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DSPの差別化とは?自社の強みを活かすポイント

2017.11.21
読了まで約 2

 

これまで幾つかの連載の中でDSPの仕組みや機能、DSP(Demandside-Platform)業者ごとの特性について解説をしてきました。

【過去のブログ】
【コラム】初心者にも分かるDSP広告(人事向け)の種類と選び方
【コラム】SSPとDSP、RTBの基本的な仕組みについて

今回は実際に広告主としてDSPを活用する際に、自社にあるデータや顧客の情報を有効に活用し、どのようにマーケティング活動に繋げていくかを解説します。

 

DSPを活用したマーケティング活動

 

弊社の経験上、BtoBの領域においてDSPを運用する際の優先順位は以下の通りです。

<優先順位>

1.課金方法:DSPはインプレッション課金(表示回数ごとの課金)が多いですがクリック課金をやっている業者もあります。その中でCPM(Cost per Mille:インプレッションあたりの単価)やCPC(Cost per Click:クリック単価)がどの程度であるか重要な指標になります。

2.ターゲット:オーディエンスターゲティングという言い方でよく使われますが、ターゲットにしたい顧客をセグメントして配信できるかは大事です。

3.配信面:BtoBだとかなり気にする広告主が多いです。特にビジネス系のメディア等に出ることを重要視される事が多いです。

4.曜日や時間帯の設定:曜日や時間帯を設定として意図した時間帯に配信すること自体は各DSP業者共に可能です。しかし時間帯や曜日を絞り込んだ中で理想としている配信数やクリックを出せるかが課題です。

5.実績:業者ごとに差があるのと何を評価の指標にするかでは違って来ますが、CPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition)やCPC、CPMが運用した際により近い業種の企業で実績が出ているかが大事です。

 

※参考までに

・CPM(Cost per Mille):広告掲載料金の費用対効果を示すために用いられるな指標です。 掲載回数1,000回(1000インプレッション)に対し価格が設定されている。 インプレッション課金の場合は、広告が1,000回表示(目視できる出来ないは別として)されるごとに課金される。

・CPC(Cost Per Click):1クリック当たりの効果をはかる指標です。「クリック単価」とも呼ばれ、 WebLPに掲載した広告(例えばリスティング広告)がクリックされ、広告主のサイトに訪問者が訪れると、広告主に課金される。

・CPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition)とは、コンバージョン(CV)1件あたりにかかった広告費用を示す値。

 

自社の強みを活かしてDSPを使っていく方法

 

一番代表的なものとしてリターゲティングがあります。

リターゲティングは広告主のWebサイトを訪問したことがあるユーザーに対し他サイトの広告枠上で同じ広告主の広告を表示させることで、再度の訪問を促す方式です。

メリットとしては認知性アップやコンバージョン率の高さなどが挙げられますが、ただリターゲティングをやっただけで上手くいくというのは難しいようです。
効果的な活用法としては

・コンバージョン拡張:リターゲティングの中でもコンバージョン(CV)したユーザーを拡張して配信をする方法

・リターゲティング×キーワード指定

・リターゲティング×サイト指定

・リターゲティング×DMP(Data Management Platformの略。簡単に説明すると「インターネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォーム」のこと)

などがあります。

それぞれリターゲティング層にプラスαで過去の実績などを見て配信するキーワードや配信面を絞ったり、配信する層に広告主が保有しているDMPを掛け合わせたりします。

 

まとめ

 

◆DSPを活用したマーケティング活動では、課金方法・ターゲット・配信面・曜日や時間帯・実績が運用していく上で大事な指標になる

◆評価指標を何にするかで大きく結果や振り返りは変わる

◆自社の強みとしてはデータ活用でリターゲティング広告が主な配信方法である

◆実施していきながら様々な方法でアプローチするのが大事である

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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