SEOのためのライティング技術は、コンテンツが重視されている今の時代、非常に重要になってきています。そのような中、SEOライティングは、もはやマーケッターのスキルの一つといっても過言ではありません。
そこで今回はSEOを意識し、ポイントを押さえたライティングの方法をご紹介します。
SEOライティングには2つの方向性がある
SEOライティングとは、SEOを考慮したライティング技術のことを指します。SEOとは検索エンジン最適化のことであり、主にGoogleの検索順位を上げるための対策を施すライティング方法です。
SEOライティングには、主に次の2つの方向性から行う必要があります。
それぞれ、解説します。
1. ユーザー向けのライティング
ユーザー向けのライティングとは、検索ユーザーにとってわかりやすく役に立つライティングのこと指します。つまり、検索エンジンで検索してきたユーザーにとって有益なコンテンツを作るためのライティングです。
なぜユーザーにとって有益なコンテンツを作る必要があるのでしょうか。それは主な検索エンジンであるGoogleが「コンテンツ」を重視しているからです。
Googleは、検索ユーザーを喜ばせる優れたユーザーファーストなコンテンツを重視しており、そうしたコンテンツを持つページを検索上位に上げることを公表しています。直近では2019年12月10日に、Googleによって「BERT（バート）アップデート」と呼ばれる検索アルゴリズムのアップデートが実施されました。これにより、ユーザーの検索ワードが持つニュアンスや文脈を理解する力が向上したため、より文章の文脈や質の高さが検索結果に反映されるようになりました。
直近のGoogleアップデートは2020年12月4日に実施されたコアアップデートがある。コンテンツ・記事単体のアップデートではないが、これにより記事の検索順位にも影響を及ぼしています。
つまりSEOライティングにおいて、今後はますます文章の文脈と質の高さが求められるということになります。最近ではあまり見かけなくなりましたが、従来のようなキーワードをただ単にちりばめただけの質の低い文章は、もはや検索エンジンの評価を下げる文章といえるのです。
ユーザーにとって有用なライティングは、SEOライティングのメインとなるライティングといえます。
2.検索エンジンのクローラー向けのライティング
検索エンジンのクローラー向けのライティングとは、クローラーにとってわかりやすく最適化されたライティングのことです。例えば見出しにキーワードを含めることや、hタグを構造的に正しくすることなど、SEOの内部施策としてのライティングの技術を指します。
クローラーが巡回しやすく、理解しやすい構造を作ることで、ページを正しく評価してもらうことができます。そうすれば必然的に検索順位が上がっていくでしょう。もちろんコンテンツが優れていることが大前提ではありますが、クローラーに最適化することもSEOライティングには欠かせません。
関連記事：SEOとは？SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説
SEOを意識したライティングのポイント16個
ここからは、SEOを意識したライティングのポイントをご紹介します。先に説明した1のユーザー向けのライティングは、コンテンツの質を高めるためのライティングのポイントとして、2の検索エンジンのクローラー向けのライティングは、SEO内部施策としてのライティングのポイントとして、それぞれご紹介します。
●コンテンツの質を高めるためのライティングのポイント10個
1. ユーザーに焦点を絞る
Google社が常に確認しているというリスト「Googleが掲げる10の事実」では、「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」が一番目に掲げられています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
これがGoogleの持つ考え方の一番目であり、すべてであると言っても過言ではありません。Googleはユーザーの利便性を最も重視しています。Googleは、Googleの内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきたのです。SEOにおいては、Googleに高い評価をもらうことが検索結果の上位に上がるのに必要不可欠です。そのために、検索してきたユーザーが最も満足のいくコンテンツを提供するなどしてユーザーに焦点を絞れば、検索順位が上がり、自社ホームページで集客でき、収益につながるなど、他のものは後からついてくるというわけです。SEOライティングにおいては、常に「ユーザーに焦点を絞る」という考え方を持っておくことが成果を出すポイントとなります。
2. 検索キーワードに対する答えとしてのライティングをする
SEOライティングにおいて、ユーザーが検索してきたキーワードに対する答えとして、最適なコンテンツを提供することが重要です。特に、検索ユーザーの多くが検索するキーワードを軸にコンテンツを作成することで、SEO対策になります。
