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ソーシャルメディアとSNSの違いとは? SNSマーケティング、SNS広告についても解説

2022.6.9
読了まで約 6

昨今、安定したインターネット環境の整備とスマートフォンの爆発的な普及に伴い、消費者がSNSに触れる機会は増加し、SNSを利用することが日常的に浸透しています。
SNSは私たちの暮らしの中に当たり前に存在し、日々成長を遂げていますが「そもそもSNSとはどのようなものなのか」を理解せずに、活用している方もまだまだ多いのではないでしょうか。

また、企業やマーケターの間でビジネスの展開にSNSを活用する「SNSマーケティング」も活発的におこなわれ、さまざまな職種において多くの注目を集めています。
本記事では、「SNSとは?」という基本的な部分から、SNSマーケティングやソーシャルメディアとの違いについて詳しくご紹介していきます。

関連記事:SNS(ソーシャルネットワークサービス)の基礎知識と現代のSNSマーケティングがもたらす効果をご紹介

SNSとは

初めに、「SNSとは?」という基本的な部分からご紹介していきます。そもそもSNSとは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)」を略したものを意味します。

近年では、情報の伝達を目的としたメディアも多く存在しますが、SNSはどちらかというと、人対人でのコミュニケーションの取得を目的として活用がされているツールです。誰でも簡単にSNSの利用を開始できるといった手軽さも、多くのユーザーから支持が集まる理由でもあるでしょう。

同じ趣味趣向であるユーザーはもちろんのこと、仕事の同僚や家族、友人同士などが集まりコミュニケーションを取り合いながら娯楽時間の共有を楽しむことができ、比較的限定された空間内で密接なコミュニケーションを取ることも可能となっています。

近年では、非接触型ビジネスサービスへの強化を実施する企業も増加を辿り、企業や会社組織でSNSを活用するケースが急速に加速しています。今や、ビズネスシーンの発展にはSNSツールが欠かせない時代に突入しているとも考えられます。

さまざまな特徴を持ったSNSが多く存在しますが基本的にどのSNSでも自身のホームページをSNS内で持つことができるといった特徴を兼ね備えています。
全てのSNSで共通しているとまでは言えませんが、実際にホームページ内に利用ユーザーの詳細プロフィールや、自身を紹介するようなお気に入りの画像を掲載することが可能となります。また、時代の進化に伴い、プロフィール上には好みのミュージックや、動画を掲載できる機能を搭載したSNSも存在します。

世界的に注目される個人情報保護の観点からもSNSを見ていくと、ホームページ内では、ユーザーの意思決定により、情報の公開や非公開の範囲を制限できる機能なども用意されていることから、SNSの利用を安心して行うことが可能です。

その他にも、課金や連携できるアプリケーションをインストールすることにより、SNS内で利用できる機能を更に拡張できるといった特徴もあり、利用ユーザーは自身の趣味趣向に合わせて自身のSNSをカスタマイズして、娯楽の領域を自由に広げることも可能となります。

SNS技術は年々発展を遂げています。中でもビジネスシーンでも活用の場が広がりを見せている「メッセンジャー機能」や「チャット機能」が存在します。Webメールを利用するよりも簡単にメッセージのやり取りが可能となるため、多くのユーザーから支持を集めています。また、限定された仲間内だけでファイルや情報をやり取りできる「グループ機能」などもあり、多種多様の画期的な機能がSNSには備わっているのです。

さらに、スマートフォンやタブレットの普及が加速したことにより、ご紹介したSNSの画期的な機能の利用をパソコンだけに留まらず、インターネット環境さえ整っていれば、さまざまなスマートデバイスで、場所や時間に制限されることなく利用することができる特徴もあるので覚えておきましょう。

関連記事:SNSとは?種類や使い方、仕組みについて分かりやすく解説

関連記事:SNSマーケティングとは?成功事例や始め方のポイントを解説

SNSとソーシャルメディアの違い

現代は、インターネットやスマートフォンの爆発的な普及により、ユーザーの情報発信や取得方法は多様化している状況です。場所や時間に制限されることなく、誰でも手軽に情報の発信や収集を実施することが可能です。情報発信や収集に活用が進み、多くの支持を集めるツールにソーシャルメディアが存在します。

