ProFutureマーケティングソリューション|MarkeTRUNK

ProFutureマーケティングソリューションMarkeTRUNKはリードジェネレーションを中心としたソリューションです。HRプロや経営プロを中心としたマーケティング、人事データを活用したDSP、SEOに強いコンテンツマーケティングなどのマーケティングソリューションと情報を提供しています。

動画編集は初心者でもできる!便利な編集ソフト含め簡単な方法を解説

2022.2.17
読了まで約 10

最近では、法人はもちろんのこと、個人も自ら動画を撮って編集を行い、YouTubeなどのオンライン上でオリジナル動画を公開するのは当たり前になってきました。また、スマートフォンによる動画視聴は、ユーザーの定番スタイルとなっています。
そうした中、「企業の公式アカウントで動画を公開したいが、動画編集の具体的なやり方がわからない」「動画制作に取り組みたいが、初心者でも動画編集ができるのか知りたい」「動画編集のツールはどれを使えばいいのか」など、動画編集に関して悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、動画編集の初心者の方へ向け、動画編集の概要や必要な道具、便利な編集ソフトを無料と有料それぞれご紹介した後、具体的な動画編集の方法も合わせてご紹介します。

動画編集とは何か

最近、よく「動画編集」という言葉を耳にするようになりましたが、初心者にとってみれば、動画の編集とは何を指すのかわからない、もしくは漠然としているといった状況かもしれません。

動画編集とは、撮影した映像などの素材を、パソコン上で素材同士をうまくつなぎあわせて一つの動画にしたり、必要な箇所の加工をしたりして、動画作品を制作することを指します。

昔は専門知識とスキルを持ち合わせた動画編集者が専門で行うような作業でしたが、今ではYouTubeに代表されるように、個人レベルで手軽に動画撮影から公開までできるようになったため、個人でもスマートフォンや無料ツールを利用して手軽に動画編集も実施するようになっています。

企業の担当者も、オンラインがマーケティングの主戦場となっている今、動画を制作してアップロードし、公開する機会は増えているでしょう。そうした中、いかに優れた魅力的な動画を制作するかが重要になってきています。

カメラで動画撮影をした後、出力したデータのままでは動画作品にはなりません。なぜなら、無駄な余白があったり、映ってはいけないものが映り込んでいたり、解説がなければわかりにくいといった箇所があるためです。また、動画をよりドラマチックに、ストーリー仕立てで作りたいといった場合には、ストーリーに組み立てる必要があります。そのため、動画編集が必要になります。

一般的に、動画編集の大まかな流れとしては、まず素材をつなぎ合わせ、デザインやレイアウト、ストーリーなどを考慮しながら、音声、音楽・BGMなどを付け加えていき、動画を魅力的に仕上げていきます。
関連記事:BtoB動画広告の活用と動画作成のポイント

動画編集に必要な道具

動画編集を始めるといった場合、どのような道具が必要になるのか確認しておきましょう。

素材

まずは素材が必要になります。素材とは、動画データや画像データ、音声データのことを指します。当たり前のことですが、動画編集には編集する動画データが必要です。動画データは、カメラで撮影したものや、自社にある既存の動画データを使用してもいいでしょう。
また、動画に画像を使用することもよく行われているため、必要に応じて画像も用意すると良いでしょう。音声データも動画を魅力的にするために欠かせません。動画用の無料音源などを利用する方法もあります。

素材に関しての注意点は、著作権を侵害しないようにすることです。もちろん、自社の社員や自分がオリジナルで制作したもの以外、つまり他人が制作した動画データや画像データ、音声データについてはすべて勝手に使用すると著作権侵害となります。ですから使用することはできません。

また、フリー画像やフリー音源などのフリー素材を利用することもあると思われます。その場合も、きちんと利用規約を確認し、著作者の意向を確認した上で利用しなければなりません。フリー画像でも、商用利用など、営利目的で利用することが不可である場合もありますので注意しましょう。

いくら魅力的な動画を編集して制作できたとしても、著作権侵害をしてしまったら元も子もありません。

編集を行うPC

動画編集を行うためには、基本的にパソコンが必要になります。スマートフォンでも動画編集ができる時代ですが、動画編集を企業として行う場合には、やはりパソコンを利用すべきでしょう。
後述する動画編集ソフトをインストールするためには、パソコンが必要になります。スマートフォンに対応しているソフトもありますが、基本的にはパソコンを用意しましょう。OSについて、WindowsかmacOSかどちらが良いかは、利用する動画編集ソフトによって異なってきます。