例えば、ページのタイトルに検索キーワードを入れ、そのキーワードを軸に文章を作成します。キーワードを無視して、ただ闇雲に役立ちそうなコンテンツを作ったとしても、ユーザーの役に立たなければGoogleには評価されないため、検索上位には上がらないのです。ですから、必ず検索キーワードを軸にライティングをすることがポイントです。
またキーワードを文章に盛り込むことは、内部施策としても重要なことですが、同時にユーザーにとってもわかりやすさが上がります。
3. 専門性を高める
ライティングをするときには、キーワードに基づいてコンテンツを作っていきますが、このときに専門性を高めることも重要です。なぜならこれも「Google が掲げる10の事実」に含まれているからです。
2番目に「1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。」という項目があります。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
Google は検索を行う会社です。検索問題を解決することだけに焦点を置いた世界最大級の研究グループを有する Google は、自分たちにできることが何か、それをもっとうまくやるにはどうすればいいかを知っています。複雑な問題も反復に反復を重ねて解決し、すでに膨大なユーザーが情報をすばやくシームレスに検索できているサービスに対しても、絶え間ない改善を続けています。検索分野で培った技術は、Gmail、Google マップなどの新しいサービスにも応用されています。Google では、他の分野でも検索技術を活用することで、ユーザーが生活のあらゆる面においてさまざまな情報にアクセスして利用できるよう努力を続けています。
Googleは、「検索問題を解決することだけに焦点を置いた世界最大級の研究グループを有する」と述べており、Googleも1つのことをとことん極めてうまくやっているのです。つまり、1つのことをとことん極めてライティングすることは、すなわち専門性を高めるということです。それは「あれも、これも」多ジャンルの情報を浅く広く網羅するというよりは、1つのテーマをとことん深堀するという意味での専門性の高さも意味します。このように、専門性の高い文章コンテンツがGoogleに好かれ、検索上位に上がりやすいということです。
ライティングの際に専門性を高める具体的な方法としては、次の方法が考えられます。
それぞれ解説していきます。
・専門書に当たる
専門性を高めるためには、専門書に当たるのが有効です。これから書こうとしているキーワードをもとにしたテーマに関係する専門書を何冊か読んで研究し、その分野の専門知識を蓄えた上で、どのような情報がウェブコンテンツの候補になるのかを探りながら、専門的なライティングを行っていきます。場合によっては書籍を引用するのも有効です。その際、引用の範囲を超えて、そのまま丸写しで掲載することは違法になりますので、充分注意しましょう。
・専門家に取材する
その道のプロに取材して、その取材した内容をもとにライティングすることも、コンテンツの専門性を高めることにつながります。資格保持者などに取材をすれば、コンテンツの専門性と信頼性をより高めることができます。
・体験談を載せる
書こうとしているテーマの専門書がなかったり、専門家への取材がむずかしかったりするケースもあるでしょう。その場合は、体験談を載せるというのもひとつの方法です。
例えば、よいスポーツジムを探しているユーザーに対して有益なコンテンツを作ろうとする場合、おすすめのスポーツジムをただ羅列するだけでは、ユーザーにとって参考程度にしかなりません。しかし実際にそのスポーツジムを利用してみて、その体験談をリアルに記載すれば、ユーザーにとって非常に有益な情報になります。
体験談は専門性が高いコンテンツとは言い切れないかもしれませんが、あるスポーツジムに特化したリアルな情報という意味では、専門性が高いといえます。後述する「オリジナリティを高める」というポイントにもつながりますので、体験談は非常に有効といえます。しかし体験談といっても、どこか他のサイトから口コミを勝手に転載する行為や、嘘の体験談を乗せるといったことは、いずれかの人や会社に不利益となることもありますし、ユーザーをあざむくことにもつながります。結果的にユーザーそしてGoogleにとって不利益なコンテンツです。
体験談を載せるときは、必ずオリジナルのもので、実際に体験した内容を載せましょう。
4. オリジナリティを高める
Googleはオリジナリティの高さも評価しています。2017年のアップデートの際、Googleは「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。」と述べています。
今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
