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パンフレットとリーフレットの違いとは!それぞれの特徴と違いを解説!

2023.5.25
読了まで約 6

パンフレットとリーフレットの違いについて、正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。そこで、本記事ではパンフレットとリーフレットの特徴や、それぞれの用途について解説します。

また、これからパンフレットを作ろうと考えている人にも役立つように、パンフレット・リーフレット以外の紙媒体の特徴や、パンフレット・リーフレットを作るステップについても解説していきます。

商品やサービスの宣伝、施設紹介などで紙媒体を作成しようと考えている人は、ぜひ本記事を参考にして、目的に合ったものを作ってください。

パンフレットとリーフレットの違いとは?

パンフレットとリーフレットは、どちらも宣伝や案内などの目的で作られるものですが、両者は全く異なるものです。両者の違いについて解説していきますので、それぞれの意味や特徴、用途を押さえておきましょう。

パンフレットとは?

パンフレットとは、ビジネス、マーケティング、広告、教育、政治などの目的で使用される、折り畳まれた複数のページを持つ印刷物のことです。
 
「パンフレット」という単語は、12世紀頃のヨーロッパの詩人「パンフィルス」の名前が語源で、パンルフィスの詩が人気となって、薄い本のような形で印刷されて出回ったことが由来であると言われています。その後、宗教の布教活動に用いられたり商業利用されるようになったりと、様々な用途で使われるようになりました。

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)では、パンフレットを「表紙を除いて 5 ページ以上 48 ページ以下の不定期の印刷物」と定義しています。

出典:ユネスコ公式ホームページー図書、新聞及び定期刊行物の生産及び流通に関する統計の国際標準化に関する改訂勧告

パンフレットの特徴

パンフレットの特徴は下記の通りです。

● 複数のページで構成されている
● 高品質な紙質で印刷されている
● リーフレットより詳細な情報が印刷されている
● 見開きレイアウトが使われることがある
● サイズはA4サイズ以上である

このような特徴から、多くの情報を伝えたい場合に適しています。

パンフレットの用途

パンフレットは、下記のような用途のために作成されます。

● 製品やサービスの宣伝
● 会社案内
● 大学や専門学校などの学校案内
● 病院やクリニックの案内

上記の他にも、様々な用途のために作成・利用されています。

リーフレットとは?

リーフレットとは、一枚の紙に簡潔な情報が印刷された小冊子のことです。

「リーフレット」という単語の語源は、「leaf(葉)」という単語から派生しました。15世紀中頃、文書は手書きで、一枚一枚の紙を束ねて綴じることが一般的でした。そこから、一枚の紙に書かれた文書が印刷された小冊子として配布されるようになり、それが「leaflet」と呼ばれるようになりました。

リーフレットの特徴

リーフレットの特徴は下記の通りです。

● コンパクトなサイズ
● 簡素な情報
● パンフレットよりも印刷コストが安い
● ポスティングに適している
● 目的に合わせた印象的なデザイン

このような特徴から、伝えたい情報を端的にまとめ、コストを抑えて大量に配布したい場合に適しています。

リーフレットの用途

リーフレットは、下記のような用途のために作成されます。

● 商品やサービスの紹介
● イベントの告知や案内
● 観光地の案内
● 政治活動のアピール
● チラシやパンフレットの補足情報の提供
● キャンペーンの宣伝
● 飲食店や美容室などのメニューの案内
● 新商品のプロモーション

リーフレットは、パンフレットに比べてコンパクトで手軽に作成・配布ができることから、広告や宣伝、イベント告知など、多様な用途に使用されます。

関連記事:感覚マーケティングのチカラ:上智大学 外川准教授が語る消費行動への影響力

パンフレットとリーフレット・その他の違い

パンフレットやリーフレットは、見る人に商品やサービス、イベントなどの情報を詳しく知ってもらうために使われる紙媒体です。パンフレットやリーフレットと同じように、読者に情報を伝える紙媒体には、他にも以下のようなものがあります。