また、動画編集の際には、動画データが必要になると先述しましたが、動画データというのはデータ量が大きくなるため、パソコンにはある程度の容量が必要になります。パソコンのスペックにもよりますが、一般的に空き容量が少ないとパソコンの動作のスピードが遅くなってしまうことがあります。動画編集をサクサク進めるためにも、ある程度の容量を備えたパソコンを用意しておく必要があります。

動画編集ソフト

そして動画編集で最も重要なのが動画編集ソフトです。

動画編集ソフトとは、パソコンで動画素材を編集するソフトウェアを指します。
現在、数多くの動画編集ソフトが国内外に存在しており、無料で利用するものと、有料で利用するものの2種類があります。

ここで、一般的な動画編集ソフトの機能についてご紹介します。

動画編集ソフトでは、主に動画のカットや複数動画のつなぎ合わせといった作業のほか、テキストテロップや音声、BGMの音楽、エフェクト効果などの追加を行い、アレンジ・加工することができます。そしてもちろん、最終的には動画として書き出しをすることが可能です。

動画編集ソフトによってできる範囲や機能、エフェクトなどは異なってきますので、これからご紹介する各動画編集ソフトなどを実際に利用する際には、ぜひ事前にどのような仕様なのかを確認しておきましょう。
関連記事:【2021年版】動画編集アプリのおすすめ6選をご紹介します!

便利な動画編集ソフト11選

ここからは、動画編集ソフトを11個ご紹介します。無料と有料があり、それぞれ機能が異なります。ぜひ自分に合った動画編集ソフトを見つけてみてください。
なお、各ソフトに対応しているOSを簡易的に記載していますが、OSのバージョンは各ソフトによって異なるため、利用前に自分のパソコンのOSのバージョンも確認して、対象の動画編集ソフトが対応しているかチェックしましょう。

【無料ソフト】

1.AviUtl(エーブイアイ・ユーティーエル/エーブイアイ・ユーティル)

対応OS:Windows
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/

スクリーンショット:AviUtl(エーブイアイ・ユーティーエル/エーブイアイ・ユーティル)

AviUtlは、無料の動画編集ソフトの中でも古くからあり、人気のソフトの一つです。Windows向けに作られており、macOSには対応していません。動作が軽く、主に動画編集で行いたい作業が一通りできるので、便利です。

例えば、動画データのカットや結合や、動画や画像、音声、テロップの追加、トリミング、再生速度の変更、インターレース解除やノイズ除去などが行えます。また、プラグインを利用することによって、モザイクや色調補正などのエフェクト効果も行うことができます。

2.iMovie(アイムービー)

対応OS:macOS、iOS
https://www.apple.com/jp/imovie/

スクリーンショット:iMovie(アイムービー)

iMovieは、Appleが開発した動画編集ソフトで、macOS、iOS共に対応しています。
無料で、iPhoneなどでも使えるため、手軽に魅力的でクオリティの高い動画を作ることができる点が売りです。

編集の専門知識がなくとも、本格的に動画を制作できます。例えば、iPhoneを指で操作しながら手軽にトリミング作業を行ったり、音をフェードイン、フェードアウトさせるなどの加工も可能です。

また、複数のビデオフィルタが用意されており、好きなものを選んで適用できます。例えば、「昔ながらのサイレント映画スタイル」や「古めかしい西部劇風のルック」、「未来っぽいスタイリッシュなブルートーン」などがあります。

3.Microsoftフォト(ビデオエディター)(マイクロソフトフォト ビデオエディター)

対応OS:Windows
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/photo-movie-editor

スクリーンショット:Microsoftフォト(ビデオエディター)(マイクロソフトフォト ビデオエディター)

Microsoftフォト(ビデオエディター)は、Microsoftが開発したソフトで、Windows10には標準搭載されているMicrosoftフォトの機能の一つです。標準搭載されているツールというだけあって、プロユースではなく、あくまで一般的な人が簡単に使うような、簡易的な機能に限られます。

例えば、簡易的なカット編集のほか、BGMやテキストテロップ、フィルタの追加、書き出しなどが可能です。家庭でちょっとした動画を編集して身内や親しい友人同士で楽しみたいといった場合に適しているでしょう。

4.Lightworks(ライトワークス)

対応OS:Windows、macOS、Linux
https://lwks.com/lightworks/

スクリーンショット:Lightworks(ライトワークス)

