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オウンドメディアの基本~サブドメインとサブディレクトリの違い

2019.12.3
読了まで約 3

オウンドメディアのSEO対策として、サブドメインとサブディレクトリが活用されています。

サブドメインとサブディレクトリは、それぞれ役割が違います。

サブドメインとサブディレクトリの違いを理解して活用することで、効果的なSEO対策が可能となるのです。

 

サブドメインとサブディレクトリの構成上の違い

サブドメインとサブディレクトリの違いは、オウンドメディア構成の役割の違いで考えるとよいでしょう。

 

サブドメイン

サブドメインは、ドメインを区切って、独立した構成で運用する方法です。

サブドメインは「○○○○.元のドメイン」と表示されます。

元のドメインを使って、テーマの違ったメディアをつくることができます。

サブドメインの例は、「楽天」が提案するさまざまなサービスに見ることができます。

・楽天市場    https://www.rakuten.co.jp/
・楽天ランキング https://ranking.rakuten.co.jp/
・楽天トラベル  https://travel.rakuten.co.jp/
・楽天モバイル  https://mobile.rakuten.co.jp/
・楽天ブックス  https://books.rakuten.co.jp/

 

サブディレクトリ

サブディレクトリのディレクトリとは、フォルダーと同様の意味を持ちます。

つまりサブディレクトリとは、サブのフォルダーを作ることです。

サブディレクトリは、元のディレクトリの下に構成され、「元のドメイン/○○○○」と表示されます。

サブディレクトリの例は、カジュアルブランド「ユニクロ」のホームページのカテゴリーでみることができます。

・UNIQLO      https://www.uniqlo.com/jp/
・WOMEN      https://www.uniqlo.com/jp/women/
・MEN            https://www.uniqlo.com/jp/men/
・KIDS            https://www.uniqlo.com/jp/kids/
・BABY           https://www.uniqlo.com/jp/baby/

 

サブドメインとサブディレクトリの使い方の違い

構成上の違いでもわかるように、サブドメインとサブディレクトリは、オウンドメディアを運営する上で役割が違います。

サブドメインとサブディレクトリを使い分けることで、効果的に活用ができるのです。

 

サブドメインの使い方

サブドメインは、独立性が高いので、現状のオウンドメディアとは、全くテーマの違うメディアを運用したい時に有効な方法です。

テーマの違うメディアを立ち上げる場合は、新たなドメインを契約する必要がありますが、サブドメインを活用することで、現状のオウンドメディアを元としてテーマの違うメディアを運用することができ、運用コストや時間、手間をカットするメリットが生まれます。

 

サブディレクトリの使い方

サブディレクトリは、現状のオウンドメディアのテーマに関連したコンテンツを作るときに役立ちます。

オウンドメディアのテーマがあって、テーマに関連する並列的なサブテーマが存在するケースが、サブディレクトリが適した使い方です。

ユーザーがインターネットを使って検索するトリガーには、「知りたい、行きたい、やりたい、買いたい」といった4つの検索意図があるといわれていますが、検索エンジンからオウンドサイトに訪問するユーザーは、似通った疑問や悩み、課題を抱えています。

サブディレクトリを活用して、大きなテーマに関連したサブテーマを取りそろえることによって、ユーザーの検索意図を満たせるようなコンテンツを1つのドメインで一元管理できるのです。

オウンドメディアのテーマに関連したコンテンツの他にもサブディレクトリが有効な使い方があります。

数多くの店舗と連携した通販メディアを運営するケースです。

通販サイトは、上層に元の通販メディアが存在し、下層に多数の店舗が存在します。

サブディレクトリを活用すれば、新たな店舗の追加や、拡大していく商品情報の管理を効率的に運用できることになるのです。

 

SEO効果を意識したサブドメインとサブディレクトリの使い方

SEO効果を意識した場合、検索エンジンがサブドメインとサブディレクトリをどのように評価するであろうか、という点に注目する必要があるでしょう。

 

サブドメインのSEO評価

サブドメインは、独立性が高いので、現状のオウンドメディアのSEO評価を引き継ぐ力は低くなります。

サブドメインは、現状のオウンドメディアとは、全くテーマの違うメディアを運用するケースで活用しますので、新たにドメインを取得したメディアと同様のSEO評価からスタートと考えておくべきでしょう。

しかし現状のオウンドメディアのSEO評価が強ければ、リンク先のサブドメインのクローラビリティーを高める可能性が高まり、サブドメインの評価も次第に高まることが期待できます。

※クローラビリティーについては下記コラムをご覧ください。

クローラビリティーを考慮してSEO効果を上げるコンテンツ設計について

 

サブディレクトリのSEO評価

サブディレクトリは、元のディレクトリの下層に位置しますので、現状のオウンドメディアのSEO評価を引き継ぐことができます。

サブディレクトリが獲得したSEO評価は、元のディレクトリであるオウンドメディアに流れていきます。

つまり元のディレクトリであるのオウンドメディアとサブディレクトリは、相互にSEO評価を受け継ぎ、トータルで評価を高めていくことができるわけです。

 

まとめ

◆サブドメインは、ドメインを区切って、独立した構成で運用する方法

◆サブディレクトリは、元のディレクトリの下に、構成される

◆サブドメインは、独立性が高いので、現状のオウンドメディアとは、全くテーマの違うメディアを運用したい時に有効な方法

◆サブディレクトリは、現状のオウンドメディアのテーマに関連したコンテンツを作るときに役立つ

◆サブドメインは、新たにドメインを取得したメディアと同様のSEO評価からスタートと考えておくべき

◆元のディレクトリであるオウンドメディアとサブディレクトリは、相互にSEO評価を受け継ぎ、トータルで評価を高めていくことができる

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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