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Google Cloud Platform(GCP)とはなにか?特徴やAzure・AWSとの違いを解説します!

2022.6.14
読了まで約 5

近年、業種業態問わずクラウドサービスを利用することが一般化してきており、その中でGoogle Cloud Platform(GCP)という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。GCPはGoogleがクラウド上で提供しているサービスの総称ですが、GCPの概要や利用するメリットが分からない人も多いかと思います。

そこで本記事では、GCPの概要や、どのようなシーンで活用できるのかを紹介します。また、GCPの活用事例や利用するメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Google Cloud Platform(GCP)とは?

まずは、Google Cloud Platform(GCP)の概要から解説します。GCPとは名前のとおり、Googleがクラウド上で提供しているサービスの総称のことです。Googleが社内で利用しているインフラやシステムを活用することで、ユーザーやクライアントの業務もクラウド化することができます。

GCPでは、基本的な構成要素があらかじめ公開されています。それらを活用することで、スピーディーに開発を進められたり、運用を効率化できたりします。

Google Cloud Platform(GCP)では何ができる?

ここまで、Google Cloud Platform(GCP)の概要を解説してきました。GCPは、あらゆる業務に対応しています。できることの一例としては以下が挙げられます。

・ データ運用
・ 需要予測
・ ゲーム開発
・ 負荷に対応できる環境
・ 働き方改革
・ 画像分類

それぞれ順番に見ていきましょう。

データ運用

GCPでは、BigQueryというサービスが提供されています。BigQueryはデータ分析・運用ツールの1つであり、数テラバイトや数ペタバイトといったビッグデータであっても、瞬時にデータ解析を行えます。

また、BigQueryはGoogle Analytics 4との連携も可能です。これにより、Googleアナリティクス上のデータもBigQueryで分析でき、プラットフォームをまたいだ分析も行えるようになっています。

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需要予測

GCPは、AI技術とデータ処理技術が非常に優れています。これらを組み合わせて活用することで、AIによる次世代の需要も予測することが可能です。

ゲーム開発

App Engineを活用することで、少人数かつ少額でゲーム開発を行うことが可能です。Node.js、Java、Ruby、C#、Go、Pythonといった一般的なプログラミング言語で構成されており、開発環境もGoogleクラウド上で用意されています。

負荷に対応できる環境

GCPには、急激な負荷に耐えられる環境も用意されています。一時的にアクセスや容量の負荷が大きくなったとしても、負荷を分散しつつ、オートスケールの追従も圧倒的に速いことが特徴です。

働き方改革

GCPを活用することで、働き方改革も実現できます。G Siteを利用すれば、コミュニケーションコストを削減しつつ、部門間での横断的な業務も遂行可能です。

画像分類

GCPのAuto MLを利用することで、機械学習の専門的な知見がなくとも画像分類を行えます。直感的に数個の項目を設定するだけなので、大きな工数や特別な知識を必要としません。

Google Cloud Platform(GCP)サービスの代表例

ここまで、Google Cloud Platform(GCP)でできることなどを解説しました。GCPサービスの代表例は以下のとおりです。

・ Compute Engine
・ BigQuery
・ Google Workspace(G Site)

最も馴染みが深いのは、Google Workspaceではないでしょうか。Google Workspaceには、主要なサービスとしてGメールやGoogleドライブ、スプレッドシートなどが用意されています。これらを活用することで、ランニングコストを抑えつつ、業務効率化を図ることが可能です。

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Google Cloud Platform(GCP)のメリット

Google Cloud Platform(GCP)を利用するメリットとしては、以下の5つが挙げられます。

・ ネットワークのスピードが速い
・ インフラ環境が安定している
・ セキュリティ面で安心できる
・ データ解析サービスが充実している
・ 良心的な料金プラン

それぞれ順番に見ていきましょう。

ネットワークのスピードが速い

GCPは、Googleが独自に開発したネットワーク環境を使っています。そのため、ネットワークのスピードが速いというメリットがあります。加えて、グローバルIPアドレスが同様であれば、マルチ拠点からでもアクセス可能です。

