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イベントマーケティングとは?期待できるメリットや実施方法を解説

2023.3.16
読了まで約 6

あなたは「イベントマーケティング」を知っていますか?

イベントマーケティングとは、企業や団体が主催するイベントを通じて、消費者や企業などに自社の製品やサービスを紹介し、見込み顧客の獲得や商談の創出などのマーケティング効果を得るための手法のことです。イベントマーケティングを上手く活用できれば、見込み客の獲得や売上に直結する契約の獲得ができるなど、さまざまなメリットが得られます。

近年では展示会やセミナーなどのリアルなイベントだけではなく、ウェビナーなどのオンラインイベントも注目を集めています。

今回の記事では、イベントマーケティングの概要や種類、イベントマーケティングを行うメリットについて解説していきます。

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イベントマーケティングとは

イベントマーケティングとは、企業や団体が主催するイベントを通じて自社の製品やサービスを対外的にアピールし、消費者や企業などの顧客とのコミュニケーションを図って、見込み顧客の獲得や商談の創出などのマーケティング効果を得るための手法のことです。

イベントマーケティングを行うことで、顧客との接点を増やし、顧客の購買意欲を高めることができます。

関連記事:顧客接点を作るために必要なメールマーケティング【初級編】

イベントを通じてユーザーとの接点を作る

イベントマーケティングでは、顧客との接点を増やすことができます。例えば、展示会では、ブースに来場した顧客と話をすることで、製品やサービスについての説明やデモを行うことができます。

また、セミナーやウェビナーでは、講演内容についての質問や意見交換を通じて、顧客とのコミュニケーションを深めることができます。

イベントマーケティングの目的

イベントマーケティングの目的は、自社の製品やサービスの認知度を高め、顧客の購買意欲を高めることです。

また、顧客との接点を増やすことで、顧客のニーズや要望を把握し、製品やサービスの改善や新商品の開発につなげることもできます。

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イベントマーケティングの種類

イベントマーケティングには、さまざまな種類があります。以下に代表的な種類を解説します。

展示会

展示会とは、業界の最新トレンドや、最新の製品、サービスなどを展示するイベントで、多くの企業が出展しています。

展示会の主催者は、出展者と来場者を集め、展示会場を提供します。出展者は、自社の製品やサービスを紹介し、来場者と交流を図ります。

展示会は、ビジネスマッチングや新規顧客獲得などの目的で行われることが多く、業界内での知名度向上やブランディング効果を狙うことができます。

関連記事:コロナ禍で注目!オンライン展示会の出展の仕方を徹底解説!

セミナー

セミナーとは、講演や研修などの形式で行うイベントのことです。セミナーの主催者や登壇者は、専門的な知識やスキルをセミナーの参加者に対して提供します。

セミナーは、ビジネスに関するトピックスや最新の技術について、業界の専門家が講演することが多く、参加者は自分たちが興味のある分野の情報を収集し、知識を深めることができます。

また、セミナーは、自社の専門知識をアピールすることができるため、ブランディングや新規顧客獲得にも効果的です。

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ウェビナー

ウェビナーは、オンラインで開催されるセミナーのことで、主にビデオ会議システムを利用して行われます。ウェビナーは、参加者が場所を選ばずに参加できるため、コスト面や時間面でのメリットがあります。

また、ウェビナーは、オンデマンドでの配信が可能なため、参加できなかった人でも後から視聴することができます。ウェビナーは、製品やサービスのデモンストレーションやトレーニング、説明会などに活用され、リード獲得や製品説明の効率化などに役立ちます。

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体験型イベント(ワークショップ)

体験型イベントは、参加者が自分たちで体験することができるイベントです。商品の試飲や試食、製品のデモンストレーション、ワークショップなどが含まれます。

体験型イベントは、商品やサービスの説明だけではなく、参加者が直接体験することで、商品やサービスの魅力や価値を伝えることができます。

体験型イベントは、顧客との接点を強化することができ、顧客ロイヤルティの向上にも繋がります。また、参加者が自分自身で体験することで、商品やサービスに対する理解が深まるため、購買意欲の高いリードを獲得することもできます。

交流会(フォーラム・シンポジウム)

交流会は、ビジネスや交流を目的としたイベントで、参加者同士でコミュニケーションを取り合うことができます。参加者が意見を述べ合ったり、質疑応答したりする場合は、フォーラムやシンポジウムなどとも呼びます。

各種の交流会への参加は、ビジネスのネットワークを広げるのに適しており、ビジネスパートナーの探索や、情報交換などにも向いています。

例えば、ビジネスコミュニティや商工会議所が主催する「交流会」では、参加者が自分たちのビジネスや商品、サービスについて話し合ったり、ビジネスパートナーを探したりすることができます。また、同じ業界の人たちとの交流を通じて、業界全体のトレンドや最新情報を入手することもできます。

交流会は、参加者同士が積極的にコミュニケーションをとることで、新しいビジネスチャンスやアイデアを生み出すことができるのです。

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イベントマーケティングの5つのメリット

イベントマーケティングを実施する主なメリットとして、次の5つが挙げられます。

1. 認知を広げることができる
2. 一度に多くのユーザーと接点を持つことができる
3. ユーザーにリアルな体験を提供できる
4. 確度の高いユーザーにアプローチができる
5. リードナーチャリングやリードクオリフィケーションができる

上記で挙げたそれぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

1.認知を広げることができる

イベントマーケティングは、大勢の人々に企業やブランドの存在を知ってもらうことができます。ユーザー側はイベントを通じて、新製品やサービス、企業のビジョンや価値観などを認知するのです。

