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SEO対策をまずは自分でやるには?初心者がすぐに取り組める手法を解説!

2022.2.25
読了まで約 5

企業がWebから行う集客において、SEOは代表的な手法の1つとして取り組まれています。実際、SEOを通して集客を強化し、インバウンドで多くの顧客を獲得している企業も多いです。

しかし、このような状態を目指してSEOに取り組もうとは考えているものの、何から始めれば良いのか、本当に自社のみで完結できるのか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、SEO対策を自分でやる手法を解説するとともに、SEO対策で行うべきではない手法についても解説します。SEO対策を強化したい方は、ぜひ参考にしてください。

SEO対策は自分でできる?

結論から申し上げると、すべてのSEO対策を知見の無い方が行うのは不可能です。ただし、専門的な知見が無くとも、一部のSEO対策であれば取り組めるものは存在します。重要なことは、自社のみで完結できるSEO対策の手法を見極めることです。

専門的な知見がないと、取り組めない手法に手を出すのは時間を浪費してしまうだけでなく、成果に繋がることもありません。そのため、まずは本記事で解説する、初心者の方でも実践できる内容から取り組んでみてはいかがでしょうか。

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

初心者がすぐに取り組めるSEO手法8選

ここからは、初心者がすぐに取り組めるSEO手法を8つご紹介します。

・ 検索エンジンにインデックスされるまでの仕組みを理解する
・ 検索キーワードにコンテンツを最適化する
・ titleタグとdescriptionタグを適切に入れる
・ 見出しをルール通りに設定する
・ モバイルに最適化(レスポンシブ化)する
・ 画像を圧縮して入稿する
・ 最低限の文字数を担保する
・ SNSで拡散する

それぞれ順番に見ていきましょう。

検索エンジンにインデックスされるまでの仕組みを理解する

まずは、検索エンジンにインデックスされる仕組みを理解しましょう。そもそもインデックスとは、公開した記事が検索結果に表示されることを指します。せっかく力を入れて公開したコンテンツであっても、検索結果にインデックスされなければ誰の目にも触れないため、すべての作業が水の泡になってしまいます。

検索エンジンにインデックスされるためには、ユーザーと検索エンジンの双方が満足できる内容であることが重要です。その満足できる内容とは、ユーザーの検索意図が満たされている状態のことを指します。

すべてのユーザー行動において、ユーザーが検索エンジンで何かを検索する目的は、特定の悩みを解決したいというニーズに行き着きます。そのため、ユーザーが検索している意味や背景、悩みを適切に理解し、そのためのコンテンツを用意してあげることがSEO手法の1つ目です。

関連記事:インデックスとは?Google検索におけるSEO効果と登録方法、重要性を解説

検索キーワードをもとにコンテンツを最適化する

ユーザーは、必ず特定のキーワードを入力して検索します。たとえば「クレジットカード おすすめ」や「SEO対策 費用」などです。「クレジットカード おすすめ」で検索するユーザーの場合、自分におすすめのクレジットカードを知りたいという悩みが見て取れます。

「SEO対策 費用」であれば、SEO対策にかかる費用を知りたいというニーズがあるでしょう。重要なことは、こういったユーザーが検索するキーワードに対して、コンテンツを最適化することです。

よくある間違いとしては、たとえば「SEO対策 費用」でユーザーが検索しているにも関わらず、コンテンツがSEOコンサルティングの内容を重点的に解説しており、重要なSEO対策の費用に対して回答が少ないケースです。

当然ながら、上記のケースではユーザー満足度が高まらないため、検索順位が上がることはありません。必ず、ユーザーの検索キーワードに対して、コンテンツを最適化することを意識しましょう。

関連記事:検索意図と分析してSEO効果のあるキーワードをコンテンツに活用しよう

titleタグとdescriptionタグを適切に入れる

titleタグは、検索エンジンに対して、コンテンツのトピックを簡潔かつ明確に伝えるための重要なタグになります。また、descriptionタグは検索結果でtitleタグの下に表示される、記事を要約した文章のことです。

ユーザーは検索結果から、より魅力的で、自分の悩みを解決してくれるであろう記事をクリックします。そして、それらはtitleタグとdescriptionタグの内容から判断しています。クリック率に影響する重要な要素であるため、titleタグとdescriptionタグは適切に入れるようにしましょう。

関連記事:ディスクリプション (description)とは。SEO対策に必要な文字量や書きかた

見出しをルール通りに設定する

見出しとは、全体の文章の目次のようなものだと捉えてください。また、見出しはhタグで設定されます。最も大きいトピックに関してはh2、その配下に存在する内容はh3、さらにh3の配下に存在する内容はh4と続きます。このhタグには、検索エンジンが推奨しているルールが存在します。

それは、順番通りにhタグを使用することです。たとえば「SEO対策 費用」というキーワードに対してコンテンツを執筆するとしましょう。その際、考えられるhタグは以下になります。

・ h2:SEO対策にかかる全体的な費用
・ h3:内部対策
・ h3:外部対策
・ h3:コンテンツSEO
・ h4:コンテンツは専門領域のため外注費用が発生するケースも有り
・ h2:SEOコンサルの費用