インフラ環境が安定している

GCPは自動スケーリングが高速かつ、サーバーの起動も速いため、インフラ環境が安定しています。一時的な膨大なトラフィックにも対応できるように設計されているため、サーバーに負荷がかかったとしても安定した通信を確保できます。

セキュリティ面で安心できる

GCPは「FIPS 140-2」という、第三者認証を取得しています。データ通信や送受信において、高度なセキュリティを保っており、セキュリティ面で安心できるメリットがあります。

データ解析サービスが充実している

GCPには、TensorFlowやBigQueryなどのデータ解析サービスが充実しています。データ解析を手動で行ったり、複数のプラットフォームを横断して分析したりするのは、大きな時間とコストを要します。しかし、GCPであればGoogleが提供するプラットフォームの中でデータ解析が完結するため、人件費や時間的コストを最大限に抑えられるメリットがあります。

良心的な料金プラン

GCPは、料金プランも良心的というメリットがあります。前払いの必要がなく、従量課金制となっているため、使った分だけの費用のみが請求される仕組みとなっています。そのため、大企業はもちろん、大きな予算を投じることが難しい中小企業にもおすすめです。

Google Cloud Platform(GCP)とその他の違い

ここまで、Google Cloud Platform(GCP)のメリットなどを解説してきました。GCPの他にも、AWSやAzureといったクラウドサービスが存在しますが、それぞれの違いが知りたい人は多いのではないでしょうか。それぞれの違いは、下記の表をご覧ください。

  GCP AWS Azure
提供元 Google Amazon Microsoft
概要 Googleが提供しているクラウドサービスの総称 世界最大のシェアを獲得しているクラウドサービス Windowsベースで構築
強み AI開発・データ分析に長けている 用途が豊富 Microsoft製品との親和性が高い
料金プラン 従量課金制 従量課金制 従量課金制

GCPがデータ分析に長けていることに対して、AWSは用途が幅広いです。そのため、これら2つは利用シーンに応じて検討するべきサービスと言えます。一方のAzureはMicrosoft社が提供していることもあり、Microsoft製品との親和性が高いです。したがって、Microsoft製品を日常的に利用しているのであれば、Azureを優先的に検討しましょう。

なお、どのサービスも従量課金制となっており、大きなコストを必要としません。まずは、自社のサービスや目的に応じて利用するサービスを検討してみると良いでしょう。

Google Cloud Platform(GCP)を活用するべきシーンは?

ここまで、Google Cloud Platform(GCP)の概要を解説してきました。最後に、GCPを活用するべきシーンを2つ紹介します。

・ アクセス解析を行いたい場合
・ 業務効率化を図りたい場合

それぞれ順番に解説します。

アクセス解析を行いたい場合

GCPは、AIを活用したデータ解析に長けているので、アクセス解析を行いたい場合は積極的に活用しましょう。特に、BigQueryとGA4を連携することでより高度なアクセス解析も行えるようになり、必要に応じてGoogleデータポータルとも連携することで、誰でもアクセスを可視化しやすいレポートを作成することも可能です。

業務効率化を図りたい場合

GCPの中でも、Google Workspaceを活用することで、業務効率化を実現できます。今まではオフラインの紙面上でやり取りしていた内容でも、大半のものはGCP上でクラウド化を実現できるでしょう。

まとめ

本記事では、Google Cloud Platform(GCP)について解説をしました。GCPとは、Googleがクラウド上で提供しているサービスの総称であり、BigQueryやGoogle App Engineなどが代表例として挙げられます。GCPを利用することで、データ運用や需要予測などができるようになり、マーケティング活動をより推進できるようになります。

データ分析や働き方改革などを実現したい場合は、GCPの利用を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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