オウンドメディアとは、自社が保有するWEBサイト（情報メディア）を指します。英語ではOwned Mediaと表記され、「所有する」という意味の「owned（オウンド）」と、「媒体」という意味の「media（メディア）」が合体した言葉です。
オウンドメディアでは、自社製品・サービスの詳細情報や関連情報を発信して見込み客を集めることができるので、多くの企業がマーケティング手法の一つとして導入し注力しています。
オウンドメディアのメリットとデメリット
オウンドメディアのメリットとしては、以下の5つが挙げられます。
1.自社でコントロールできる
決められた範囲内でしか広告を出稿できないペイドメディアとは違って、オウンドメディアではコンテンツや字数制限なしに、自由なレイアウト・更新頻度で情報を発信することができます。管理や調整などの工程も少なく、見込み顧客獲得に向けてスピード感をもって訴求できます。
2. 低コスト
オウンドメディアでかかるコストは基本的に、初期費用のサーバー管理費やデザイン費用、また運用後のコンテンツ制作費のみなので、コストを抑えて見込み顧客獲得を狙うことができます。
3. 見込み客を半永久的に獲得できる
一度作ったコンテンツは自分たちで削除しない限り、半永久的にWEB上に残ります。そのため、中長期に渡り集客が可能です。
4. 見込み顧客の行動データが蓄積される
オウンドメディアにアクセス解析タグを設置することで、訪問者の様々な行動データが蓄積されます。この行動データを活用して新しいコンテンツの作成に繋げることが可能です。
5. 見込み顧客獲得が一気にできる
オウンドメディアはオンライン上のメディアのため、日本国内に限らず、世界中の人が訪問できます。オフラインに比べて見込み顧客との接点が多いため、多くの見込み顧客獲得を狙うことができます。
一方で、オウンドメディアのデメリットとしては、立ち上げ初期はユーザーが集まらず利益につながるまでに時間がかかる、また、見込み客を離さないために継続的に運用しなければならない、といった点があります。
コンテンツマーケティングではオウンドメディアに限らず、ペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアを含めたトリプルメディアをいかに活用できるかが、マーケティング戦略を考える上で非常に重要となります。
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