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インデックスとは?Google検索におけるSEO効果と登録方法、重要性を解説

2021.12.6
読了まで約 5

インデックスとは何か、SEOでどのような効果があるのか、その意味や登録方法を解説します。Googleなど検索エンジンにおいてインデックスは重要で、SEO施策における基本ともいえるでしょう。本記事ではGoogleを例に、インデックスの効果的な登録方法、ノーインデックスなどについてご紹介します。

SEOの基本「インデックス」とは

インデックスとは、「Googleなどの検索エンジンにWebページが登録される」ことを指します。Webページがインデックスされなければ、ユーザーがキーワードを検索しても、検索結果に表示されません。

インデックスの仕組み

インデックスには、Webページを巡回しその中身を分析する「Googleクローラー」と呼ばれるロボットが大きく関わっています。クローラーは常にWebページ上を巡回しており、新しいWebページを見つけると、中身を分析・把握し、Googleのデータベースに情報を登録します。登録される情報は、「ページがどのようなコンテンツなのか」、「画像や動画ファイルはどのような内容なのか」を分析したものです。

この「Google(検索エンジン)のデータベースにWebページが登録されること」を「インデックスされる」といい、インデックスされてはじめて検索結果に表示されるようになります。

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インデックスで得られる効果

検索結果に表示される
アクセス数の増加

インデックスされることは、単に検索エンジンのデータベースに登録されるだけではありません。Webページがインデックスされると得られる効果を解説します。

検索結果に表示される

インデックスされていれば、検索結果に「タイトル」と「ディスクリプション」が表示されます。タイトルは文字通り、Webサイトやページのタイトルのことです。ディスクリプションとは、検索結果のタイトル下部に表示される短い文章のことをいいます。検索結果に表示されることは、ユーザーにWebページを認知してもらうための入り口にあたるため、SEO対策の基本ともいえます。

SEO対策で大切な「タイトルの付け方」と「ディスクリプションの書き方」についてはこちら

アクセス数の増加

アクセス数の増加を見込めるのもインデックスで得られる効果のひとつです。検索結果に表示されることはもちろん、タイトルやディスクリプションの表示によって、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなるからです。また、クローラーがサイト内を巡回して複数のページをインデックスすると、ユーザーを受ける入り口も広がります。

インデックスの登録方法

Webページを公開すると、通常3日~1週間程度で自動的にインデックスされます。しかし、クローラーは定期的に巡回してインデックスしているため、公開して間もないページがすぐにインデックスされるのは稀です。競合サイトにSEO施策で優位になるためにも、次章で解説するインデックス登録を早める施策が有効です。

インデックス登録をより速くするには?

Google Search ConsoleでURL検査をする
XMLサイトマップに追加する

SEO施策では、クローラーにページ認知をいかに早くしてもらえるが重要なポイントです。認知されるまで待つのではなく、検索エンジン側に働きかけることもできます。

Google Search ConsoleでURL検査をする

下記の手順でGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)を使い、インデックスされているかどうかを確認できます。

1.Google Search Consoleを開く
2.「URL検査」を選択
3.自身のWebサイトのURLを入力して「テスト」をクリック

インデックスされていない場合、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると、インデックス登録が早まる可能性が高まります。

Google search consoleの設定方法や使用用途について詳細はこちら

XMLサイトマップに追加する

サイト上にあるページや画像などの情報をまとめたファイルであるXMLサイトマップにコンテンツのURLを追加し、クローラーにコンテンツを素早く理解してもらう方法もあります。XMLサイトマップに追加する方法は次のとおりです。

1.Google Search Consoleを開く
2.「メニュー」の「インデックス」から「サイトマップ」をクリック
3.「新しいサイトマップの追加」で、あらかじめ作成しておいたXMLサイトマップファイルのURLを記述
4.「送信」をクリック

追加することでクローラーのページ巡回の手間を省き、Webサイトを素早く正確に理解してもらえます。

インデックス登録をより効果的にするには?

