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ロゴデザイン初心者必見!ロゴの考え方やコツ、やってはいけないことを解説

2023.7.7
読了まで約 11

ブランドイメージを向上させるための施策の一つに、ロゴデザインがあります。本記事では、ロゴデザインの概要と、良いロゴデザインとは何なんなのか、ロゴの考え方やロゴデザインのコツ、ロゴデザインでやってはいけないことなどを解説します。

デザイナーだけでなく、ロゴ制作を外部に依頼しよう考えている企業担当者も、ロゴデザインの基本を押さえておきましょう。

ロゴとはブランドイメージを図案化したものである

ロゴ(logo)とは、装飾文字や図形によって企業やブランド、商品・サービスなどを図案化したものです。

ロゴには、企業やブランド、商品・サービスなどを印象づけたり、競合と差別化したりする役割があります。また、質の良い商品・サービスとともにロゴを発信することにより、信頼の獲得や付加価値の創出に役立てることもできます。

なお、ロゴが力を発揮する場は市場だけではありません。企業のあり方を反映したロゴは、社内における理念やビジョンの浸透を促すインナーブランディングの一助にもなります。

ロゴは、企業の「顔」であり、ブランディングの鍵ともなる重要なシンボルです。企業のさらなる飛躍・繁栄を目指すのであれば、ロゴデザインに心血を注ぎましょう。

ロゴの種類

ひとえにロゴといっても、ロゴにはいくつかの種類があります。代表的なロゴの種類は、「ロゴタイプ」「シンボルマーク」「ロゴマーク」の3つです。以下より、それぞれの特徴について解説します。

● ロゴタイプ
● シンボルマーク
● ロゴマーク

ロゴタイプ

※参考デザイン

画像:ロゴの種類_Amazon

引用元:Amazonのロゴの歴史。オンライン書店からGAFAに上り詰めた、世界企業のデザイン _ Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)

ロゴタイプ(logotype)とは、企業やブランド、商品・サービスなどの名前を装飾文字で表現したものです。通常、ロゴといえば、このロゴタイプを指します。

ロゴタイプを採用することで得られる最大のメリットは、企業やブランド、商品・サービスなどの名前を覚えてもらいやすくなることです。

シンボルマーク

※参考デサイン

画像:ロゴの種類_Apple

引用元:Appleのロゴの歴史。なぜりんごのロゴはかじられているの? _ Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)

シンボルマークとは、「symbol」と「mark」を組み合わせた和製英語で、企業やブランド、商品・サービスなどを図形で表現したものです。シンボルロゴとも呼ばれます。

シンボルマークを採用することで得られるメリットとしては、強く印象づけられるために記憶に残りやすくなること、企業の世界観が伝わりやすいことなどが挙げられます。

ロゴマーク

※参考デザイン

画像:ロゴ種類_Jeep

引用元:Jeepのロゴの歴史。誕生以来、変わらぬデザインの魅力 _ Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)

ロゴマークとは、「logotype」と「mark」を掛け合わせた和製英語で、ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせて企業やブランド、商品・サービスなどを表現したものです。

ロゴタイプとシンボルマークの両方のメリットを備えている上、必要に応じてロゴタイプ・シンボルマークに分解して使用できるなど、汎用性が高い点がロゴマークの大きなメリットです。

良いロゴデザインの5つの条件

せっかくロゴをデザインするのであれば、誰からも愛される良いロゴに仕上げたいものです。多くの人の心をつかむ良いロゴは、次の5つの条件を持っていると言われています。

● シンプルでわかりやすい>
● 印象的で覚えやすい
● 時代や流行に左右されな
● 世界観が適切に伝わる
● あらゆる媒体で使用できる

シンプルでわかりやすい

色彩豊かで細部まで描き込まれた絵画は、大変美しいものです。しかし、その美しさを感じられても、目にした瞬間にその絵が伝えようとするメッセージを理解することは難しいでしょう。

ロゴは、企業のメッセージを瞬時に伝えられるものでなければなりません。そのため、ロゴをつくる際には、シンプルでわかりやすいデザインにするように心がけることが大切です。

