「Webサイトやブログを作成したい」と一度でも考えたことがある方は、「ワードプレス(WordPress)」というツールを恐らくご存じでしょう。ワードプレスとは、Webサイトやブログを無料で簡単に作成できるCMS(コンテンツ管理システム)です。多くの人気サイトでも利用されており、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
本記事では、Webサイト・ブログをこれから始めたいと思っている初心者の方向けに、ワードプレスの始め方や使い方について詳しく解説します。ワードプレスの基本的な機能から、インストール方法、初期設定の手順まで、丁寧に説明していきます。この記事を読めば、ワードプレスの使い方をマスターし、自分だけのサイトを立ち上げる準備が整うでしょう。
ワードプレスを使えば、HTMLやCSSなどの専門的な知識がなくても、魅力的なWebサイトを作ることができます。テーマやプラグインを活用すれば、デザインや機能面でも充実したサイトを構築できるのです。さらに、ワードプレスは検索エンジン最適化(SEO)にも強く、Google検索などで上位表示されやすいという利点もあります。
ワードプレスの使い方を学ぶことで、ビジネスサイトやポートフォリオ、個人ブログなど、様々な目的のWebサイトを自由に作成・運営できるようになります。本記事では、ワードプレスのインストールから初期設定、基本的な投稿方法まで、順を追って解説していきます。ワードプレスを使いこなして、あなたの想いを世界に発信しましょう。
ぜひ最後までご覧いただき、ワードプレスの魅力と可能性を存分に感じてください。この記事を読み終えた後には、きっとあなたもワードプレスを使ってWebサイトを作りたくなるはずです。それでは、ワードプレスの世界へようこそ!
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目次
ワードプレスとは?
そもそもワードプレスとはどのようなツールなのでしょうか。ワードプレスとは、2003年に開発された、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。ワードプレスを利用すれば、簡単にWebサイトやブログを無料で作成することができます。現在、全世界の42%のWebサイトがワードプレスで作成されており、他の追随を許さないシェアを誇っていると言えるでしょう。
ワードプレスの特徴は、以下のとおりです。
●ワードプレスの特徴は、以下のとおりです。
●プログラミングができなくても、Webサイト・ブログの作成が可能
●Webサイト作成・更新のための操作が簡単
●カスタマイズの豊富さ
●無料で利用可能
●SEO対策に強い
●プラグインによる機能拡張が容易
●レスポンシブデザインに対応
●多言語対応が可能
●セキュリティ対策が充実
●コミュニティサポートが豊富
ワードプレスは、HTMLやCSSなどのプログラミングの知識が無くても、簡単にWebサイト・ブログの作成ができます。さらに、作成や更新のための操作もとても直感的で、初心者の方にも使いやすいCMSと言えるでしょう。
また、ワードプレスはオープンソースであるため、様々なカスタマイズをされることが想定されています。そのため、他のWebサイト・ブログ作成サービスよりも、拡張機能の追加やカスタマイズの自由度が圧倒的に高いのが特徴です。テーマやプラグインを活用することで、デザインや機能を自由にカスタマイズできます。
そして、初心者の方にとって一番魅力的なところは、ワードプレスが基本的に無料で利用できるところです。ライセンスフリーのオープンソースであるワードプレスは、権利上の問題を心配することなく、無料で利用することができるのです。
しかし、ワードプレスを使う際には、有料のサーバーやドメインを用意しなければならないことに注意しましょう。費用はまちまちですが、レンタルサーバー代とドメイン取得で、だいたい1~2万円はコストがかかってしまうことを頭に置いておいてください。
ワードプレスはSEO対策にも強く、検索エンジンに評価されやすい構造になっています。また、プラグインを使用することで、さらに高度なSEO対策も可能です。レスポンシブデザインにも対応しているため、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで最適な表示が可能です。
多言語対応も可能なため、グローバルなWebサイトを構築したい場合にも適しています。セキュリティ面でも、定期的なアップデートやセキュリティプラグインの利用により、安全性を高めることができます。
