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Webサイトのキャッチコピーで直帰率・CV率改善

2021.11.2
読了まで約 4

初めてWebサイトを訪れるユーザーにとって、そのサイトが何の製品・サービスであるのか、また、それはユーザーにとってどのようなメリットがあるのか、ファーストビューにあるキャッチコピーを見て瞬時に判断をします。

キャッチコピーを見てどういう製品・サービスであり、そして、自分にとってどんなメリットがあるのか分からなければ、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。Webサイトのキャッチコピーによって、直帰率・CV率が大きく変化します。

今回はWebサイトにおけるキャッチコピーの作り方について紹介します。Webサイトに限らず全般的なキャッチコピーについては下記のコラムをご覧ください。

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Webサイトのキャッチコピーが果たす役割

Webサイトのキャッチコピーは初めて訪れたユーザーに対し、製品・メリットの概要とメリットを提示し、サイト自体への興味を惹きつけ、サイトを詳しく見ようと行動喚起を促す役割を果たしています。

ユーザーはキャッチコピーを見て、このサイトで紹介している「製品・サービスがなにか」、その製品・サービスを利用することで「自分にどんなメリットがあるのか」を瞬時に理解し、スクロールや他ページへの遷移といった次のアクションへ移ります。

キャッチコピーを認識して次のアクションへ移るほんの数秒で、ユーザーの興味を引き付けるためには、シンプルで分かりやすく、ユーザーニーズを応えていなければなりません。

Webサイトのキャッチコピーの作り方

Webサイトに掲載するキャッチコピーは、①製品・サービスを紹介するコピーと②製品・サービスの価値を紹介するコピーを作成し、①②を組み合わせて作ることができます。

①製品・サービスを紹介するコピー

まずは、製品・サービスを紹介するキャッチコピーを作成します。具体的には「それはどのようなサービスか?」という問いかけに対し答えるコピーを考えます。

このときに製品・サービスの概要や細かな機能などを答えるのではなく、競合他社にはない強みを分かりやすく伝えるようにします。はじめて製品・サービスを紹介する人に「こんな製品・サービスです」と伝えるようなイメージで作ると良いでしょう。

②製品・サービスの価値を紹介するコピー

製品・サービスの紹介するコピーを作成したら、次にユーザーに提供する価値を伝えるコピーを作成していきます。今度は「ユーザーに提供する価値はなにか?」という問いかけに対するコピーを考えます。

製品・サービスを導入したユーザーが得られるメリットや体験できる価値を言語化します。このときにターゲットとなるユーザーがどのような課題を抱えており、その課題にどのように解決するのかを考えていきます。

③①②で作成したコピーを組み合わせ完成

①製品・サービスを紹介するコピーと②製品・サービスの価値を紹介するコピーを組み合わせて完成です。

このときにただコピーを並べるのではなく、キャッチコピーとして一目見てどんな製品・サービスなのか分かるか、そして、ユーザーのメリットが伝わっているかを確認しながら文言を完成させていきます。

キャッチコピー作成のポイント

キャッチコピーを考える上で参考にしたいポイントは「メインビジュアルとセットで考える」「リードコピーを使う」「具体性や信頼性を高める」の3つです。

①メインビジュアルとセットで考える

Webサイトのファーストビューはキャッチコピーだけではありません。製品・サービスのメインビジュアルとキャッチコピーが並んで掲載されていることがほとんどです。

ファーストビューで使用するメインビジュアルと並べて、ビジュアルのイメージとキャッチコピーが一致するかも確認しながら考えていくと良いでしょう。

関連記事:BtoBサイトのトップページ作成ポイント

②リードコピーを使う

キャッチコピーはシンプルなほど良いですが、簡潔にしようと無理に短くする必要はありません。あくまでWebサイトに訪れたユーザーの興味を惹き、次のアクションへ誘導することが目的です。

キャッチコピーでは製品・サービスの強みや提供価値を伝えきれない場合には、リードコピーを活用します。リードコピーはWebサイトのメインコンテンツへの橋渡しの役割を持ち、キャッチコピーの下に配置されるコピーのことを指します。

キャッチコピーでユーザーの興味を惹き、キャッチコピーで伝えきれなかった部分をリードコピーで補足する形で、キャッチコピーとリードコピーを組み合わせて作成すると良いでしょう。

③具体性や信頼性を高める

キャッチコピーやメインビジュアルなどWebサイトのファーストビューで、製品・サービスの具体性や信頼性を高め、ユーザーのWebサイトや製品・サービスへの信頼感や安心感を醸成します。

例えば、導入実績をキャッチコピーに数値を使って表現することで具体性と信頼性を持たせることができます。ほかに「導入企業ロゴ」「受賞歴」「掲載メディア」を掲載し信頼性を高めることができます。

効果的なキャチコピーを作成するために

効果的なキャッチコピーを作成するためには、定期的なPDCAと他のWebサイトの研究が重要です。

①定期的なPDCA

Google Analytics(グーグルアナリティクス)やヒートマップなどの分析ツールを使いながら、直帰率・CV率やページのスクロール率をモニタリングして、キャッチコピーの改善を行っていきます。また、A/Bテストを行いながら、効果の良いキャッチコピーを作成していきます。

関連記事:ABテストとは? 4つの種類とやり方、仕組みをわかりやすく解説

②他のWebサイトの研究

BtoB,BtoC関係なく、あらゆるWebサイトやLPをまとめた、LPまとめサイトがあります。まとめサイトに掲載されているWebサイトのキャッチコピーを参考にし、キャッチコピーの引き出しを増やしていきます。

また、良いキャッチコピーはとことん真似して、自社のWebサイトに活かして効果的なキャッチコピーを作成していきます。以下にLPまとめサイトを紹介します。

参考:
LPの最新デザインまとめ参考サイト|LP アーカイブ
ランディングページ(LP)集めました。
LPデザインに参考になるランディングページ集|LP advance
L]: LP・ランディングページ
LP(ランディングページ)
ランディングページデザインリンク集
縦長ページのデザイン 集めました
イケてるランディングページデザイン集めました

まとめ

・Webサイトのキャッチコピーは初めて訪れたユーザーに対し、製品・メリットの概要とメリットを提示し、サイト自体への興味を惹きつけ、サイトを詳しく見ようと行動喚起を促す役割を果たしている
・キャッチコピーは①製品・サービスを紹介するコピーと②製品・サービスの価値を紹介するコピーを作成し、①②を組み合わせて完成させる
・キャッチコピーはシンプルなほど良いが簡潔にしようと無理に短くする必要はなく、製品・サービスの強みや提供価値を伝えきれない場合には、リードコピーを活用する
・効果的なキャッチコピーを作成するためには、定期的なPDCAと他のWebサイトの研究が重要

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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『MarkeTRUNK』編集部

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