印象的で覚えやすい

ロゴの存在意義の中で最たるものは、人々に覚えてもらうことです。そのため、ロゴをつくる際には、印象的で覚えやすいデザインにする必要があります。

良いロゴは、個性的で唯一無二のデザインであるのみならず、自然と記憶にすり込まれるデザインであるものです。

テストなどを通して記憶に残りやすいデザインであるかどうかを確かめながら、より印象的で覚えやすいロゴをつくりましょう。

時代や流行に左右されない

一度決めたロゴは、永遠不変のものでなければならないわけではありません。実際、歴史ある企業の多くは、幾度となくロゴの改良に取り組んでいます。

しかし、軸となるデザインは、どの時代でも愛されるものであることがほとんどです。ロゴのデザインを決める際には、流行に左右されないモチーフを選ぶことが重要です。

また、時代に応じて変化させ得るものであるかも検討しておくと良いでしょう。

世界観が適切に伝わる

若い女性をターゲットとしたエステサロンのロゴに雄々しい極太の毛筆フォントが使われていたとしたら、どのように感じられるでしょうか。

おそらく、多くの人は一目見ただけではエステサロンのロゴと認識できない上、大きな違和感を覚えるでしょう。

ロゴは、世界観が適切に伝わるものでなければなりません。そのため、ロゴをデザインする際には、常に理念やビジョンを念頭に置いておくようにしてください。

あらゆる媒体で使用できる

小さな媒体や大きな媒体、縦長の媒体や横長の媒体、カラー媒体やモノクロ媒体など、あらゆる媒体で使用できるロゴこそが、良いロゴであるといえます。

ロゴをデザインする際には、さまざまな使用場面を想定し、できるだけ多くのパターンのロゴをつくっておきましょう。

なお、どのようなサイズにしても画質が変わらないよう、ベクタ形式で作成することも重要なポイントです。

ロゴの考え方

良いロゴのアイデアは、突然降ってわいてくるものではありません。良いロゴを生み出すためには、いくつかのステップを踏む必要があります。

以下より、良いロゴを考案するために踏むべき5つのステップを紹介します。

1. テーマの決定
2. リサーチ
3. アイデア出し
4. 制作
5. ガイドライン作成

1.テーマの決定

一目で企業のメッセージが伝わるロゴを作成するためには、はじめにシンプルかつ明確なテーマを決めておくことが大切です。

なぜロゴを作成するのか、どのような場面でロゴを使用するのか、ロゴにどのような効果を期待するのか、ロゴを通してどのようなイメージを持ってもらいたいかなど、ロゴを作成する目的や願いを整理し、テーマを決定しましょう。

2.リサーチ

ロゴのテーマが決まったら、企業の理念やストーリー、業績、顧客、ライバル企業など、企業を取り巻くあらゆる物事について広くリサーチします。

リサーチをする際には、市場(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の環境を洗い出す「3C分析」や、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)を特定する「SWOT分析」などのフレームワークを活用すると良いでしょう。

3.アイデア出し

リサーチによってロゴデザインに必要な情報が出揃ったら、テーマを軸としてアイデア出しを行います。

「おそらくボツになるだろう」と思うものでも否定せず、浮かんできたアイデアはすべてフリーハンドで紙に描き出しましょう。

アイデアが浮かばないときには、9つの問いに答えていくことでアイデアの幅を広げる「オズボーンのチェックリスト」などの発想法を活用してみてください。

4.制作

ロゴデザインのアイデアが固まってきたら、ベクタ形式のデータを作成できる「Adobe Illustrator」などのデザイン制作ソフトを使用してのロゴ制作に移ります。

あらゆる使用場面を想定し、大小広狭、フルカラー・グレースケール、さまざまなパターンのロゴを作成しましょう。

なお、制作したロゴの良し悪しを確かめる際には、ロゴの視認性やバランスなどを多角的にチェックできる「Logo Lab」などのテストツールを活用したり、従業員のみならず顧客にテスト・アンケートを実施したりすることをおすすめします。

5.ガイドライン作成

ロゴが完成したら、ロゴを使用する際の約束を記したガイドラインを作成します。

ガイドラインには、カラーや書体、最小使用サイズなどのロゴの基本データのほか、ロゴに込められた願いやストーリー、ロゴ使用時の禁止事項などを盛り込みましょう。

ガイドラインを作成することにより、ロゴが望ましくない形で使用されることを防ぐことができます。

フォント選びのコツ

良いロゴをデザインするためには、いくつかのコツを押さえておくことも大切です。フォントは、ロゴのイメージを大きく左右する重要な要素です。フォントを選ぶ際には、以下の3つのポイントに着目しましょう。

● 書体
● ウェイト(太さ)
● 視認性

書体

書体は星の数ほど存在しますが、おおよそゴシック体と明朝体の2つに大別されます。ゴシック体は、横画も縦画も太さが一定になるようにデザインされた装飾の無いシンプルな書体です。

