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上座・下座とは!覚えておきたいビジネスマナーを解説!

2023.9.20
読了まで約 5

クライアントや目上の人と同席した際、上座・下座を理解していないと失礼になってしまうケースは多々あります。本記事を読んでいる人の中にも、上座・下座が分からず苦労した経験があるかもしれません。

そこで本記事では、上座・下座の概念や必要な理由、基礎知識を解説します。また、タクシーやエレベーターなどケース別の上座・下座を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

上座・下座とは?

まずは、上座と下座の概要を見ていきましょう。上座と下座とは、ビジネスや社交の場で重要なマナーとされる座る位置のことです。これらは世界的に見ても、特に日本の文化において重要視されているマナーであり、正しく理解して実践することがビジネス上での信頼性や礼儀正しさを示すことに繋がります。

実際に、上座と下座を理解せずクライアントを下座に座らせてしまうと、クライアントによっては失礼と捉えられ、今後のビジネスに影響を与えかねません。また、上座と下座はケースによって異なるため、それぞれのケースごとに正しく理解しておく必要があります。本記事でもケースごとに網羅的に解説します。

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上座・下座の理解が必要な理由

上座・下座を理解することは非常に重要です。代表的な理由は以下のとおりです。

● 礼儀正しさの表れ:上座・下座のルールを守ることは、相手に対する礼儀正しさを示します
● 文化的な側面:上座・下座は日本文化の一部であり、異文化との交流においても発揮します
● 円滑なコミュニケーション:間違った座り方をすることで、コミュニケーションが滞ることがあります

上述したとおり、実は上座と下座は基本的に日本が最も重要視しているといわれています。しかし、海外の方でも上座と下座に対して理解していることもあり、異文化交流時にも信頼性を表す大きな要素です。

また、当然日本人同士の場合は上座と下座を厳しく見るケースも多いため、クライアントによっては上座と下座を間違えてしまうことが大きな原因で失注になるケースもあるようです。

つまり、上座と下座はクライアントからの信頼を勝ち取るためであったり、円滑なコミュニケーションを図ったりする上で非常に重要となります。

関連記事:ビジネスマナーとは?基本の例、関連する検定、研修のポイント

上座・下座の基礎知識

ここまで、上座と下座の概要を解説してきました。ここからは、以下の上座・下座の基本的な知識を紹介します。

● 上座に座る順番
● 出入り口から遠い席が上座になる

それぞれ順番に見ていきましょう。

上座に座る順番

上座に座る順番は、一般的に以下の通りです。

● 主催者:ビジネス会合や社交イベントでは、通常はホストが上座に座ります
● 年齢・地位が高い方:主催者以外の場合、年齢や地位が高い方が上座に座ります
● ゲスト:ゲストが主催者よりも上座に座ることは少ないですが、主催者が指示を出している場合はゲストが上座に座ります

また、あくまでケースによって異なるものの、年齢・地位が高い方とクライアントゲストが同席する場合は、年齢・地位が高い方が上座に座るケースが多いです。しかし、これらはクライアントと年齢・地位が高い方の関係性にもよるため、一概に定義することはできません。

もし仮に、年齢・地位が高い方とクライアントゲストのどちらを上座にするか迷った場合は、テーブルを分けるなどして臨機応変に対応することが求められるでしょう。

出入口から遠い席が上座になる

次に、基本的に上座は出入り口から遠い席になります。会場に複数の出入口がある場合、通常は一番遠い出入口から遠い席が上座とされています。なお、出入り口から遠い席が上座になるというルールは、戦国時代に敵からの攻撃を遠ざけるための配慮から生まれたといわれています。

たとえば宴会場の場合、メインステージの目の前の席が主賓席となるケースも多いですが、これは出入り口から一番遠い上座に主賓席があたるためです。一方で結婚式の場合、親族席が出入り口から一番近い席になりますが、あくまでおもてなしをする立場であるため下座に配置されています。

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ケース別の上座・下座の基礎知識

上座・下座のルールは、状況によって異なります。ここからは、以下の異なるシチュエーションでの上座・下座の基本的な知識を紹介します。

● 洋室の場合
● 和室の場合

それぞれ順番に見ていきましょう。

洋室の場合

洋室では、一般的には上座・下座のルールはあまり厳格には定められていません。そのため、主催者や年齢・地位が高い方が上座に座るケースが多いです。しかし、洋室の場合は厳格ではないので、主催者ではなくクライアントが上座に座ってもまったく問題ありません。

