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アプリ(app)とは?誰にでもわかるように解説します!

2025.7.8
読了まで約 17

スマートフォンが急速に利用されるようになってから、比例するようにアプリという言葉もよく聞くようになりました。しかし、アプリという言葉が具体的に何を指しているのか、アプリの中でも違いがないのかと疑問に感じる人も多いかもしれません。

そこで本記事は、アプリの概要や特徴を分かりやすく解説します。また、アプリを利用するメリットや、無料アプリと有料アプリとの違いなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

アプリとは?

アプリとは、アプリケーションソフトウェアの略称であり、スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスで利用できるソフトウェアのことを指します。日常生活やビジネスシーンで幅広く活用されており、特定の目的や業務を効率的に遂行するために開発されています。

代表的なアプリの例としては、コミュニケーションツールのLINEや写真共有サービスのInstagramなどが挙げられます。これらのアプリは、スマートフォンユーザーの多くが日常的に利用しています。また、ビジネス向けのアプリとしては、表計算ソフトのExcelも一種のアプリケーションとして分類されます。

アプリの種類は多岐にわたり、無料で利用できるものから有料のものまで様々です。有料アプリは、無料版よりも高度な機能や広告なしの快適な使用環境を提供することが多いです。アプリストアを通じてダウンロードし、端末にインストールすることで利用可能になります。

アプリの活用により、様々な作業や日常生活のタスクを効率化できるメリットがあります。例えば、スケジュール管理アプリを使えば予定の管理が容易になり、健康管理アプリで日々の運動や食事を記録することで健康的な生活をサポートしてくれます。

近年では、アプリ開発技術の進歩により、より高機能で使いやすいアプリが次々と登場しています。AIやAR(拡張現実)を活用したアプリなど、最新技術を取り入れた革新的なアプリも増えてきました。

このように、アプリは私たちの生活に欠かせない存在となっており、今後もますます進化を続けていくことが予想されます。適切なアプリを選択し活用することで、日々の生活やビジネスの質を向上させることができるでしょう。

参考記事:コロナ禍の自粛で激戦化したアプリ市場。成果を出した楽天市場とメルカリの広告戦略

アプリはどこから利用できる?

アプリを利用する際は、主にアプリストアでダウンロードして端末にインストールします。アプリストアは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに標準でインストールされているサービスで、ユーザーは簡単にアプリを入手できます。代表的なアプリストアには、以下の2つがあります。

・App Store(iOS向け)
・Google Play Store(Android向け)

これらのアプリストアでは、無料アプリと有料アプリの両方が提供されています。ユーザーは自分のニーズに合わせて、適切なアプリを選択しダウンロードすることができます。

また、一部のアプリはWebブラウザからも利用可能です。これらは「Webアプリケーション」と呼ばれ、インストール不要で利用できる点が特徴です。Webアプリケーションは、URLにアクセスするだけで利用できるため、デバイスの容量を気にせず使用できるメリットがあります。

アプリストアを通じてアプリをダウンロードする際は、アプリの評価やレビューを確認し、信頼できるものを選ぶことが重要です。また、アプリの利用規約やプライバシーポリシーにも目を通し、個人情報の取り扱いなどに注意を払うことをおすすめします。

App Store

App Storeは、Apple(アップル)が運営しているアプリストアサービスです。主に、iPhoneやiPad用のアプリケーションをダウンロードできます。App Storeは、iOS搭載デバイスのユーザーにとって、アプリを入手する主要な窓口となっています。

また、企業向けのアプリはもちろん、個人が趣味として作ったアプリもApp Storeに公開できます。もちろん、App Storeが定める一定の審査に合格する必要があります。この審査プロセスは、アプリの品質とセキュリティを確保するために重要な役割を果たしています。

App Storeでは、無料アプリと有料アプリの両方が提供されており、ユーザーは自身のニーズや予算に合わせてアプリを選択できます。また、多くのアプリでは、アプリ内課金というシステムを採用しており、基本機能は無料で使えるものの、追加機能やコンテンツには別途料金が発生する仕組みになっています。

アプリ開発者にとって、App Storeは自身のアプリを世界中のiOSユーザーに届けるプラットフォームとして非常に重要な存在です。App Storeを通じて、開発者は自身のアプリを効果的に宣伝し、収益を得る機会を得ることができます。

