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ユーザビリティを考慮したコンテンツとは?SEOの観点から学ぼう

2019.9.11
読了まで約 3

オウンドサイトの運営で、もっとも重要視しなければならないことといえば、SEO対策が有名です。

SEO対策というと、検索エンジンへの対応に目を奪われがちですが、忘れてはいけないのが読者であるユーザーです。

ユーザーの使いやすさを意識したユーザビリティが、SEOの観点からも注目されています。

今回はユーザビリティをテーマにSEO対策を学んでいきます。

 

ユーザビリティとは?

ユーザビリティとは、広い意味で使いやすさを指します。

ユーザビリティを考慮したコンテンツとは、ユーザーが目的達成に向けて、使いやすく効率良く活用できるコンテンツということになります。

ユーザビリティは、「サイトの表示速度が速い」「PCでもモバイルでもストレスなく表示される」といった機能性が優れていたり、カテゴリーやメニューなどの「サイトの構成」が整理されている場合に向上していきます。

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

ユーザビリティはSEOの観点から注目されている

ユーザビリティの高いサイトは、ユーザーが使いやすさを感じ、繰り返しサイトに訪問する傾向にあります。

ユーザビリティを認識したユーザーは、リピーターとして目的をもってサイトに訪れため、サイトに訪問する数が増加し、滞在する時間も長くなってきます。

その結果、データを分析した検索エンジンが、ユーザビリティの高いサイトをユーザーにとって「有意義なサイト」と認識し、上位表示する可能性が高くなるのです。

ユーザビリティはSEOの観点から注目されているのです。

 

ユーザーに対するGoogleの考え方

Googleは、会社が設立されてから数年後に策定した「10の真実」の1項目目に「Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。」と明記しています。

さらにGoogleがインデックスする「ウェブマスター向けガイドライン」の基本方針の1項目目には、「検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。」ことをあげています。

SEO対策の基本は、検索エンジンに高く評価されるサイトを作っていく事です。

Googleの考え方の大きな柱になっているのは「ユーザーの利便性」です。

SEO対策には、ユーザビリティの向上が必要不可欠の課題であるといえるでしょう。

 

ユーザビリティの向上がSEOに与える効果

・ユーザビリティの向上は、ユーザーの訪問数を増やし、PV数を上昇させます。

・リピーターの数が増えることなどで、直帰率が下がり、セッション継続時間は上昇していきます。

・ユーザーの評価が上昇することで、Googleの評価も上昇し、検索順位を上げていくことができます。

 

SEOの観点から見たユーザビリティ対策

SEOの観点から見たユーザビリティ対策には、「サイトの表示速度を上げる」「PCでもモバイルでもストレスなく表示させる」といった機能面と、カテゴリーやメニューなどの「サイトの構成」の整理があります。

 


ページの表示速度を上げる

検索エンジンから選択したページが素早く表示されて、サイト内でもストレスなく求めるページにたどりつけることはユーザビリティを大きく上昇させます。

具体的には、画像やテキストファイルの圧縮などによって、ページ表示速度を早めることができます。

 


モバイル対応を充実させる

ウェブ上での検索は、パソコンからモバイルへ推移しています。

検索数で見ると、パソコン検索よりもモバイル検索の方が多く、サイトのモバイル対応は必ず実行しなければならない状況です。

パソコン上では再生できる動画でも、モバイルでは再生できないものがあります。

またモバイルの画面表示になると、見にくくなるフォントや行間は調整が必要です。

ユーザーのストレスが高まることが想定されるので対応する必要があります。

 


ユーザビリティを考慮したサイト構成にする

ユーザーがサイトに訪問した時に、使いやすく効率良く活用できるコンテンツと感じる理由には、サイトの構成が大きく影響します。

サイトに訪問したユーザーは、メニューバーやカテゴリーを使って記事ページにたどり着きます。

ユーザビリティを高めるには、ユーザーの立場になってメニューバーやカテゴリーをわかりやすく整理してサイトを設計する必要があります。

具体的には、どんなサイトでどのような内容の情報を得ることができるのか、ということを意識します。

記事ページのタイトルには、ユーザーの検索数が多いサジェストキーワードを参考にしながら、キーワードを2~3個入れておくことも有効です。

オウンドサイトは、コンテンツを活用してユーザーにどんなアクションを求めていくのか、という点がサイト構成の基本となりますが、ユーザビリティを考慮しなければ、ユーザーをキャッチすることが難しくなるでしょう。

 

 

まとめ

◆ SEO対策で、忘れてはいけないのが読者であるユーザー

◆ユーザーの使いやすさを意識したユーザビリティが、SEOの観点からも注目されている

◆ ユーザビリティを考慮したコンテンツとは、ユーザーが目的達成に向けて、使いやすく効率良く活用できるコンテンツ

◆Googleの考え方の大きな柱になっているのは「ユーザーの利便性」

◆ユーザーの評価が上昇することで、Googleの評価も上昇し、検索順位を上げていく

◆ SEOの観点から見たユーザビリティ対策は、「ページの表示速度を上げる」「モバイル対応を充実させる」「ユーザビリティを考慮したサイト構成にする」こと

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監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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