海外発の動画編集ソフトです。Lightworksシリーズは、無料版と有料版があり、無料版では編集した動画をYouTubeとVimeo用に最適化されたMP4形式のみしか保存できないなどの制限があります。無料版の利用には会員登録が必要です。

このソフトは基本的な機能を備えていますが、他のフリーソフトと比較して、やや中級者から上級者向けといわれているため、初心者にはハードルが高いかもしれません。他のソフトを利用した後、「もっと高機能なものがいい」となったときに初めて使ってみるというのもいいでしょう。動画編集を極めたい人におすすめです。100種類以上のエフェクト機能が内蔵されており、プロにも利用されています。

5.DaVinci Resolve 17(ダヴィンチリゾルブ17)

対応OS:Windows、macOS、Linux
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/

スクリーンショット:DaVinci Resolve 17(ダヴィンチリゾルブ17)

海外発の動画編集ソフトであり、2021年12月にアップデートがされたことで、さらに注目を集めています。無料で使えるにしてはあまりに高機能で高性能であることからプロにも絶賛されているといわれています。

Windows、macOS、Linuxすべてに対応しており、日本語のマニュアルも用意されていることから、日本人ユーザーにも人気です。そのマニュアルは3,600ページ以上にも渡っていることが話題になりました。

初心者でもマニュアルを読み込めば十分使えるといわれていますので、ぜひトライしてみてください。

6.VideoPad(ビデオパッド)

対応OS:Windows、macOS
https://www.nchsoftware.com/videopad/jp/index.html

スクリーンショット:VideoPad(ビデオパッド)

VideoPadは、海外発のソフトですが、日本語に対応しています。無料版と有料版がありますが、無料版は非営利目的にのみ使えるため、商用利用の場合は有料で利用する必要があります。

誰でも簡単に本格的な動画編集ができる、シンプルで高機能なソフトです。高速でストレスフリーなところが注目のポイントです。動画編集ソフトに備わる、基本的な機能を取り揃えており、エフェクトは50種類以上用意されています。

ただ、無料版では企業の担当者が使えないため、練習用として使用するというのであればいいでしょう。

【有料ソフト】

7.Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)

対応OS:Windows、macOS
https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html

スクリーンショット:Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)

Adobeが提供する動画編集ソフトです。本格的なプロユースの動画編集ソフトといえば、このAdobe Premiere Proです。すでにYouTubeクリエイターやハリウッドの映画の制作者まで幅広く利用されているといわれています。無料の動画編集ソフトでは物足りない、自分が表現したいものを思う存分表現したいという方におすすめです。

Windows、macOS両方に対応しているので、範囲しているユーザーの幅も広いです。初心者だからこそ、高品質でプロクオリティの動画の制作ができるこのソフトを利用するというのもいいでしょう。

動画編集に必要なすべての機能がラインアップされているため、動画編集に困ることはありません。AIによる自動化機能を搭載されており、まさにプロユースといえます。

Adobe Creative Cloudで提供されており、月額で比較的安価に利用することができます。

8.FinalCut Pro(ファイナルカット プロ)

対応OS:macOS
https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/

スクリーンショット:FinalCut Pro(ファイナルカット プロ)

FinalCut Proは、Apple社が提供する本格的な有料の動画編集ソフトです。映像制作を職業とする人向けに作られているので、敷居が高いように見えますが、実は先ほど無料版のところで紹介したiMovieの進化版のような存在です。

iMovieは、初心者やiPhoneでも動画編集ができることが特徴でしたが、FinalCut ProはiMovieに慣れた人はもちろん、初心者でも直感的な操作で利用ができることから、ハードルは低いといえます。iMovieと互換性が高いため、macOSデバイスを利用している企業であればおすすめといえます。1,000以上の音楽や効果音などの素材があるのも注目です。

当然、Windowsには対応していないので、注意しましょう。

9.VEGAS Pro 19(ベガス プロ 19)

対応OS:Windows
https://www.sourcenext.com/product/vegas/vegaspro/

スクリーンショット:VEGAS Pro 19(ベガス プロ 19)

VEGAS Pro 19は、海外発のソフトです。映像編集ができる「VEGAS Edit 19」、ライブストリーミングができる「VEGAS Stream」、クロマキー合成ができる「Boris FX Primatte Studio」、サウンド編集ができる「SOUND FORGE Audio Studio 15」という4つの機能が収録されている高機能な動画編集ソフトです。Windowsのみの対応です。

こちらもプロユーザーに好評のソフトで、軽い操作感や、直感的な使用感に定評があります。プラグインを利用することで、機能を追加していくことができるため、使い込んでいくうちに自分好みの動画編集ソフトとなりそうです。