Google Play Store

Google Play StoreはGoogleが運営するアプリストアサービスで、「Google Play」とも呼ばれています。Android搭載のスマートフォンやタブレットには標準でGoogle Play Storeがインストールされており、ユーザーは簡単にアプリを探してダウンロードできます。

Google Play Storeでは、無料アプリと有料アプリの両方が提供されています。アプリの種類も豊富で、ゲームやSNS、ユーティリティ、ビジネス向けアプリなど、様々なカテゴリのアプリが揃っています。

また、Google Play Storeはアプリだけでなく、電子書籍や音楽、映画などのデジタルコンテンツも購入できるプラットフォームとなっています。このため、AndroidユーザーはGoogle Play Storeを通じて、端末上で多様なエンターテインメントを楽しむことができます。

セキュリティ面では、Google Play Protect機能により、アプリのマルウェアチェックが行われています。これにより、ユーザーは安心してアプリをダウンロードし、利用することができます。アプリ開発者にとっても、Google Play Storeは自作アプリを多くのユーザーに届けられる重要なプラットフォームとなっています。

Webアプリケーション

App StoreやGoogle Play Storeは、どちらも特定のアプリをインストールできるサービスですが、その他、Webブラウザでのみ起動する、Webアプリケーションというサービスも存在します。

Webアプリケーションの場合、App StoreやGoogle Play Storeからアプリをインストールする必要はなく、WebアプリケーションのURLから開くことができます。このため、デバイスのストレージ容量を気にせずに利用できるというメリットがあります。

Webアプリケーションの中には、ログイン機能や会員登録機能が付いているものもあり、それぞれのWebアプリケーションによって特徴は大きく異なります。例えば、オンラインバンキングやクラウド型の顧客管理システムなども、Webアプリケーションの一種です。

企業向けのアプリケーションサービスは、主にWebアプリケーションという形で提供されていることが多いです。これは、複数のデバイスや場所から同じデータにアクセスできる利便性や、アップデートが容易であるといった利点があるためです。

Webアプリケーションは、アプリとWebサイトの中間的な存在とも言えます。スマートフォンやタブレットの普及に伴い、Webアプリケーションの重要性も増しています。ユーザーにとっては、インストールの手間がなく、すぐにサービスを利用できるという大きなメリットがあります。

関連記事:無料アプリの広告に全ユーザーの36%が好意的(Criteo調べ)

アプリを使うメリット

昨今では、ビジネスではもちろん、日常生活でも多くのアプリが使われています。では、アプリを使うメリットはどのようなものがあるでしょうか。代表的なメリットは下記の3つです。

● 日常生活のあらゆるシーンで役に立つ
● インターネットがなくても利用できるアプリがある
● インストールすればすぐに利用できる

これらのメリットに加えて、アプリを使うことで生活の質を向上させることができます。例えば、健康管理アプリを利用することで、日々の運動や食事の記録を簡単に管理できます。また、学習アプリを活用すれば、隙間時間を利用して効率的に新しい知識やスキルを身につけることができます。

さらに、アプリは常に進化しており、新しい機能や改善が定期的に行われています。アプリのアップデートを行うことで、最新の機能や改善された使いやすさを享受できます。これにより、アプリの利用価値が高まり、より効果的に活用することができます。

アプリを使うことで、時間の節約や作業の効率化、情報へのアクセスの容易さなど、様々な面で生活をより便利にすることができます。スマートフォンやタブレットなどのデバイスと組み合わせることで、アプリはますます私たちの生活に欠かせないツールとなっているのです。

日常生活のあらゆるシーンで役に立つ

アプリは、現在では日常生活で幅広く利用されており、日々の暮らしになくてはならない存在とも言えます。スマートフォンやタブレットにインストールされたアプリは、様々な場面で私たちの生活をサポートしています。たとえば、天気予報アプリをインストールすれば、簡単に今日の天気や週間天気を確認することが可能です。これにより、外出時の服装選びや傘の携帯の判断が容易になります。

また、コミュニケーションツールとしてのアプリの役割も重要です。ガラケーが主流だった頃は、メッセージサービスといえばメールが主に使われていました。しかし、LINEをはじめとするメッセージングアプリをインストールすれば、気軽に友人や同僚などとメッセージのやり取りができます。さらに、ビデオ通話機能を使えば、離れた場所にいる家族や友人と顔を見ながら会話を楽しむこともできます。

