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人事支援サービス企業のSEO対策とは?キーワード選定のポイントと注意点

2018.11.1
読了まで約 3

人材ビジネスなど人事支援サービス業界でインバウンドマーケティングが強化されていく流れがあるなか、人事系オウンドメディアの運用や、自社サイトのアクセスアップのためにコンテンツSEOが行われています。

今回は人事支援サービス企業が行うSEO対策について、とくに重要なキーワード選定について触れていきます。

 

SEO対策のおさらい

SEO対策をはじめて知る方は下記コラムをまず読んでいただくと、本コラムについての理解がより進みますので、先に紹介しましょう。

WebサイトのSEO対策(検索エンジン最適化)とは?初心者でもわかるSEOの基本

SEO対策はなぜ必要なのか?SEO対策の重要性について

SEO対策で出てくる「コンテンツの最適化」とは?ユーザーからもGoogleからも愛されるコンテンツ作りのコツ

【2018年度版】SEO対策の基本!モバイルファーストとは?

 

3種の検索キーワード(クエリ)

SEO施策のキーワード選定に関して、ユーザーが検索エンジンで求める情報をサイト上で探すときに入れるキーワード(クエリともいう)について理解する必要があります。

キーワード(クエリ)には「Doクエリ(取引型)」「Knowクエリ(情報型)」「Goクエリ(案内型)」の3種類があります

◆Doクエリ

トランザクショナルクエリ(取引型)とも呼ばれ、資料請求、メルマガ登録、ダウンロードといったユーザーがなんらかのアクションをするために利用するキーワードとなります。

検索するユーザーのアクションに対する意志は強く、直接コンバージョン(以下、CV)に繋がりやすいキーワード群です。

◆Knowクエリ

インフォメーショナルクエリ(情報型)とも呼ばれ、ユーザーが何かの問題に対して、知識や方法、ノウハウなどの情報を集めるために利用するキーワードです。

たとえばソリューションの言葉の意味や、効果、価格、スペックなどがあります。

コンテンツSEO、コンテンツマーケティングで重要視されるキーワード群です。

◆Goクエリ

ナビゲーショナルクエリ(案内型)とも呼ばれ、ユーザーが特定のウェブサイトを見つけるために利用するキーワードです。

たとえばYahoo、Facebook、Amazonといったサイト名や、会社名を直接入力する場合が該当します。

 

キーワード選定のポイント

◆キーワード選定ツールを使って現状を把握

Doクエリ、Knowクエリに対し上位検索を狙っていくために、まず、各キーワードの現状を把握するために以下のツールを使います。

  • Google検索サジェスト機能(Googleなどの検索サイトでのキーワード入力時、自動的に関連するキーワードが表示される機能)で、関連ワードを把握する
  • サーチコンソール(検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視、管理できる Google の無料サービス)で、自社コンテンツの検索順位と自社サイトへ流入するキーワードを把握する
  • Google広告のキーワードプランナー(効果的なキーワードを見つけるためのGoogle の無料サービス)で、キーワードの検索ボリュームを把握

    Googleサーチコンソール】【キーワードプランナー

◆ビックワードではなく、ロングテールキーワードを狙う

キーワード選定ツールを使い、現状が把握できたら、実際にキーワード選定に入っていきます。

検索ボリュームのあるビックワードをやみくもに狙わず、複合ワード(2つ以上のキーワードを組み合わせたキーワード)を狙っていくことが重要です。

ビックワードは検索ボリュームがある分、競合サイトが非常に多く、自社サイトを検索結果の上位にあげるのは難易度が高くなります。

よって競合サイトの少ない、かつ、ターゲットとなり得るユーザーを狙える、複合ワードを選びます。

こういった検索数自体が少ないキーワードは「ロングテールキーワード」と言われ、こちらで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

SEOで使われる用語「ロングテールSEO」について

◆競合サイトのコンテンツが弱いキーワードを狙う

ビックワードで検索順位の上位にあがる競合サイトのコンテンツはユーザーや、検索エンジンからの評価が高く、コンテンツとして強いものになり、対して競合サイトのコンテンツが弱い場合には上位を狙える可能性が高くなります。

 

キーワード選定の注意点

◆toC(利用者側)とtoB(企業側)と混在しないキーワード選定

採用関連サービスなどBtoBtoC(利用者と企業が両方存在する)商材は、利用者側と企業側でキーワードが混在しないように注意する必要があります。

新卒・中途採用の適性検査で例をあげると、下記のように利用者側と企業側で検索されるキーワードは異なるのです。

利用者側⇒「適性検査 対策」「適性検査 問題集」「適性検査 落ちる」

企業側⇒「適性検査 料金」「適性検査 評判」「適性検査 比較」

利用者側の検索キーワードで企業向けのコンテンツが上位表示されたとしても、ターゲットとなる企業にリーチできておらず意味がありません。

◆CV設定場所はトライアル申込みか、有料申込みか

勤怠管理システムなどにトライアルといった無料サービスがありますが、CVをトライアルの無料サービス申込みとするか、トライアル後の有料サービス申込みのどちらかに設定するかで、キーワード選定は異なります。

SEO対策の本来の目的は新規顧客の獲得、売上拡大であるため、無料申込みをCVとした場合には別途、離脱率を見ていく必要も出てきます。

有料申込みとした場合には、トライアル施策が有料申込みまでのプロセスの中で効果があったのか検証する必要があるのです。CVの設定場所によってキーワード選定や検証する場所が異なるため、自社サービスに合わせた形で検討していきます。

 

まとめ

◆ユーザーの検索キーワードには「Doクエリ(取引型)」「Knowクエリ(情報型)」「Goクエリ(案内型)」の3種類ある

◆キーワード選定のツールを使い、現状把握を行ったうえで、ビックワードではなくコンテンツが競合しにくい複合ワード(ロングテールSEO)や、競合サイトのコンテンツの弱いワードを狙う

◆キーワード選定の注意点として、利用者側・企業側と混在しないこと、CV設定場所はどこかに気をつける

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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