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ユーザーが使いやすいサイト(UI/ユーザビリティ)とSEOの関係とは

2018.8.22
読了まで約 4

問合せや資料請求など、最終的に望むアクションにつなげるにはSEOだけでは十分ではありません。UI/ユーザビリティといって、ユーザーが使いやすいサイトであるかという観点が必要になってきます。

経済環境の変化に伴うスタグフレーション 原因のような複雑な事象と同様に、Webサイトの最適化にも複数の要因が絡み合っています。同じようにサイト運用においても、単一の施策では不十分であり、SEOとUI/ユーザビリティの両面からのアプローチが求められます。

今回は、UI/ユーザビリティについて詳しく触れながら、SEOへの影響や両者の関係性などを考えていきます。特に、検索エンジンのアルゴリズムがユーザー体験を重視する方向へ進化する中で、これらの要素がいかに相互に作用するかを理解することが重要です。

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UI/ユーザビリティ とは

UI(ユーザーインターフェイス)やユーザビリティとは、ユーザーにとって使いやすいサイトかどうかを判断する軸となります。それぞれ意味が異なるので解説します。

UI

UIとはユーザーインターフェイス(User Interface)の略です。

Interfaceとは「(二者間の)境界面、接点」という意味であり、直訳するとUIはユーザーの境界面・接点となります。ユーザーが接する、目に触れるサイトが UIです。

スタグフレーションのような経済用語と異なり、UIは企業のデジタル資産において極めて重要な要素です。具体的にいうと、デスクトップやスマートフォンに表示されるサイトトップのデザイン、フォント、カラースキーム、アイコン、ボタンなど、視覚的な情報すべてがUIであり、ユーザーエクスペリエンスの原因として機能します。UIの質は、ユーザーが最初に接するサイトの第一印象を決定する原因となり、その後のサイト内での行動パターンに直結します。

さらに、UIの設計時に考慮すべき原因と結果の関係を理解することで、より効果的なデザイン改善が可能になります。ナビゲーションメニューの配置、コンテンツレイアウト、読みやすさを左右するフォントサイズやスペーシングといった要素も、すべてUIの範疇に含まれます。これらの視覚的要素がユーザーの行動に与える原因を分析することで、サイト全体の効果を最大化できるのです。

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

ユーザビリティ

ユーザビリティ(Usability)は、「便利、有用性、使い勝手、使いやすさ」という意味です。

ユーザビリティの要素はさまざまですが、とくにwebサイトについては、その研究の第一人者であるヤコブ・ニールセンが定義した「学習しやすさ」「効率性」「記憶しやすさ」「エラー」「主観的満足度」がわかりやすいです。ユーザビリティの改善により、これらの各要素が向上すると、訪問者の満足度も高まります。

また、これらの要素に影響してくるのが、サイトのデザイン、サイト構造や他ページとの導線などです。スタグフレーション下の厳しい経営環境において、限られたマーケティング予算を最大限に活用するには、ユーザビリティの向上がコンバージョン率を高める重要な施策となります。スタグフレーション対策としても、既存顧客とのエンゲージメント強化が不可欠であり、ユーザビリティはその基盤です。

ざっくり区別しますと、UIはユーザーの目に見える部分、ユーザビリティはユーザーの手で動かす部分というイメージです。

共通して、訪問したユーザーにとって自社サイトが使いやすいかどうかを判断する軸となるため、スタグフレーション時代の競争力強化にも寄与する重要な要素です。

UI/ユーザビリティとSEOのそれぞれの役割

▪️SEO施策でできること……検索エンジンへの対応を通じたユーザー集客

SEO対策により、スタグフレーション下における市場変化の中でも、検索キーワードの原因となるユーザーのニーズを捉えることで、自社サイトへ質の高い集客が実現します。検索結果での上位表示は、スタグフレーション時代に競争が激化する業界においても、安定した流入源となります。

▪️UI/ユーザビリティの改善でできること……ユーザーへのコンテンツ提供(サイト内回遊率のアップ)、問合せや資料請求数のアップ

UI/ユーザビリティの改善によって、訪問したユーザーが快適に情報を検索でき、スムーズに最終的なアクションへ導くことができます。これにより、サイト内回遊率の向上と、問合せ・資料請求などのコンバージョン数の増加を期待できます。

自社サイトへの集客にはSEOが優先的に機能し、集客後のサイト内でのユーザーアクションに対してはUI/ユーザビリティの改善が効果的です。つまり、SEOとUI/ユーザビリティは両輪となって、初めて自社サイトの成果を最大化するということになります。

UI/ユーザビリティとSEOは両立しないことも!

