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URL(ユーアールエル)とは!意味を正しく理解し初心者でも分かるように解説!

2023.7.10
読了まで約 5

URLは、Web上でよく見かける言葉のひとつです。URLは基本的な語句として使用されますが、URLと似た語句との違いや、Webページが表示される仕組みについてよく分からない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、URLの意味や概要、URLに関連する語句について解説します。URLや関連する言葉について知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

URLとは?

URLとは、Uniform Resource Locatorの略語で、Webサイトのページがどこに位置するのかを示す「住所」のような意味合いで使われます。インターネットには、膨大な量の情報が点在しており、目的の情報を見つけ出すためには、URLを使って情報の位置を探し出す必要があるのです。

URLは「http://」や「https://」から始まり、その後にドメイン名(Webサイトの名前)が続く形で構成されています。

URLとドメインの違いと関係性

ドメインはURLの一部で、Webサイトの名前を指します。一方で、URLは、ドメイン名を含む、Webサイトの住所全体のことです。実際の住所を例に挙げる場合、下記のような違いがあります。

URL(住所全体):東京都千代田区千代田1番1号
ドメイン名(地名):東京都千代田区
※千代田1番1号はWebサイト上のページを指す

関連記事:ドメインって何?初めての人でもわかる仕組みを解説

URLとIPアドレスの違いは?

IPアドレス(Internet Protocol address)は、インターネット上の各デバイスがそれぞれ所有している番号のことです。インターネット上で情報をやり取りするうえで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを識別するために使用されています。Webサイトの居場所を示すURLとは明確な違いがあります。

関連記事:IPとは!仕組みや機能、個人の特定リスクなどを徹底解説!

URLの正しい形式

URLは「スキーム」「ホスト名」「パス」「クエリパラメータ」など、いくつかの部分に分けられます。URLの正しい形式は、下記の通りです。

サンプルのURL:https://www.example.com/search?q=hello
スキーム:https
ホスト名:www.example.com
パス:/search
クエリパラメータ:?q=hello

上記の要素を含むことで、Webサイト上の詳細なページの位置を示すことができます。

Webページが表示される仕組みとは

下記のような流れで、URLを使用してWebページが表示されます。

1. ユーザーがブラウザのアドレスバーにURLを入力する
2. ブラウザはそのURLのサーバーに接続し、データを要求する
3. サーバーはこのリクエストを受け取り、レスポンスをブラウザに送り返す
4. ブラウザはこれらのデータを読み込み、Webサイトを表示する

サーバーには、Webサイトを構成する要素となるHTMLCSSJavaScriptなどのデータが含まれており、ブラウザがサーバーから受け取ったデータを読み込んで表示する仕組みです。

サーバーからWebサイトの情報を要求する際に必要なのがURLです。URLによって指定された特定のファイルや情報がサーバーからブラウザに送られるため、ユーザーは正確なWebページやファイルを表示することができます。

関連記事:サーバーとは何か?サーバー構築からサーバーエラーやサーバーダウンまで徹底解説

URLに関するよくある質問

URLに関するよくある質問は、下記の通りです。

Q.短縮URLとは?
Q.URLはインターネットでしか使われない?
Q.URLを削除することはできる?

それぞれ詳しく解説します。

短縮URLとは?

短縮URLとは、その名の通り、もとのURLを短くしたURLのことです。長いURLは見た目が乱雑に見えるうえに、コピー&ペーストが困難な場合が多いため、短縮URLが開発されました。

短縮URLは、元の長いURLを短くしたもので、URLを入力すると、もとの長いURLに繋がるようにリダイレクトする仕組みです。

特にソーシャルメディアの投稿やSMSでのリンク共有、印刷物へのURL記載など、文字数制限やスペースが限られている場合に使われることが多いです。しかし、URLを短縮している以上、フィッシング詐欺の偽装サイトなどに悪用されるケースもあり、注意が必要です。

URLはインターネットでしか使われない?

URLは、インターネット上で使用されます。URLと似た言葉として、インターネット上に存在しない対象や抽象的な概念を示す「URI」がありますが、基本的にはURL・URIのどちらもインターネット上で使われることが多いです。

URLを削除することはできる?