健康管理や運動支援のアプリも、日常生活に大きな影響を与えています。歩数計アプリや食事記録アプリを使えば、日々の健康状態を簡単に把握し、改善につなげることができます。また、ヨガや筋トレのガイダンスアプリを活用すれば、自宅でも効果的なエクササイズを行うことが可能です。

このように、アプリは私たちの生活のあらゆる場面で活躍し、日常のタスクを効率化したり、新しい体験を提供したりしています。スマートフォンやタブレットの普及に伴い、アプリの重要性はますます高まっており、今後も私たちの生活に欠かせない存在となっていくでしょう。

インターネットがなくても利用できるアプリがある

アプリの中には、インターネットに接続できる環境がなくても利用できるものがあります。これらのオフラインアプリは、一度ダウンロードしてインストールすれば、その後はネット接続なしで使用可能です。

たとえば、音楽配信アプリの中には、一度音楽をダウンロードしてしまえば、インターネットに接続しなくても音楽をいつでも聞くことができるものがあります。このようなアプリは、電波の届かない場所や機内モードでも音楽を楽しめるため、ユーザーにとって便利な機能といえるでしょう。

また、スマートフォンゲームの中にも、アプリをインストールさえすれば、オフライン環境でいつでもプレイできるものがあります。これらのゲームアプリは、通信量を気にせずに楽しめるため、特に子供向けのアプリとして人気があります。

さらに、自分に何らかの危険が及んだときに、あらかじめ登録しておいた連絡先にすぐに通報できるアプリも存在します。このような緊急時用アプリは、小さなお子様がいる親御さんには非常に役立つものです。オフラインでも機能するため、災害時など通信が不安定な状況でも使用できる点が大きな利点となっています。

このように、インターネット接続が不要なアプリは、様々な場面で活用できる便利なツールです。ユーザーのニーズに合わせて、オンライン・オフライン両方の機能を備えたアプリが今後も増えていくことが予想されます。

インストールすればすぐに利用できる

アプリの大きな特徴の1つは、インストールすればすぐに利用できる点です。多くのアプリは、ダウンロードしてインストールを完了させると、すぐに起動して使用することができます。このため、ユーザーは煩わしい設定作業や長い待ち時間なしに、アプリの機能をすぐに活用できるのです。

特に、スマートフォンアプリの場合は、App StoreやGoogle Play Storeからワンタップでインストールでき、数秒から数分程度で利用可能になります。この即時性は、アプリの普及を後押しする重要な要因となっています。

ただし、セキュリティリスクの高いアプリや、より詳細な個人情報が必要なアプリの場合は、初回起動時に追加の設定や情報入力が求められることがあります。しかし、大半のアプリはインストール直後から基本機能を使用できるよう設計されています。

また、Webアプリケーションの場合は、端末へのインストール自体が不要で、ブラウザからURLにアクセスするだけで即座に利用できます。これにより、ストレージ容量を気にすることなく、多様なアプリを手軽に使用できる環境が整っています。

アプリの即時利用性は、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、アプリの採用率や継続利用率を高める重要な要素となっています。開発者は、この特性を活かし、初回起動時の体験を最適化することで、より多くのユーザーを獲得し、アプリの成功につなげることができるでしょう。

関連記事:WAF(Web Application Firewall)とは?セキュリティの仕組みや基礎を徹底解説!

無料アプリと有料アプリの違いは?

アプリにはアプリの無料版と有料版が存在し、主に機能面に違いがあります。一般的に、無料アプリは基本的な機能を提供し、有料アプリはより高度な機能や広告なしの使用体験を提供します。

多くの場合、無料アプリは一定範囲まで無料で利用でき、その範囲を超えると有料版へのアップグレードが必要になります。このような「フリーミアム」モデルは、ユーザーがアプリの価値を体験した上で購入を決定できるため、人気があります。

有料版への移行時には、通常確認画面が表示されるため、意図せず課金されることは少ないです。しかし、一部のアプリでは自動課金の設定がある場合もあるため、注意が必要です。アプリをインストールする際は、利用規約や課金に関する説明をよく確認しましょう。