10.Filmora(フィモーラ)

対応OS:Windows、macOS
https://filmora.wondershare.jp/

スクリーンショット:Filmora(フィモーラ)

Filmoraは、基本的な機能を備えた海外発の有料動画編集ソフトです。先にご紹介した有名メーカーの動画編集ソフトと比較すれば、それほど高機能ではないといわれている上に、有料ソフトの中では、比較的低価格といわれるため、初心者におすすめです。

特徴は、オシャレな動画を作ることができる点です。例えば、動画クリップにエコー、リバーブ、電話などオーディオエフェクトを適用できたり、顔の動きに反応するステッカーを追加できる「ARステッカー」の機能があったりと、ユニークな機能があります。

11.PowerDirector(パワーディレクター)

対応OS:Windows、macOS
https://jp.cyberlink.com/products/powerdirector-video-editing-software/features_ja_JP.html

スクリーンショット:PowerDirector(パワーディレクター)

初心者から上級者まで対応するのが、この海外発のPowerDirectorです。Windows、macOSどちらも利用可能ですが、メインはWindowsのようです。

エフェクトなどの素材が充実しており、プロユースにふさわしい機能も豊富です。簡単にプロレベルの動画編集を行うことができます。最新機能で「AI モーショントラッキング」というものがあり、オブジェクトの動きに追従して文字や画像を動かすことができます。

こちらも比較的安価といわれているため、初心者にもいいでしょう。

動画編集ソフトを選ぶポイント

動画編集ソフトをこれから導入したいという場合、ぜひ事前に確認してほしいのが、次のポイントです。これらを押さえることで、自分にとって最適な動画編集ソフトを選ぶことができ、実際の制作時にも後悔せず、スムーズに行うことができるでしょう。

ビデオカメラのデータ形式との互換性はあるか

ビデオカメラによって、出力できるデータ形式が異なるため、場合によっては手持ちのビデオカメラの動画データ形式に対応していない動画編集ソフトを導入してしまうこともあります。互換性はよく注意して選びましょう。

パソコンスペックとの相性はいいか

ビデオカメラとの互換性と同様に大前提となるのが、パソコンとの相性です。先述の通り、動画編集ソフトはWindowsやmacOSなど対応するOSが異なるため、注意が必要です。自分のパソコンのOSとそのバージョンに対応しているかどうかの確認を必ず行いましょう。
また、スペックが見合っているかということも重要です。各動画編集ソフトの公式サイトなどに「動作環境」が必ず書かれているものですので、事前に確認しましょう。
また、有料版の場合は、無料の体験版が用意されていることも多いため、スペックが合うかどうかの確認の意味でも試して使ってみるのをおすすめします。

コストが見合っているか

動画編集ソフトにかけるコストは、用途や作りたい動画のクオリティによって異なってきます。もし簡易的なエフェクトでいいという場合は、有料版をわざわざ購入しなくてもいいということになるかもしれません。
また、有料版であっても、買い切り型なのか、それとも月ごとに支払うサブスプリクション型なのかなど、支払い形式も異なります。会社で導入する場合、企業向けのプランが用意されていることもありますのでぜひ確認してみましょう。

自分が表現したい機能があるか

機能面については、どの動画編集ソフトも軒並み充実しているものです。しかし、いざ導入してみたら、まったく使わない機能ばかりだったということも起こり得ます。有料版の場合は特に、失敗は許されないため、無料版で試してみるほか、使いそうな機能やエフェクトや音源の素材があるかなどもしっかりと事前に確認しておきましょう。

動画編集の技能レベルとマッチしているか

初心者であれば、初心者でも扱えるということが体験談としてあるような動画編集ソフトがおすすめです。自分の技能レベルに応じて選ぶほうがいいでしょう。ただし、今後、より動画制作に力を入れていきたいという企業であれば、はじめから有料版の高機能なものを導入するのもいいでしょう。

マニュアルやサポートが充実しているか

動画編集は、一度覚えてしまえば簡単ですが意外と手順が多く、初心者はいきなり動画編集ソフトを使いこなせるわけではありません。まずはしっかりとマニュアルを読み込みながらやりたいという場合、マニュアルが整備されているほうがおすすめです。
また、サポートも手厚く、丁寧に対応してくれるところであればなおいいでしょう。
関連記事:コロナ禍で注目!マーケティングの成果を上げる動画コンテンツ