さらに、イベントの参加者がSNSや口コミなどでイベント情報を発信すれば、自社の認知度は一層高まることでしょう。

関連記事:BtoB向けSNSマーケティングで効果を出す方法を徹底解説

2.一度に多くのユーザーと接点を持つことができる

イベントを開催すると、一度に多くのユーザーと直接接触することができます。また、イベント会場で商品やサービスを体験できる場合は、多くのユーザーが同時に商品やサービスを知ることができます。

さらに、イベント参加者が自身のSNSでイベントの情報をシェアすれば、リーチ数を広げることができるでしょう。

3.ユーザーにリアルな体験を提供できる

イベントを開催すると、ユーザーは、商品やサービスを体験する機会が得られます。例えば、商品を試飲できたり、実際に商品を触って操作できたりするでしょう。

また、新商品を先行公開するイベントを開催すれば、ユーザーは実際に商品に触れ、感じることで、より深く商品やサービスについて理解してもらうことができます。

4.確度の高いユーザーにアプローチができる

イベントに来場する人たちは、既にある程度の関心を持っていると考えられます。そのため、イベントでのプロモーション活動は、既に製品やサービスに関心を持っている人々にリーチするための効果的な手段となります。

5.リードナーチャリングやリードクオリフィケーションができる

イベントは、製品やサービスに関心を持っている人たちを集めるための有効な手段です。来場者の情報を収集し、効率よくリードを獲得することができます。

イベント後はリードを適切にフォローアップし、顧客化や商談化するための取り組みを進められます。イベントの開催は、リードジェネレーション(獲得)だけでなく、リードナーチャリング(育成)やリードクオリフィケーション(選別)につなげることができるのです。

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イベントマーケティングのデメリット

前述したように、イベントマーケティングには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、イベントマーケティングのデメリットについて解説します。

時間とお金のコストがかかる

イベントマーケティングを行うには、時間とお金が必要です。例えば、会場の予約や、什器・備品などのレンタル、ブースなどの設置、登壇者やスタッフの手配など、多くの費用がかかります。

また、イベントの準備や運営には、多くの時間が必要です。特に、初めてのイベントを企画する場合は、事前準備に時間をかける必要があります。

イベントのノウハウが必要となる

イベントマーケティングを行うためには、イベントに関するノウハウが必要です。例えば、どのようなテーマを設定すれば多くの参加者が集まるのか、どのような登壇者や出演者が人気か、プレゼンテーションではどのような内容を展開すれば参加者の興味を引くことができるか、などの知識が必要となります。

また、イベントの内容によっては、法律や規制に関する知識も必要でしょう。

関連記事:はじめての展示会出展のための企画立案

イベントマーケティング成功のポイント

イベントマーケティングを成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

「目的」「目標」を明確にする

イベントを開催するには、目的や目標を明確にすることが重要です。

例えば、製品のPRをするために展示会を開催する場合、製品の魅力や特徴を多くの人に伝えることが目的であり、来場者に興味を持ってもらうことが目標です。

また、目的や目標を明確にすることで、イベントの内容や運営方法を決定しやすくなります。

ターゲットを明確にする

イベントを成功させるためには、ターゲットを明確にすることが大切です。ターゲットとは、誰に向けてイベントを開催するかということを指します。

ターゲットを明確にすることで、来場者に提供するコンテンツやプレゼンテーションの内容、アプローチ方法を決定しやすくなります。

例えば、BtoB企業が顧客に向けてセミナーを開催する場合、ターゲットはその企業の顧客となる企業や組織です。顧客にとって有益な情報を提供し、信頼関係を構築することが重要でしょう。

関連記事:ターゲット顧客の解像度を高める6つの方法

事前準備を綿密に行う

イベントマーケティングを成功させるためには、事前準備を綿密に行うことが欠かせません。具体的には、以下のようなことを行います。

● 会場や機材の手配
● プロモーションの計画
● スタッフの手配
● ターゲットに向けた情報発信の準備
● 顧客管理ツールの準備

会場や機材の手配には、イベントの性質に合った場所や機材を選ぶことが大切です。また、事前に会場の状況を把握し、必要な装置や備品がすべて揃っているかを確認しましょう。

関連記事:はじめての展示会出展 – ブースを活かすオペレーション

当日のオペレーションを決めておく

イベント当日は、トラブルやアクシデントが起こる可能性があります。そんな時でもスムーズに対処できるように、オペレーションを事前に決めておくことが必要です。

オペレーションの内容には、以下のようなことを含みます。

● 出展者や講師の受付方法
● 参加者の受付方法
● プログラムの進行方法
● トラブルやアクシデントの対応方法
● 情報発信やSNSの投稿方法
● 参加者のフォローアップ方法

これらを決めておくことで、スムーズなイベント運営ができます。また、参加者にとっても、安心してイベントに参加できるようになります。

関連記事:はじめての展示会出展 – 前日の流れ/当日の流れ
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まとめ

イベントマーケティングは、多くの人々と接点を持つ可能性が高められる、重要なマーケティングの手段です。イベントマーケティングをうまく活用することで、ビジネスの認知度を高めたり、リード獲得につなげたりすることができます。

イベントマーケティングを成功させるためには、イベントマーケティングの種類やメリット・デメリットについて理解しておくことが大切です。ぜひイベントマーケティングを実施し、更なるビジネスの発展に活用してみてください。

監修者

古宮 大志

古宮 大志

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長
大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

執筆者

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