多くの方がSNSとソーシャルメディアが同じものだと把握している場合があります。しかし、SNSとソーシャルメディアは異なるもの、SNSはソーシャルメディアの中に存在する一つの種類として捉えることができるのです。

いわゆるソーシャルメディアとは、比較的新しいメディアのあり方であることを理解しておきましょう。一般的にメディアを想像すると、TVや雑誌などを連想する方が多い傾向にあります。ソーシャルメディアはインターネット環境を活用して、人対人の情報のやり取りを基としたメディアのことを指し、「誰もが参加可能である、双方向発信メディア」を表わします。このようなことからソーシャルメディアは、「メディア」の一つであるということが理解できます。代表例として、ブログやYouTubeなどの動画共有サイト、食べログなどの情報共有サイトがあげられます。

前述の通り、SNSは情報伝達を主体とする「メディア」とは異なり、基本的にコミュニケーションの取得を主な目的とした媒体です。このようなことから、SNSはソーシャルメディアの中に存在する一種であり、主に「ユーザー対ユーザー」や、そのユーザーとの関係性に重きが置かれたコミュニケーション要素に特化したソーシャルメディアであるということをしっかりと理解しておきましょう。SNSの代表例はTwitter・Instagram・LINE・Facebookなどが考えられます。

関連記事:SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは?今さら聞けない仕組みと代表的なサービスをご紹介します!

SNSマーケティングとは

近年注目が集まり続けるSNSマーケティングとは、前述の通り「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)」をビジネスやサービスの展開に活用することで、企業と顧客層のコミュニケーション取得の活発化を目指すマーケティング手法です。

企業は、SNSという強力なツールを活用し、展開するビジネスやサービス、商品を効果的に発信できることで、より多くのユーザーへの周知のきっかけや、共感を得ることができることなどが挙げられます。また、提供する商品やサービス、ビジネスへの理解を継続的に促し、企業のブランド力の拡大や、一人でも多くのファンを増やすこと、購買や継続購入などに繋げるといった重要性を持ちます。

関連記事:Threads(スレッズ)とは?登録方法や使い方を解説

他のマーケティングとの違い

近年、多くの企業やマーケター間で実施されるマーケティング手法は「ストック型」と「フロー型」の二種類に大きく分けて考えることができるのです。
今回ご説明しているSNSマーケティングは、フロー型に分類されるので覚えておきましょう。
では、「ストック型」と「フロー型」を簡単にご説明していきましょう。

【ストック(蓄積)型マーケティング】
・Web上で投稿するブログ記事や映像に特化したコンテンツなどが該当
・さまざまなコンテンツの蓄積を実施することにより、目標に掲げるビジネスへのアクセス数増加を試みる手法
・効果的に機能させることで継続的な収益獲得に繋がる

【フロー型マーケティング】
・SNS、メールマガジン、Web広告(リスティング・ディスプレイ広告)などが該当

・ストック型マーケティングで目的とするコンテンツの蓄積と異なり、「毎秒・毎日・毎時間」といった細かな単位で「フロー(流れて)」展開されるコンテンツ
・比較的短期間での収益獲得に繋がる

上記からも解るように、SNSは「フロー型マーケティング」に分類されるため、毎日欠かさずに実施していく継続的な取り組みが非常に重要な要素を持ちます。ただ単に投稿すれば良いという訳では無く、継続的な取り組みの中でユーザーにとって有益となる情報をフィルタリングした上での発信と投稿が大切になります。

また、近年はインターネット回線の普及や、スマートフォンの浸透により、インターネット上には無数の情報が溢れかえっています。企業やマーケターは自身が展開するビジネスやサービス、商品を効果的に目的のユーザーに届けることは非常に難しい時代へと変化しているのです。そのため、活用できるマーケティングツールをできるだけ多く使用しアプローチを行うことも重要です。

そのため、企業やマーケターにおけるマーケティング活動では、SNSの「フロー型マーケティング」だけを実施するのではなく、例えば企業のオウンドメディアやブログのような「ストック型マーケティング」である蓄積型コンテンツを併用してビジネスの運営を行う流れも主流になりつつあります。

