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オウンドメディア構築に必要な費用は?費用対効果について考えよう!

2020.1.10
読了まで約 3

オウンドメディアは、企業がユーザーに対してマーケティングやコミュニケーションを図るメディアとして、従来の広告媒体や実店舗や電話を通したカスタマーセンターにプラスした手段として、多くの企業が導入しています。

オウンドメディア制作や運営を専門に行う市場規模も年々拡大し、多くのプランが企業に提案されています。オウンドメディアを新規に開始したい場合や、見直したい時に気になるのが、費用と効果でしょう。

今回はオウンドメディア構築に必要な費用と、費用対効果に注目して解説したいと思います。

 

オウンドメディア構築に必要な費用

 

オウンドメディアに関連する業界の市場規模は拡大を続けていて、オウンドメディア制作や運営に関わる専門企業も増え続けています。

今回は数多い専門企業の中から、代表的な数社の提案を参考にオウンドメディア構築に必要な費用をまとめてみます。

 

オウンドメディア制作の一般的なすすめかた

オウンドメディア制作の一般的なすすめかたは、他の業界のオーダーメイド商品と同様、顧客である企業が何を求めているのかを、制作会社が「ヒヤリング」することがスタートになります。

企業がオウンドメディアに何を求めているのか、「課題とニーズを明確化」することがヒヤリングの目標です。

企業の課題とニーズが明確になったら、課題とニーズを解決するための「オウンドメディアの目標、目的を設定」し、「具体的なターゲット(ペルソナ)」、「コンセプト・テーマを決め」、「サイトの構造や設計とコンセプト作成」を進めていきます。

サイトの構造や設計とコンセプト作成が整えば、インターネット上に発信するオウンドメディアができあがります。

 

オウンドメディア制作初期費用に各社さまざまな見積もりを提案している

オウンドメディア制作の一般的なすすめかたは、数多いオウンドメディア専門企業で、ほぼ同様ですが、それぞれの段階ごとに切り売りしたり、オプションを設けていたりと、各社独自の提案を持っています。

価格もさまざまで、オウンドメディア制作の一連の流れをパッケージとして、初期費用として、50万円~600万円と金額に大きな幅があります。

 

オウンドメディアの運営やメンテナンスもセットで提案する企業がある

オウンドメディア制作と、その後の運営やメンテナンスもセットで提案する企業やオプションとして提案する企業など、支払い方法もさまざま存在します。運用費は月額が多いですが、金額には幅があり月額8万円~50万円など、サービスの内容に寄って企業の提案は違ってきます。

 

オウンドメディア費用対効果

オウンドメディアの費用対効果は一般的には、スタートしてからすぐ現れる訳ではなく、1~2年後に測定できる可能性がでてくるものなので、即効性を期待するメディアではないといわれています。

 

オウンドメディアの目的によって効果は違う

オウンドメディアの効果は目的によって変化していきます。

オウンドメディアを立ち上げる目標は「企業のブランドイメージを向上させるブランディングの向上」「新規顧客や見込み客の開拓」「採用」の3つがあげられます。

※オウンドメディアの目的について詳しく知りたい時はオウンドメディアのゴールとは?企業が目指す目的についてをご参照ください。

 

オウンドメディアの費用対効果は1年~2年程度期間が必要

オウンドメディアをスタートしてから1年以内は、オウンドメディアの集客度合いが効果の指標になります。

「検索エンジンの検索順位」「ページビュー数」「新規ユーザー数」「SNSでのシェア数」などが効果を測る指標になるでしょう。

オウンドメディアをスタートしてから半年から2年の間は、ユーザーの再訪問の確率を表す「定着率」、オウンドメディアに滞在した平均時間を表す「滞在時間」、ユーザーが離脱せずに他のページにすすんだ平均回数を表す「遷移数」、1人のユーザーがオウンドサイト内のページをどのくらい閲覧したかの平均回数を表す「回遊率」が効果を測る指標になるでしょう。

オウンドメディアをスタートしてから1年~2年後に十分な数のユーザーが自然検索やSNSから流入し、リピートも増えてファンが獲得できるようになれば、本来のオウンドメディアを立ち上げる目標の達成度合いが効果の指標になるでしょう。

※オウンドメディア効果の指標について詳しく知りたい場合はオウンドメディアを成功に導くKPIの設定方法と施策案を徹底解説をご参照ください。

 

まとめ

◆オウンドメディア制作の一般的なすすめかたは、「ヒヤリング」「課題とニーズを明確化」「オウンドメディアの目標、目的を設定」「具体的なターゲット(ペルソナ)」「コンセプト・テーマを決め」、「サイトの構造や設計とコンセプト作成」の順ですすめる 

◆オウンドメディア制作初期費用に各社さまざまな見積もりを提案している

◆オウンドメディアの費用対効果は一般的には、スタートしてからすぐ現れる訳ではない

◆オウンドメディアの効果は目的によって変化していく

◆オウンドメディアの費用対効果は1年~2年程度期間が必要

 

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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