一方、明朝体は横画が細く、縦画が太くなるようにデザインされた書体で、横画の終わりと縦画のはじまり、曲がり角に「うろこ」と呼ばれる三角形の装飾があります。なお、欧文書体では、ゴシック体はサンセリフ体、明朝体はセリフ体と呼ばれます。

ゴシック体を採用すれば、カジュアルで親しみやすい印象、明朝体を採用すれば、格調が高く上品な印象のロゴになります。

ウェイト(太さ)

フォントのウェイト(太さ)によっても、ロゴの印象は左右されます。ウェイトが細いと女性的で落ち着きのある印象、ウェイトが太いと男性的で活発な印象になります。

また、書体とウェイトの組み合わせによっても、ロゴの印象は変わります。ウェイトが細いゴシック体はシャープで洗練された印象、ウェイトが太いゴシック体は力強く元気な印象になります。

一方、ウェイトが細い明朝体は繊細で気品のある印象、ウェイトが太い明朝体は古典的で重厚な印象になります。

視認性

フォントを選ぶ際には、視認性を意識することも大切です。字形がアンバランスであったり、太さに統一性が無かったりするフォントは、選ぶべきではありません。

遠くから見ると半濁点と濁点の区別がつかないなど、誤読しやすいフォントの使用も、避けた方が得策でしょう。

また、拡大した際に文字がぼやけないか、縮小した際に文字がつぶれないかも確認するように心がけてください。

レイアウトのコツ

レイアウトとは、文字や図の配置・配列を指す言葉です。ロゴのレイアウトが極端に横長・縦長だったり、でこぼこしていたりすると、使い勝手が悪くなる上、美観も損なわれます。

ロゴのレイアウトを考える際には、縦長の媒体でも横長の媒体でも利用できるよう、文字揃えを整えたり、文字と図の高さや幅を合わせたりして正方形に近い形に収めることを意識することが大切です。

なお、黄金比(1:1.618)や白銀比(1:1.414)を意識すると、より美しいと感じられるレイアウトに仕上げることができます。

また、誰もが正確に判読できるように文字を配列したり、文字も図も一瞬で認識できるように配置を工夫したりすることも重要なポイントです。

配色のコツ

配色を選ぶ際には、視認性に気を配ります。彩度と明度が100%の純色は、目がチカチカするため使用しないのが無難です。どうしても純色を使いたい場合には、彩度と明度を少しずつ落として視認性を高めましょう。

また、色の使いすぎにも注意が必要です。使う色は2?3色に絞ることをおすすめします。色を選ぶ際には、まず、企業のコンセプトやターゲットに合わせたイメージカラーを選び、メインカラーに据えます。

メインカラーを選ぶ際には、色が持つイメージを把握しておくことが大切です。赤は情熱や興奮、青は知性や爽快感、緑は安らぎや健康、黄色は明るさやカジュアルさ、ピンクはかわいらしさや愛情などのイメージを見る人に与えます。

メインカラーを選んだら、サブカラーを選びます。サブカラーは、調和性を求めるのであれば同系色や類似色、インパクトを求めるのであれば補色や対照色を選びましょう。

なお、メインカラーとサブカラーの組み合わせの善し悪しは、「色のコントラストチェッカー」などでチェックできます。

造形のコツ

ロゴの造形は、どのような媒体でも美しく、わかりやすいものである必要があります。

造詣がいびつなものやバランスが悪いロゴは、見る人に不快感を与えてしまいます。そのため、黄金比や白銀比などを意識してデザインすることが大切です。

また、細かく描き込み過ぎているものは、瞬時に認識することが難しい上、縮小するとつぶれてしまうため、可能な限りシンプルさを追求することをおすすめします。

ロゴデザインでやってはいけないこと

ロゴは、見栄えさえ良ければ良いというものではありません。いくつかの点に注意しておかなければ、本当に良いロゴを生み出すことは難しい上、大きなリスクを呼ぶ可能性も高まります。

ロゴをデザインする際にやってはいけないこととして以下が挙げられます。

● デザインの盗用
● 要素の詰め込み
● 色や効果の力に頼る
● 見づらい
● 使用するシチュエーション、サイズを意識しない
● ユニバーサルデザインを意識しない
● トレンドを追いすぎる
● 時代の空気を無視する