最後に、ワードプレスには大規模なコミュニティが存在し、困ったときにはサポートを受けられる環境が整っています。これらの特徴により、ワードプレスは多くのユーザーに支持され、世界中で広く利用されているのです。
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ワードプレスのインストール方法
ワードプレス(WordPress)を使い始めるには、まずインストールが必要です。ここでは、初心者の方でも簡単にワードプレスを始められる方法を解説します。
ワードプレスのインストール方法には主に2つあります。
●レンタルサーバーの「クイックインストール」機能を利用する方法
●ワードプレスのソフトウェアを手動でサーバーにインストールする方法
初心者の方には、1の「クイックインストール」機能を利用することをおすすめします。この方法なら、複雑な設定やファイルのアップロードなどの手間がかからず、短時間でワードプレスを使い始めることができます。
多くの人気レンタルサーバーでは、ワードプレスの簡単インストール機能を提供しています。例えば、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」機能を使えば、わずか数クリックでワードプレスのインストールが完了します。
ワードプレスをインストールする際は、以下の点に注意しましょう。
●信頼できるレンタルサーバーを選ぶ
●ドメイン名を決める(例:www.yoursite.com)
●管理者ユーザー名とパスワードを設定する
●インストール後の初期設定を忘れずに行う
ワードプレスのインストールが完了したら、管理画面にログインして、テーマの選択やプラグインの追加など、サイトの基本的な設定を行います。これらの初期設定を丁寧に行うことで、使いやすく魅力的なワードプレスサイトを作ることができます。
ワードプレスは非常に柔軟性が高く、様々なカスタマイズが可能です。インストール後は、自分のニーズに合わせてサイトをカスタマイズしていくことで、独自性のあるウェブサイトやブログを作り上げることができるでしょう。
エックスサーバーでクイックスタートを始める
ワードプレス(WordPress)を簡単に始めるには、国内シェアNo.1のレンタルサーバーであるエックスサーバーの「WordPressクイックスタート」機能を利用するのがおすすめです。この機能を使えば、ワードプレスの設定やインストールが非常に簡単になります。
まずは、エックスサーバーの公式サイトにアクセスし、お申し込みフォームを開きましょう。「10日間無料お試し 新規お申込み」を選択し、「WordPressクイックスタート」の「利用する」にチェックを入れます。これにより、ワードプレスの初期設定に必要な項目が表示されます。
エックスサーバーを使用すると、ワードプレスのインストールや初期設定が自動的に行われるため、プログラミングの知識がなくても簡単にWebサイトやブログを作成できます。また、エックスサーバーは高速で安定したサーバー環境を提供しているので、ワードプレスの運用に適しています。
WordPressクイックスタート機能を利用すれば、ワードプレスのテーマやプラグインの初期設定も簡単に行えます。さらに、SEO対策に有効なパーマリンク設定やサイト名の設定なども、管理画面から簡単に行うことができます。
エックスサーバーでワードプレスを始めることで、初心者でも短時間でプロフェッショナルなWebサイトやブログを立ち上げることが可能になります。ワードプレスの使い方を学びながら、効率的にサイト運営を行いたい方にとって、エックスサーバーのWordPressクイックスタートは非常に便利なツールと言えるでしょう。
サーバープラン・ドメインの選択を行う
次に、WordPressサイト用のサーバープランとドメインの選択を行います。一番上に表示されるサーバーIDは変更せず、プランのところで「X10プラン」にチェックを入れましょう。その他、使える機能の違いにより「X20プラン」「X30プラン」も選択できますが、WordPress初心者の方は「X10プラン」で問題ありません。契約期間は、3〜36ヶ月までで選択できますので、WordPressサイトの運用予定に合わせて期間も選択してください。
そして、WordPressサイトのドメインの選択をしましょう。初期費用を抑えたいWordPress使用者であれば、0円のドメイン名を選択するのがおすすめです。どのドメイン名にするかは自由ですが、WordPressで作成するサイトの内容や目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
