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Google Discoverとは?SEOとの関連や掲載のコツを解説します!

2022.1.20
読了まで約 4

Google Discoverとは、一人ひとりの興味関心に沿ったコンテンツをオススメ記事としてGoogleのトップページに表示してくれる機能のことです。
Googleから検索を行う際、トップページにニュースフィードが表示された経験はありませんか?それこそがGoogle Discoverです。
今回の記事では、Google Discoverはどのようにして私たちの趣味趣向に合わせた記事を提案しているのか、その仕組みからSEOとの関連や効果、掲載されるためのコツまで解説します。

Google Discoverとは?

Google Discover は、Googleの検索窓下部にログインしているアカウントのアクティビティに基づいて、ユーザーの興味や関心に関連するコンテンツを表示する機能です。

Googleアカウントのアクティビティとは、具体的に次のような行動を指します。
・Googleが提供するサービス(マップや Playなど)での検索内容やその他の操作内容
・位置情報、言語、IP アドレス、参照URL、ブラウザとアプリのどちらを使用しているか
・クリックした広告、広告主のサイトで購入したもの
・デバイス上の情報(最近使用したアプリ、検索した連絡先名など)

上記のアクティビティに加えて、
・デバイスのアプリ情報
・デバイスの連絡先情報
・ロケーション履歴
・現在地の設定、位置情報

といった情報をもとにGoogleが認知し、興味関心を持ちやすい記事や動画、ニュース等が自動で表示される仕組みになっています。

これらの設定のオン/オフは各自で選べますが、基本設定ではオンになっています。
(※アクティビティの設定についてhttps://support.google.com/websearch/answer/54068?hl=ja

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

どのようなコンテンツが表示されるのか?

次の条件を満たしたWebサイトやブログ記事は、自動的にDiscoverの対象コンテンツとなります。

Googleにインデックスされている

まずは検索エンジンのデータベースに、Webサイトの情報が登録されていることです。前提としてインデックス登録がされていないとSEO評価が得られず、検索結果に表示されません。Googleサーチコンソールや「site:」検索等で事前に確認しておきましょう。

関連記事:インデックスとは?Google検索におけるSEO効果と登録方法、重要性を解説

Googleのコンテンツポリシーを満たしている

GoogleはWebサイトのコンテンツポリシーを公開しています。

・危険なコンテンツ
・不正行為
・ハラスメント コンテンツ
・ヘイト コンテンツ
・操作されたメディア
・医学 / 医療に関するコンテンツ
・テロに関するコンテンツ
・露骨な性的描写を含むコンテンツ
・暴力や残虐行為
・下品な言葉や罵倒語

引用元:Googleニュースのポリシー

ユーザーが不快に感じたり不利益を被る内容であってはなりません。
作成しているコンテンツがコンテンツポリシーに違反しないかどうか、今一度確認しましょう。

E-A-Tを満たしたコンテンツ

E-A-Tとは、Googleが公式で述べているWebページの評価をする際に重視している基準のことを指します。

具体的には、以下の3つの概念を表しています。
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)

E-A-Tを満たしたWebサイトやブログ記事は、Google Discoverにも表示されやすいため頭に入れておきましょう。

・コンテンツの内容が特定の分野に特化しているか(専門性)
・誰から見ても「コンテンツの内容は正しい」と思えるか(権威性)
・コンテンツの内容は信頼できるものか(信頼性)

関連記事:E-A-Tとは?GoogleがSEO対策で評価する基準を解説!

Google Discoverに表示されるとどうなる?

実際にGoogle Discoverに記事が表示されると、どのような変化があるのでしょうか?
集客やSEOの観点から説明していきます。

アクセス数の増加

例えば日頃からダイエットの情報をGoogleで調べていたとしましょう。毎回似たようなキーワードで検索していると、Googleを開いたときにダイエットに関する記事が表示されるようになります。自分自身の興味関心に沿った内容であればアクセスする可能性も高くなります。

Google Discoverへ表示される記事は、人気記事に限らずニッチなカテゴリーであってもユーザーの行動履歴に基づき有益であると判断すれば表示されるようになっています。そのため、表示された記事のアクセス数は急激に増加すると考えられています。
これを別名「Google砲」と呼び、通常の10倍以上のアクセス数を獲得できるとも言われています。

SNSでの拡散

Google砲によるアクセス数の増加は一過性ですが、Google Discoverに表示されることでSNSで拡散される可能性も上がり、Webサイト全体の流入が上がることも考えられます。

SEOへの影響

Google Discoverは直接SEOに関わるわけではありませんが、表示された記事に対して大量のアクセスが得られることでWebサイト全体のアクセス数や回遊率の増加、被リンクの獲得チャンスは上がります。
一般的に、特定の記事へのトラフィックを増やすことは簡単ではありませんが、Google砲によりユーザーのニーズにマッチした記事へのアクセスを集めることができれば、被リンクの可能性も高まります。

関連記事:SEOにおいて重要視される被リンクの効果と増やす方法について

こうした外部要因の強化によってWebサイトの権威性が高まり、信頼できるサイトとしてGoogleに評価されることが、SEO効果の向上にもつながります。

Google Discoverに表示されるコツ

最低限のガイドラインを遵守した上で、Google Discoverに表示されるためのコツをご紹介します。

ユーザーに役立つコンテンツである

ユーザーにとって有益なコンテンツは評価されやすく、Google Discoverに表示されやすい傾向にあります。検索ユーザーのニーズを満たしており、クリック後の離脱を防ぐためにも専門性のある内容であることが望ましいです。

コンテンツが定期的に更新されている

ニュースサイトや、更新頻度の高いコラム記事等が表示される傾向が高いです。
トレンドのトピックや話題になっているニュースが表示されやすいことからも、定期的に更新されているコンテンツの方が表示されやすいと言えるでしょう。

適切な画像選定

Googleの発表では、幅1,200ピクセル以上の高画質な画像を使用することでクリック率・ページ閲覧時間共に向上し、ユーザーの満足度も上がるとしています。
視覚から得られる情報は多く、重要な割合を占めていると考えられます。

参照元:Discoverにコンテンツを掲載する

Google Discoverからの流入を確認する方法

Google Discoverに表示されたかどうかを確認するには、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの2つの方法があります。

Googleアナリティクスでは、アクセス数の確認から判断することができます。リアルタイムでの計測も可能ですし、過去に遡って確認することもできます。
通常よりもアクセス数が跳ね上がっていたり、アクセス元が「googleapis.com」や「discover.google.com」であればGoogle砲だと断定できるでしょう。

Googleサーチコンソールの場合は「検索パフォーマンス」を確認します。
「Discover」が表示されていればGoogle砲が発生していることになります。
Discoverが表示されていた場合、さらにDiscoverのパフォーマンスを見ることで掲載された記事のURLを確認することができます。

関連記事:
Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは?設定方法や使用用途を解説
Google search console(サーチコンソール)とは?設定方法や使用用途を解説

まとめ

Googleを開いたときに「いつも表示されている記事が自分の趣味趣向と近い」と感じていた方も多いのではないかと思います。Google DiscoverはWebサイトの検索内容や位置情報、クリック情報などあらゆるアクティビティをもとに分析し、一人ひとりに合わせた記事を表示する仕組みになっています。
WebサイトがGoogle Discoverに表示されることで大幅なアクセス数の増加が見込めるため、Web集客においても間接的に大きな役割を果たすと考えられます。またSEOとの関連も強いため、対策をしておくことはWebサイト制作において重要な要素であると言えます。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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