上記のように、h2という大枠のトピックに対して、h3、h4と内容が続いています。また、h2の大枠のトピックを解説し終えたら、次のh2が始まっていることも分かるでしょう。

このようにhタグ(見出し)を設定することで、ユーザーが記事から得られる情報が分かりやすくなるだけでなく、検索エンジンからインデックスされる際に記事の内容を適切に伝えることが可能です。

そのためSEOの観点からも、hタグはルール通りに使用するようにしましょう。

モバイルに最適化(レスポンシブ化)する

次に、モバイルに最適化(レスポンシブ化)することも大切です。Googleは、モバイル・ファースト・インデックスと呼ばれる仕組みでコンテンツをインデックスします。こちらは、PC版でのコンテンツではなく、モバイル版のコンテンツを基準としてインデックスされる仕組みです。

そのため、Webサイトがモバイルに最適化されていなければ、その時点でインデックスにおいて不利になります。WordPressで運営されているのであれば、WordPressテーマと呼ばれるモバイルに最適化されたデザインプレートが用意されているので、基本的にはインストールするのみでモバイルに最適化されます。

関連記事:レスポンシブの意味とは。Webデザイン上で気を付けること

画像を圧縮して入稿する

Googleは、Webサイトが表示されるまでのページスピードも重要視しています。ただし、ページスピードは専門的なエンジニアの知識が必要であり、初心者の方が取り組むのはまず不可能だと言えるでしょう。

ただし、初心者の方でも取り組めるページスピードの改善の1つが、画像を圧縮して入稿することです。1枚ではさほど変わりはないものの、運営期間が長くなり、画像が数百枚を超えてくるとページスピードが圧倒的に変わってきます。

関連記事
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)の使い方を徹底解説!WEBサイトの表示速度を改善する方法
JPEGを圧縮・変換する方法は?JPEGとJPG、PNGとの違いも徹底解説

最低限の文字数を担保する

文字数が多いほど上位表示できる事実はありませんが、検索意図を満たすだけの最低限の文字数は必要です。200文字程度の日記のようなコンテンツをアップロードする方もいますが、集客という観点から見れば不適切です。

コンテンツの内容やジャンルによって異なるものの、最低でも2,000〜3,000文字程度は必要でしょう。

SNSで拡散する

SEO対策は、初期段階からいきなり爆発的な集客が見込めるわけではありません。3ヶ月〜6ヶ月程度かけて、じわじわとアクセスを集められる手法です。そのため、初期段階からのアクセスを少しでも増やすために、自社のSNSアカウントで公開したコンテンツを拡散するようにしましょう。

関連記事:BtoB向けSNSマーケティングで効果を出す方法を徹底解説

SEO対策でやってはいけない手法3選

ここまで、初心者の方が取り組めるSEO手法を解説しました。ここでは、SEO対策でやってはいけない代表的な手法を3つご紹介します。

・ 低品質なコンテンツの量産
・ 被リンクのためだけに作られたWebサイトから被リンク獲得
・ ワードサラダ

それぞれ順番に見ていきましょう。

低品質なコンテンツの量産

低品質なコンテンツとは、ユーザーの検索意図を満たしていないコンテンツに限らず、文字数がまったく足りていないコンテンツや、画像ばかりのコンテンツのことを指します。

特に、文字数が少ないコンテンツに関しては、気付かないうちに量産していることも多いので注意が必要です。

Googleでは、公式からWebサイトを評価する基準として「E-A-T」というものを公開しています。Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った意味であり、SEO対策においてページを上位表示させる際に無視はできない基準です。

そのため、コンテンツを作成する際には量だけではなく、質にも意識した方がよいでしょう。

関連記事
コンテンツの正しい意味合いを理解しましょう!良質なコンテンツとは何か
E-A-Tとは。Googleが求めるガイドラインを意識した施策を解説

被リンクのためだけに作られたWebサイトからの被リンク獲得

被リンクは、Webサイトのドメインパワーを上げたり、検索順位を早期に上げたりする際に有用です。ただし、Googleは被リンクの質も見ています。特に、被リンクを集めるためだけに作られたWebサイトからの自演リンクは、ペナルティを受ける恐れも高いので絶対に控えましょう。

関連記事
SEOにおいて重要視される被リンクの効果と増やす方法について
ドメインパワーってなに?計測方法・上げ方を解説します

ワードサラダ

ワードサラダとは、コンテンツのキーワードを必要以上に含める手法のことです。適切なキーワード数を担保すればSEOに良い影響を与えますが、ユーザーや検索エンジンが求める以上に詰め込むのは逆に悪影響しか与えません。そのため、自然に含められるだけのワードで対策することが重要です。

まとめ

本記事では、初心者の方でも取り組めるSEO対策について解説をしました。高度な技術を必要とするSEO対策を行うのは不可能ではあるものの、本記事で解説した手法であれば、初心者の方でも問題なく取り組めます。

まずは、インデックスされるまでの仕組みを理解し、高品質なコンテンツを作成することから始めてみてはいかがでしょうか。

関連記事
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監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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