オリジナリティのない文章はなぜいけないのでしょうか。もちろん、コピーコンテンツの淘汰の意味もありますが、ユーザーにとって有用ではないことも理由です。それは、ユーザーの立場に立って考えればすぐにわかります。自分が何か知りたいことがあって検索したところ、検索結果の1位から10位までのページすべてに、似たような情報しか載っていなかったらどうでしょうか。不便ですよね。それをGoogleは回避するために、オリジナリティの高い、ユーザーにとって有益なコンテンツのあるページを評価して、検索上位に上げているのです。ですから、ライティングの前に、すでに検索上位に上がっている他のページをよくリサーチし、ユーザー目線で見て足りない情報を含めたり、他にはないオリジナリティを出したりしてライティングするのが正解といえます。
5. 文章を簡潔に表現する
質の高い文章とは何かを考えたときに、その答えの一つが「わかりやすい」ということです。わかりやすい文章の特徴として、簡潔であるということがあります。文章を簡潔に表現することで、わかりやすさが向上します。
できるだけ一文は短めにする、冗長な表現を避けるなどして工夫することがポイントです。
6. 構成（プロット）作りを重視する
SEOで検索の上位になるためには、ただきれいな文章を書けば良いというわけではありません。「何が、どのような順序で書かれているか」も重要なのです。一番の目的は、ユーザーにとってわかりやすいかどうかです。わかりやすくするためには、まず文章全体の構成（プロット）をユーザーのニーズに沿ってわかりやすく作ることが先決です。
ユーザーにとって価値のある構成を作るには、まずそのページで上位に上げたいキーワードをもとにユーザーのニーズを探ります。例えばGoogleのサジェスト機能（※）を使って関連語をピックアップしたり、民間業者が提供するキーワードツール等を用いて、どのようなキーワードで検索されているのかを確認したりして、ユーザーの検索意図を探ります。
※サジェスト機能とは…検索エンジンでキーワードを入力した際、関連のあるキーワードを予測して表示する機能。
例えば「スポーツジム」とGoogleの検索窓に打ち込むと、「スポーツジム おすすめ」「スポーツジム 安い」などのサジェストが表示されます。これらの関連語は、多くのユーザーが検索している可能性の高いワードです。
これらをもとにユーザーの検索意図を探ります。「スポーツジム おすすめ」と検索するユーザーは、「スポーツジムに入会したいけれど、どのようなスポーツジムが評判が良いのか、評価が高いのか、人気が高いのかなどを知りたく、誰かがおすすめする具体的なスポーツジムを知りたい」という検索ニーズが推測できます。
一方で「スポーツジム 安い」と検索したユーザーは、スポーツジムに入会したい思いは「スポーツジム おすすめ」検索ユーザーと同じと推測できますが、「安さ重視」のニーズがあることも推測できます。
このように「スポーツジム おすすめ」「スポーツジム 安い」で検索したそれぞれのユーザーには、それぞれ異なるコンテンツを提示する必要があります。そしてニーズに沿った構成を考えます。例えば「スポーツジム 安い」であれば、具体的に安いジムの名前を挙げてジムの特徴を述べたり、安いジムの探し方や選び方を述べたりすることが有用です。そしてそれらの情報をどのような順番で出すか、図表等はどのように使って出すかなど、全体の構成も考えます。その全体の構成に沿ってライティングを進めていくことになります。
7. タイトル・導入文・見出しはわかりやすく明快に
タイトル・導入文・見出しについてはユーザーの視点に立ってわかりやすく明快に書く必要があります。後ほどご説明しますが、タイトル・導入文・見出しにはキーワードを必ず記載します。しかしただキーワードが入っていれば良いというわけではありません。1番重要なのはキーワードの羅列ではなく、ユーザーにとってわかりやすいか、役に立つ情報かということです。つまり、タイトルで本文の内容がパッと見てわかるかどうかが重要です。また同時に、タイトルが文章の内容と合っているかどうかという正確性も非常に重要です。このように、コンテンツライティングにおけるタイトル・導入文・見出し作りのポイントは、ユーザー目線を忘れないということです。
8. 本文は文脈を考慮する
構成が決まった後、それに沿って本文を作成する際には、わかりやすくユーザーに伝えたいことを伝えるライティングを行えば大丈夫です。
しかし注意が必要なのは、キーワードを盛り込みたいがゆえに、意味のわからない文章、日本語になっていない不自然な文章を作ってしまうことです。キーワードで上位に表示させたいと思うと、たくさんのキーワードや関連語、共起語を盛り込みたくなりますが、ただ羅列するだけではもちろん文章としては意味をなしません。キーワードを盛り込みつつ、自然な文章になるにはどうすればいいかをよく考えて、文脈を考慮しながらユーザーに役立つコンテンツを作成しましょう。
9. わかりやすく図表や箇条書きを使う