デザインの盗用

ロゴをデザインするにあたり、参考資料としてさまざまなロゴのデザインを参照することは有効な手段と言えます。

しかし、良いと思ったデザインをほぼそのままの形で使うことはデザインの盗用であり、著作権侵害行為に当たるため、絶対にやってはいけません。

また、たまたまデザインが似てしまった場合でも、訴訟沙汰に発展する可能性は十分にあるため、注意が必要です。

ロゴのデザインがある程度固まったら、特許庁が紹介している「Graphic Image Park」や「Google画像検索」などのツールを使って似ているデザインのものがないか確認しましょう。

要素の詰め込み

見ただけで企業のすべてが伝わるようなロゴをつくりたいという思いから、ロゴにできるだけ多くの要素を詰め込もうと考える人もいるでしょう。

しかし、要素を詰め込めば詰め込むほどロゴのデザインは複雑になり、かえって理解しづらく、印象にも残りづらいロゴになってしまいます。

ロゴをデザインする際にはコアとなるコンセプトを1つに定め、シンプルながらも個性的なデザインを追求してください。

色や効果の力に頼る

インパクトのある色を取り入れたり、グラデーションなどの効果を使ったりすれば、より手軽にロゴのデザインに個性を持たせることができます。

しかし、色や効果の力は、絶対的なものではありません。色や効果をロゴデザインの中核に据えた場合、モノクロ媒体などでは十分な効果が発揮できなくなってしまいます。

色や効果はあくまで副次的なものであると心得て、どのような媒体でもメッセージが伝わるデザインのロゴを作成しましょう。

見づらい

見づらいロゴデザインもデザイン的には致命的です。見づらさの要因としては、大きさと色数が関係しています。

文字は大きくくっきりとシンプルに表示すれば余計な情報も入らず、ユーザーに伝えやすくなります。

逆に小さい文字を詰め込みすぎると見づらくなり、さらに縮小表示をした場合にはほとんど分からなくなります。

色数が多い場合も、狭いスペースに情報が多く表示されるため見づらくなります。この場合は色数を減らすことで見やすくできる場合があります。

こういった視認性が低くなる行為はできるだけ避けるようにします。

使用するシチュエーション、サイズを意識しない

ロゴデザインを考えるときは、使用するシチュエーションやサイズを考慮する必要があります。そのロゴデザインはどういったときに、どのような場面において使用するのかを意識して作成することが重要です。

例えば若い女性向けの商品にかんするロゴの場合、青や黒などを多用した力強い感じのデザインは向いていません。

サイズに関しても意識しておく必要があります。Webサイトや、印刷による広告(新聞、雑誌、ポスター、チラシなど)に適用させることも想定した上で、ロゴデザインを検討する必要があります。印刷物の広告の場合、ロゴデザインは小さく表示される可能性が高くなります。

デジタル媒体であるデジタルサイネージなどに表示させる場合には、逆に大きいサイズで表示されることが多くなります。こういった場合には、逆にきめ細かい部分まで作り込む必要が出てくるでしょう。

ロゴデザインの作成においては、常に使用するシチュエーションやサイズ感といったものを意識する必要があるのです。

ユニバーサルデザインを意識しない

ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」のことです。ユニバーサルとは「全体」「普遍的」という意味で、年齢や性別、国籍などに関わらず全ての人が利用しやすいように設計することがユニバーサルデザインになります。

建物や仕組み、もの、サービスなど、ユニバーサルデザインの対象はさまざまです。こういったユニバーサルデザインの考え方は、ロゴデザインにおいても通じるものがあります。

老若男女や国籍を問わず理解できるように設計されたデザイン画のことをピクトグラムと言い、一般的に「絵文字」や「絵単語」などと呼ばれています。

わかりやすい事例としては、緑色の非常階段マークや、男女を表したトイレのマーク、案内所のクエスチョンマークなどがあります。こういったマークは言語を使用することなく、万国共通でひと目見ただけでその場所の意味を理解することができます。

企業ロゴの作成などにおいてユニバーサルデザインやピクトグラムなどの観点からデザインを検討すると、人々の記憶に残りやすいデザインに近づけることができます。

ピクトグラムに関しては下記のページで詳しく解説していますので参考にしてください。

トレンドを追いすぎる

ロゴデザインに関してはトレンドを追いすぎるのもあまり好ましくありません。なぜなら、流行当時のトレンドが数年後には終焉している可能性もあるからです。

一度企業で決定して世に出したロゴデザインは頻繁に変えないものであり、普遍性が重要であることを前提に検討しなくてはならないのです。つまり2023年の現時点で作成するロゴデザインは、10年後の2033年にも存在している前提で考える必要があります。

