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今すぐ使える!Facebook広告の効果を最大化する運用方法

2021.3.22
読了まで約 4

BtoB企業のマーケティング施策でも多く取り組まれるようになったFacebook広告。Google広告やYahoo!広告と比較すると、運用の専門知識がなくても広告の設定がしやすく、これから取り組む企業にとって始めやすい施策です。

しかし、Facebook広告もGoogle広告やYahoo!広告と同様に、日々機能はアップデートされるため、最新情報を自分で取りに行く必要があります。

今回はFacebook広告の効果を最大化するための、今すぐ使える方法を紹介します。

他社広告を参考にできる Facebook広告ライブラリ

Facebook広告を行う際には、競合他社を含め他の企業の広告を参考にしながら、どのようにしていくのか考える方がほとんどでしょう。実際に自分の個人アカウントで表示されるFacebook広告を見て、気になるものをスクリーンショットをして集めることができます。

しかし、個人アカウントに表示される広告は、1つのクリエイティブ、かつ、広告のターゲットとなって掲載されているために限定的です。競合他社など特定の企業の広告を知りたい場合には、Facebook広告ライブラリがおすすめです。

Facebook広告ライブラリ

Facebook広告ライブラリでは、Facebookのアプリやサービス全体で掲載されている広告を見ることができます。キーワードや広告主を検索する前に、検索窓の上にある「すべてを検索」をクリックしましょう。緑色に変われば、掲載されている広告のすべてを見られるようになります。

あくまで現在掲載されている広告が見られ、掲載終了になったら見られないようになるため、バックアップを取るのをおすすめします。

関連記事:SNSとは?種類や使い方、仕組みについて分かりやすく解説

広告画像の20%ルール撤廃とデザイン性の高い画像が無料

Facebook広告には使用する画像内のテキスト量を20%以下に制限するルールがありました。テキスト量が画像面積の20%を超える場合、広告のリーチが限られたり全く配信されないなど、配信が制限されてしまうことがありました。

このルールは2020年9月に撤廃され、テキスト量を制限するルールは今はありませんが、パフォーマンスのために画像内のテキストは20%以下に抑えることを推奨しています。

20%以下を推奨されていますが、多くの企業のFacebook広告でテキストメインのクリエイティブが見られるようになりました。

広告画像のテキストについて

また、Facebook広告の画像では、無料でデザイン性の高い画像を使うことができます。Shutterstock(シャッターストック)というストックフォトサービスの中にある、何百万もの画像から広告で使用する画像を選べます。

社内で制作リソースや、広告にあうフリー画像がない場合に非常におすすめです。

Facebook広告デザインのヒント

セミナー集客にリード獲得広告

Facebook広告は、BtoBマーケティングにおいてはセミナー(ウェビナー)との相性が良いと言われています。セミナーの集客におすすめなのが「リード獲得広告」です。

Facebookはモバイルでの利用比率が高く、セミナーの申込みもモバイルからの申込が多くなります。セミナーの詳細や申込みがPCではなく、モバイルに見やすく申込しやすい形であれば、申込数の期待ができます。

リード獲得広告はモバイル限定で活用でき、Facebook内でのリード獲得が可能になります。具体的には、インスタントフォームを使い、Facebook内に簡易的なLPと申込フォームを設置します。広告のビジュアルは他のFacebook広告と一緒ですが、クリックした後は他のサイトに遷移せず、Facebook内で申込まで完結します。

申込フォームの項目も簡単に変更できるため、EFOの改善もすぐに行うことができ、また、CRMツールと連携もできるため、入力作業も不要となります。

リード獲得広告について

Facebookページからリード獲得広告を作成する

Facebook広告もリターゲティングが可能、さらに類似ユーザーへの拡大も!

Google広告には自社のWebサイトを訪れたことのあるユーザーに対してアプローチするリマーケティング広告がありますが、Facebook広告でも同様のターゲティングをすることができます。

Google広告と同様にWebサイトにリターゲティング用のタグ(Facebook広告ではピクセルと呼ぶ)を挿入しておくことで、ユーザーの訪問履歴を蓄積します。そして、Facebook広告のカスタムオーディエンスで、最大180日以内に訪問したユーザーをターゲットグループを設定し、広告配信を行うことができます。

ただ、Google広告ですでにリマーケティング広告を行っている場合、Facebook広告とのリターゲティング広告とバッティングし、それぞれの広告効果を打ち消してしまうリスクがあるので、どちらか1つを行うことをおすすめします。

リターゲティング

Facebookピクセルの作成とインストール

また、ユーザーの訪問履歴より、Facebook内の類似ユーザーへターゲットを広げることもできます。こちらもカスタムオーディエンスにて設定することができるので、是非、取り組んで見ても良いでしょう。

効果の最大化のポイントはマイクロコンバージョン

Facebook広告もGoogle広告と同様に機械学習があります。

Facebook広告を設定し公開した後は「情報収集期間」に入り、この期間にあらかじめ設定した目的(表示、クリック、資料ダウンロードなど)に対してコンバージョンする可能性が高いユーザーを自動で選出するために、必要な情報を収集します。

Facebookの機械学習がコンバージョンの最適化に必要な最低数の情報を収集した状態になると、「情報収集期間」から「アクティブ」に変わり、広告配信を行います。

Facebook広告の効果を最大化するポイントは、目的をどこに設定するのかにかかってきます。そこで重要になるのがマイクロコンバージョンの考え方です。

Facebook広告を行う本来の目的はリード獲得であり、そのためにダウンロード資料やセミナー、お問い合わせなどの目的とするコンバージョンを設定しますが、マイクロコンバージョンはその手前にあるリーチやクリックになります。

Facebook広告で最終目標であるコンバージョンを設定すると、十分な情報収集ができずアクティブに移行できないケースが出てきます。リード獲得を目的にするならば、まずはクリックをマイクロコンバージョンに設定し、クリックの最大化を目指す運用を始めると良いでしょう。

目安となる情報収集は週50以上のコンバージョンが目安となるので、クリックであれば十分な情報集ができます。クリックを最大化しながら、その後の運用を改善していくのがおすすめです。

情報収集期間について

最適化イベント

まとめ

・競合他社など特定の企業の広告を知りたい場合には、Facebook広告ライブラリがおすすめ

・Facebook広告の画像にShutterstockの何百万もの画像を無料で使える

・Facebook広告では最大180日以内に訪問したユーザーへのリターゲティングができる

・Facebook広告の機会学習を最大限活用るすためにはマイクロコンバージョンが重要

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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