WordPressでのサイト構築を始める際、サーバープランとドメインの選択は重要なステップです。選んだプランやドメインは後から変更することも可能ですが、最初から自分のWordPress使い方に合ったものを選ぶことで、スムーズにサイト運営を始められます。WordPress初心者の方は、まずは基本的な機能が揃った「X10プラン」から始めて、サイトの成長に合わせてアップグレードしていくのが賢明です。
ワードプレスの情報を入力して申込確認をする
次に、ワードプレスの基本情報を入力していきましょう。WordPressを使用するための重要な設定ですので、慎重に行いましょう。
まず、以下の項目を入力します。
・ブログ名: あなたのWordPressサイトの名前を決めます
・ユーザー名: 管理者アカウントのユーザー名を設定します
・パスワード: セキュリティを考慮した強力なパスワードを設定しましょう
・メールアドレス: 管理用の連絡先となるメールアドレスを入力します
これらの情報はWordPressの基本設定となるため、後から変更することも可能です。
続いて、個人情報の登録に進みます。以下の項目を正確に入力してください。
・メールアドレス (確認用)
・登録区分 (個人・法人など)
・氏名 (フルネーム)
・フリガナ
・住所
・電話番号
これらの情報は、サーバー契約に必要なものです。
最後に、支払い情報としてクレジットカード情報を入力します。WordPressは無料ですが、サーバーやドメインの費用が発生するため、ここで決済方法を設定します。
オプションとして、インフォメーションメールの配信希望を選択できます。WordPressの最新情報やセキュリティアップデートなどの重要な通知を受け取れるので、「希望する」にチェックを入れることをおすすめします。
全ての項目を入力したら、利用規約と個人情報に関する公表事項をよく読み、同意のチェックボックスにチェックを入れます。問題がなければ「申込み内容確認へ進む」ボタンをクリックし、次のステップに進みましょう。
申し込み内容を最終確認し、間違いがなければ「SMS・電話認証へ進む」ボタンをクリックします。これでWordPressのインストールに向けた基本情報の入力が完了します。
設定完了メールを受け取ってインストール完了
「SMS・電話認証へ進む」をクリックすると、SMSか電話で認証コードを受け取る選択画面が表示されます。「認証コードを取得する」ボタンを押すと、選択した方法で認証コードが送られてきます。この認証コードを申し込みフォームに入力し、WordPress のインストール手続きを完了させましょう。
申し込み完了後、数分以内に重要な案内メールが送信されます。メールの件名は「【xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」となっています。このメールには、WordPress の初期設定に必要な情報が含まれているので、大切に保管しておきましょう。
メール受信後、最大1時間程度で作成したWebサイトやブログにアクセスできるようになります。この待機時間中に、WordPress の使い方や基本的な機能について学んでおくと良いでしょう。また、サイトのコンセプトやデザインについても考えを深めておくことをおすすめします。
WordPress のインストールが完了したら、管理画面にログインして初期設定を行います。テーマの選択やプラグインの導入など、WordPress の基本的な使い方を把握しておくことで、スムーズにサイト構築を進められます。WordPress は直感的な操作性が特徴ですが、初心者の方は公式ドキュメントやチュートリアルを参考にしながら、じっくりと使い方を学んでいくことをおすすめします。
ワードプレスの管理画面へのログイン方法
ここからは、WordPressの管理画面へのログイン方法を詳しく解説していきます。WordPress(ワードプレス)を使いこなすためには、管理画面へのアクセスが不可欠です。
まず、メールに記載された「サイトURL」をクリックしてください。ここでWordPressで作成したWebサイトやブログが正しく表示されていれば、設置は完了しています。
設置が確認できたら、次のステップに進みましょう。メールに記載された管理画面URLをクリックし、WordPressのログイン画面にアクセスします。ログイン画面では、WordPressの使い方の基本となる重要な操作を行います。
入力欄に、あなたのユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを正確に入力してください。これらの情報は、WordPressのセキュリティを確保するために非常に重要です。入力が完了したら、「ログイン」ボタンをクリックします。
クリックすると、WordPressの管理画面が立ち上がります。この管理画面は、WordPressの使い方を学ぶ上で中心となる場所です。ここから、記事の投稿、ページの編集、プラグインの管理など、WordPressの様々な機能にアクセスできます。
