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オウンドメディアのコンテンツ~文字数とSEOの関係性について

2019.12.19
読了まで約 3

オウンドメディアのコンテンツ作成の時に、重要な項目のひとつに文字数があります。
一般的に、コンテンツは、ある程度のボリュームがあった方が良いとされていますが、SEOの視点で考えた場合、文字数は関係するのでしょうか。
今回は、この文字数に注目して、オウンドメディアのコンテンツの文字数とSEOの関係性について解説します。

 

オウンドメディアのコンテンツの文字数とSEOの関係

オウンドメディアのSEO効果に文字数は関係するのでしょうか。
その答えは、検索エンジンが下すのが正解でしょう。

Googleがだした文字数とSEOの見解

検索エンジンの代表的な存在であるGoogleが文字数とSEOの関係性について見解を述べています。
その見解は「Googleは単語数をカウントする検索アルゴリズムを持っていない」というものでした。

文字数が多いとSEO効果は上がるのか

Googleの見解の単語数を文字数として考えてみると、単純に文字数が多ければSEO効果が上がるということはないように推測されます。
しかし実際にはある程度の文字数があるコンテンツの方が、検索エンジンに評価される可能性が高くなるようです。

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

オウンドメディアの文字数が多いとSEO効果があがる理由

単純に文字数が多いだけではGoogleには評価されませんが、文字数が多いことで間接的にSEO効果があがる理由が2つ考えられます。

文字数が多いコンテンツはユーザーの検索意図を満たしやすい

1つ目は、文字数が多いコンテンツはユーザーの検索意図を満たしやすい点です。
ユーザーが何のために検索を行うのかという検索意図を満たすことができるコンテンツは、Googleに高く評価されます。
Googleが考える検索意図とは、ユーザーの「何かを知りたい」「目的地に行きたい」「何かをやりたい」「買いたい」という4つの行動に関連しています。
ユーザーの4つの行動に関連した検索意図を考えてみれば、コンテンツには多くの情報を載せていく必要があることが想像できます。
ユーザーの検索意図を満たすためには、必然的に文字数が多いコンテンツになるわけです。

※検索意図については下記のコラムをご参照ください。
検索意図を分析してSEO効果のあるキーワードをコンテンツに活用しよう

 

文字数が多いコンテンツは重要なキーワードを含みやすい

2つ目は、文字数が多いコンテンツは重要なキーワードを含みやすい点です。
ここでいうキーワードとはユーザーが検索するときに入れるキーワード(クエリ)を指します。

キーワードは、ユーザーが自社のオウンドメディアのコンテンツに入るための鍵(キー)になりますから、SEO対策で最も重要視される項目です。

オウンドメディアのコンテンツを作成するときには、サジェストキーワードを参考にしたり、検索エンジンにキーワードを入れて検索したときに表示される上位記事の内容を参考にしながら、オリジナリティが高くユーザーの検索意図を満たせる内容にするはずです。

キーワードを意識してコンテンツを作成すれば必然的に文字数が多いコンテンツになり、SEO効果を上げるキーワードを多く含む内容に仕上がるわけです。

※SEOと文字数の関係性については下記のコラムが参考をご参照ください。
文字数が多いとSEOに効果的なの?SEOと文字数の関係性について

 

SEO対策に文字数を視点にオウンドサイトをリライトする

オウンドサイトのコンテンツを作成するときには、単純に文字を増やすだけではなく、ユーザーの検索意図を満たし、キーワードを意識した内容にすることが重要です。
一方で既に公開している記事のリライトの場面でも、文字数を視点にリライト候補のコンテンツを探すのも効果的です。

リライトでは、文字数が少ないコンテンツが、ユーザーの検索意図を満たし、キーワードを意識した内容になっているかどうかをチェックし不足分をリライトします。

※リライトについては下記のコラムをご参照ください。
オウンドメディアの運営でSEO効果を上げる記事のリライトとは?

 

スマホ対策で気をつけたい文字数とは?

近年のスマホの普及で、オウンドメディアにはスマホ対策が欠かせなくなりました。
スマホ対策で第一に気をつけたいのが、タイトルの文字数です。

パソコンでは、30文字前後がタイトルとして表示できますが、スマホでは15文字前後で改行されて表示されます。
スマホ対策として、タイトルの前半15文字の中にキーワードとユーザーをキャッチできる内容を詰め込む必要があります。

また、文字数が多いためにパソコンでは難なく読めたのに、スマホでは読みにくいといったことがないようにしなければなりません。

具体的なスマホ対策としては、文章の内容のポイントを要約し、ユーザーの興味を引くような大見出し・小見出しを適度に設定しながら区切りを入れ、スマホの画面でもテンポよくスピーディーに読み進められるように意識してコンテンツを設計しましょう。

※スマホ対策については下記のコラムをご参照ください。
コンテンツマーケッティング時代のスマホ対策ポイントは?

 

まとめ

◆ Googleは単語数をカウントする検索アルゴリズムを持っていないが、文字数があるコンテンツの方が、検索エンジンに評価される可能性が高くなる
◆ 文字数が多いコンテンツはユーザーの検索意図を満たしやすい
◆ 文字数が多いコンテンツは重要なキーワードを含みやすい
◆ SEO対策に文字数を視点にオウンドサイトをリライトする
◆ スマホ対策ではタイトル文字数の特徴と見出し・区切りに気をつける

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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