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Bot(ボット)とは?基本的な仕組みや代表的なチャットボットをご紹介!

2022.7.26
読了まで約 5

ビジネスシーンや日常生活において、Bot(ボット)という言葉を耳にする機会は多いのではないでしょうか。しかし、Botの仕組みや特徴が分からない人も多いかと思います。

そこで本記事では、Botの仕組みや特徴、活用事例を紹介します。また、近年注目されているチャットボットの概要やチャットボットサービスも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Bot(ボット)とは?

まずは、Bot(ボット)の概要から解説します。Botとは、事前に設定した内容を実行するプログラムのことです。Botは「robot」が語源となっており、語源のとおり、設定した内容を処理してくれるロボットのような役割を果たします。

Botはビジネスシーンで活用されることが多いものの、日常生活にも深く関わりのあるものです。たとえば、何らかの企業のLINEの公式アカウントに登録し、メッセージを送信したとします。その際、LINEの公式アカウントから、自動返信メッセージが届いたことはあるのではないでしょうか。それらは、まさにBotが使われています。

ビジネスシーン、日常生活問わず、さまざまな場面でBotは使われています。

Bot(ボット)の仕組み

先ほど、Bot(ボット)の概要を解説しました。次に、Botの仕組みを紹介します。Botの仕組みを難しく捉える必要はなく、シンプルに設定したプログラムが動いているだけです。

たとえば、ユーザーが何か入力をした際に、「A」という返事(返信)をするプログラムを作ったとします。この場合、当然ながらBotはAという返事をしますが、Botの仕組みはたったのこれだけです。

Botごとの異なる点としては、何パターンの自動的なプログラムを設定しているかという点のみとなります。

Bot(ボット)の特徴

ここまで、Bot(ボット)の概要や仕組みを解説してきました。ここからは、Botの特徴を2つ解説します。

あらかじめ設定した内容を自動で行ってくれる

Botの特徴の1つ目は、あらかじめ設定した内容を自動で行ってくれることです。Botにも種類は複数存在し、たとえば次のようなBotが挙げられます。

・ リマインダー
・ アラーム通知
・ Twitter投稿

リマインダーであれば、設定した日時にリマインドしてくれます。これは、Botがリマインドしています。アラーム通知であれば、朝起床したい時間に設定するケースが多いと思いますが、これらもスマートフォンのアプリケーションの中にプログラムされているBotが自動でアラーム通知を実行しています。

ビジネスシーンでは、Twitter投稿がよく活用されています。事前に、何ツイートかを予約投稿しておけば、後は自動で指定した時間に投稿されます。

上記のように、Botは事前に設定した内容を、そのとおりに実行してくれることが特徴です。

設定した以外の内容は行ってくれない

Botは設定した内容を実行してくれる一方で、設定した以外の内容は実行してくれないことも特徴です。そのため、Botを使って業務効率化を図るのであれば、事前にどれだけ多くのプログラムを処理させるかが鍵となります。Botを使いつつ、必要に応じて設定の追加などBotの改善を図ることも必要になるでしょう。

Bot(ボット)の活用事例

ここからは、Bot(ボット)の活用事例を3つ紹介します。

・ Twitter Bot
・ LINE Bot
・ Siri(シリ)

それぞれ順番に見ていきましょう。

Twitter Bot

Twitter Botと一口に言っても、様々な種類が挙げられます。たとえば、先ほどのツイートを自動投稿してくれるBotです。あらかじめ設定しておけば、投稿したい時間帯にTwitterを触る必要がないため、手間を大きく削減できます。

他にも、Instagramやブログ記事の投稿を、自動でTwitterに投稿してくれるBotも存在します。さらに、Botのみで運用されているTwitterアカウントもあります。気象庁と連携し、震度1以上の地震が発生した場合、その旨が自動でツイートされるというアカウントです。

Twitter Botには様々なものが存在するため、必要に応じて使ってみると良いでしょう。

LINE Bot

LINE Botは、LINEのチャット画面において、自動で返信してくれるBotです。たとえば事前に、ユーザーが「ありがとうございます」というチャットを送った際に、「どういたしまして」という返信をする設定を行ったとします。その場合、ユーザーが「ありがとうございます」と送信すれば、Botが自動で「どういたしまして」というチャットを送ってくれるようになります。

なお、上記は事前に手動で設定をしていますが、AIが自動でチャット内容を理解し、返信してくれる機能があることも特徴です。100%正確ではないものの、こちらも業務効率化につなげられるでしょう。

Siri(シリ)

iOSに搭載されているSiri(シリ)もBotの1つです。Siriの場合は、BotとAIの両方が搭載されており、ユーザーの発言に応じて適切な対応をしてくれます。たとえば、Siriに「銀座でおすすめの和食料理屋を教えて」と質問したとします。すると、Siriはその質問に応じて、銀座の和食料理屋を紹介してくれます。

他にも、「10時にアラームを設定しておいて」と伝えればアラームを設定してくれるなど、様々なことがSiriを通して可能です。

チャットボットとは?

