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Webサイト制作のプロセスと制作会社の選び方

2021.8.24
読了まで約 4

WEBサイトを立ち上げ、リニューアルをする際には、多くのリソースと時間を要します。また、WEBサイトの目的にあわせ適切なデザイン・コンテンツを用意するために、WEBの専門的な知識や技術も求められます。
多くの企業がWEBサイト制作を外注していますが、制作会社の数は非常に多く、多数の会社からどのように選んでよいのか分からないと悩んでいる担当者もいるでしょう。今回は、WEBサイト制作のプロセスと制作会社の選び方を紹介します。

WEBサイトの作成プロセスと依頼内容

WEBサイトの作成プロセスとしては大きく4つあります。

①目的、ターゲット、期間、予算の明確化

目的、ターゲット

まずはWEBサイトの立ち上げ、リニューアルの目的を明確にします。ブランド強化、WEBサイトの集客、売上、採用強化などが挙げられます。
また、目的を明確にしたら、WEBサイトのターゲットを設定します。ターゲットの設定には、3C分析とペルソナの設定を行います。

関連記事
3C分析とは?やり方や手順、テンプレートも紹介
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期間、予算

あわせて、WEBサイトの完成時期・予算を決めておきます。完成時期や予算は、なるべく早く、なるべく安くといった漠然としたものではなく、来月末まで、上限30万円と詳細に決めます。その後の制作会社への依頼がスムーズにいきます。

②サイトマップ・ワイヤーフレームの作成

サイトマップ

目的とターゲットを明確にしたら、WEBサイト全体を設計します。具体的にはサイトマップを作成しながら、WEBサイト全体の構造を決めていきます。
トップページを第1階層、グロナビに掲載するカテゴリページを第2階層、さらに第2階層の下の、カテゴリページに属する詳細ページを第3階層と、コンテンツごとにまとめていきます。

WEBサイトのリニューアルの場合には、どのページが改修対象なのか、リニューアルによって追加するページをサイトマップにまとめていきます。

ワイヤーフレーム

WEBサイト全体を設計したら、各WEBページにどのようなコンテンツをどこに掲載するのか設計します。ワイヤーフレームには、各ページに掲載する情報を洗い出し、どのような形でどの場所に掲載するのか、ラフ案を作成していきます。

ラフ案を作成後にはレイアウトを整理します。WEBサイトのコンセプトに沿って、1カラムレイアウトか、マルチカラムレイアウトにするか、サイドバーを設置するのかなど決め、コンテンツを配置していきます。

最終的なワイヤーフレームを完成させていきます。ヘッダー、フッター、メインビジュアル、コンテンツエリアなど配置し、他のページへの導線も意識しながら完成させます。

関連記事:ワイヤーフレームって何?Web制作で欠かせないツールをご紹介!

③デザイン・コーディング

デザイン

ワイヤーフレームをもとに、WEBサイトのデザインを行います。ターゲットに合った、コンテンツの配置や配色、文字のフォント・サイズ、装飾、余白などを決めていきます。

コーディング

デザインが決まったら、コーディングの作業に移ります。コーディングは、HTMLやCSS、PHP、JavaScriptなどのプログラム言語を使ってソースコードを記述する作業です。

関連記事:HTMLとは?簡単なHTMLタグの基本からCSSの基礎まで初心者にもわかりやすく解説

④公開

最後に出来上がったWEBサイトをインターネット上に公開します。サーバーにファイル一式を上げて、作業を行います。
公開の前に、テスト環境に上げてブラウザから確認を必ず行います。PCやスマートフォン上でデザインが崩れていないか、文字がちゃんと見えるか、他のページへ正しく遷移するかなど確認します。
テスト環境で問題なければ、本番環境で公開して、実際にリンクからアクセスできるのか確認します。

制作会社へ外注する際、上記の①~④のうち何を依頼するのか決めます。また、納品時期と予算を明確にし依頼します。必要に応じてRFP(提案依頼書)を用意しても良いでしょう。