以上で、WordPressのインストールとログインの手順は完了です。これらの基本的な操作を習得することで、WordPressを使って効果的にWebサイトやブログを運営できるようになります。WordPressの使い方に慣れていくにつれて、より高度な機能や設定にも挑戦してみてください。
ワードプレスに必要な初期設定
WordPressのインストールが完了したら、実際にウェブサイトを公開するために必要な初期設定を行っていきましょう。WordPressの使い方に慣れていない初心者の方でも、以下の手順に沿って設定を進めることで、基本的な準備を整えることができます。
まず重要なのは、使用するテーマの選定です。WordPressには豊富なデザインテーマが用意されており、無料・有料のものから選ぶことができます。自分のウェブサイトのコンセプトや目的に合ったテーマを選びましょう。
次に、プラグインの導入を行います。プラグインを使うことで、WordPressの基本機能を拡張し、より使いやすいウェブサイトを作ることができます。例えば、お問い合わせフォームや予約機能など、サイトに必要な機能を追加できます。
サイト名の決定も重要な初期設定の一つです。WordPressの管理画面から簡単に設定や変更ができるので、ブランディングに合わせて適切なサイト名を設定しましょう。
最後に、パーマリンクの設定を行います。パーマリンクはページごとの固有URLのことで、SEO対策の観点からも重要です。特に、ポストネーム(投稿名)を使用したパーマリンク設定が推奨されています。
これらの初期設定を丁寧に行うことで、WordPressの使い方をマスターし、効果的なウェブサイト運営の基盤を作ることができます。初心者の方も、一つずつ着実に設定を進めていけば、素晴らしいウェブサイトを作り上げることができるでしょう。
使用するテーマを選定する(無料・有料)
まずは、WordPressで使用するテーマを選定しましょう。WordPressには豊富なデザインテーマが用意されており、無料のものから有料のものまで自由に選択することができます。テーマを選ぶことで、WordPressサイトの外観や機能を簡単にカスタマイズできます。
WordPressの管理画面にログインし、左側のメニューにある「外観」をクリックします。「テーマ」という画面が表示されるので、上部にある「新規追加」をクリックしてください。すると、利用可能なテーマの一覧が表示されます。
自分が作りたいWordPressサイトのコンセプトや目的に合致したテーマを探しましょう。WordPressの使い方に慣れていない初心者の方は、まずは無料テーマから始めるのがおすすめです。気に入ったテーマが見つかったら、「インストール」をクリックします。「インストール済」という表示が出たら、左下に表示される「有効化」をクリックしてテーマの適用は完了です。
WordPressの有料テーマを使用したい場合は、Google等の検索エンジンを利用して探すこともできます。多くの有料テーマは1万円前後の価格帯で、より高度なデザインや機能を提供しています。自分のWordPressサイトのコンセプトにぴったりマッチするテーマが見つかった場合は、有料のものを使用するのも一つの選択肢です。
WordPressのテーマ選びは、サイトの見た目や使い勝手に大きく影響します。初心者の方は、シンプルで使いやすいテーマを選ぶことをおすすめします。WordPressの使い方に慣れてきたら、より複雑なテーマや有料テーマにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
テーマを選んだ後も、WordPressの管理画面から簡単にテーマを変更することができます。WordPressの柔軟性を活かし、サイトの成長に合わせてテーマを見直していくことも大切です。
プラグインの導入
次に、プラグインの導入を行います。プラグインとは、サイトの機能を拡張するための外部装置のことを指します。WordPress使いの方にとって、プラグインは非常に重要な要素です。
「お問い合わせフォーム」や「予約機能」、「SEO対策」など、プラグインを導入することで、サイトに必要な機能を簡単に追加することができます。WordPressの魅力の一つは、このプラグインの豊富さと導入のしやすさにあります。
Webサイトを作成する目的に応じて必要なプラグインは変わりますので、自分が作りたいWordPressサイトに必要な機能を十分考えるようにしましょう。例えば、ブログを運営する場合は「Akismet Anti-Spam」というスパム対策プラグインが役立ちます。ECサイトを構築する場合は「WooCommerce」というプラグインが有名です。
