「ホームページを作成したがアクセス数が増えない!無料で出来るアクセス集客とは?」では、ホームページのアクセスアップのために無料で出来る施策をご紹介しました。
しかし、そもそも、何のためにホームページを運営しているのか、自社の見込み客となり得るユーザーが来ているのかをきちんと把握していないと、アクセスアップの施策は小手先のテクニックだけで終わってしまい、本来期待している効果(問合せ・売上拡大)につながりません。
実際のところ、アクセスアップを単なる数字の増加として捉えると、質の低いトラフィックを呼び込んでしまう可能性があります。重要なのは、ターゲットユーザーの適切な流入と、その後のコンバージョンへの繋がりです。
今回は、アクセスアップのために、もう一度見直したいホームページの目的とターゲットの分析について考えていきます。本来あるべきSEO施策の基本に立ち返ることで、より質の高いアクセスアップの実現が可能になります。
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目次
ホームページの目的
弊社で運営しているサイトを例に、ホームページの目的を考えていきます。アクセスアップを実現するためには、まず運営しているホームページがどのような役割を担っているのかを明確にすることが重要です。弊社では大きく4種のホームページがあります。
いずれのホームページも運営元は弊社ですが、TOPページのアイキャッチやデザイン、コンテンツなどは同じではありません。すべて目的が異なるからです。
「HRプロ」は企業人事向け、「経営プロ」は経営層向けに役立つ情報を提供しながら、最終的には会員登録をゴールとしています。KPIには新規の登録会員数が含まれています。
コーポレートサイトは弊社代表ページとなりますので、会社として全方位に向けた情報を発信しています。一方で、採用サイトは弊社への応募がゴールとなるので、求人情報や、先輩社員の声など、応募してもらえるようなコンテンツを掲載しています。
最後に、ソリューションサイトについては、弊社の商材・サービスを使ったらどんな課題が解決できるのか、見込み客となり得るユーザーに理解してもらえるようなコンテンツを掲載し、問合せ・資料請求のゴールを目指しています。KPIは問合せ・資料請求となります。
このように、情報発信なのか、採用なのか、問合せなのか、ホームページの目的によってターゲットが異なり、メッセージやコンテンツは大きく変わっていきます。検索流入を効果的に獲得するには、各ホームページの役割を明確に定義し、それぞれに適切なコンテンツ戦略を立案することが欠かせません。
コーポレートサイトに先輩社員の声のみ掲載されていたら、求職者に偏った情報となり、コーポレートサイトの機能としては下がってしまうでしょう。
御社で今、運営しているホームページはどのようなものでしょうか。
アクセスアップを図っていく上で、そのホームページの目的やターゲットがなにか、一度見直すことで、新たな課題や施策が見えてくるかもしれません。
◆メディアサイト
事業として以下のWEBメディアを運営しています。
・日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」
・経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」
メディアサイトは、継続的なアクセスアップを実現するために、ターゲットユーザーに対して定期的に有益な情報を発信し続けることが重要な役割を担っています。これらのメディアでは、業界の最新動向や実践的なナレッジを提供することで、読者の信頼を獲得し、リピーターの増加につながります。
また、SEOの観点からも、質の高いコンテンツを継続的に発信することで、検索エンジンからの自然流入を増やし、長期的なアクセス増加を図ることができます。弊社が運営するメディアも、このような戦略に基づき、各分野の専門知識を持つ読者層に向けて、差別化されたコンテンツを配信しています。
◆コーポレートサイト
事業内容や最新情報など弊社の情報を紹介しています。弊社のコーポレートサイトはこちら
コーポレートサイトは企業の代表ページとなるため、会社として全方位に向けた情報を発信する必要があります。株主や投資家、求職者、顧客、パートナー企業、メディアなど、多様なステークホルダーに対して、統一された企業メッセージと信頼性の高い情報を提供することが求められます。このため、サイト設計やコンテンツ選定においては、特定の層に偏らない、バランスの取れた構成が重要になります。
◆採用サイト
募集職種や先輩社員の声など弊社で働くための情報を紹介しています。弊社の採用サイトはこちら
