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公式ホームページの役割と広報視点から見た運用方法

2020.6.12
読了まで約 3

企業がホームページを立ち上げる際、一般的に、最初に制作するのが公式ホームページです。
コーポレートサイトなどと呼ばれることもありますが、本来、どのような役割があるのでしょうか?
また広報の視点で考えた場合に、どのような視点で運営すべきか、ポイントを押さえておきたいところです。
そこで今回は、公式ホームページの役割の確認と公式ホームページの広報視点からの運用のポイントを解説します。

 

公式ホームページとは

企業の公式ホームページとは、企業のホームページの中でもコーポレートサイトを指すのが一般的です。

「会社概要」や「事業内容」、「サービス紹介」、「プレスリリース」、「IR情報」など、会社の一般的な情報を掲載します。

 

公式ホームページの役割

この公式ホームページには、どのような役割があるのでしょうか。主な役割を解説します。

●企業の顔・看板としての役割
公式ホームページの役割の大前提は、企業が確かに存在するという証を示すことです。
そのため、公式ホームページには、企業の概要や事業内容、代表者、コーポレートイメージやカラー、社風、所在地などが分かることが必要になります。
そうすることで、社外に信頼感を与えることができます。

●社外のステークホルダーへの周知の役割
公式ホームページは、企業が存在するという証と共に、社外の株主・投資家、顧客・見込み客、協業者をはじめとした企業をとりまくステークホルダーへの周知の役割もあります。
公式ホームページの存在により各者とのコミュニケーションが実現し、信頼関係を築くベースとなります。

●広報としての役割
企業広報においても公式ホームページは重要な役割を持ちます。
株主・投資家、顧客・見込み客、協業者、採用希望者、社員に対して、良い企業イメージやブランドイメージを植え付ける重要な役割があります。
広報としての役割や運用のポイントは後ほど詳しく解説します。

●営業ツールとしての役割
お問い合わせや資料請求ができるメールフォーム、および問い合わせ用チャットなどの窓口を用意しておくことで、公式ホームページは営業ツールの一つとしても機能します。
公式ホームページがあったことで新規受注につながるという事例は珍しくないことです。

●株主や投資家に対する情報提供の場としての役割
株主や投資家に対して、財務状況など投資の判断に必要なIR情報のほか、会社概要の役員情報、資本金、従業員数などの情報提供は欠かせません。
公式ホームページは株主などが情報を手軽にまとめて閲覧できる場となります。

●採用ツールとしての役割
多くの企業は常に優秀な人材を求めています。公式ホームページは、就職・転職活動中の人にとっての窓口にもなることから、企業が採用を意識している場合に採用ツールにもなりえます。
別途、採用専用ホームページを用意する企業もありますが、公式ホームページに採用ページを用意するケースも多くあります。

 

役割を押さえた公式ホームページ運用の要点

公式ホームページには、実にさまざまな役割があることがわかります。これらの役割を踏まえた公式ホームページ運用の要点を確認しておきましょう。

●目的を明確にする
企業ホームページの役割は、企業の顔、看板となるほかに、社外のステークホルダーへの周知の役割、広報や営業、株主への情報提供、採用情報などさまざまなものがあると述べてきました。
どれを最も強化するのか、それぞれのバランスなどを決めるためには、まず企業ホームページでどのような結果を生み出したいのかを明確に定めることが必要です。

例えば世間に対して信頼感をしっかり植え付けたいのであれば、信頼感のある情報やデザインで設計することが求められます。
営業ツールとして機能させたいのであれば、問い合わせフォームへの導線を強化したり、問い合わせがきそうな内容をあらかじめホームページ上に記載しておいたりするなどの対策を取ることができます。

●公式ホームページですべてを完結させない
多くの企業は、公式ホームページだけでなく、サービスや事業ごとのページや、採用向けページ、IR向けページなど複数のホームページを持ち、使い分けています。
ホームページで強化したい目的が公式ホームページで完結しにくい場合には、別途専用ホームページを立ち上げるのも有効です。

 

広報視点から見た運用方法

では、企業ホームページを「広報」の視点から見てみると、どのように運用していくのが良いのでしょうか。
その運用方法のポイントをご紹介します。

●企業の顔としてどのような情報が妥当かを考える
企業ホームページが広報としての役割を果たすには、企業の顔としての情報にはどのようなものが妥当かを精査する必要があります。
最も効果的な情報が掲載されているかを吟味しましょう。

●情報設計はユーザー視点で
広報では、株主・投資家、顧客・見込み客、パートナー企業、志望者、社員など対象は多数あり、それぞれに対して有益な情報提供をしていく必要があります。
それぞれに対して提供する情報が決まったら、それをどのように掲載するかの情報設計も非常に重要になります。
ユーザー目線で、ユーザーにとって迷いのない、スムーズな閲覧につながる情報設計を目指しましょう。

・プレスリリースの例

例えば、経営に関わる事項や、新商品・新サービスの情報を周知するための文書であるプレスリリースを公式ホームページに掲載する場合には、見せ方をしっかりと検討することが大切です。
トップページの目立つ位置にリスト表示するほか、グローバルナビに「プレスリリース」のメニューを設けて専用ページで情報掲載する方法もあります。
いずれにしてもプレスリリースは最新情報を更新するようにし、いつまでも何年も前の情報を掲載し続けないよう、気を配りたいものです。

・IR情報の例

株主・投資家向けのIR情報は、多種類に及びます。
代表者挨拶、経営戦略、マーケットデータなどの経営方針、会社情報のほか、決算短信などの財務情報、決算説明会資料、最新IRニュース、株式情報など、必要なデータを正確かつ迅速に掲載する体制づくりが必要になります。

 

まとめ

◆公式ホームページには、「会社概要」や「事業内容」、「サービス紹介」、「プレスリリース」、「IR情報」など、会社の一般的な情報を掲載する。

◆公式ホームページの役割には、企業の顔・看板、ステークホルダーへの周知のため、広報、営業、株主・投資家への情報提供、採用など多様な役割がある。

◆公式ホームページの広報視点の運用ポイントは、企業の顔としてどんな情報が妥当か考えること、情報設計はユーザー視点で見せ方を考え、常に最新情報を更新する体制作りも重要。

 

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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