● カタログ
● チラシ
● ブックレット
● フライヤー

パンフレットやリーフレットと、上記の紙媒体との違いについて、それぞれ順番に解説します。

カタログとの違い

パンフレット・リーフレットとカタログとは、下記の点で違いがあります。

● 内容の詳細度
● ページ数
● 配布方法

パンフレット・リーフレットは短い文章や写真、イラストで構成されていることが多く、商品やサービスの概要や特徴を伝えるだけにとどまりますが、カタログは商品やサービスの詳細な情報を掲載し、読者が製品を選ぶための情報源として使われます。

ページ数もパンフレット・リーフレットが数ページ程度であるのに対して、カタログは多くのページから構成されています。また、パンフレット・リーフレットは、店舗やイベント会場などで配布されることが多く、カタログは主にオンラインストアや直販の場での配布が一般的です。

カタログは、すでに受注確度の高いお客様へ情報提供するためのツールであると言えるでしょう。

チラシとの違い

パンフレット・リーフレットとチラシとは、下記の点で違いがあります。

● サイズ
● 内容の詳細度
● 目的
● 配布方法

チラシのサイズはパンフレット・リーフレットよりも小型で、A4サイズ以下の小さな紙片で作られることが多いです。内容も、パンフレット・リーフレットより内容の詳細度は低く、情報量が少ないため、パンフレット・リーフレットのように概要説明を目的とするのではなく、お知らせや告知が主な目的です。

チラシは、郵送や新聞折り込み、販売店舗での配布など、幅広い方法で配布されます。一方、パンフレット・リーフレットは、店舗やイベント会場、学校、公共機関、観光案内所、セミナーなどで配布されます。

ブックレットとの違い

パンフレット・リーフレットとブックレットとは、下記の点で違いがあります。

● サイズ
● 内容の量
● 目的
● ページ数
● 配布方法

ブックレットのサイズは、パンフレット・リーフレットよりも大きく、A4サイズ以上の大きな用紙を折り畳んで作られ、厚みもあります。内容の量も多く、パンフレット・リーフレットと比べてより詳細な情報や写真、イラスト、グラフ、図表などが多く掲載されています。

また、ページ数も多く書籍に近いイメージで、より詳細な情報を読者に伝える目的で配布されます。パンフレット・リーフレットのように、店舗やイベント会場、学校、公共機関、セミナーなどで配布されることはなく、企業の株主、顧客、取引先、投資家、報道関係者などに送付されることが多いです。

フライヤーとの違い

パンフレット・リーフレットとフライヤーとは、下記の点で違いがあります。

● サイズ
● 内容の量
● 目的
● ページ数
● 配布方法

フライヤーのサイズは、パンフレット・リーフレットのサイズと比べると小さく、A5サイズ以下の小さな用紙を使って作られることが多いです。そのため、内容の量も限られており、目的も割引クーポンやキャンペーンの告知、イベントの案内やコンサートのチケットとしてよく使われます。

ページという概念はなく一枚ものの紙媒体で、前述のチラシのように、郵便や新聞折り込み広告などを通じて大量に配布されることもあります。

パンフレットとリーフレットを作るステップ

最後に、パンフレットやリーフレットを作ろうと思ったとき、どのようなステップで制作すればよいかを解説します。パンフレットやリーフレットを作るステップは下記の通りです。

● ペルソナを明確にする
● コンテンツを明確にする
● デザインを考える
● 予算を明確にする
● 作成後に随時改善を図る

それぞれのステップについて順番に解説します。

ペルソナを明確にする

ペルソナとは、パンフレットやリーフレットの読者層のことです。パンフレットやリーフレットを作るときは、まず初めにペルソナを明確にすることが大切です。

なぜなら、どのような人に向けた媒体なのかをハッキリさせることで、軸がブレることなく伝えたい相手に確実に伝わるコンテンツを作成できるからです。もし、ペルソナが明確になっていなければ、コンテンツもぼやけたものになり、効果的なパンフレットやリーフレットが作れません。