初心者が知っておきたい動画編集の基本的な流れ

動画編集ソフトを導入したら、いよいよ実作業をはじめましょう。ここでは初心者向けに、ごく基本的な動画編集の流れをご紹介します。

1.動画や画像・音源素材を読み込む

動画編集ソフトを立ち上げたら、まずは準備しておいた動画データや、画像・音源などの素材をソフト上に読み込みます。読み込んで初めてその素材をカットしたり、エフェクトをかけたりといったように編集作業をスタートできます。

2.カットやトリミングを行う

次に、読み込んだ動画データを開き、編集していきます。これから作りたい動画の全体の長さは何分くらいですか? その分数に応じて、動画をカットして、つなぎあわせるという作業を行います。
あらかじめストーリーやシナリオと絵コンテや構成表などがあれば、どのようにカットやトリミングをしてつなぎ合わせればいいかなどが明確です。必要に応じて、これらも用意しておきましょう。

3.アレンジ・加工する

動画をつなぎあわせて一通り完成したら、次はアレンジ・加工作業に移っていきます。これにより、より魅力的な動画作品が出来上がります。例えば、次のようなアレンジ・加工方法があります。

・エフェクトを入れる
カットとカットの間をフェードやワイプなどでスタイリッシュにつなぎ合わせる「トランジション」や、動画スピードを調整する「スローモーション」や「倍速」、背景画像を合成する「合成」などがあります。

・テロップを入れる
YouTube動画を見ていると、テロップが入っている動画をよく見かけます。文字を入れることでわかりやすく、よりインパクトのある動画に仕上がります。

・BGM・効果音を入れる
音楽や効果音を入れることで、さらに面白い、インパクトのある見ごたえのある動画に仕上がります。

4.動画を出力する

すべての編集作業が完了した後は、動画を出力します。SNSやYouTubeに動画をアップするなどすれば、視聴者に見てもらうことができます。

この手順はあくまで基本的な手順であるため、自身で様々な方法で試しながらも、最も効率のいい方法で行うのをおすすめします。
関連記事:動画広告の特徴を掴んで、マーケティングを最適化しよう!

まとめ

・動画編集とは、撮影した映像などの素材を、パソコン上で素材同士をうまくつなぎあわせて一つの動画にしたり、必要な箇所の加工をしたりしながら適切な形で編集していくことを指す。

・動画編集に必要な道具は、「素材」「編集を行うPC」「動画編集ソフト」の3つである。

・動画編集ソフトは、国内外に多種類あるため、自分に合ったものを選ぶ必要がある。無料・有料、パソコンのOSやスペック、機能などが動画編集ソフトごとに異なるため、よく比較する必要がある。

・動画編集ソフトを選ぶポイントは、ビデオカメラのデータ形式との互換性はあるか、パソコンスペックとの相性はいいか、コストが見合っているか、自分が表現したい機能があるか、動画編集の技能レベルとマッチしているか、マニュアルやサポートが充実しているかなどである。

・動画編集ソフトを利用して、初心者が知っておきたい動画編集の基本的な流れは、「1.動画や画像・音源素材を読み込む」「2.カットやトリミングを行う」「3.アレンジ・加工する、4.動画を出力する」である。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

get_field('cf_general_profile_name', 39);

『MarkeTRUNK』編集部

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から
知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。
さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。
独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

メルマガ会員登録で最新マーケティング情報やトレンド情報、
セミナーイベント情報をチェック!

メールマガジンのサンプルはこちら

リード獲得などBtoBマーケティングにお困りではありませんか?
マーケティング施策に関するお問い合わせはこちら

アクセスランキング

  • 2024.3.25

    メールアドレスの作成方法を解説!初心者にも簡単な作り方や無料のサービスを紹介

  • 2024.2.8

    キャッシュとは?初心者でも分かる仕組みやキャッシュクリア(削除)の方法を解説!

  • 2022.9.21

    Wayback Machine(ウェイバックマシン)とは?使い方や意味を徹底解説します!

  • WEBマーケティングカテゴリの
    おすすめ記事

    マーケティングカテゴリの
    おすすめ記事

    SEOカテゴリの
    おすすめ記事

    おすすめ記事

    PAGE TOP
    閉じる
    2022.6.6

    マーケティング担当者必見!資料ダウンロード

    BtoBでゼロから始めるWebマーケティング手引書【企業が取り組むべき4ステップ】

    こんな方にオススメ!
    ・社内に詳しい人材がいないため何をしたらよいか分からない…
    ・Webマーケティングのどこから手を付けていいかわからない…

    マーケティングお役⽴ち資料資料ダウンロード