こんにちは、JADE伊東です。
今月の「検索順位変動まとめ」です。しっかり振り返りしていきましょう。
直近で、コアアップデートが開始されております(※3/27〜)。今回は、その動向をご案内することはできませんが、後日、レポートさせていただきたいと思います。
▼Google Search Status Dashboard
https://status.search.google.com/incidents/7eTbAa2jWdToLkraZj5y
グラフの見方:
横軸は日付を示しています。縦軸は変動率(Fluctuation Score:前週に対しての計測クエリ全体の順位変化率)、またはビジビリティスコア(Visibility Score:順位に対してスコア付けをして、サイト単位での検索エンジンにおける”見つけられやすさ”を点数化したもの)を示しています。
前月の記事:2026年2月の検索順位変動まとめ【JADE代表 伊東氏の最新SEOレポート】
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目次
全体傾向
以下、グラフに最新のコアアップデートは反映されておりませんが、直近動向として大きめの順位変動が続いている状況が見て取れるかと思います。サードパーティーの順位変動モニタリングツールでも、大変動を伝えているものがあり、連動しているように思えます。
▼参考:Semrush Sensor
https://www.semrush.com/sensor/?db=JP
▼参考:Advanced Web Ranking
https://www.advancedwebranking.com/free-seo-tools/google-algorithm-changes
業界別
業界別で特徴的なのはアダルトカテゴリの変動の大きさですね。このグラフでは、天気関連のクエリ変動が大きくなることが多いものの、今回は通常と異なった動きとなっています。センシティブ系の調整もあるのでしょうか…。
ソーシャルプラットフォーム動向
コンテンツマーケティングにおけるチャネル多様化の観点から、有望なチャネル、プラットフォームのGoogle検索での露出状況をご報告しております。
YouTubeの続伸、インデックス開放後のInstagramの堅調な伸びが特徴的です。Xとのビジビリティの差がかなり開いてきています。
AIO:表出人気ドメイン
AIO関連は、強調スニペットとの比較を終了し、AIO枠で表出している人気ドメインをご紹介します。こちらも「どういうジャンル(クエリ)のAIO表示が多いか」「コンテンツマーケティングのチャネル選定で検索へのリーチも期待できるものは何か」の参考になるものです。
YouTube、 Wikipedia、Yahoo!ニュースなどのインフォメーショナルなサイト以外に、AmazonのようなEC、ユビーのような医療サイトなどが人気のようです。ブログだとnoteドメインが強そうですが、他プラットフォームではドメイン分散しているものもあるので一概には比較しづらい側面もあります。
ユニバーサル検索動向
大きな変動はありません。
今月の #木曜日のネタ帳
毎週木曜日、新鮮なSEOネタが入荷した場合にお届けしているX上のコーナー「#木曜日のネタ帳」ですが、今月はこんなネタをご紹介しておりました。
スレッド形式で詳細をお伝えしています。お時間あるときにどうぞ!
直近公開の「5ch.net」のトピックは、インプレッションが5万超と人気の話題となりました。
5ch.netのドメイン永久停止:リダイレクトできずに移転するとこうなる
https://t.co/4poEsPKLAfのドメインが永久停止されました。
— 株式会社JADE (@_jade_kk) March 26, 2026
検索結果には今もURLが残っているのに、アクセスできない。Visibility Score(検索上の露出スコア、以下VS)の推移を見ると、ドメイン変更のリスクがそのまま可視化された事例になっています🧵 (1/6)#木曜日のネタ帳 pic.twitter.com/86gsqCsIQF
独自価値のないコンテンツ量産の末路
【📊SEO事例】「独自の価値のないコンテンツ量産」の末路
— 株式会社JADE (@_jade_kk) March 19, 2026
ある大手サイトで複数サブドメイン展開されているアフィリエイトサイトで今週、
recommend/(仮)ディレクトリ
のSEO可視化ポイント(VisibilityScore、以下VS)が一斉に消滅しました。… pic.twitter.com/lAC1qpEB0Y
コンテンツは存在するのに検索から消えた。何が起きた?