ペルソナを明確にすることは、パンフレットやリーフレットを作る過程で、最も重要なステップだと言えます。

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コンテンツを明確にする

ペルソナが明確になったら、次はペルソナに向けたコンテンツを明確にしていきます。コンテンツは、いわゆる「誰に何を伝えたいのか」の「何を」の部分であり、パンフレットやリーフレットの内容そのものです。

ただ単に伝えたいコンテンツを考えるだけでなく、どのような書き方や見せ方をすれば読者の印象に残るかを考えることも大切です。明確なコンテンツによって、読者が情報をより簡単に理解し、望ましいアクションを起こしやすくなります。

デザインを考える

コンテンツが明確になったら、どのようなデザインにするかを考えていきます。デザインの善し悪しによって、読者への訴求力や読みやすさが変わってきます。

パンフレットやリーフレットにおけるデザインでは、特に「色」と「構図」が大切です。

色は、パンフレット・リーフレットの印象や雰囲気を大きく左右する要素の一つです。色を使い分けることで、商品・サービスの特徴や魅力を引き立たせたり、ペルソナへの効果的なアピールが期待できたりします。

例えば、赤色は情熱的なイメージを持ち、商品やサービスのアピールポイントを強調する効果があります。一方、青色は安心感や信頼性をアピールする色として使われることが多いです。

上記の色の性質を活かしつつも、商品・サービスのイメージやターゲット層、配色の組み合わせなどを考慮して、適切な色を選ぶことが大切です。ただし、色を多用しすぎたり、配色のバランスが悪かったりすると、読者にとって不快な印象を与えることがあるため、注意が必要です。

構図

パンフレットやリーフレットの構図は、デザインの全体的なバランスや読みやすさ、視覚的な印象を左右する重要な要素です。構図が整っているデザインは、読者にとって見やすく、情報を分かりやすく伝えることができます。

また、レイアウトやデザインの配色と合わせることで、商品やサービスの魅力を強調できるでしょう。例えば、見出しや写真、図表などはバランスよく配置することで、読者の視線を上手く誘導できます。

その他にも、構図は読者の興味を惹きつけられるかどうかを大きく左右する要素の一つでもあります。例えば、斜めに配置した写真や見出しを使うことで視覚的に興味を引き、印象的なデザインにできます。

構図を考える際には、配色やフォント、写真の大きさや配置、文章の長さなどを全体的に見渡し、読者にとって見やすく、魅力的なデザインになるように工夫することが大切です。

予算を明確にする

コンテンツとデザインが決まったら、予算を明確にします。印刷会社へ予算を伝えて見積もりを取ることで、予算内で可能な印刷枚数、用紙の種類、加工方法、配送費用、納期などが見えてきます。

もし、予算内での制作が難しい場合は、予算の範囲内で最大限の効果を出すために、コンテンツやデザインの見直し、印刷枚数の見直しなどを行います。

作成後に随時改善を図る

いよいよパンフレット・リーフレットが完成して配布され始めたら、その後も随時改善を図っていきます。「作って配布して終わり」ではなく、配布後の効果測定も大切です。

読者の反応はどうなのか、配布後に商品やサービスの注文が増えたのかなどを確認し、その結果に基づいて今後のパンフレット・リーフレット作成に役立てましょう。

随時改善を図ることは、読者と良好な関係を作ったり、ビジネスにとってより良い成果を生み出したりすることにつながります。

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まとめ

本記事では、パンフレットとリーフレットの違いや特徴、用途について解説しました。

広告や宣伝、商品紹介や施設紹介などで利用される紙媒体には、パンフレットやリーフレット以外にも様々なものがあります。それぞれの特徴を把握し、ペルソナと目的に合った紙媒体を作成することが大切です。

パンフレットやリーフレットの作成を検討している人は、本記事を参考にしながら、読者の心に響く効果的なツールを作ってみてください。

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監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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