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ホームページ・ビルダーを使ってサイト構築するメリット・デメリット

2022.2.2
読了まで約 5

ホームページは今や企業の名刺代わりとして重要な役割を担っています。ホームページ・ビルダーは簡単に美しいWebサイトを立ち上げられるとして知名度の高いソフト。ここでは、ホームページ・ビルダーを使ったサイト構築の際に心得ておきたい特徴や、メリット、デメリットについて解説します。

ホームページ・ビルダー とは?

ホームページ・ビルダー とは、Webサイト制作ソフトです。1994年に日本IBMの大和研究所が開発した長い実績があります。2010年からは、株式会社ジャストシステムが開発・販売・サポートを担当しています。

現在の最新バージョンは、ホームページ・ビルダー 22(2020年4月22日リリース)。個人利用者向けの「スタンダート」と、ビジネス向けの「ビジネスプレミアム」の2種類の商品展開があります。商品の詳しい構成は、以下の通りです。

ホームページ・ビルダーの商品構成

ホームページ・ビルダー SP
ホームページ・ビルダー クラシック
CSSエディター
ウェブ アニメーター
ウェブアート デザイナー
デジすたマーカー2
ファイル転送ツール
安心バックアップ・移行ツール
ホームページ・ビルダー サービス 3ヶ月間利用権 ※製品種別により利用プランが異なる
SEO Composer ※ビジネスプレミアムのみ
Sitemap Creator ※ビジネスプレミアムのみ

ホームページ・ビルダーの特徴

専門知識不要の直感的な操作で初心者向け
テンプレートが豊富
画像、フォントなどの素材を多数用意
レスポンシブ・ウェブデザイン
定期的に新バージョンの製品を販売

使い勝手が評価されているホームページ・ビルダー。大きく分けて5つの特徴があります。

専門知識不要の直感的な操作

Webサイト構築のためのHTMLタグやCSSといった専門知識が必要ありません。直感的にドラッグ&ドロップで操作して、Webサイトを構築できるのが特徴です。

テンプレートが豊富

さまざまな種類やデザインのテンプレートが用意されているため、目的に適したものを選択できます。最新版のホームページ・ビルダー 22では、「スタンダード」の場合136種類、「ビジネスプレミアム」の場合は357種類を収録しています。

テンプレートを選んだら、あとはナビゲーションや画像、お知らせ、タイトルなどのパーツを選んで、好きな場所に配置するだけでWebサイトが完成します。

画像、フォントなどの素材を多数用意

高品質な画像やフォントなどの素材が豊富なこともホームページ・ビルダーの特徴です。最新版のホームページ・ビルダー22には、フォントが119点収録されています。

「スタンダード」は写真素材が200点、イラスト素材は40点から選択可能です。また「ビジネスプレミアム」では、写真素材は1,400点、イラスト素材が1,176点と多数の素材を利用できます。

レスポンシブ・ウェブデザイン

レスポンシブ・ウェブデザインに対応しているため、PCサイトと同時に自動でスマホサイトも構築でき、コスト削減になります。またURLを共有することで、SEO効果も期待できます。

定期的に新バージョンの製品を販売

1994年の発売以来、バージョンアップした製品が定期的に登場しています。時代のトレンドやテクノロジーの進化に合わせた便利な新機能が追加され、使いやすさにも定評があります。

ホームページ・ビルダー で企業サイトを構築するメリット8つ

初心者でも簡単にサイト構築できる
見栄えがよく高品質なサイトができる
簡単かつ便利な機能が満載
画像編集ソフトが付いている
ファイル転送ツールが内蔵されている
さまざまな端末での表示に対応している
SEO対策機能がある
表示スピードが速い

ホームページ・ビルダーを使って企業サイトを構築する主なメリット8つについて解説していきます。

初心者でも簡単にサイト構築できる

企業サイトを自社で作成する場合は、HTMLやCSSなどWebサイト構築に必要な専門知識を持った人材が従事していなくてはなりません。ホームページ・ビルダー を使えば、初心者でも簡単にサイト構築できるのは最大のメリットといえるでしょう。

また、素材を見ながら直感的、視覚的にサイトを作れるため、完成形をイメージしやすい特色があります。購入後2回までは無料、3回目以降は有料の電話サポートも付いているので安心です。

見栄えがよく高品質なサイトができる

豊富なテンプレートにより、デザイン知識やセンスがなくても、高品質なページが完成します。画像素材やフォント素材もクオリティの高いものが多数揃っているため、見栄えのよいサイトが構築できます。

簡単かつ便利な機能が満載

画像や表の挿入、SNSボタン、問い合わせフォームやタイトルといった各種パーツの配置は、ドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。パーツの形や色、大きさ、フォントの設定などの細かい設定も1つの画面に集約し、見やすい設計になっています。

レイアウトや配色の変更に関しても、ディテールにこだわりながら簡単な操作で実行できるのが魅力です。

画像編集ソフトが付いている

ホームページ・ビルダー22には「ウェブアートデザイナー」という画像編集ソフトが付属されています。そのため別途、画像編集ソフトを用意しなくても、素材の画像加工や文字入れなどができる利便性の高さも魅力です。

ファイル転送ツールが内蔵されている

ファイル転送機能が内蔵されており、ボタン一つですぐにサーバーに制作したデータをアップロードできます。わざわざFTPソフトを立ち上げて作業する手間が省けるため効率的です。