有料アプリの利点として、以下が挙げられます。

・広告表示がない
・より多くの機能が利用可能
・セキュリティ面での強化
・カスタマーサポートの充実

一方、無料アプリのメリットは。

・コストがかからない
・試用が可能
・基本機能の利用

アプリ開発者にとっても、無料版と有料版の提供は戦略的に重要です。無料版でユーザーを獲得し、有料版で収益を得るビジネスモデルは多くのアプリで採用されています。

最終的に、無料アプリか有料アプリかの選択は、ユーザーのニーズや予算、アプリの提供する価値によって決まります。お気に入りのアプリがあれば、有料版を試してみるのも良いでしょう。アプリの機能を最大限に活用することで、日常生活やビジネスシーンでの作業効率化につながります。

関連記事:httpとhttpsの違いとは?セキュリティの観点も踏まえ解説!

アプリとブラウザの違い

アプリとブラウザは、どちらもデジタルデバイスで情報にアクセスするための手段ですが、いくつかの重要な違いがあります。アプリは特定の目的のために開発された専用ソフトウェアであり、ユーザーの端末にインストールして使用します。一方、ブラウザはウェブサイトを閲覧するための汎用ソフトウェアです。

主な違いとして、以下の4点が挙げられます・

●使用用途の違い:アプリは特定のサービスや機能に特化しており、継続的な利用に適しています。ブラウザは幅広い情報収集や調査に適しています。
●自由度の違い:アプリは対象作業に特化した高機能で自由度の高い操作が可能です。ブラウザは多様な用途に対して柔軟に対応できます。
●ユーザー流入経路の違い:アプリはアプリストアからのダウンロードが主な流入経路です。ブラウザは検索エンジンからの流入が中心となります。
●定着率の違い:アプリはユーザーが自ら選択してインストールするため、定着率が高い傾向にあります。ブラウザは一時的な利用が多く、定着しにくい特徴があります。

アプリとブラウザの選択は、使用目的や状況に応じて行うことが重要です。例えば、特定のサービスを頻繁に利用する場合はアプリが便利ですが、さまざまな情報を横断的に調べる場合はブラウザが適しています。

また、セキュリティの観点からも違いがあります。アプリは通常、アプリストアの審査を経てリリースされるため、一定の安全性が担保されています。一方、ブラウザは様々なウェブサイトにアクセスするため、ユーザー自身がセキュリティに注意を払う必要があります。

アプリとブラウザの特性を理解し、適切に使い分けることで、より効率的にデジタルサービスを活用できるでしょう。

使用用途の違い

アプリとブラウザでは、まず使用用途に大きな違いがあります。特定のサービスを継続的に利用したい場合には、アプリの方が適しています。

アプリは、ダウンロードを行い、自分のスマートフォンやタブレット、PCなどにインストールして利用するため、余計な情報が入らず作業に集中できます。また、アプリはオフライン環境でも使用できるものが多く、インターネット接続がない状況でも機能を利用できる場合があります。

一方ブラウザは、幅広い情報を収集したい場合などに適しています。ダウンロードやインストールを行わなくても、起動するだけでさまざまな情報が表示され、ユーザーはブラウザを更新するだけで新しい情報を入手できます。このような理由から、情報収集作業などを行う場合にはブラウザのほうが適していると言えます。

アプリは特定の目的に特化した機能を提供するため、例えば生産性向上や時間管理、健康管理などの特定のタスクに焦点を当てたものが多くあります。一方、ブラウザは幅広いウェブサイトにアクセスできるため、多様な情報源から情報を得たり、異なるサービスを比較したりする際に便利です。

また、アプリはユーザーインターフェースがより直感的で使いやすく設計されていることが多く、特定のタスクを素早く効率的に実行できます。ブラウザは汎用性が高いものの、特定の作業に関してはアプリほど最適化されていない場合があります。

自由度の違い

アプリとブラウザでは、自由度や使い勝手の面でも大きな違いがあります。アプリは対象作業に特化して開発されており、非常に高機能で自由度が高いことが特徴として挙げられます。多くのアプリは、優れた操作性や自由度の高いカスタマイズ性、通信容量の軽量化など、対象作業をスムーズにストレスなく実行し続けられることを想定して作られています。

例えば、写真編集アプリでは、ブラウザベースのツールよりも高度な編集機能や豊富なフィルターオプションを提供していることが多く、ユーザーは自由に創造性を発揮できます。また、生産性向上アプリでは、オフライン作業や同期機能など、ブラウザでは難しい機能を実装していることがあります。