【SEO事例】あるジャンルのメディアサイトで、コラム配下のコンテンツがほぼ丸ごとインデックスから消えました📉
— 株式会社JADE (@_jade_kk) March 12, 2026
SEO可視性のスコアは2026年2月末に崖のように落下。
site:検索での確認だと「約8件」。
以前は100ページ弱あったはずのコンテンツが。 #木曜日のネタ帳 pic.twitter.com/5wvJE8kTiV
301リダイレクトの落とし穴
【SEO事例】301リダイレクトを設定したのに、なぜ順位が下がったのか?
— 株式会社JADE (@_jade_kk) March 5, 2026
あるWebメディアで起きた、リニューアル後の検索流入急落事例をご紹介します。
原因は「リダイレクト先と内部リンクのURLが一致していなかった」ことでした。詳しく見ていきましょう👇(1/5)#木曜日のネタ帳 pic.twitter.com/bMcUritAnC
トピック:某ISP系大手サイトのアフィリエイトコンテンツ下落
某大手ISP内でテーマごとにサブドメイン化されたアフィリエイトコンテンツがことごとくGoogleに捕捉され順位下落となっている模様です。
後述する放送局メディアの下落もそうですが、一般的な認知度は高いサイトもコンテンツに価値がないと落ちてしまう傾向は、少し前の「ドメインパワーでオラオラ」の状況からはずいぶん変わってきているなぁ、と改めて思わされますね。
まず以下のグラフは、アフィリエイトサブドメインをまとめてトレンドを示しているグラフですが、3月初旬にしっかり落ちました。この時、落ちたサブドメイン群に共通していたコンテンツフォーマット傾向が見受けられました。このフォーマットと異なるフォーマットについては、このタイミングで落ちることはありませんでした。したがって、ある程度テンプレートのパターンも加味されていたのかもしれません。
しかし、下落を免れていた残りのサブドメインも、時間差で下落となってしまいました。やはり、小手先でなんとかするのは難しいことを感じさせる事例です。
トピック:「トレンドブログ」や「放送局配下ふるさと納税サイト」の下落
こちらも下落例となります。かつてはトレンドブログと言えば、テレビの話題と連動することが多い印象でしたが、最近はVTuberも話題の対象なんですね。人々のメディア接触傾向が変わると、「トレンド」になる対象も変わってきますよね。
対象が変わってもトレンドブログはトレンドブログ。話題に乗っかるだけでコンテンツの独自性が貧弱だと、このように下がってしまいます。
以下は、放送局が運営しているふるさと納税サイトの下落例です。ふるさと納税サイトは、掲載されるアイテム群は各自治体から決まったものが提供されて掲載するので、本質的には差別化が難しいECの領域です。
ふるさと納税がスタートした当初からサービス開始してブランドを作った「さとふる」やもともと地力のある「楽天」とガチンコになると、商品での差別化がない限りはどうしても難しい展開になります。
ちなみにある特定の自治体の掲載アイテム数を比べてみましょう(例:宮崎県都城市)。
<さとふる>

<今回ご紹介した下落サイト>

単純にアイテム数のみで差がつくわけではありませんが、これらのサイトに自治体から入稿されているデータが同じものであるなら、下落サイトは実質的にさとふるの部分重複と捉えることができます。
こういった課題を回避するために、二番手、三番手のサイトはうまく特集を組んだりして突破口を見出そうとするわけですが、なかなかスケールさせるのは難しいのですよね。
放送局の場合は、自分たちの持っている放送メディアをミックスすれば可能性はありそうですが、事業部間の連携も実際には簡単ではないことも多いようです。自分が担当だったらどうするだろう?と考えると本当に悩みますね。
今月はここまで。
次回もとにかく精魂込めて書き続けます。
JADE X:https://x.com/_jade_kk
データ作成:株式会社JADE Senior Consultant 篠原誠
文責:株式会社JADE 代表取締役 伊東周晃
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