プラグインの導入方法は以下の通りです。
●WordPressの管理画面左側メニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択
●検索欄に必要な機能やプラグイン名を入力
●適切なプラグインを見つけたら「今すぐインストール」をクリック
●インストール完了後、「有効化」をクリック
ただし、プラグインを入れすぎるとサイトの表示速度が遅くなる可能性があるので、本当に必要なものだけを選んで導入することが大切です。また、定期的にプラグインのアップデートを行い、最新の状態を保つことも忘れずに。WordPressの使い方をマスターするには、プラグインの活用が鍵となります。
サイト名を決定する
次に、WordPressサイトの名前を決定しましょう。サイト名はブランディングの第一歩として重要です。WordPressのインストール時にサイト名の入力は完了していますが、仮の名前を入力していた場合や変更したい場合の操作方法を説明します。
まず、WordPressの管理画面の左側にあるメニューから「設定」を選択し、「一般」ボタンをクリックします。すると、画面上部に「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」の入力欄が表示されます。
サイト名を変更したい場合は、「サイトのタイトル」欄に新しい名前を入力します。ここでは、あなたのWordPressサイトの目的や内容を端的に表現する名前を考えましょう。例えば、ブログなら「〇〇の日記」、企業サイトなら「株式会社〇〇」といった具合です。
キャッチフレーズ欄には、サイトの簡単な説明や特徴を入力できます。これはSEO対策にも有効なので、重要なキーワードを含めると良いでしょう。
入力が完了したら、画面下部にある「変更を保存」ボタンをクリックします。これでWordPressのサイト名の設定は完了です。
なお、サイト名は後からでも変更可能ですが、ユーザーの混乱を避けるため、できるだけ早い段階で決定することをおすすめします。また、WordPressの使い方に慣れてきたら、テーマのカスタマイズ機能を使って、サイト名のフォントやサイズ、色なども調整できます。
サイト名を決めた後は、WordPressの基本的な使い方を学びながら、魅力的なコンテンツを作成していきましょう。
パーマリンクをポストネームに設定する
ワードプレスの使い方において重要な設定の一つが、パーマリンクの設定です。パーマリンクとは、Webサイトの各ページに割り当てられた固有のURLのことを指します。SEO対策の観点から、パーマリンクをポストネーム(投稿名)に設定することが推奨されています。
Google検索エンジンは、URLに単語を使用し、複数の単語がある場合はハイフンで区切られたURLを高く評価する傾向があります。そのため、ワードプレスの使い方としては、パーマリンクをポストネームに設定することが効果的です。
パーマリンクをポストネームに設定する手順は以下の通りです。
・ワードプレスの管理画面にログインします。
・左側のメニューから「設定」を選択し、「パーマリンク設定」をクリックします。
・表示された項目の中から「投稿名」にチェックを入れます。
・画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックして設定を完了します。
ただし、この設定だけではパーマリンクが日本語表記になってしまう可能性があります。SEO対策としては英語表記のURLが望ましいため、記事を投稿する際に追加の設定が必要です。
記事投稿時のパーマリンク設定手順
・記事の投稿画面で、右側にある「パーマリンク」セクションをクリックします。
・表示されたURLを英語表記に変更します。
・単語と単語の間はハイフンで区切ります。
例えば、「ワードプレスの使い方ガイド」という記事タイトルの場合、パーマリンクを「wordpress-usage-guide」のように設定します。
このようにパーマリンクを適切に設定することで、検索エンジンからの評価が上がり、ワードプレスで作成したWebサイトのSEO効果を高めることができます。ワードプレスの使い方を学ぶ上で、パーマリンクの設定は非常に重要なポイントの一つと言えるでしょう。
ワードプレスを立ち上げてWebサイトを開始するためにやるべきこと
ワードプレスの初期設定が完了したら、いよいよWebサイトを本格的に立ち上げる準備に入ります。ワードプレスを使用してWebサイトを開始するために、以下のような重要なステップを踏んでいきましょう。
