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Web上にある情報から営業リストを作成する方法とは

2024.4.15
読了まで約 3

営業活動を実施する際には、営業を行う営業リストが必要になります。
時には「営業リストをできるだけ費用を抑えて作成したい」というケースもあるでしょう。
しかし、営業リストの企業数はできるだけ数多く必要ですし、質の高さも求められます。
何より高確度であることが欠かせません。
そこで今回は、営業リストの作成方法として、Web上にある情報から営業リストを作成する方法をご紹介します。

Web上にある情報から営業リストを作成する方法とは

Web上にある情報から営業リストを作成するための方法は、大きく2つに分かれます。
1つがWeb検索や求人サイトからピックアップする方法。
もう1つが営業リスト作成ツールやリストを利用する方法です。

Web検索や求人サイトからピックアップする

1つ目は、人力でWeb上から情報を集めてくる方法です。

Web上といってもさまざまな方向から集めてくることが可能です。また、すでにリストアップされているサイトを見つけることで、より効率的に企業情報の収集が可能です。

検索でターゲットとなる企業を洗い出す

Google検索などで、インターネット上に公開されている企業情報を洗い出していきます。

例えば、ターゲットとなる業種名などで検索をすると、ターゲットとなる企業のWebサイトや情報が記載された記事などが出てきます。そこから主要な企業が洗い出されるでしょう。

業界団体サイトのリストを収集する

検索などでも見つけることができますが、業界団体サイトに企業リストが掲載されていることがあるため、それを利用するのも一つの方法です。

特に、ターゲットとなる企業が多く掲載されている業界団体サイトや、ポータルサイトなどを見つけ出すと良いでしょう。

求人サイトで求人を出している企業から収集する

求人サイトでは、多くの企業が求人を出していますが、その企業特色や事業内容が詳細に書かれていることが多いため、ターゲット企業を見つけやすいところがあります。

また業種別検索や地域別検索ができる求人サイトでは、ターゲット企業を見つけやすいといえます。

営業リスト作成ツールやリストを利用する

営業リストを作成する方法には、手作業で行う方法のほか、キーワードを設定して、その条件に基づいて営業リストを自動抽出する方法があります。また、なかには営業リストをアップロードするだけで、確度の期待できる企業をAIが自動で抽出することができるツールもあります。

以下はそうしたツールやサービスの例となります。

こうした営業リスト作成ツールを利用することで、より短時間に手間なく営業リストを作ることができるので、費用がかかるケースも多いものの、効率的な方法といえます。

ListA(リスタ)

https://www.econos.jp/products/lista.php
自動リスト作成ソフト「ListA(リスタ)」は、自由なキーワードでWeb上に掲載されている1,000万以上の企業情報や、特定ポータルサイト掲載企業情報、採用を行っている企業情報、特定商材を取り扱っている企業情報を自動で抽出してくれます。

企業名や住所、業種、電話番号、FAX番号、URL、メールアドレスを抽出できるので、そのままリストとして利用できます。

Hirameki 7(旧 ソーシャル企業情報)

https://www.hirameki7.io/function/marketing/salesList/
企業・法人リスト作成ツール「Hirameki 7 営業リスト検索」は、営業リストを簡単に作成できるツールです。掲載中の営業リスト数は約119万件あります。

スタンダードプランは月額7,700円(税込)~となっています。

申し込み完了から、リストを抽出するまで3分とスピーディーで、業種・エリアのみで簡単にリスト検索できる「クイック検索」と、企業のあらゆる属性をクロスさせて検索できる「こだわり検索」の2つの機能でリスト作成可能です。

自社のターゲットに応じて絞り込んでいくことができるのが特徴です。抽出できるのは会社名や電話番号、FAX番号、住所、業種のほか、従業員数規模や資本金規模、売上規模など広い範囲に及びます。

日経テレコン

http://telecom.nikkei.co.jp/
「日経テレコン」は、日本経済新聞社が提供するビジネス情報のデータベースです。日本経済新聞社の新聞や雑誌記事からビジネス情報を検索できます。さまざまな角度からデータベースを検索できるのが特徴です。

例えば、「リストで検索」では、手持ちのリストとキーワードをかけあわせて検索できる方法です。調べたいリストを貼り付けて、絞り込みたいキーワードを入力すれば、知りたい情報がリストアップされます。

うまく検索すれば活用の幅が広いデータベースといえます。

Googleアラート

Googleアラートは、Googleアカウントを取得していれば、無料で利用することのできる機能です。あらかじめキーワードを設定しておくと、キーワードと関係のある情報をメール配信してくれるので、手持ちの営業リストに適宜、追加していくことも可能です。

自社のターゲットの業種や特徴をキーワード設定しておけば、新たな企業情報がメールでアラートされるため、その企業をリストに加えることができます。

 

まとめ

◆Web上にある情報から営業リストを作成する方法とは大きく2通りある。1つはWeb検索や求人サイトからピックアップする方法。もう1つは営業リスト作成ツールやリストを利用する方法である。

◆Web検索や求人サイトからピックアップする方法では、人力で検索エンジンなどを利用して自社のターゲットに合ったキーワードで検索し、企業を洗い出す。業界団体サイトなどのすでにリストアップされているものを利用するのもよい。

◆営業リスト作成ツールやリストを利用する方法は、月額料金や利用料金を支払い、スピーディーに簡単操作で多くの営業リストがリストアップされるサービスを利用する方法である。なかにはAIで自動抽出してくれるツールもあることから、人力よりも効率面で期待できる。Googleアラートのように無料で情報をアラートしてくれる機能を利用する方法もある。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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