URL自体はWeb上の特定のリソースの場所を指し示すものであり、URLそのものを削除することはできません。一方で、Webサイトの所有者や管理者が、URLが指すWebページやファイルを削除することは可能です。

つまり「家」そのものは消せたとしても「住所」という概念自体を消せないことと同じです。Webサイトから特定のページを削除すると、そのページのURLは存在しなくなります。
また、URLが検索エンジンの検索結果から消えるようにすることも可能です。

Webサイトの管理者が検索エンジンに対して、「該当URLをインデックスから削除してください」とお願いすれば、検索結果にURLが表示されなくなります。Webページを削除したいのか、検索エンジンのインデックスを取り下げたいのかによって対処の仕方が異なるため、注意が必要です。

関連記事:短縮URLとは?メリット・デメリット、おすすめサービス10選について解説

URLに関連する言葉の説明

URLに関連する言葉として、下記の4つが挙げられます。

● サーバーとは?
● ネットワークとは?
● ホストとは?
● 301リダイレクトとは?

それぞれ詳しく解説します。

サーバーとは?

サーバーとは、インターネット上で情報やサービスを提供するためのコンピューターのことです。サーバーは24時間稼働し、いつでもユーザーのリクエストに応えられるようになっています。

URLを使用しサーバーを経由することで、インターネット上のあらゆる情報にアクセスできるのです。サーバーには色々な種類があります。Webサイトをホストする「ウェブサーバー」の他に、メールを管理する「メールサーバー」、データベースを管理する「データベースサーバー」など、それぞれ異なる機能を持ったサーバーが存在します。

関連記事:レンタルサーバーとは?仕組みやレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを徹底解説

ネットワークとは?

ネットワークとは、複数のコンピューターが接続されてデータを共有するシステムのことを指します。ネットワークを使用することで、情報を効率的に伝達や共有、管理できます。
ネットワークの基本的な形状には、「LAN(Local Area Network)」と「WAN(Wide Area Network)」があります。

LANは、家庭やオフィスなど限られた範囲でコンピューターをつなぐネットワークです。
一方、WANはLANよりも広範囲に渡るコンピューターネットワークのことを指すため、インターネットもWANのひとつと言えます。

URLはネットワーク内の特定の位置を示す地図のようなもので、URLを利用することで目的の情報にたどり着ける仕組みです。ネットワークを利用することで、リモートワークやオンライン学習、電子商取引など、さまざまな活動を効率的に行うことができます。

ホストとは?

ホストとは、ネットワーク上で情報を提供するコンピューターそのものと、役割のことです。一般的には、ウェブサイトの情報を保管し、インターネット経由でユーザーに提供するサーバーのことを特に指すことが多いです。

ホスト(サーバー)には、ウェブページのHTMLファイルや画像、動画などのコンテンツが保存されています。ユーザーがブラウザにURLを入力すると、URLのホスト名に対応するサーバーに接続要求が送られるため、Webページを表示するうえで重要な役割を果たすのです。

ホストは、多数のユーザーからの接続要求に対応できるよう、ネットワーク接続能力やデータ処理能力などを持った高性能なコンピューターが用いられることが一般的です。

301リダイレクトとは?

301リダイレクトとは、ウェブページのURLが変更されたときに、古いURLから新しいURLへ自動的にユーザーを誘導する処理のことです。「301」という数字は「Moved Permanently(永続的に移動した)」ことを意味するHTTPステータスコードのひとつです。
Webサイトの構造を変えたり、ドメイン名を変更したりした際に、以前のURLがそのままではアクセスできなくなるため、URLをブックマークしていたユーザーや、検索エンジンからの訪問者がURLにアクセスできなくなります。

301リダイレクトを設定することで、古いURLにアクセスがあったときに自動的に新しいURLに誘導されるため、ユーザーはそのまま新しいページにアクセスできるようになるのです。

また、301リダイレクトは検索エンジンにも認識され、以前のURLの情報を新しいURLに引き継ぐことができます。301リダイレクトは永続的なリダイレクトを意味するため、一時的なページの移動の場合は「302」が使用されます。

関連記事:リダイレクトとは?種類や設定方法、必要なタイミングを解説

URLの具体的な活用方法

URLの具体的な活用方法は、下記の通りです。

● リンク共有
● ブックマーク
SEO など

リンク共有やブックマークは、URLを活用して特定のページにアクセスしやすくなる機能です。また、URLにページの内容を表すキーワードを含めることで、検索エンジンがページの内容を理解する手がかりとなり、検索エンジンで上位表示しやすくなるメリットもあります。前項で解説した短縮URLや301リダイレクトも、URLを活用した例として挙げられます。

関連記事:SEOに効果的なURL構造とは?設計のポイントを徹底解説!

まとめ

本記事では、URLの意味や概要と、Webページが表示される仕組みや、URLに関連する語句の解説をしました。URLはインターネットを活用するうえで基本的な語句であるため、正しく理解する必要があります。

また、URLには類似した語句が多いため、区別して覚えることも重要です。ぜひ本記事を、学習やWeb制作に役立ててください。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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