ここまで、Bot(ボット)の概要などを解説してきましたが、あわせてチャットボットに関しても理解を深めましょう。チャットボットとは、上述したBotの1つであり、ユーザーのテキストや音声に応じて会話するプログラムのことです。ユーザーの利便性を高めると同時に、会話形式で進んでいくことがチャットボットの特徴になります。

加えて、チャットボットで事前に設定をすれば、ユーザーの質問に合わせたURLを送ることも可能です。他にも、AIが搭載されたチャットボットを利用すれば、自動でユーザーの質問を集約し、回答の精度をブラッシュアップしていきます。

上記のようなAIが搭載されたチャットボットは高額であるケースが多いものの、24時間体制で問い合わせに自動対応ができたり、問い合わせ率が向上したりなど、使い方次第で費用対効果は高い傾向にあります。

関連記事:チャットボット(chatbot)とは?基本的な機能から具体的な導入方法まで!

チャットボットを導入するメリット

チャットボットの導入には、以下のようなメリットが挙げられます。

・ ユーザーの利便性が高まる
・ 業務効率化につながる
・ 様々なデータを取得できる

それぞれ順番に見ていきましょう。

ユーザーの利便性が高まる

特にページ数が多いWebサイトの場合、ユーザーが目的とする情報がどこにあるのかを判断できず、離脱する可能性が高くなります。しかしチャットボットが用意されていることで、ユーザーがチャットボットに分からない点を質問し、必要なページに辿り着きやすくなります。

また、ページを閲覧した結果、問い合わせをする可能性も高まるため、売上や問い合わせ数が増えるメリットもあります。

業務効率化につながる

上述したように、ユーザーがページを見ても内容を理解できなかったり、そもそもページに辿り着かなかったりすると、不要な問い合わせが増えることになります。これでは、カスタマーサポートの負担も大きいことは間違いありません。

しかし、チャットボットが一種のカスタマーサポートの役割を果たすため、業務効率化につながるメリットがあります。オペレーターといった人間が対応せず、対応の自動化ができるため、その分近年注目されている「計画的な対応を行う」自発的なカスタマーサクセスといった考え方で業務改善ができるかもしれません。

関連記事:カスタマーサクセスとは何か?類似するようで異なるカスタマーサポートと比較して解説

様々なデータを取得できる

チャットボットに送信された会話やテキストを確認することで、様々なデータを取得し、分析することが可能です。たとえば、チャットボットに「料金はいくら」という旨の質問が多く寄せられるとします。

この場合、Webサイトの料金ページが分かりづらかったり、料金面を解決すれば、自社の顧客になる可能性が高まるという顧客心理を分析できたりします。このように、今までは得られなかったデータも分析できるようになることがチャットボット導入のメリットです。

チャットボットサービスの代表例

最後に、チャットボットサービスの代表例を2つ紹介します。

・ AI Messenger Chatbot
・ hachidori

それぞれ順番に見ていきましょう。

AI Messenger Chatbot

AI Messenger Chatbotは、大規模サイトや月間の問い合わせ件数が1,000件を超えるような企業におすすめのチャットボットです。開発から運用まで一貫してサポートしてくれる点が強みであり、自社の担当者に知見がなくともチャットボットを導入できます。料金プランは問い合わせ後に分かる仕組みとなっているため、気になる人は一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

hachidori

hachidoriは、社内にエンジニアがいなかったり、マーケティング担当者がいなかったりする場合でも導入できるチャットボットです。特にLINEに関するチャットボット導入に強みをもっており、特にLINEを使用する機会の多いBtoC事業を展開している場合におすすめとなっています。

まとめ

本記事では、Bot(ボット)について解説をしてきました。Botとは、事前に設定した内容を自動で処理するプログラムのことです。Botは様々なシーンに活用されており、Twitter BotやLINE Botが代表例として挙げられます。Botを活用することで、業務効率化につなげられるでしょう。

まずは、自社でどのようなBotを導入するか検討することから始めてみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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