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インフォグラフィックとは!作り方と作成する上でのコツを解説!

2023.9.21
読了まで約 5

インフォグラフィックは、さまざまな情報を分かりやすく図解にしたり、ニュース等で情報を補足したりする表現手法です。本記事を読んでいる人の中にも、インフォグラフィックを使って情報を分かりやすくまとめたいと思っているのではないでしょうか。

そこで本記事では、インフォグラフィックの概要や基礎知識を解説するとともに、インフォグラフィックの種類を紹介します。また、記事後半ではインフォグラフィックの作り方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インフォグラフィックとは?

インフォグラフィック(Infographicと)は、情報を視覚的に分かりやすく表現する手法の一つです。情報をグラフや図表、イラストなどのビジュアル要素を活用して整理し、伝えやすくすることがインフォグラフィックの主要な目的になります。

インフォグラフィックは、データや情報の量が多い場合や、専門的な知識を持たない人にもわかりやすく説明できるメリットがあります。もちろん作成するためのコストはかかりますが、インフォグラフィックで情報を補完できることで売り上げが増加したり、集客数が増加したりするメリットもあります。

関連記事:コンテンツマーケティングで注目されるインフォグラフィックについて解説!

インフォグラフィックの種類

インフォグラフィックと一口に言っても、複数の種類が存在します。代表的な種類は下記のとおりです。

● ダイアグラム
● チャート
● 表
● 地図
● ピクトグラム

それぞれ順番に見ていきましょう。

ダイアグラム

ダイアグラムは、数値データや関係性を視覚的に示すためのインフォグラフィックです。円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなど、さまざまな種類のダイアグラムが存在し、主にデータの比較やトレンドを伝える際に役立ちます。最も作成しやすく、汎用性の高いインフォグラフィックといえるでしょう。

チャート

チャートは、データの傾向や変化を分かりやすく示すためのインフォグラフィックです。時系列データの変動や比較を行う際に有用で、チャート型に関しても棒グラフ、折れ線グラフ、散布図などさまざまな種類が挙げられます。ダイアグラムもしくはチャートは、作成しやすいほうを選択すれば良いでしょう。

表は、データを整然と表示するためのインフォグラフィックです。特に数字やテキストデータを整理し、比較や分析をすることに適しています。表の代表例は年表です。インフォグラフィックの中心に年度が記載されており、その左右に出来事や変化を記載すると分かりやすいグラフィックができあがります。

地図

地図インフォグラフィックは、地理的な情報を視覚的に表現するために使用されます。地域の統計データや地理的な特徴を示すのに役立ったり、地域間の比較や傾向の把握に使用されたりします。また、単純に特定地点から特定地点までのアクセスを示す際にも有用です。

ピクトグラム

ピクトグラムは、アイコンやシンボルを用いて情報を表現するインフォグラフィックです。特に、数量を示す際に、数字ではなくアイコンを使って分かりやすくすることができるのがメリットです。

また、ピクトグラムのインフォグラフィックは子どもから大人まで幅広い年代に理解されやすいというメリットがあり、ターゲットの年代が広い場合に使ってみましょう。

関連記事
ピクトグラムとは?その意味や歴史、作り方、無料での利用方法を解説
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インフォグラフィックを作成する流れ

ここまで、インフォグラフィックの種類などを解説してきました。ここからは、インフォグラフィックを作成する流れをステップ別に紹介します。

● テーマを設定する
● 情報収集する
● 情報の出し方を検討する
● インフォグラフィック化する
● ビジュアル表現を加える

それぞれ順番に見ていきましょう。

テーマを設定する

インフォグラフィックを作成する最初のステップは、明確なテーマを設定することです。どの情報を伝えたいのか、目的やターゲットはどのようなユーザーであるか、ターゲットが見やすいデザインとはなにかなどを考慮しながらテーマを決定しましょう。

また、当然ながらテーマに関しては自社の強みと合致しているものが良いです。たとえば、美容室であれば「髪が抜け始めやすい年代」をまとめたり「人気のカラーランキング」をまとめたりします。

インフォグラフィックを見たユーザーが、自社の来店や見込み客となるよう工夫してテーマを設定しましょう。

情報収集する

次に、テーマに関する情報を収集します。信頼性のあるデータや事実を収集し、ターゲットが分かりやすいように整理します。なお、この時点でインフォグラフィック化する必要はありません。あくまで情報収集に止め、紙に書いて情報を整理したり、パソコンにメモ書きしたりする程度で問題ありません。

情報の出し方を検討する

次に、収集した情報をどのように表現するかを検討します。ダイアグラム、チャート、表、地図、ピクトグラムなど、適切な形式を選択します。情報の重要性に応じて、適切な視覚的要素を選ぶことが重要です。

インフォグラフィック化する

次に、前述で選択した形式に基づいて、情報をインフォグラフィックに変換します。デザインやレイアウトに注意し、情報がわかりやすく整理されているようにしましょう。また、この時点で改めてターゲットに分かりやすいデザインになっているか、情報に過不足がないかを確認することも重要です。

ビジュアル表現を加える

最後に、インフォグラフィックには視覚的な要素が欠かせません。カラースキーム、フォント、イラスト、アイコンなどを使ってビジュアル的な表現を加えましょう。インフォグラフィックは、デザイン1つで集客力が大きく変わります。最終的に、インフォグラフィックを見たユーザーが自社の見込み客となるよう、自社のテーマカラーなども織り交ぜながら作成しましょう。

関連記事:Canva(キャンバ)ってなに?初心者にも分かる使い方を解説します!