対象の「作業」に対する自由度が高いのがアプリである一方、ブラウザは多岐にわたる「用途」に対しての自由度が高い媒体であると言えます。ブラウザは、幅広い情報収集や調査、情報の共有など、様々な用途に対して非常に使い勝手がよく高い自由度があります。

ブラウザの強みは、プラグインやエクステンションを追加することで機能を拡張できる点にあります。これにより、ユーザーは自分のニーズに合わせてブラウザをカスタマイズし、より効率的に作業を行うことができます。

さらに、アプリとブラウザの違いとして、アプリはデバイスのハードウェア機能に直接アクセスできる点も挙げられます。例えば、カメラアプリやフィットネスアプリは、デバイスのセンサーやGPSなどを活用して、よりリッチな機能を提供することができます。

このように、アプリとブラウザはそれぞれ異なる特性を持ち、用途に応じて使い分けることで、ユーザーは最適な体験を得ることができるのです。

ユーザー流入経路の違い

アプリとブラウザでは、ユーザーの流入経路に明確な違いがあります。アプリはGoogle PlayやApp Storeなど、アプリストアやアプリを提供しているWebサイトからのダウンロードが主なユーザー流入経路となります。また、アプリ開発者がSNSなどで宣伝活動を行うことで、直接的にアプリへの流入を促すこともあります。

一方、ブラウザのユーザー流入経路は、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンが主な流入経路となります。さらに、SNSやメールマガジン、オンライン広告などからの流入も多く見られます。こういった流入経路の違いから、ユーザーを獲得するための「力の入れどころ」にも違いがあります。

アプリはダウンロードされただけでは1ユーザーとはカウントされず、インストールして使用されて初めて1ユーザーとカウントされます。そのため、まずはユーザーに「インストールして使用してみよう」と思わせるようなアプリにする必要があります。アプリストア内でのランキング上位を目指したり、アプリの機能や特徴を分かりやすく説明したりすることが重要です。

一方ブラウザは、検索キーワードで引っかからなければユーザーは流入してきません。そのためブラウザに関しては、クラウドアプリなどの質よりも、まずはSEO施策に重点を置くことが求められます。検索エンジン最適化を行い、ターゲットとなるキーワードで上位表示されるよう努める必要があります。また、ユーザーのニーズに合った質の高いコンテンツを提供することも、継続的な流入を確保する上で重要な要素となります。

関連記事
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定着率の違い

アプリとブラウザでは、ユーザーの定着率にも明確な違いがあります。アプリは、まずユーザーがそのアプリに関心を持ち、自らの意思によって購入またはインストールします。そして、自分がそのアプリを今後も必要だと判断した場合、継続利用していきます。このプロセスにより、アプリはブラウザと比較して高い定着率を示す傾向があります。

一方ブラウザは、一時的な疑問の解決に利用されたり、検索結果によってたまたまそのWebサイトを訪れたりする場合が多く、定着にはつながりづらい傾向があります。ブラウザでのアクセスは、特定のアプリへの関心よりも、その時々の情報ニーズに応じた利用が主となります。

このようなユーザーの関心の度合いや利用目的の違いが、アプリとブラウザの定着率の差となって表れるのです。アプリは特定の目的や機能に特化しているため、ユーザーのニーズに合致すれば長期的な利用につながりやすく、結果として高い定着率を実現します。

また、アプリはスマートフォンやタブレットの画面上に常に表示されているため、ユーザーの目に触れる機会が多く、利用のきっかけを作りやすいという特徴もあります。これも定着率向上に寄与する要因の一つと言えるでしょう。

アプリをインストールする際の注意点

アプリは日常生活やビジネスシーンで様々な作業を効率化できる便利なツールですが、インストールする際には注意すべき点があります。アプリを安全に利用するためにも、以下の点に気をつけましょう。