まず、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsに登録することが大切です。これらのツールは、ワードプレスで作成したサイトのパフォーマンスを測定し、改善点を見つけるのに役立ちます。Google Search Consoleは検索エンジンからの視点でサイトを分析し、Google Analyticsはユーザーの行動を詳細に把握できます。
次に、ワードプレスのバックアップを定期的に取ることを忘れないでください。ワードプレスの使い方に慣れていない初心者の方は特に、予期せぬトラブルに備えてバックアップは欠かせません。自動バックアッププラグインを利用すると、簡単かつ確実にバックアップを取ることができます。
また、SNSアカウントを作成し、サイトの拡散準備をすることも重要です。ワードプレスと連携させることで、新しい記事を投稿したときに自動的にSNSに共有することができます。これにより、より多くの読者にリーチすることが可能になります。
最後に、実際に記事を作成して公開することです。ワードプレスの使い方に慣れるためにも、まずは簡単な記事から始めてみましょう。記事を書く際は、SEOを意識しつつ、読者にとって価値のある情報を提供することを心がけてください。
これらのステップを着実に実行することで、ワードプレスを使ったWebサイトを効果的に立ち上げ、運営していくことができます。初心者の方でも、ワードプレスの基本的な使い方を押さえつつ、少しずつサイトを成長させていくことが可能です。
Google Search Consoleに登録する
Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)は、Google検索からどれだけの数の訪問者があったか、検索キーワードが何だったのかが確認できる無料の解析ツールです。WordPressで作成したWebサイトのSEO施策を効果的に行うためには、Google Search Consoleの活用が不可欠です。
Google Search Consoleを利用することで、以下のような情報を得ることができます。
●検索クエリ: ユーザーがどのようなキーワードでサイトを見つけたか
●クリック率: 検索結果でサイトが表示された回数とクリックされた回数の比率
●インデックス状況: Googleがサイトのどのページをインデックスしているか
●モバイルユーザビリティ: モバイル端末でのサイトの使いやすさ
これらの情報は、WordPressサイトの改善に役立ちます。例えば、人気のあるキーワードを把握し、それに基づいてコンテンツを最適化することができます。
Google Search Consoleを登録するためには、Googleのアカウントが必要になります。WordPressユーザーは、まずGoogleアカウントを作成し、その後Google Search Consoleに登録するようにしましょう。登録後は、WordPressサイトの所有権を確認する必要があります。これには、HTMLファイルのアップロードや、メタタグの追加などの方法があります。
WordPressの管理画面から、Google Search Consoleとの連携を簡単に行えるプラグインも多数存在します。これらのプラグインを使用することで、より効率的にWordPressサイトの分析と最適化を行うことができます。
定期的にGoogle Search Consoleをチェックし、WordPressサイトのパフォーマンスを監視することで、検索エンジンでの順位向上や、より多くのオーガニックトラフィックの獲得につながります。SEOに力を入れたいWordPressユーザーにとって、Google Search Consoleは必須のツールと言えるでしょう。
関連記事:Google Search console(サーチコンソール)とは?設定方法や使用用途を解説
Google Analyticsに登録する
Google Analytics(グーグル アナリティクス)は、ワードプレスで作成したWebサイトやブログの訪問者の行動を詳細に分析できる強力な解析ツールです。このツールを活用することで、ワードプレスサイトの改善に役立つ貴重なデータを得ることができます。
Google Analyticsでは、以下のような情報を確認できます。
・サイト訪問者数とページビュー数
・日々のアクセス数の推移
・流入経路(検索エンジン、SNS、直接アクセスなど)
・ユーザーの滞在時間や離脱率
・デバイス別(PC、スマートフォン、タブレット)の利用状況
・訪問者の地理的情報
これらのデータを分析することで、ワードプレスサイトのコンテンツ戦略やユーザビリティの向上に役立てることができます。
