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オウンドメディアが注目される理由とは?取り組むメリットについて

2019.9.17
読了まで約 3

近年になり、「オウンドメディア」が注目されるようになっています。

オウンドメディアとは、企業が所有するブログ形式のWebメディアのことです。

広告とは異なり、ユーザーのニーズに適う記事を配信することにより、潜在顧客を見込み顧客から顧客、さらには優良顧客へと育てていくことを目的としています。

今回は、オウンドメディアが注目される理由、およびオウンドメディアマーケティングに取り組むメリットについてご紹介します。

 

オウンドメディアとは?

オウンドメディアとは、企業が所有するブログ形式のWebメディアのことです。

企業が発信する情報は、以前なら「広告」が主なものでした。

しかしオウンドメディアは広告とは異なります。

オウンドメディアは、売上を直接には狙いません。

企業がターゲットとするユーザーのニーズに適う記事を配信し、自社や製品・サービスを好きになってもらうことにより、潜在顧客を見込み顧客や顧客、さらには優良顧客へと育てることを目的としています。

オウンドメディアの情報発信に際しても、広告は基本的に利用しません。

検索結果での上位表示をめざし、ユーザーに自ら見つけてもらうことによる流入を狙います。

 

オウンドメディアが注目されるようになった理由

オウンドメディアが近年になり注目されるようになったのは、なぜなのでしょう。

以下のような理由があります。

 

1. 広告の効果の低下

オウンドメディアが注目されるようになった大きな理由として、広告の効果が低下したことがあげられます。

バナー広告のクリック率は、以前と比べて大幅に低下しています。

それはユーザーが広告を「邪魔なもの」として嫌うようになってしまったことが原因の一つだといえるでしょう。

「広告ブロック機能」を搭載したスマートフォンも販売されるようになっています。

広告の効果が低下し、新たな情報発信スタイルが必要となってきたことが、オウンドメディアに注目が集まるようになった理由の一つです。

 

2. SNSでシェアされるコンテンツの必要性

広告にかわる情報発信のスタイルとして、SNSも選択肢の一つとなります。

SNSで情報発信を行うためには、ユーザーが思わずシェアしたくなるようなコンテンツが欠かせません。

しかし企業が発信してきたような製品情報や会社情報では、ユーザーのシェアを獲得するのは困難です。

そのためよりユーザー目線に立ったコンテンツが必要とされるようになってきました。

 

3. ストック型メディアの有用性

SNSによる発信は「フロー型」です。

大きくシェアされることがあっても一時的なものであり、コンテンツが資産となって蓄積されていきません。

対してオウンドメディアは、ブログ形式ですので「ストック型」です。

発信した情報を資産として蓄積することにより、ユーザーとの接点としてくり返し使用することが可能です。

 

4.Googleによる検索アルゴリズムの変化

ユーザー目線に立ったコンテンツを発信するオウンドメディアが注目されるようになったのは、Googleによる検索アルゴリズムが大きく変化したことも大きな理由としてあげられます。

検索順位を上げるためには、以前なら、有料のリンクを購入することで効果を上げることができました。

したがって広告サイトであったとしても、自然検索からの流入を獲得することができました。

ところが近年になり、Googleの検索アルゴリズムは大きく変化し、検索ユーザーのニーズに適った記事でなければ、検索結果で上位表示されることは難しくなりました。

この検索アルゴリズムの変化が、ユーザー目線に立ったコンテンツを掲載するオウンドメディアの登場を、大きく後押ししています。

 

オウンドメディアマーケティングに取り組むメリット

オウンドメディアマーケティングに取り組むメリットは、以下のものがあげられます。

 

1. 自社や製品・サービスに対して好印象を持ってもらえる

オウンドメディアマーケティングに取り組むことにより、自社や製品・サービスに対して好印象を持ってもらうことができます。

オウンドメディアでは、企業がターゲットとするユーザーのニーズに適った記事を発信します。

したがってユーザーは、サイトにくり返し訪れ、記事をいくつも読むことにより、「役に立つ情報が書かれていて助かる」「ユーザーのことをよくわかってくれているいい会社だな」と思ってくれるようになることが期待できます。

 

2. 成約率が高まり営業がラクになる

ユーザーが自社に対して好印象を持つことにより、製品やサービスの販売についても、成約率が高くなることが期待できます。

オウンドメディアをくり返し購読しているユーザーは、「この会社の販売している製品なら間違いないだろう」と思ってくれるようになるからです。

またオウンドメディアが知名度を上げることにより、営業もラクになっていくでしょう。

テレアポなどをした際にも、担当者がオウンドメディアを知っている場合には、アポの取得率が高まることが期待できます。

 

3. 企業の好感度が高まり採用もラクになる

オウンドメディアは、そのコンセプトやトーンから、企業の理念や社風を伝える役割も果たします。

「この会社は、こんな感じの雰囲気なのだろうな」と、あらかじめイメージを持った人が応募してくることにより、採用がラクになることも期待できます。

 

4. 広告費を削減できる

オウンドメディアは、検索でユーザーに見つけてもらうことを目指しますので、基本的に広告は使用しません。

でありながら、潜在顧客を顧客や優良顧客へと育成すること、あるいは営業もラクになることのなどの結果が現れますので、売上も増加することが期待されます。

そのため広告費を削減することが可能となります。

また広告による集客を行う場合は、広告をストップすると売上が下がります。

対してオウンドメディアの場合には、発信された記事はストックされ、検索やSNSなどからの流入でくり返し読まれ続けます。

オウンドメディアを運営することは、顧客を生み出す重要な資産を蓄積することであるといえます。

 

まとめ

◆ オウンドメディアとは企業が所有するブログ形式のWebメディアのこと

◆ オウンドメディアが注目されるようになったのは、広告の効果の低下、SNSでシェアされるコンテンツの必要性、ストック型メディアの有用性、Googleによる検索アルゴリズムの変化が理由

◆ オウンドメディアマーケティングに取り組むメリットは、自社や製品・サービスに好印象を持ってもらえること、成約率が高まり営業がラクになること、企業の好感度が高まり採用もラクになること、および広告費が削減できること

 

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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