●信頼できるソースからダウンロードする
App StoreやGoogle Play Storeなど、公式のアプリストアからアプリをダウンロードすることが重要です。これらのストアでは、アプリの安全性が一定程度確認されています。
●アプリの評価とレビューを確認する
インストール前に、他のユーザーによる評価やレビューを確認しましょう。多くの人が高評価をつけているアプリは、一般的に信頼性が高いと言えます。
●アプリの権限を確認する
インストール時やアプリ使用中に要求される権限を慎重に確認しましょう。必要以上の権限を要求するアプリは注意が必要です。
●プライバシーポリシーを確認する
アプリがどのような個人情報を収集し、どのように使用するかを把握するために、プライバシーポリシーを確認することが大切です。
●アプリを最新の状態に保つ
定期的にアプリをアップデートすることで、セキュリティの脆弱性を修正し、新機能を利用できます。
●不要なアプリは削除する
使用しなくなったアプリは、デバイスのストレージを圧迫するだけでなく、セキュリティリスクにもなる可能性があるため、削除しましょう。

これらの注意点を守ることで、アプリを安全かつ効果的に利用できます。特に、個人情報やプライバシーに関わるアプリをインストールする際は、より慎重に判断することが重要です。アプリの選択と利用には、常に注意を払いましょう。

アプリに危険性がないか確認する

はじめに、アプリに危険性がないかを確認しましょう。そもそも、スマートフォンにインストールするようなアプリは、App StoreやGoogle Play Storeの審査に通る必要があります。このため、セキュリティ面で危険性が高いようなアプリは審査に通らないため、それほど心配する必要はありません。

しかし、中には危険性を有していても何らかの要因で審査に通過してしまうようなアプリも存在します。アプリの安全性を見極めるために、アプリのインストール画面の口コミと、インターネットやSNS上の口コミは確認するようにしましょう。特に、アプリの評価や信頼性に関する情報を収集することが重要です。

「インストールしたらスマートフォンが動かなくなった」などの口コミが見られた場合、そのアプリをインストールしてはいけません。また、アプリの権限要求にも注意が必要です。不必要に多くの権限を要求するアプリは、個人情報の漏洩リスクがある可能性があります。

アプリをインストールする前に、開発者の信頼性やアプリの目的、ユーザーレビューなどを総合的に判断することで、安全なアプリ利用が可能となります。信頼できるソースからアプリをダウンロードし、定期的にアップデートを行うことも、アプリのセキュリティを維持する上で重要な方法です。

無料アプリ・有料アプリの違いを理解する

次に、無料アプリと有料アプリの違いを理解することが大切です。アプリストアには、最初から有料のアプリとして登録されているものがあり、これらはインストール時点で課金が必要になります。このようなケースでは、ユーザーが自ら有料アプリを選択しているため問題ありません。

しかし、無料アプリの中には、一定範囲を超えると課金が発生するサービスも存在します。これらは「フリーミアム」モデルと呼ばれ、基本機能は無料で利用できますが、追加機能や広告非表示などの特典には課金が必要になります。アプリによっては、利用回数や保存できるデータ量に制限があり、それを超えると有料プランへの移行が必要になる場合もあります。

思わぬところで課金されることを避けるため、アプリをインストールする前に以下の点を必ず確認しましょう。

●アプリの基本機能と有料機能の違い
●無料で利用できる範囲(期間、回数、データ量など)
●課金のタイミングと金額
●自動更新の有無と解約方法

また、アプリ内課金の仕組みを理解することも重要です。多くのアプリでは、アプリ内で直接購入や課金ができるようになっています。これにより、ユーザーは簡単に有料コンテンツを購入できますが、同時に不要な課金をしてしまうリスクも高まります。

特に子供が使用するアプリの場合は、保護者による管理設定を行い、意図しない課金を防ぐことが重要です。多くのスマートフォンには、アプリ内課金を制限する機能が搭載されているので、これらを活用するのも良いでしょう。

最後に、アプリの評価やレビューを確認することも忘れずに。他のユーザーの意見や経験は、アプリの質や課金の妥当性を判断する上で貴重な情報源となります。これらの点に注意を払いながら、自分に合ったアプリを選択し、効果的に活用していくことが大切です。

関連記事:今さら聞けないアプリケーションの基礎知識。アプリ開発のメリットやASO対策ってなに?