企業がSNSマーケティングを強化する背景

SNSマーケティングを活用する企業は年々増加傾向にあります。
ここからは、企業がSNSマーケティングを強化する理由について簡単にご紹介していきます。

SNS利用ユーザーの爆発的な増加

株式会社ICT総研が実施した「2020年度 SNS利用動向に関する調査」によると、2015年末には65.3%だった国内のSNS利用率は、2020年末には80.3%にまで伸びています。また、2022年末には83.3%に達すると見込まれています。

また、企業でのSNS活用も活発化しています。
株式会社タナベ経営の2021年12月の調査によれば、現在取り組んでいる販促・プロモーション施策についての設問で「SNS(広告を除く)」と回答した企業に対して「活用しているソーシャルメディア」について尋ねたところ、すべての企業が「Facebook」を活用していることが明らかになりました。
以下、「Instagram」が66.94%、「LINE」が50.67%、「YouTube」が50.00%、「Twitter」が32.76%と、企業でのSNS活用が進んでいるのです。

関連記事:企業が取り組むSNSマーケティングとは?SNSマーケティングを強化する企業が増加(株式会社タナベ経営調べ)

SNS検索を実施するユーザーの増加

これまでは一般消費者に見られる代表的な検索行動は、GoogleやYahoo!が提供を行う、検索エンジンを活用しさまざまな情報を収集するといったことが一般的でした。しかし近年では、SNSから一般消費者が必要とする情報を収集する動きが多く見られるように変化しています。総務省発表の令和元年の調査によればSNS利用ユーザーのSNS利用目的には、コミュニケーションの取得目的での利用率が1位ですが、次に「知りたい情報を収集する目的のため」がランクインしています。その割合は、平成30年に比べ6ポイントほどアップしているのです。

参考:総務省「令和元年通信利用動向調査」

SNS広告とは

現代のビジネス市場には欠かせない存在に「SNS広告」が挙げられます。そもそもSNS広告とは、世界的に多くのユーザーが利用する「Twitter・Instagram・LINE・Facebook」などのSNSを使用し、そのプラットフォーム内に企業やマーケターが展開するビジネスやサービス、商品の広告を配信することが目的とします。
日々、SNSを使用していると、自身の興味関心に沿った内容の商品やサービスの広告がプラットフォーム内に現れるといった場面を経験したユーザーも多いのではないでしょうか?

以前はSNS広告がここまで注目されることはありませんでしたが、時代の流れと共に企業やマーケターが消費者との接点を構築するための重要なツールであることを再認識し、実際に展開するビジネスやサービスの拡大に効果的に寄与することへの理解が深まりました。
また、SNSは日々アップデートが実施されることで、利用ユーザー目線やビジネス目線で見ても年々利便性は向上していくのです。

現在は、「テキスト+バナー」だけの広告表示だけには留まらず、クオリティの高い映像を使用した動画形式のSNS広告や、カタログ形式の広告、アピールしたい商材の写真を複数枚掲載することが可能であるカルーセル機能など、広告出稿の目的に見合ったさまざまな形式を選択し、訴求するSNS広告も増加傾向です。

関連記事:動画広告の特徴を掴んで、マーケティングを最適化しよう!

消費者の検索結果に連動して広告が表示される、Web広告の代名詞でもある「リスティング広告」と同様に、SNS広告は「運用型広告」に分類され「予算・ターゲット目標・クリエイティブ・配信手法」などの改善を日々実施していくことで、広告効果を最大化させるといった特徴があります。

まとめ

本記事では、「SNSとは?」という基本的な部分から、SNSマーケティングやソーシャルメディアとの違いについてご紹介してきました。

今や多くの企業やマーケターの間で、活発的に活用されるようになったSNSマーケティングですが、「SNS」という大きな括りの中には、SNSをベースにさまざまなマーケティング方法が存在することが把握できました。

この先もSNSは進化し続けることが予想できるため、小さな変化へもアンテナを張り巡らし、時代の流れに対応できる準備を心掛けておきましょう。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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