Google Analyticsを登録するためには、Googleアカウントが必要です。ワードプレスユーザーの方は、以下の手順でGoogle Analyticsを設定できます。
・Googleアカウントを作成(既にある場合はスキップ)
・Google Analyticsの公式サイトにアクセス
・測定を開始」をクリック
・ワードプレスサイトの情報を入力
・トラッキングコードを取得
・ワードプレスの管理画面でトラッキングコードを設定
なお、Google Analyticsの設定を簡単に行えるワードプレスプラグインも多数存在します。これらのプラグインを使用すれば、プログラミングの知識がなくても簡単にGoogle Analyticsを導入できます。
ワードプレスサイトの成長を図るうえで、Google Analyticsは欠かせないツールです。定期的にデータを確認し、サイトの改善に活用していくことをおすすめします。
関連記事:Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは?設定方法や使用用途を解説
ワードプレスのバックアップを取る
WordPressで作成したWebサイトやブログは、操作ミスやデータの保存忘れ、パソコンの不具合などで突然消失してしまうリスクがあります。そのような不測の事態に備えて、WordPressサイトのバックアップを定期的に取得することが非常に重要です。
バックアップの方法には、主に以下の2つがあります。
●自動バックアップ:WordPressの専用プラグインを使用して、定期的に自動でバックアップを取得する方法です。「UpdraftPlus」や「BackWPup」などの人気プラグインを活用することで、簡単かつ確実にバックアップを行えます。
●手動バックアップ:WordPressの管理画面からエクスポート機能を使用したり、FTPソフトを利用してファイルを直接ダウンロードしたりする方法です。
特に重要なのは、WordPressのデータベースとファイル(テーマ、プラグイン、アップロードした画像など)の両方をバックアップすることです。データベースにはコンテンツや設定が保存されており、ファイルにはサイトの外観や機能に関わる要素が含まれています。
バックアップの頻度は、サイトの更新頻度に応じて決定しましょう。頻繁に更新するブログなら週1回、更新頻度が低いサイトなら月1回程度が目安となります。また、大きな変更を加える前には必ずバックアップを取得するようにしましょう。
バックアップデータは、複数の場所(ローカルPCやクラウドストレージなど)に保存することをおすすめします。これにより、万が一の際にも確実にデータを復元できる可能性が高まります。
WordPressサイトの安全性を高め、貴重なコンテンツを守るためにも、バックアップの重要性を理解し、適切な方法で定期的にバックアップを実施することが大切です。
SNSアカウントを作成して拡散の準備をする
Webサイトやブログへの流入数を高めるためには、いまやSNSは必須と言っても過言ではありません。TwitterやInstagramなど、全世界的に数千万人が利用するSNSの活用は、情報を拡散するためには重要なのです。
自身のWebサイト・ブログに適したSNSを選択し、アカウントを作成しましょう。その後、ワードプレスにSNSでシェアするために必要な「SNSボタン」を設置してください。「SNSボタン」は、ワードプレスにある「公式テーマの機能を使用する」か、「プラグインを使う」かの2種類の方法があります。
初心者の方は、「SNSボタン」が標準搭載されている公式テーマの機能を使うのが手軽で簡単でしょう。もし選択したテーマに「SNSボタン」がない場合は、プラグインを使用して、SNSボタンを必ず設置するようにしてください。
記事を作成して公開する
Webサイトやブログは、作成して終わりではありません。コンテンツを充実させるためにも、記事を作成して公開するようにしましょう。
記事を作成したら、カテゴリー・タグ・アイキャッチ画像の設定を忘れないようにしてください。そして、プレビューで実際に表示される記事を公開前に確認することを習慣づけましょう。ここまでのことを行った上で、記事を公開するという手順を徹底してください。
まとめ:ワードプレスでWebサイトを立ち上げよう
全世界で40%以上のシェアを誇るワードプレスを利用すれば、簡単にWebサイトやブログを作成することができます。
本記事で紹介したワードプレスの始め方でWebサイト・ブログを立ち上げましょう。また、開始する前にやるべきことも必ずチェックするようにしてください。
ワードプレスでWebサイトを立ち上げる前の準備はとても大切です。自身が作成しようとしているWebサイトやブログはどのようなコンセプトで作ろうとしているか十分に考えた上で、ワードプレスを使うようにしましょう。