企業が自社アプリを導入するメリットとデメリット

企業が自社アプリを導入することには、様々なメリットとデメリットがあります。アプリを活用することで、ビジネスの効率化や顧客とのコミュニケーション強化が期待できる一方で、開発・運用コストや技術的な課題も考慮する必要があります。

自社アプリの導入を検討する際は、まず自社のビジネス目標や顧客ニーズを明確にし、アプリがそれらにどう貢献できるかを慎重に評価することが重要です。例えば、eコマース企業であれば、アプリを通じて商品の閲覧や購入をより簡単にすることで、売上増加につながる可能性があります。

また、アプリを通じて収集できるユーザーデータは、マーケティング戦略の改善や新サービスの開発に活用できる貴重な資源となります。さらに、プッシュ通知機能を活用することで、タイムリーな情報提供や販促活動が可能になり、顧客エンゲージメントの向上につながります。

一方で、アプリの開発には専門的な技術力と多額の投資が必要となります。また、一度リリースしたアプリは、定期的なアップデートやメンテナンスが不可欠であり、継続的なリソース投入が求められます。さらに、App StoreやGoogle Play Storeなどのプラットフォームポリシーに従う必要があり、自由度に制限がかかる場合もあります。

企業は、これらのメリットとデメリットを十分に検討し、自社のビジネス戦略に合致するかどうかを見極めた上で、アプリ導入の判断を行うべきでしょう。アプリの効果的な活用は、デジタル時代における競争力強化の重要な要素となる可能性があります。

企業が自社アプリを導入するメリット

企業が自社アプリを導入するメリットとしては以下が挙げられます。

●自社のブランディング戦略に活用できる
●アイコンからブランドを想起させる効果が期待できる
●ブラウザよりアプリの方が利便性が高い
●プッシュ通知が利用できるようになる
●業務の効率化が期待できる
●ユーザーとの直接的なコミュニケーションが可能になる
●データ分析によるサービス改善が容易になる

自社アプリを導入することで、企業はユーザーとの接点を増やし、より深い関係性を構築することができます。アプリを通じて提供される独自のサービスや機能は、顧客満足度の向上につながり、ロイヤルカスタマーの育成に寄与します。また、アプリはオフライン環境でも一部機能が使用可能なため、インターネット接続が不安定な場所でもサービスを提供し続けることができます。さらに、アプリを通じて収集されるユーザーデータは、マーケティング戦略の立案や商品開発に活用できる貴重な資源となります。このように、自社アプリの導入は企業の競争力強化と成長戦略において重要な役割を果たすのです。

自社のブランディング戦略に活用できる

自社サービスを利用しているユーザーへ自社開発のBtoCアプリを提供することにより、ユーザーの利便性を上げることができます。アプリを活用することで、ユーザーとの接点が増え、自社ブランドの認知度向上にもつながります。

利便性が上がればユーザーの利用頻度向上も期待でき、ひいてはファン化へつながる効果も期待できます。アプリを通じて、ユーザーに自社ブランドの価値を継続的に伝えることが可能になります。

また、ポイントの付与やクーポンの発行、アプリ限定のタイムセールなど、ユーザーにとって嬉しいサービスも行えるようになり、ユーザーを囲い込む戦略も打ち出せるようになります。これらのアプリ独自の機能を活用することで、ユーザーエンゲージメントを高め、ブランドロイヤリティを強化できます。

自社アプリをユーザーへ提供できれば、こういった様々なブランディング戦略でユーザーをつなぎとめておくことができるでしょう。さらに、アプリを通じて収集されるユーザーデータを分析することで、より効果的なマーケティング施策やブランディング戦略の立案にも活用できます。

関連記事:ブランディングの本当の意味を知る!正確に把握して始めよう!

アイコンからブランドを想起させる効果が期待できる

自社開発アプリがユーザーのスマートフォンやPCにインストールされると、そのアプリのアイコンがホーム画面やホットシートなどに表示されるようになります。このアイコンは各企業において、ひと目見ただけで自社を連想してもらえるようなデザインとして工夫されている場合が多く、自社ブランドの要素のひとつとして宣伝効果があります。

スマートフォンやPCを開いてこのアイコンを目にするたび、ユーザーに自社のことを想起してもらえる効果が期待できるのです。アプリのアイコンは、ブランドイメージを強化し、ユーザーの記憶に残りやすいという特徴があります。

さらに、アプリのアイコンデザインを工夫することで、ユーザーに対して自社サービスの特徴や魅力を視覚的に伝えることができます。例えば、ECアプリであれば買い物かごのイラストを使用したり、音楽アプリであれば音符のデザインを取り入れたりすることで、アプリの機能や目的を直感的に伝えることが可能です。