採用サイトにおいては、潜在的な求職者から顕在的な求職者まで、幅広いユーザー層がアクセスしてきます。そのため、企業文化や働き方といった定性的な情報と同時に、給与や福利厚生といった具体的な情報まで、多角的なコンテンツが求められます。採用サイトのアクセスアップを図るうえでも、ターゲットとなる求職者が何を知りたいのかを把握し、そのニーズに応じたページ構成やコンテンツ展開を行うことが効果的です。弊社の採用サイトではこのような視点を大切にしながら、応募につながるページ設計を行っています。
◆ソリューション(サービス)サイト
弊社で取り扱っている、各種ソリューション・サービスを紹介しています。弊社のソリューションサイトはこちら
ソリューションサイトは、アクセスアップを実現するための重要な営業ツールとして機能します。弊社の商材・サービスを使ったらどんな課題が解決できるのか、見込み客となり得るユーザーに理解してもらえるようなコンテンツを掲載し、問合せ・資料請求のゴールを目指しています。KPIは問合せ・資料請求となります。
具体的には、業界別の課題解決事例や、導入企業の成功事例、サービスの詳細な機能説明など、ターゲットユーザーが意思決定を行うために必要な情報を提供することが重要です。このように戦略的に設計されたコンテンツにより、単なるアクセス数の増加ではなく、質の高いリードを獲得することができるのです。
アクセス解析によるターゲット分析
ターゲット設定については「強みを活かす戦略的なターゲットの決め方とは」で詳しく紹介していますが、ホームページへ、どのようなユーザーが訪問しているかどうかをアクセス解析より分析することができ、自社のターゲットと合致しているのか確認することができます。
BtoB向けサイトでは、10、11時台がアクセスのピークで12時には下がり、 夕方16時台で再びアクセス数のピークを迎え、それ以降は減少していきます。このようなサイトにおいては業務時間内、それも業務開始時に利用が集中していることがわかり、これにより更新情報は始業時間前に掲載しておくといったアクセスアップ施策が出てきます。
また、年齢や性別、デバイスなども確認できるので、より具体的なユーザー像を分析しやすくなります。ユーザーの行動パターンを把握することで、訪問者のニーズに合わせたコンテンツ提供が可能になり、効果的な集客戦略の構築につながります。
さらに、BtoB向けサイトであれば、ユーザーのIP アドレスからどんな企業や団体がアクセスしているかを調べ、サイトの運営に活用することもできます。このような詳細なデータ分析により、より質の高いユーザー層を獲得でき、ホームページの価値を最大限に高めることができるでしょう。
キーワード検索によるターゲット分析
検索キーワードからのターゲット分析では、ユーザーのモチベーションや、それぞれのモチベーションでのニーズをとらえることができます。アクセスアップを実現させるためには、サイト運営者が狙っているキーワードと、ユーザーが検索してきたキーワードのマッチング度を正確に把握することが重要です。
サイト運営者が狙っているキーワードと、ユーザーが検索してきたキーワードにミスマッチがあれば、ユーザーが期待するコンテンツを提供できていない、または想定ターゲットとは違うユーザーが訪問してきている可能性が高いでしょう。
検索キーワードによる流入ページ、流入ページからのページ遷移、最終的なアクションまでの経路など、これらを組み合わせて分析していくことで、より有効なアクセス集客とコンテンツ提供を行えます。特に、ユーザーの検索意図を理解した上で最適化されたコンテンツを配信することで、サイトへの訪問者の質も向上し、問い合わせや成約につながる確度の高いトラフィックを獲得できるようになります。
まとめ
◆ホームページの目的は多様であり、コーポレート、採用、問合せなど、それぞれの目的によってターゲットが異なり、メッセージやコンテンツも大きく変わってくる。アクセスアップを実現するには、まず自社サイトの目的を明確にすることが重要である
◆ホームページへ、どのようなユーザーが訪問しているかはアクセス解析より詳細に分析でき、自社のターゲットと合致しているのか確認することができる。訪問時間帯やデバイス、IPアドレスなどの情報から、より具体的なユーザー像を把握することで、効果的なアクセスアップ施策が立案できる
◆検索キーワードによる流入ページ、流入ページからのページ遷移、最終的なアクションまでの経路など、これらを組み合わせて分析していくことで、より有効なアクセスアップとコンテンツ提供を行える。ユーザーが検索してくるキーワードと運営者が狙うキーワードのミスマッチを解消することで、サイトの成果向上につながる

