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マーケティングで有効なSNSは結局どれがいいの?Facebook、Twitter、Instagram?

2018.5.23
読了まで約 4

ホームページを作成したがアクセス数が増えない!無料で出来るアクセス集客とは?」では、自社サイトへのアクセス集客拡大の施策として、サイトの存在を知らせるSNSの活用をご紹介しました。

あわせて、日本で代表的なSNSは「Facebook」「Twitter」「Instagram」とも触れましたが、BtoBマーケティングおいて、一体どのSNSが有効なのでしょうか?

今回は各SNSの特性に触れながら、BtoB、特にHR(ヒューマンリソース)領域との親和性が高いSNSについて考えていきたいと思います。

SNSマーケティングの特徴

SNSとはソーシャルネットワーキングサイトの略で、ユーザー同士で双方向コミュニケーションが図れることが特徴です。
個人・企業のどちらでも登録でき、マーケティング観点では一方向のコミュニケーションとなるメール配信、DSP(自動広告配信ツール)などの広告と比較すると、より近い距離感でターゲットとなるユーザー(潜在客・見込客だけでなく既存客も)とコミュニケーションを図ることができます。
SNSを活用したユーザーとのコミュニケーションから、自社サイトへのアクセス集客や問い合わせを増やしたり、自社のブランディングを行うことを、SNSマーケティングといいます。

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各SNSの特徴とマーケティング効果の高いサービス・手法とは


SNSによって主なユーザーの世代、男女、活用目的、活用方法は異なってきます。
SNSマーケティングにおいては、サイト毎の特徴を把握し、自社サービスと親和性の高いSNSを活用し、サイト毎に合わせたコミュニケーションを図ることでマーケティング効果を最大化させます。
ここでは、各SNSの特徴とマーケティング効果の高い手法について考えていきます。

 

◆Facebook


情報収集は経営判断の基本!経営トップの情報収集と「経営プロ」について」で紹介した【中小企業経営者の経営情報の収集・活用に関する実態調査】の中で、

「3年前と比較して活用が増えたメディアは、「ホームページ」が非常に多い(中略)。
Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)は新しいメディアの代表例として引き合いに出されることが多いが、ビジネス活用においては Facebook(フェイスブック)に中小企業経営者の注目が集まっているようである。」


とあり、設問結果では、特に30代・40代では他メディアと比較すると、ホームページの次に回答数が多いメディアとなっています。

Facebookの主なユーザー世代は40代が1番となり、次に30代となります。

また、サイトの特徴としては実名登録で、投稿方法としてはテキストがメインとなり、写真や動画も配信することができます。ユーザーへの拡散は「いいね」および「シェア」のどちらかです。
HR(ヒューマンリソース)領域ではBtoBの無形商材に該当するものが多いため、視覚的情報のみでは情報共有に限界があり、テキスト中心で情報発信ができるFacebookは商材を訴求しやすいSNSであると考えられます。

 

◆Twitter


Twitterの主なユーザー世代は20代が1番となり、次に40代となります。Facebookと比較すると、年齢層は若くなります。
サイトの特徴としては、匿名での登録が可能なことと、140文字のテキスト上限があるため、Facebookよりも投稿に心理的なハードルが下がり、カジュアルなコミュニケーションとなります。

ユーザーの拡散は「シェア」および「ハッシュタグ」となり、拡散自体も心理的なハードルが下がるため、いい意味でも悪い意味でも爆発的な拡散が起こりやすいのも一つの特徴です。
コミュニケーションの特徴を考えると、親しみやすい投稿が好まれる傾向があるため、HR(ヒューマンリソース)領域の商材を考えると、あまり商材をダイレクトに訴求するよりも自虐的な演出やキャラクターを置くなど、親しみやすさを持たれるコミュニケーションの工夫が必要になってきます。

 

◆Instagram


3つのSNSで後発となるInstagramの主なユーザーは、1番が20代、僅差で30代、40代が続きます。
また、どの世代も女性の割合が男性より多いのが他のSNSにはない特徴です。

実名・匿名問わず(複数のアカウントでの使い分けも)、投稿は画像がメイン。

視覚的情報での訴求となり、拡散は「いいね」または「ハッシュタグ」となります。
「インスタ映え」といったキーワードが出てくるほど、画像への共感性(いわゆるフォトジェニック)が必要となり、飲食やファッションなど視覚的に訴求できるサービスや商材は親和性が高いSNSであると言えます。

 

各SNSの特徴まとめ

 

【Facebook】

・30~40代での利用者が多い
・テキストでの投稿が中心なため情報商材など無形商材を取り扱っている企業に向いている
・中小企業の経営者から高い支持を集めている

【Twitter】

・20代を中心に若年層に支持されている
・140字以内という制限があるためカジュアルな投稿が多め
・内容によっては社会現象になるほど爆発的なヒット投稿を生み出すことも

【Instagram】

・20代を中心に女性から圧倒的な支持を得ている
・画像投稿がメイン
・いわゆるフォトジェニックといわれる、飲食やファッションなど視覚的に訴求しやすい商材に向いている

HR(ヒューマンリソース)領域にマーケティング効果の高いSNSとは


主なユーザー層やSNSの特徴を考えると、Facebookがもっとも有効であると考えられるでしょう。

弊社は、コラムの更新タイミングと一緒にFacebookで投稿をしており、アクセス集客など実際にある一定の効果が出ています。
また、商材・サービスに関わらず、工夫次第でどのSNSでも効果的なマーケティング施策を図ることもできますし、TwitterやInstagramをFacebookと連動して投稿することもできるので、自社の目的とリソースに合わせて、適切なやり方を実施していくのもよいでしょう。

 

 まとめ


◆SNSマーケティングとは、SNSを活用したユーザーとのコミュニケーションから、自社サイトへのアクセス集客や問い合わせを増やし、自社のブランディングを行う手法


◆HR(ヒューマンリソース)領域ではBtoBの無形商材に該当するものが多いため、視覚的情報のみでの情報発信ではおのずと限界があり、テキスト中心で情報発信ができるFacebookが訴求しやすいSNSであると考えられる


◆商材・サービスに関わらず、工夫次第でどのSNSでも効果的なマーケティング施策を図ることもできるし、TwitterやInstagramをFacebookと連動して投稿することもできるので、自社の目的とリソースに合わせて、適切なやり方を実施していくのもよい

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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