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CTA設計・見直しでコンバージョン率を改善する方法

2021.10.18
読了まで約 4

コンバージョン率の改善は、Webサイト改善の施策で成果に直結しやすく、大きな改善ができれば非常に施策としてインパクトが出せます。また、サイトに訪れているユーザーに問い合わせフォームや資料ダウンロードフォームへ誘導するCTAの改善に取り組むことで効果を得ることができます。
今回はCTA設計や見直しでコンバージョン率を改善する方法を紹介します。コンバージョン率の改善には下記のコラムもおすすめです。

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CTAとコンバージョン率

CTAはCall To Actionの略で、行動を誘引するものという意味です。Webサイトを訪れたユーザーに対し特定の行動に誘導することや、その要素のことを指します。コンバージョンに直結するCTAは、お問い合わせフォームや資料請求フォームへの遷移を促すものが該当します。

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コンバージョン率は、コンバージョン数/セッション数(訪問数)で求められます。Webサイトに訪問し、お問い合わせフォームや資料請求フォームに到達し、そして、フォーム入力が完了し、コンバージョンします。

Webサイト訪問 → 各フォーム到達 → フォーム入力完了

CTAはWebサイト訪問から各フォームへの到達を改善するものになります。フォームの到達から入力完了はEFO(Entry Form Optimization)になり、CTA改善と同時に取り組むことでよりコンバージョン率の改善が期待できるでしょう。

BtoBサイトにおける最適なEFOとは? | MarkeTRUNK

CTA設計・見直しのポイント①CTAの設置場所

CTA設計または見直しからコンバージョン率の改善を行うポイントを紹介します。まずは、CTAの設置場所を検討・確認します。CTAの設置場所として、以下の3か所は必須です。

①各ページのファーストビュー

Waculの調査では、すべてのコンバージョンのうち半数以上は入口ページから直接フォームへ到達し、コンバージョンしていることが明らかになっています。

各ページのファーストビューにはCTAを必ず設置することで、問い合わせや資料請求などの目的をもって訪れたユーザーが目的のフォームへ迷わずにたどり着けるようにします。

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②グローバルナビゲーション(グロナビ)

グロナビにCTAを設置することは、問い合わせや資料請求の目的をもってWebサイトに訪れたユーザーはもちろん、サイト内を回遊したユーザーがより詳細に情報を知りたくなり、問い合わせや資料請求をする際にも迷わずにフォームにたどり着けることができます。

③コンテンツの終わり

SEOコンテンツや、導入事例コンテンツなどの場合、コンテンツの終わりにCTAを設置することでフォームへの誘導を行うことができます。それぞれのコンテンツに合わせて文脈に沿ったテキストを作成することでフォームへの到達率の向上が期待できます。

そのほかにも、ユーザーの視線の流れにあわせて目につきやすい場所に設置することが有効でしょう。

CTA設計・見直しのポイント②CTAのデザイン

設置場所を検討・確認したら、CTAのデザインです。CTAのデザインとして3つのパターンがあります。各ページの設置する場所によって、どういう形式が設置するのが適切なのか検討していきます。

①ボタン形式

最も多いのがこのボタン形式です。主にグロナビやフッター、ファーストビューに設置するCTAに適しています。

他のページに遷移するCTAもボタン形式で設置する場合、それらのボタンより目立つようにします。お問い合わせや資料請求ボタンは背景色を目立つ色にし、Web画面から少し浮き上がったようなデザインなどにすると良いでしょう。

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②バナー形式

バナー広告のようにバナーを作成し設置します。ページのサイドに設置して追従させたり、また、コンテンツページの最後に設置します。お問い合わせや資料請求へ促すようなテキストや、直感的にイメージできるようにイラストや資料イメージを差し込むことで、フォームへ誘導します。

③テキスト形式

SEOコンテンツや導入事例コンテンツなど、記事の途中にCTAを設置する場合に適しています。テキスト表示であるため、記事の一部として捉えやすく、ユーザビリティを損なうことなく、フォームへの誘導を行うことができます。

CTA設計・見直しのポイント③CTAのリード文

CTAのデザインが決まったら、テキストを検討していきます。テキスト作成のポイントは3つです。

①遷移先のページをイメージ

CTAの遷移先がどういうページのものであるかイメージできることがポイントです。また、ページのコンテンツのすべてではなく、概要や一部を見せて「詳細を問い合わせる」「資料で詳しく知る」など、ユーザーの関心を惹きつけるようなテキストも有効です。

②ユーザーのメリット

遷移先のページに行くと、ユーザーにどんなメリットがあるのか提示することもポイントです。導入事例ページでは「この企業が導入したサービスを紹介します」、料金ページで「詳細な料金プランをお見積りします」など、各ページの文脈に合わせてユーザーへのメリットを提示することで、より自然な流れで誘導しやすくなります。

③「今」のアクションを誘導

「今月中のアカウント開設で初月費用無料」といった期間限定、「10社限定!無料トライアル」といった社数限定のようなテキストを用いることで、今すぐアクションする緊急性をユーザーに与えることができます。

また、「今すぐ資料請求」などのテキストで今すぐアクションを誘導するようにするのも手です。

CTA設置の注意点

コンバージョンを増やしたいがために、CVの種類やCTAの設置を増やしてしますとユーザーは混乱してしまいます。ユーザーはWebサイトでの目的を達成することができず、サイトから離脱し、コンバージョン率の低下を招いてしまいます。

CTAの設置・見直しには各ページからフォームへの到達率、そして、各CTAのクリック数を定期的にモニタリングしながら、分析・改善を繰り返すことでコンバージョン率の改善につなげていきます。

まとめ

・CTAはWebサイト訪問から各フォームへの到達を改善するもの。フォームの到達から入力完了はEFOになり、CTA改善と同時に取り組むことでよりコンバージョン率の改善が期待できる
・CTAの設置場所には、各ページのファーストビュー、グロナビ、コンテンツの終わりの3つは必須
・CTAのデザインとして、ボタン形式、バナー形式、テキスト形式の3つのパターンがある。各ページの設置する場所によって、どういう形式が設置するのが適切なのか検討していく
・テキスト作成は、CTAの遷移先がどういうページのものであるか、ユーザーにどんなメリットがあるのか、イメージしやすくすることがポイント

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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