これまで、わかりやすさが重要だと述べてきましたが、文章だけがコンテンツではありません。図表や箇条書きなどを活用してユーザーにとってわかりやすくコンテンツを作成することもライティングのポイントです。
長文は、特に急いでるユーザーにとっては便利ではありません。そんなとき、必要な情報が箇条書きでまとめられていれば、パッと見てポイントが分かるので、ユーザーにとって便利です。図表や箇条書きを積極的に使ってわかりやすくしていきましょう。
10. 専門用語を使いすぎない
これもユーザー目線のライティングのポイントですが、専門用語を使いすぎないことも重要です。専門性を高めるほうがGoogleの評価が上がると先ほどお伝えしましたが、これは専門用語を使ってむずかしく書くという意味ではありません。コンテンツの専門性を高めるとは、一つの分野に特化して深く有益な情報をユーザーに提示するという意味です。
専門的な用語を多用して、わかりにくくなってしまったら、専門性が高くてもユーザーにとって役に立たないページになってしまいます。専門用語を使いすぎず、専門用語を使ったとしても、その解説をわかりやすくつけるなどして、工夫する必要があります。
● SEO内部施策としてのライティングのポイント6個
続いてSEOの内部施策としてのライティングのポイント、つまり検索エンジンのクローラーに対してわかりやすく認識しやすい最適化されたライティングを行うポイントをご紹介します。
1. タイトル・導入文・見出しに上位表示したいキーワードを入れる
タイトル・導入文・見出しには、上位表示したいキーワードを入れるのは必須です。もちろん自然な日本語でキーワードを入れる必要はありますが、できるだけ先頭のほうにキーワードを入れるほうがSEO効果が高いといわれています。
ページタイトルは全角28-30文字程度におさめるようにしましょう。なぜなら、タイトルはGoogleの検索結果一覧ページに表示されるため、6ページの内容一番初めに判断する文字だからです。タイトルの表示可能文字は30-32文字であるため、途切れないように、できるだけ30文字以内にとどめましょう。
2. Hタグが構造的に正しいか、Hタグ内に正しい情報を入れているか
H1、H2、H3などの見出しのHタグは、階層が下がるにつれて番号が増えていきます。順番に、正しい構造で使う必要があります。
3. 本文では段落の頭のほうにキーワードを入れる
本文は見出しの下に作成していくことになりますが、できるだけ段落の頭のほうにキーワードを入れるようにするとSEO効果が高いといわれています。
4.指示代名詞を多用しすぎない
「あれ・それ・これ・どれ」等の指示代名詞は、SEOライティングでは極力避けるほうが良いといわれています。一般的な文章では、同じ単語を繰り返し使用するのは避ける傾向がありますが、SEOライティングにおいてはできるだけキーワードを盛り込むという意味でも、ユーザーにとって分かりやすさを重視するという意味でも、指示代名詞は多用しすぎないことが重要です。
5. ディスクリプションを適切に作成する
ディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示される説明文のことです。これもディスクリプションタグで設定しておくと、ユーザーに対してページの内容をわかりやすく伝えることができます。検索結果に表示できる文字数を考慮して、120文字以内が最適といわれます。ただ、スマートフォンの場合は70-80文字程度しか表示されませんので短めに作っておくとよいでしょう。
6. リンクテキストはわかりやすく正確に
本文にリンクを張ることもあるでしょう。その場合そのリンク文字は、わかりやすくキーワードを盛り込んで、かつ、そのリンク先の内容を正確に表すテキストにする必要があります。これも本文のライティングと同様にユーザー目線で作りましょう。
SEOライティングの要はとにかく「ユーザー目線」
これまでSEOライティングのポイントをご紹介してきました。きっとお気づきの方も多いと思いますが、Googleは質の高いコンテンツを年々、重視していっています。むずかしく感じるかもしれませんが、Googleを利用する検索ユーザーの立場に立てば、決してむずかしいことではありません。「自分がもしその検索キーワードで検索したら？」と考えれば簡単に正解がわかります。
まとめ
◆SEO対策を施すライティングは、主に1.ユーザー向けのライティングと、2.検索エンジンのクローラー向けのライティングの2つの方向性から行う必要がある。
◆1.ユーザー向けのライティングとしては、コンテンツの質を高めるためのライティングのポイント10個を重視するとよい。 2.検索エンジンのクローラー向けのライティングとしては、SEO内部施策としてのライティングのポイント6個を重視すると良い。
◆SEOライティングの要はとにかく「ユーザー目線」で行う。Googleを利用する検索ユーザーの立場に立ち「自分がもしその検索キーワードで検索したら？」と考えて、欲しい情報や書き方でライティングを行うとGoogleの評価の高いコンテンツを作ることができる。