さまざまな端末での表示に対応している

レスポンシブ・ウェブデザインを搭載しており、スマホ、タブレットなど端末にあわせて最適な表示ができます。サイトを端末ごとに作り分けする必要がないだけでなく、更新や修正が1回の作業で済み、SEO対策の強化にも役立ちます。

SEO対策機能がある

ホームページ・ビルダー 22の「ビジネスプレミアム」には、「SEO Composer」と「Sitemap Creator」というSEO対策機能が付いています。どのように修正すればよいのか解析し具体的にアドバイスしてくれ、レポートも出力可能なためSEO指示書として使えます。

SEO対策の基本を知る

表示スピードが速い

ホームページ・ビルダーは、PC上でHTMLファイルを作成しレンタルサーバ上にアップします。WordPressなど CMSを導入しているサイトと比べると、データベースとのやり取りをしないため表示スピードが速いのが特徴です。

CMSでのサイト構築について詳しく見る

ホームページ・ビルダーで企業サイトを作るデメリット7つ

機能が多く、覚えるのに時間がかかる
HTMLとCSSの知識が皆無だと不具合が出たときに修正しづらい
ビジネス向けのハイレベルなWebサイトが作りにくい
複数人でWebサイトを管理しづらい
ページ公開後の編集機能が少ない
Windows でしか使えない
3回目以降のサポートやバージョンアップが有料

 

ホームページ・ビルダーを使用する際に、あらかじめ認識しておきたい注意事項もあります。以下、7つのポイントについて解説していきます。

機能が多く、覚えるのに時間がかかる

ホームページ・ビルダーは非常に機能が多いのが特徴です。初めて使用する場合は、機能や操作を覚えるのが大変と感じるかもしれません。オンラインのマニュアルが、比較的簡易に解説されていることも混乱の一因とされています。

専門知識が皆無だと不具合が出たときに修正しづらい

HTMLやCSSの知識がなくても構築できる反面、裏を返せばソースコードの修正は困難といえるかもしれません。Webサイトの一部に不具合が出た場合、ソースコードを自分自身で修正できないリスクがあるので注意が必要です。

ビジネス向けのハイレベルなWebサイトが作りにくい

テンプレートや画像素材が豊富ではあるものの、ビジネス用のハイレベルなデザインが少ないと感じるかもしれません。現行アップされている多くの企業サイトのレベル感と比べると、シンプルすぎるなどの声もあがっています。導入の前に、テンプレートや素材のサンプルを見てから決めることをおすすめします。

複数人でWebサイトを管理しづらい

ホームページ・ビルダーはインストールしたパソコン上でしか利用できません。ホームページ・ビルダー 22は、パソコン3台までインストール可能ですが、それ以外のパソコンからはWebサイトを更新できないという制限があります。特定の管理者のみが対処することになり、業務効率に欠ける点が課題となりえます。

ページ公開後の編集機能が少ない

ホームページ・ビルダーでは、ブログを更新するようには複数ページの一括編集ができません。特にサイトを公開した後は、編集機能の柔軟性のなさを指摘する声も。そのため、頻繁に更新が必要なサイトは、不向きと感じるかもしれません。

Windows でしか使えない

過去の製品から最新のホームページ・ビルダー 22まで、販売されているのはWindows版のみです。Macには現状、対応していません。

3回目以降のサポートやバージョンアップが有料

3回目以降の電話サポートは有料のため、再々のサポートにはコストがかかります。また、定期的なアップデートのたびに有料になるため、導入の際には注意が必要です。

ホームページ・ビルダーは無料で使える?

ホームページ・ビルダーは有料のソフトですが、体験版は無料で使用できます。本体ソフトの使い勝手は、有料版と遜色ないため、有料購入前に試してみるのもおすすめです。利用は制限が設けられているので、注意しましょう。以下が制限内容です。

無料版の利用制限
・利用はインストールから30日間のみ
・ポイントサービスはなし
・旧バージョンのサイト・設定の引き継ぎはできない
・テンプレートの購入はできない
・製品版付属のソフトウェアの一部は使えない
・利用できるテンプレートは以下3タイプにつき、それぞれ1種類のみ
フルCCSのテンプレート
フルCCSスマートフォンテンプレート
WordPress用のテンプレート

ホームページ・ビルダー 22で追加された機能

・ロングスクロールSPテンプレート
・高品質写真素材の増量、イラスト素材の追加
・Google マイビジネス登録支援機能
ホームページ・ビルダー 22で新規に追加・更新された機能は主に3つあります。

大きな違いはロングスクロールSPテンプレート。情報を1ページに集約し、下にスクロールして読めます。そのため、イベント紹介や人材募集、商品紹介など、単一の目的達成のためのページに最適です。

Googleマイビジネス登録では、Googleの提供するサービス(検索やマップなど)でお店や会社情報を表示し、管理できます。MEO(地図検索最適化)対策に効果を発揮するバージョンとなっています。

Googleマイビジネスについて確認する

まとめ:ホームページ・ビルダーは簡単操作を優先するWebサイト構築に最適

ホームページ・ビルダーは、Webサイト制作ノウハウの少ない事業者におすすめしたいソフトウェアです。特に個人事業主や中小企業が初めてWebサイトを構築する、あるいは新しいサイトに作り替えたいというケースに効果的といえます。

見栄えのするデザインを簡単な操作で構築できるほか、多彩な機能でビジネスを拡充することが可能です。ホームページ・ビルダーの導入やWebサイト構築を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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