コーポレート・アイデンティティ(CI)が市場で認知されるまでには数年、十数年という年月が必要です。ロゴのデザインは、現在から未来を見据えた上で実施しなくてはならないのです。

時代の空気を無視する

ロゴをデザインする上で、普遍性が重要であることを先述しましたが、同時に「時代性」も無視はできません。ユニバーサルデザインや多様化への対応がベースとなっている現代の空気感や時代性を読みつつ、デザインに落とし込むことも重要です。

企業活動は主に「市場=一般消費者」に向けて行われるものであり、世相を無視するのも好ましくありません。世に出ている多くのデザインは、少なからず時代の流れにおけるトレンドや流行の影響を受けています。時代を超えて愛されるためには、流行もある程度うまく取り入れる必要があるのです。

ロゴデザインの参考になるサイト

ゼロからロゴをデザインすることは、初心者のみならずプロにとっても難しいことです。たくさんのロゴを参照すれば、良いアイデアが浮かんでくる可能性が高まります。以下より、ロゴをデザインする際に参考になるサイトを3つ紹介します。

● logo stock
● ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典
● Logopond

logo stock

さまざまな企業や団体、ブランド、イベントのロゴを紹介しているサイトです。検索機能が充実している上、それぞれのロゴについての解説も詳しいため、大変参考になります。ロゴづくりの知識がまとめられた記事も必見です。

公式サイト:ロゴストック|ロゴマークのデザインギャラリー

ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典

国内外の有名企業・ブランドを中心に、社名・ブランド名とロゴマークの由来・意味を解説しているサイトです。

業種別・五十音別の絞り込み機能を利用して気になる企業のロゴマークを調べることができます。

公式サイト:ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典

Logopond

海外のデザイナーが手がけたロゴがたくさん掲載されているサイトです。

商用のものから趣味の一環としてつくられたものまで、さまざまなロゴを閲覧できます。タグ機能を利用すれば、キーワードに関連するロゴを効率良く探すこともできます。

公式サイト:Logopond – Logo, Brand & Identity Inspiration

ロゴデザインを外部に依頼する場合の相場は?

インハウスデザイナーがおらず、外部にデザインを発注する会社は多いことでしょう。そこで、ロゴデザインを外部に依頼する場合の相場について解説します。

ランサーズなら予算2.75万円からコンペ可能

フリーランスや副業人材などに仕事を依頼できる大手のプラットフォーム「ランサーズ」のコンペ機能を利用して、ランサーズ会員にロゴ制作を依頼してみるのもおすすめです。

制作会社に依頼するとそれなりのコストがかかりますが、ランサーズのコンペを利用すれば、予算2.75万円からロゴデザインの依頼ができます。

ランサーズに登録している会員の中には、実積や経験が豊富なプロのデザイナーも多く、コストを抑えつつ、お気に入りのロゴデザインを見つけられるかも知れません。

仮にロゴの提案が集まらなかった場合でも、依頼金額返金保証があるので依頼金は全額返金されます。

現在のロゴデザインの相場はディレクション費1~5万円、デザイン費3万~10万円

ビジネスマッチングサイトのアイミツのデータによると、2023年7月現在のロゴデザインの費用相場は、ディレクション費が1~5万円、デザイン費が3万~10万円程度です。

ロゴデザインのディレクション費は、ロゴ制作に関する企画から立案を行うまでに発生する費用ですが、概ねデザイン費に含まれることも多くあります。

ロゴデザインのデザイン費の相場は3~10万とかなりの幅があります。これは担当するデザイナーや要望などによって左右されます。

そのほかにも修正費、商標登録費といった費用も別途必要になる場合があります。修正費は概ねデザイン費の10%~となりますが、こちらもデザイン費として含まれることが多くあります。

商標登録費は10万~15万程度で、こちらは商標登録を希望する場合のみ必要です。

関連記事:商標登録を徹底解説します!円滑に進めるためのやり方とは?

まとめ

ロゴは企業の「顔」であり、ブランディングの鍵となる重要なシンボルです。

ロゴのデザインには、シンプルでわかりやすい、印象的で覚えやすい、普遍的で流行に左右されない、世界観が適切に伝わる、あらゆる媒体で使用できる、などの5つの要素が必要です。これらを備えた良いロゴをデザインすれば、企業は大きなベネフィットを享受できます。

ブランディングに力を入れたいと考えている企業は、今回紹介したロゴの考え方やデザインのコツ、ロゴデザインの参考になるサイトを参考にして、誰からも愛されるロゴを作成してください。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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