インフォグラフィックのメリット

次に、インフォグラフィックを作成するメリットを解説します。インフォグラフィックのメリットは以下のとおりです。

● ユーザーの理解度が高まる
● リテラシーに合わせてさまざまなデザインを作れる
● 記憶に残りやすい

それぞれ順番に見ていきましょう。

ユーザーの理解度が高まる

インフォグラフィックは情報を視覚的に示すため、ユーザーが情報を理解しやすくなるメリットがあります。特に、長い文章や複雑なデータをグラフィカルに表現することで、文章だけの場合と比較して理解度が大幅に高まります。

リテラシーに合わせてさまざまなデザインを作成できる

インフォグラフィックは、読み手のリテラシーレベルに合わせてデザインを調整できることもメリットです。初心者向けから専門家向けまで、多様なデザインアプローチを採用できます。ただし、ターゲットユーザーのリテラシーを詳細に把握することも重要です。そのためにも、複数のインフォグラフィックデザインをテストし、最もユーザーの反応が良かったデザインを理解するようにしましょう。

記憶に残りやすい

視覚的な要素を含むインフォグラフィックは、記憶に残りやすく、情報を長期的に覚えてもらえる可能性が高まります。また、Google画像検索にも引っかかる可能性が高くなり、画像から集客することも可能です。

インフォグラフィックの利用例

インフォグラフィックは、さまざまな分野で幅広く利用されています。利用例は以下のとおりです。

● 教育分野
● ビジネスとマーケティング
● 科学・研究
● 医療分野
● メディア
● Webコンテンツ
● 広告
● 公共機関

それぞれ順番に見ていきましょう。

教育分野

教室や教科書での使用が一般的です。歴史や過程の説明、地理的な情報の表示などに活用されており、生徒の理解を手助けする役割があります。また、小さな子どもでも理解しやすいのがメリットです。

ビジネスとマーケティング

マーケティング資料や企業報告書でもインフォグラフィックが利用されており、商品の特徴や統計的なデータの要約をする際に役立ちます。また、インフォグラフィックを作成することで、自社がターゲットの分析や市場トレンドを把握できるのもメリットです。

科学と研究

複雑なデータや研究を、自分ではない第三者の研究者が理解しやすいようにインフォグラフィックが使われることもあります。特に、科学的な発見や統計データの視覚化において重要な役割を果たすことも多く、学会や発表会でも積極的に活用されています。

医療分野

医療分野では、診断プロセスや治療法の説明、健康データの可視化でインフォグラフィックを活用するケースが多いです。患者に情報を分かりやすく提供することで信頼性が増したり、難解な症例でも伝わりやすかったりするメリットがあります。

報道とメディア

ニュース記事やレポート、メディアでも、複雑な情報や統計を視覚的に伝えるためにインフォグラフィックが活用されています。たとえば、選挙結果や気象情報、社会問題の解説などに応用されることが多いです。

Webコンテンツ

Webサイトやブログ記事にインフォグラフィックを組み込むことで、読者がコンテンツを楽しみながら理解できます。特にWebコンテンツの場合は、テキストが主体で読みづらいケースも多いですが、インフォグラフィックがあることで読み物としても成立させられます。

広告とプロモーション

商品やサービスの広告において、商品の特徴や価値を視覚的に伝えるためにインフォグラフィックが使われます。特に、プロモーションのインフォグラフィックはSNS上でシェアされることが多く、副次的な集客効果が生まれることもメリットです。

政府と公共機関

政府は、公共政策や予算、統計データなどをインフォグラフィックで可視化する傾向にあります。主に政治への市民参加を促進することが目的であり、同時に政策の透明性を高めるという背景もあります。

関連記事:ソーシャルメディアとSNSの違いとは? SNSマーケティング、SNS広告についても解説

まとめ

本記事では、インフォグラフィックの概要や作り方を解説してきました。インフォグラフィックは、情報を効果的に伝える手法として幅広いシーンで利用されています。インフォグラフィックを作成する際には、ターゲットユーザーの整理や情報収集から始め、過不足なく情報を伝えられるようにしましょう。

自社の集客力を高めたい場合は、本記事を参考に、インフォグラフィックを作成してみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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