タイトルを短く、分かりやすくする
画像や動画には代替テキストや他の属性を適宜使用する
サイトの表示速度を高める
「Googleが理解しやすい」を基準に考える
モバイル対応する

クローラーにWebページの情報を正しく理解してもらうことは、インデックス登録の上では欠かせません。ユーザーにとってもクローラーにとっても有効な施策を5つご紹介します。

タイトルを短く、分かりやすくする

ページのタイトルを短く、分かり安くする必要があります。SEO施策でよく見られる関連キーワードの羅列や、すべてが表示されないほど長いタイトルは避けましょう。ユーザー、クローラーともに理解されやすい内容を心がけ、簡潔にタイトルを目立たせます。

画像や動画には代替テキストや他の属性を適宜使用する

コンテンツ内に画像や動画が含まれる場合、その内容を示す代替テキスト(alt属性)や説明テキストを用意します。クローラーが認識できるコンテンツは文字のみのため、画像のみの商品ページは検索結果に表示されにくくなります。画像ごとに説明テキストを用意しましょう。

サイトの表示速度を高める

サイトのクロール時間を短くするため、サイトの表示速度を高めましょう。Googleクローラーは、サーバーに負荷をかけないようクロールできる上限が設定されています。しかし、クロールするサイトが迅速に応答すれば上限は上がり、より早くインデックスされやすくなります。

「Googleが理解しやすい」を基準に考える

Googleに理解されやすいサイト作りを意識ください。新たなサイトやページが検出されると、クローラーはインデックスのために内容を把握しようとしますが、ページタイトルが曖昧なものや、関係のない見出しを付けてしまうと、分析に時間がかかります。

また、クローラーはリンクを追ってWebサイト内を巡回するため、すでにインデックスされているページに新しいWebページをリンクさせるなど、Googleにとって分かりやすい(インデックスしやすい)構造にしてあげると良いでしょう。

モバイル対応する

サイトの表示をモバイル対応にしましょう。最近では、多くのユーザーがパソコンよりもスマートフォン(モバイル)でサイトを閲覧しています。そのため、スマートフォンなどにも適したUI/UXになっているかも、インデックス登録を効果的にするために欠かせません。

インデックスされない理由

・立ち上げたばかりのサイト
・デザイン上の問題でクロールできない
・サイト側の問題によるエラー
・クロールをブロックしている

立ち上げたばかりのWebサイトの場合、クローラーがまだ発見できていない可能性があります。前述にもありますが、Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストしましょう。また、デザイン上の問題でクロールされない場合もあります。Googleのガイドラインに沿って、サイトのコンテンツや構成を見直してみましょう。

他にも、サイト側でエラーが発生してクロールできない場合やサイトポリシーでGoogleクローラーをブロックしているなどの理由も挙げられます。サイトの問題が検出された場合、Google Search Consoleで通知を受け取れるため、インデックスされているかURL確認するとともに利用しましょう。

検索結果から外すノーインデックスとは

インデックスをしないよう、あえてクロールを防ぐことを「ノーインデックス(no index)」といいます。質の低いページに対してノーインデックスのタグを使用すると、クローラーが巡回しても検索結果にコンテンツが反映されず、質の高いページのみを評価してもらえます。

似通ったページがGoogleに散見すると、ユーザーは同じようなコンテンツを何度も見ることになり、思うような結果が得られません。これを防ぐため、似たページをあえてインデックスせず、サイトの健全性を保つのがノーインデックスです。

まとめ:インデックスはSEO施策のスタート地点

検索エンジンにWebサイトやページを登録するインデックスは、SEO施策のスタートといえます。自身のWebサイトがインデックスされているかを確認し、SEO施策をしましょう。

また、インデックスされたからといって検索順位が上がるわけではありません。Googleはあくまでもユーザーファーストのため、記事の質を高めたり独自性を高めたりすることで評価しています。

他にも、スマートフォン普及によるモバイルユーザーの急増などの変化もあり、構造化マークアップの実装や内部リンク設計の見直しをする必要があります。もし、ご自身でSEO施策するのが難しいという方は、ぜひ一度ご相談ください。

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監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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