このように、アプリのアイコンは単なる起動ボタン以上の役割を果たし、ブランディングツールとしても重要な機能を持っています。自社アプリを導入することで、ユーザーとの接点を増やし、ブランド認知度の向上にも貢献することができるのです。

ブラウザよりアプリの方が利便性が高い

ブラウザを経由するより、アプリの方が簡単に当該サービスにアクセスできます。ブラウザを利用してアクセスする場合、以下の3アクションが必要になります。

1. ブラウザの起動
2. 検索をかける、もしくは「ブックマーク」及び「お気に入り」から探す
3. 公式サイトへアクセスする

一方、アプリがインストールされていれば、ホーム画面などから1アクションで当該サービスへアクセスできます。このようにアプリは利便性が高いため、自社でアプリを開発しユーザーへ提供できれば、ユーザーの利用頻度向上が期待できます。さらに、アプリならではの機能を活用することで、よりスムーズな操作や快適な体験を提供することができます。例えば、アプリ内での検索機能の最適化や、ユーザーの利用履歴に基づいたパーソナライズド機能の実装など、アプリならではの特徴を活かすことで、ユーザー体験を向上させることができるでしょう。また、オフライン機能を搭載することで、インターネット接続がない環境でも一部の機能を利用可能にするなど、アプリならではの利便性を追求することができます。

プッシュ通知が利用できるようになる

プッシュ通知はユーザーがメールなどを確認しなくても、アプリが自動的にお知らせを表示してくれる機能です。設定にもよりますが、ユーザーがゲームをしていたり、何か他の作業をしていたりするときでもリアルタイムに通知が表示されます。

この機能により、企業側は自社の情報などを素早く送ることができ、ユーザー側もそれを即座に確認しやすくなっているのです。

業務の効率化が期待できる

自社開発アプリが社内向け、またはBtoB向けである場合、業務の効率化が期待できます。通常紙媒体を利用して行う管理業務や報告業務、事務作業の数々をデジタル媒体に移行させることにより、作業工数や作業時間の削減、ヒューマンエラーの減少などが期待できます。

また上項目「プッシュ通知が利用できるようになる」でも解説した通り、従業員に対してプッシュ通知が行えるようになれば、重要な社内通達や緊急時及び災害時における速報などもいち早く届けることができるでしょう。

企業が自社アプリを導入するデメリット

自社アプリを開発するメリットが多い一方で、デメリットもあります。それが以下の項目です。

● 開発コストがかかる
● 更新作業や不具合への対応が必要
● ダウンロードされるまでのハードルが高い

開発コストがかかる

アプリ開発には多額の開発コストがかかります。まず自社にアプリ開発に携われるプログラマーやシステムエンジニアといった人材がいない場合は、人材を新たに確保するか、外注に依頼する必要があります。

また「iOS」や「Android」、「Windows」や「Macintosh」など、OSごとの費用も発生するため、これらも考慮した上でリソースを割かなくてはなりません。

更新作業や不具合への対応が必要

アプリはOSがアップデートされるたびに不具合が発生する可能性も高くなるため、常にアプリ側にも更新作業が必要となります。

また不具合が起これば、ユーザーも使い続けることができないため、改修作業に追われることになるでしょう。こういった状況にも保守費用が発生したり、人的コストがかかったりすることがあるのです。

ダウンロードされるまでのハードルが高い

アプリは、一度ユーザーに気に入られて継続利用してもらえれば、その後も末永く利用してもらえる可能性が高い媒体です。

しかしながら、最初の段階であるダウンロードまでのハードルが高く、なかなかそこまでには至りません。

また、ダウンロードされてンストールされたものの、そのアプリが気に入られなければ、すぐにアンインストールされてしまうという可能性もあります。こういったユーザーとのマッチングも利用継続までの高い障壁となっています。

まとめ

本記事では、アプリに関して解説をしてきました。アプリとは、アプリケーションソフトウェアの略称であり、スマートフォン向けのアプリ、PC向けのアプリなど数多く存在します。

そしてアプリには、アプリストアサービスからインストールするものと、インストールしなくても使えるブラウザ上で使うことのできるWebアプリケーションもあります。

アプリが身近になり誰もが簡単に使えるようになりましたが、無料だが危険性のあるものや、実は有料で高価なアプリも存在しています。

日常生活やビジネスシーンなど、自分が想定しているシーンに合わせて、自分に役立ちそうなアプリを探してみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

マーケトランク編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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