良い

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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