制作会社の4つの特長

制作会社への依頼をしようと思っても、多数の制作会社がありどの会社に依頼してよいのか分からないケースがあります。まず、制作会社の特長を抑えて、WEBサイト制作の目的を実現できる会社を選ぶことが重要です。
制作会社の特長としては大きく4つあります。

①戦略立案からできる・マーケティングに強い

企業の目的・目標を達成するため、WEBサイトの戦略立案からできるのが特徴です。ターゲットニーズに沿ったサイト設計や、緻密な導線設計が反映されたワイヤーフレーム作成など、マーケティングの観点からWEBサイト制作ができます。
マーケティングについてのノウハウや知識がなく、WEBコンサルティングも兼ねて依頼したい場合におすすめです。

②SEO対策・コンテンツマーケティングに強い

WEBサイトの集客強化のためにSEO対策は不可欠です。SEO対策やコンテンツマーケティングに強い制作会社は、自然検索での上位表示に必要なSEOに強いサイト構造の設計や、ターゲットニーズに沿ったキーワード選定、コンテンツ作成ができます。
WEBサイトの立ち上げやリニューアルの目的が、集客やコンテンツ強化の場合におすすめです。

③デザイン・ブランディングに強い

企業ブランディングやファン獲得のために、ターゲットに合わせたデザイン性の高いWEBサイトを作りたい場合には、デザインに強い制作会社に依頼するのがおすすめです。
インパクトの強いデザインや、何度でも訪問したくなるようなデザインのWEBサイト制作が可能です。

④安価でできる・価格に強い

制作コストを極力抑えたい、特殊な機能やシステムは必要ないWEBサイトを作成る場合には、安価でできる制作会社がおすすめです。
自社で目的・ターゲットの設定、ワイヤーフレームの作成を行い、デザイン・コーディングのみを依頼するケースが当てはまります。

制作会社の選び方

制作会社を選ぶ際には、複数の制作会社に声をかけるコンペ形式がおすすめです。インターネット検索や紹介で複数社に問い合わせをし、WEBサイト制作の目的やターゲット、納品時期、予算、依頼内容の要件を伝えます。

各制作会社からの提案と見積りを確認し、最終的に依頼する制作会社を選んでいきます。制作会社を選ぶポイントとしては4つあります。

①WEBサイト制作の目的と一致しているか

WEBサイト制作の目的と一致した提案内容か、確認していきます。伝えたターゲットや納品時期、予算、依頼内容の要件に沿っているかどうかも合わせて確認します。
要件から外れている場合には、その理由をきちんと確認しましょう。そもそも依頼内容が現実的ではない場合もあり、その際には要件内容を調整します。

②見積り内容が明確であるか

見積り内容についても、詳細を確認します。提示されている費用のなかに、何が含まれているのか、契約期間がいつまでなのか確認します。

③制作実績が多数あるか

制作会社のWEBサイトで実績を確認します。実績として紹介されているWEBサイトにアクセスして、デザインや導線設計を確認しても良いでしょう。

④ディレクション担当との相性が良いか

WEBサイトの制作期間は1か月~数か月にわたります。その間、制作会社とは何度もコミュニケーションを取るので、スムーズに制作していくためにも担当者との相性を見ておくことも重要です。

まとめ

制作会社へ外注する際、目的・ターゲット、サイトマップ・ワイヤーフレームの作成、デザイン・コーディング、公開作業のうち何を依頼するのか決める
マーケティングに強い、SEO対策に強い、デザインに強い、価格に強いなど、制作会社の特長を抑えて、WEBサイト制作の目的を実現できる会社を選ぶことが重要
制作会社を選ぶ際にはコンペ形式で、インターネット検索や紹介で複数社に問い合わせをし、WEBサイト制作の目的やターゲット、納品時期、予算、依頼内容の要件を伝える
制作会社は、提案内容や見積り内容、制作実績やディレクション担当との相性をポイントに選ぶ

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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