重要なのは、席の配置に明確な規則がない場合でも相手を尊重して配慮することです。明確な規則がなくても、これらの思いやりはしっかりとクライアントに伝わります。

和室の場合

和室の場合は、座敷の形状によって上座・下座が決まります。通常、部屋の正面に近い位置が上座であり、部屋の入口側が下座です。和室の場合はルールがしっかりと決まっているため、どのようなシーンでも注意するようにしましょう。

関連記事:アイスブレイクとは?意味やビジネスで使えるネタ・ゲーム10選を紹介

その他ケース別の上座・下座の基礎知識

ここからは、以下のその他のケースで上座と下座の基礎知識を紹介します。

● 会議室の場合
● レストランの場合
● タクシーの場合
● エレベーターの場合

それぞれ順番に見ていきましょう。

会議室の場合

会議室の上座・下座は、会議テーブルの配置によって異なります。

● ロの字型の場合
● コの字型の場合
● 円卓の場合

それぞれ順番に解説します。

ロの字型の場合

ロの字型のテーブルが使用される場合、テーブルの曲線部分が上座とされています。通常は、会議のリーダーや主催者がその位置に座ります。

コの字型の場合

コの字型のテーブルが使用される場合、テーブルの開口部が上座とされています。参加者はテーブルの開口部の周りに着席することが多く、会議のリーダーや主催者が開口部に座ることが多いです。

円卓の場合

円卓の場合、上座と下座は円卓の中心から離れた位置が上座とされます。そのため、円卓の中心から見て上下の席が上座だと理解すれば問題ありません。なお、これらはあくまで会議室の場合であるため、円卓が使用されるケースは基本的にありませんが、万が一のためにも覚えておくと良いでしょう。

レストランの席の場合

レストランでの上座・下座のルールは、席の配置によって上座と下座が異なります。

● テーブル席の場合
● 円卓の場合
● 座敷席の場合
● カウンターの場合

それぞれ順番に見ていきましょう。

テーブル席の場合

一般的なテーブル席では、テーブルの中央が上座とされています。この場合、主催者が中央に座り、それに続く位置にゲストが座ります。しかし、主催者ではなくクライアントが上座に座るケースもあるので、クライアントとの関係性等も踏まえて決めるようにしましょう。

円卓の場合

円卓の場合、円の中心から離れた位置が上座です。特に円卓は、大人数での集まりに適しており、席が等しい位置に配置されています。クライアントとの関係性も踏まえて、最もコミュニケーションが円滑に進みやすい配置にしてみると良いかもしれません。

座敷席の場合

日本の伝統的な座敷席では、上座・下座のルールを厳格に守ることが重要です。通常、座敷の奥が上座であり、入り口側が下座です。また、座布団の置き方(向き)にも注意が必要です。座布団は、縫い目のないほうが正面であり、正面を上に向けて置くのが基本的なマナーになります。

料亭のスタッフが座布団の向きも意識して置いてくれるとは思いますが、念のため確認しておくことを推奨します。

カウンターの場合

カウンター席では、一番左端が上座とされています。このルールは、料理長やバーテンダーがサービスするための配置に関連しており、カウンターの上座はスタッフとの円滑なコミュニケーションをする際に役立ちます。

タクシーの場合

タクシーにおいても、上座・下座のルールが存在します。運転手の位置に対して、車内の後部が上座、前部が下座とされます。もし仮に、クライアント2人、自分が1名の合計3人でタクシーに乗る場合は、自分がタクシー運転手横の助手席に座るよう配慮しましょう。

エレベーターの場合

エレベーター内での上座・下座は、ドアの近くが上座とされます。これは、エレベーター内での円滑な出入りを助けるためのルールです。ただし、エレベーター内では座席が存在しないため、立ったままの位置関係を考えることも重要です。

また、エレベーターは来客者(クライアント)から先に出るのがマナーです。自分が先に出るのではなく、クライアントが出たことを確認してから、自分も出るようにしましょう。

関連記事:ビジネスメールの正しい書き方とは?短時間でマスターできる基本を解説!

まとめ

本記事では、上座と下座の基本的なビジネスマナーを解説してきました。上座・下座への理解を深めることは、特に日本のビジネスマナーにおいて非常に重要な要素となります。上座と下座を正しく理解すれば、クライアントに対して信頼性や礼儀正しさを示したり、次のビジネスに繋がったりするきっかけとなります。

まずは本記事の内容を参考に、上座と下座を正しく理解し、どのようなシチュエーションでも対応できるようにしてみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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