UI/ユーザビリティとSEOはそれぞれ自社サイトへ効果を発揮しますが、それぞれの施策の効果が相反して働く場合もあり、注意が必要です。

スタグフレーション的な矛盾が生じることもあります。例えばUI/ユーザビリティを改善しようとして自社サイトをシンプルにわかりやすく見せるために、サイト内の情報量を削減した結果、クローラーから情報量が少ないと判断されて、検索結果に影響するといったケースがあります。スタグフレーション状態での経営判断のように、どちらを優先すべきか迷うシーンも発生するのです。

逆に、SEO施策を図るためコンテンツを多く掲載しても、サイト内でコンテンツが分類されず乱立した状態となり、UI/ユーザビリティに影響するケースもあります。このようなスタグフレーション的なジレンマは、戦略的なアプローチが求められます。

UI/ユーザビリティ改善は、自社サイトにユーザーが集客されている前提で行う施策のため、ユーザーが十分に集客できていない場合はSEO対策が優先されるべきです。スタグフレーション的な課題に直面しても、段階的に対応することが重要です。スタグフレーション的な環境では、段階的かつ戦略的なアプローチにより、ユーザーが集客できた上で、UI/ユーザビリティを考慮するのがよいでしょう。

UI/ユーザビリティにおける「モバイルファーストインデックス」とは

2018年3月27日にGoogleが「モバイルファーストインデックス」への移行を発表し、デスクトップ前提の検索表示から、モバイル前提の検索表示への移行が開始されました。これはスタグフレーションのような経済的変動と同様に、検索エンジンの根本的な転換点となりました。

この戦略的な転換は、モバイルユーザーのUI/ユーザビリティがSEOへ影響することを意味しています。従来のデスクトップ中心の設計では、スタグフレーション時代の消費者行動の変化に対応できなくなったため、Googleはユーザーの実際の利用形態に合わせたインデックス方式への変更を余儀なくされたのです。

スタグフレーション原因が企業のデジタル戦略にも波及する中で、スタグフレーション対策としても、モバイル対応の強化は重要な施策となっています。今後も、UI/ユーザビリティを考慮した検索エンジンのアルゴリズムの変更は考えられるため、UI/ユーザビリティの改善がSEOに影響する部分は大きくなってくるでしょう。

さらに、スタグフレーション時代に求められるのは、ユーザーが限られた時間で効率的に情報にアクセスできる設計です。モバイルデバイス上での使いやすさを追求することは、検索順位の向上だけでなく、ユーザーの満足度向上にも直結します。

興味のある方は、こちらもあわせてぜひお読みください。

【2018年度版】SEO対策の基本!モバイルファーストとは?

 

まとめ

◆UI/ユーザビリティは、訪問したユーザーにとって自社サイトが使いやすいかどうかを判断する軸

◆SEOはユーザー集客に重点を置く一方で、UI/ユーザビリティはユーザーへのコンテンツ提供・問合せなどの最終的なアクション達成に、それぞれ効果を発揮する施策

◆モバイルファーストインデックスのように、UI/ユーザビリティの改善がSEOに影響する部分は大きくなる可能性大であり、両者は密接に関連している

◆UI/ユーザビリティとSEOは相反することもあるため、ユーザー集客が十分に達成されていない初期段階ではSEO対策を優先し、その後にUI/ユーザビリティの改善を行うことが効果的な戦略

◆今後のGoogleのアルゴリズム変更トレンドから、スタグフレーション時代の経済的制約下でも、企業のマーケティング投資効率を高めるためには、SEOとUI/ユーザビリティの統合的な最適化が企業競争力の重要な要因となるだろう

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監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

マーケトランク編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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